永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

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パリで9月25日から27日まで国際耳介再建学会が行われた。

3日間を通じて多くの耳介再建に関する演題発表が行われた。

それらの演題で小耳症に対する「永田法の手術」を説明する際に

私の写真がたびたび出てきたが、

中でも私のイラストを描いた演題があった。


南米コロンビア「COLOMBIA」の形成外科医

,「GABRIEL OSORMO医師」が描いたものだ。


発表の後、昼休みの時間にそれを描いた医師がわざわざイラストをもってきて私にプレゼントしてくれた。

採取した4本の肋軟骨から耳介フレームを作成する経過を

とてもよく描かれているので驚いた。
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国際耳介再建学会が、9月25日から27日まで、
パリのヨーロッパ,ジョウジ、ポンピドゥー、病院で行われた。

P1100491.jpg
その病院の玄関先。

世界中から小耳症の耳介再建を専門とする形成外科医が150名ほど集合した。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 30/September/2014
1st-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2014年9月30日
耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


P1100496.jpg
Preoperative appearance of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

P1100497.jpg
Determine the proper anatomical location
   with transparent film template.

透明フイルムを用いて耳買いの大きさと場所を決定する。

P1100498.jpg
The outline for the 1st-stage operation.

肋軟骨移植術の手術デザイン。

P1100499.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
  [3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレーム及び紙型。

P1100500.jpg
4 skin flaps formed,
anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
mastoid skin flap,
tragus skin flap.
All remnant ear cartirage removed.
Skin pocket created.

4枚の皮弁を形成した。
  耳垂前面皮弁、
  耳垂後面皮弁、
  乳突洞部皮弁、
  耳珠用皮弁。
全ての遺残耳介軟骨を摘出した。
皮下ポケットを作成した。

P1100501.jpg
3-D frame is grafted
  under the skin pocket
    and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植し再建した耳介。

P1100502.jpg
At the end of the 1st-stage operation
   with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術が終了した。
今日は朝から○先生の退院診察。

やるきマンマンの〇せんせい。
ブルーの術衣を着て、お次は回診。

「洗髪!」

「え?いや散髪!はさみ!」

「ジムチョウ!」

「はいっ!」

「ちがう。」大阪弁のアクセントで…
「ジュンチョウ!っていうた」

と、ほとんど掛け合い漫才。

患者さんたちには受けていた。
○先生の回診は、いつものことだけど。

で、無事終わり、お昼ご飯も食べ、
お帰りの時間になったのでみな、おうちに帰りましたとさ。
院長は学会へ出かけて、今、クリニックは主がいない。
その隙をついて?朝から〇先生が大活躍。
全身麻酔の長時間手術を、一人で黙々とこなしている。

違う人みたいでしょ。
とは、本人の弁。
確かに…お昼御飯もそこそこに、頑張ってるね。〇先生。

このままクリニックを乗っ取るか。
クリジャック。

この後、もう一人の方の局麻手術があり、その後は回診もやりますと。

クリジャックする資格は十分と見た。

今日の外来では、
患者さんが一人お見えになり、残念ながら院長は不在のためお帰りいただいた。

なんと遠く九州からで、誠に申し訳ないことだった。

しかし院長がいてもいなくても、入院患者さんたちは元気に騒ぎまくっている。
クリジャックされてても
今日もクリニックの一日は、過ぎていく。


9月25日から9月27日まで、パリで国際小耳症学会が行われる。

筆者は、その学会「キーノートスピーカー」として、

小耳症の再々建手術」に関する講演を依頼されているため

明日、9月23日、成田空港からパリへ飛び立ち、9月29日帰国予定だ。


世界中から小耳症手術を専門としている形成外科医が集合する。

そのうちの大部分の形成外科医が

筆者の手術法を基本とする形成外科医達となっている。


帰国後に、又このブログを書く予定です。





本日は9月22日月曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは、午後から小耳症外来の日。

午前中小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸の時期にあたる患者さん達が多いので、時間を要した。

午後からは、小耳症外来の時間帯となった。

来週と再来週小耳症で手術予定の患者さん達4名の

全身麻酔用術前検査を行った。

また小耳症で再診の患者さんたちの診察を行った。


Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 19/September/2014
2nd-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2014年9月19日
耳垂残存型小耳症の耳立て手術


P1100484.jpg
6 months after the 1st-stage operation
for lobule type microtia
and reconstructed auricle.

