永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

本日は子供の日。

永田小耳症形成外科クリニックには、

日本全国より来院された子供の小耳症の患者さん達が手術後入院されている。

そのうち、4名は、すでに近隣の病院で手術を行われたものの

不幸な結果となり、当院で作り直し手術を行った患者さん達だ。

インドや韓国で手術を受け作り直しの適応となって入院されている患者さんもいる。


本日の退院は2名だった、が

そのうちの1名も同様の患者さんで本日退院となった。

未だに「タンザー法もどき」の従来法で手術を行われ

当院へ再々建手術を希望され、入院される患者さん達が

後を絶たないどころか、むしろ増加の一途をたどっている。


ところで、退院の患者さんを診察した後、

午前10時より包帯交換を行った。

消毒、抜糸、頭部採皮部で伸びてくる頭髪の刈上げ、さらに頭皮の消毒、

そして抗生剤入りの軟膏を塗布し、その上にトレックスを乗せ、ガーゼを当て

耳を保護するように耳周囲に当てている厚さ2センチのレストンスポンジの周りを

立体的にテーピングしなければならない。

この1連の作業も通常の病院ならば、看護士さんが慣れていないので非常に大変だが、

当院は小耳症専門なので流れ作業のように行う事が出来る。


それでもなお、縫合糸も跡が出来ないために、髪の毛より細い糸を用いているので、

抜糸自体も非常に繊細な技術と集中力と時間を要する。


手術後に、このような処置を1ヶ月行って、

ようやく正常の3次元の形態をした30度に立った耳介が完成し、退院できる。















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