永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

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本日は、永田小耳症形成外科クリニックに

イギリスと韓国からの留学生が小耳症の手術見学に来日しているため

永田小耳症形成外科クリニックの手術室は、

学ぼうとする見学生の意欲が異様にみなぎる雰囲気となった。


小耳症に対する手術のデザインを

留学生に解説しながら行っている所〈後ろ向きなのが私〉。


それを見逃すまいと必死に撮影している2名が留学生。


数多くの質問が飛び交う。

はるばる海外から学びにきた留学生は、目的意識がはっきりとしており

学ぶ姿勢が真剣そのものだ。

質問の内容でその留学生のレベルがわかってくる。


このような教育を毎年毎年繰り返しながら

永田法は、世界中に広がってきた。


これまで私の小耳症手術見学のために

来日したイギリス人形成外科医は、記憶しているだけでも5人目。

そのほか、イギリスでの招待後援やデモンストレーション手術だけでも3回。


韓国人の形成外科医は2人目だ。

ほかに韓国での国際学会での招待後援が1回。


などなど、世界中の形成外科医師が学びに来る。

留学生に意欲があればあるほど教える私も燃える。

燃えている限り青春!。










世界のお医者様だけでは無く日本国内の医者は育てないのですか?

2010.08.18 18:12 URL | ケン #- [ 編集 ]

小耳症は、日本国内で専門施設が1箇所あれば、すべて手術が終了してしまえる患者さんの数しかいません。耳の再建手術は形成外科分野で最も困難な分野なので、治療法を学ぶために最低10年かかります。10年学んで帰っても、その医師には患者さんがいませんので学んだことが無駄となります。1年間に2人くらいしか患者さんがいなければ勉強したことを忘れていくことになりますしその医師が食べていけません。また、長期間学ぶ医師の給料を払えるほど日本では国から小耳症の治療費が出ません。私がこの5年間毎日当直を行っている理由は当直医師を雇えるほどの費用が出ないためでもあります。いまだに手術時間の短い不完全な耳しか再建できないタンザー法の手術費用を設定されているために手術費用が安いままです。海外での小耳症治療費は、アメリカでは日本の20倍、フランスでは日本の10倍の費用なので海外からの留学生は多いのですが、わざわざ8時間以上もかかる困難な手術法を10年間も学んだ結果、お金にもならない小耳症手術をやろうとする若い形成外科医がいません。つらくて費用が出ない分野に若い医師は集まらないのも事実です。しかも国によるこれまでの医療費削減で医療崩壊を起こしてしまった状態です。大学といえども売り上げ第1となり臨床に終われるようになり、医師不足や人手不足、研究費不足で進歩のため必要な研究分野が行えなくなっています。ですから残念ながら国際学会へ出席するレベルの日本の形成外科医の数も激減しています。私がそれでも小耳症手術を継続しているのは、私が小耳症手術の開発者であり世界の形成外科医が私の手術法を、いまだに学びに来るからにほかなりません。国際形成外科学会や欧米の形成外科学会からの依頼に答えて講演や、教育用デモンストレーション手術などをこの20年間継続いしてる事で、ようやく世界中に広まってきたところです。私が死んだ後も、永田法として世界の形成外科医が永田法という手術を行い続ける事で、私が直接手術を行わなくても世界の多くの患者さんが救われるのですから。科学的には非常にやりがいがある分野なのですが、若い形成外科医がしり込みするのは、前述したあらゆる複雑な事情が絡み合っているのです。このような事を通常は説明してもほとんど誰も聞いてはくれないので、黙って病院から立ち去る若い医師が多く、「立ち去り型医療崩壊」を起こしてしまったのが日本の医療事情なのです。

2010.08.18 20:34 URL | ケン様へ #- [ 編集 ]

患者の数は単純に発症率年間100名程度の小耳症患者だからと言う事ですか?作り直しや年齢を重ねてから手術したい人もいますよね?先生の所で年間100件の手術をしても未だに作り直しの患者が後を絶たないのは、日本で1箇所の専門医院だけでは足りてない証明なのではないですか?
失礼を承知で申し上げますが、本当に国内でちゃんとした永田法の手術が先生以外に出来る医者がいないのであれば、先生にもしもの事(毎日、当直しているとありますし、お疲れの事と思います。)があった場合国内では手術できないのですか?永田クリニックの他の先生はどうなのですか?せめて永田クリニックの若い先生の事は自信をもって「私の一番弟子だ」と言ってもらえるようになる事を祈っています。

2010.08.19 22:03 URL | ケン #- [ 編集 ]

もちろん育っています。
 私に課せられた最大の任務は、小耳症治療法を進歩させることです。
個人の技術だけにとどめず、世界の形成外科医に教育をこの20年以上行ってきたところです。
 大学病院とは異なり、国からの補助の全くない、15ベットしかない個人クリニックの単に一院長でしかない私の心身ともに限界をはるかに超えたレベルの仕事を行っている状態です。
小耳症の発展のために、日本の医学レベルアップのために良いアイデアとか、補助とかを具体的にしていただけるのならば、ぜひともケン様にお願いしたいところです。

2010.08.20 00:52 URL | ケン様へ #- [ 編集 ]













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