永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

千葉県銚子市で,唯一の公立病院である市立総合病院が、

今年9月末で閉院することになった。

60年の歴史を持つ393ベットの15診療科を持つ総合病院だ。

これに対して、銚子市民は「存続」を訴える大集会を開いているが、


市が閉鎖を決定したとの事である。

昨年の病院の赤字額が10億円だった。


市は、これまで市民病院の赤字補填のため、毎年9億円を出してきたが

補填しても1億の赤字となる。

2007年度の累積赤字は、18億円、で、負債は、51億円だ。


市としてはもう、これ以上のお金を出せなくなった。


かつては、35名以上だった医師の数が、

12名と激減したことが原因のひとつとなっている。

やはり医師不足が原因となっている。


千葉大学医学部や、日大医学部から多くの医師派遣を受けていたが

新研修医制度が始まってから、千葉大の新卒医師達は、

多くが卒後は、千葉大に残ることなく、

東京都内の民間病院へと、出てしまった。


そこで、医師人員不足に陥った千葉大としては、千葉県の奥地の

関連病院へ派遣していた医師達を大学へと引き上げた。

これが医師不足を招いている。


このままでは、千葉大学自身も医師不足が毎年継続することになり、

何年か後には、医局崩壊を起こし、それに伴い医療レベル低下となる。

そんな運命となっているような大学などは、教授希望者もいなくなる。

関東圏の千葉でさえこのような有様だ。

おそらくこれから同じことが、栃木県や埼玉県そして、神奈川県にも起きるだろう。


ましてや、他の地方都市の医学部は全滅となる。


大学病院の医局制度を悪とみなした厚生省は、

この制度をなくせと言って、新研修医制度をはじめた。

しかし、お役人仕事だったのだ。


地方病院の医師不足と、地方大学の医局崩壊を招いた。

要するに、元の制度よりも、全ての病院にとっても国民にとっても悪い結果となってしまった。


これこそ、制度改悪だ。

医療が何もわからない素人の役人が、日本の医療を悪くしたのだ。


教育制度改革といい、医療制度改革といい、

国の制度改革は、改悪の連続だ。


このような制度改悪を行った政治家達や、

関連した国の専門会議員の顔を、マスコミは、しかっりとすべて調査し、

正確に報道し、責任を取らせるべきだ。













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://acrejuvenation.blog71.fc2.com/tb.php/1790-f02f7e91