耳垂残存型小耳症に対して肋軟骨移植術を行って半年後の再建耳介。

P1100485.jpg
The outline for the 2nd-stage operation.

耳立て手術のデザイン。

P1100487.jpg
The temporoparietal fascia flap
   [TPF] is elevated.
Ultra-delicate split thickness scalp skin
    [UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
  for ear projection is fabricated.

TPFを拳上した。
頭皮分層皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1100488.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。

P1100489.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建した耳介が立っている。

P1100490.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建した耳介が立っている。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 18/September/2014
2nd-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2014年9月18日
耳垂残存型小耳症の耳立て手術


P1100477.jpg
6 months after the 1st-stage operation
for lobule type microtia
and reconstructed auricle.

半年前に肋軟骨移植術を耳垂残存型小耳症に対して行い再建した耳介。

P1100478.jpg
The outline for the 2nd-stage operation.

耳立て手術のデザイン。

P1100479.jpg
The temporoparietal fascia flap
   [TPF] is elevated.
Ultra-delicate split thickness scalp skin
   [UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
   for ear projection is fabricated.

TPFを拳上した。
頭皮分層皮膚を採取した。
耳介を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1100480.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。

P1100482.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建した耳介が立っている。

P1100483.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建した耳介が立っている。
昨日関東地方北部を震源とするマグニチュード5弱の地震が起きた。

太平洋プレートとフィリッピン海プレートのせめぎあいの場所が震源地と言う。

地震が頻発して起きる地域という事だ。


ところで地震予知連という言葉をよく耳にする。

この呼び名であれば、あたかも地震の予知ができるかのような誤った印象を与えてしまう。


しかし、現在の科学では、いつどこで地震が起きるか確実に予知不可能な段階なのだから

地震予知研究中連合会と呼び名を変えるべきだろう。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 16/September/2014
1st-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田悟・2014年9月16日
耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


P1100469.jpg
Preoperative appearance
  of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

P1100472.jpg
Determine the proper anatomical location
 with transparent film template.

正確な耳介の場所と大きさを決定するために透明フイルムを用いる。

P1100471.jpg
The outline for the 1st-stage operation.

肋軟骨移植術の手術デザイン。

P1100473.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
 [3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1100474.jpg
Skin flaps formed.
anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule and mastoid skin flap,
tragus skin flap.
All remnant ear cartilage removed.
Skin pocket created.

皮弁を形成した。
 耳垂前面皮弁。
 耳垂後面皮弁と乳突胴部皮弁。
 耳珠用皮弁。
全ての遺残耳介軟骨を切除した。
皮下ポケットを作成した。

P1100475.jpg
3-D frame is grafted
 under the skin pocket
  and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植して作成した耳介。

P1100476.jpg
At the end of the 1st-stage operation
  with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。
本日は9月15日。日本中、敬老の日でお休みだ。

通常お休みの日に入退院を行なわない病院が多いが、

永田小耳症形成外科クリニックでは、

午前中小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後、明日小耳症で肋軟骨移植術予定の患者さんが入院となった。

また、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

抜糸の時期に当たる患者さんが多いので包帯交換に時間を要した。
Nagata microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 12/September/2014
1st-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2014年9月12日
耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


P1100455.jpg

Preoperative appearance of
  lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

P1100456.jpg
Determine the proper anatomical location
with the transparent film template.

耳介の正常な場所と大きさを決定するために透明フイルムに印刷した設計図を用いる

P1100457.jpg
The outline for the 1st-stage operation.

肋軟骨移植術の手術デザイン。

P1100458.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
   [3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1100459.jpg
4 skin flaps formed,
anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
tragus skin flap,
mastoid skin flap.
All remnant ear cartilage removed.
Skin pocket created.

4枚の皮弁形成を行った。
  耳垂前面皮弁、
  耳垂後面皮弁、
  耳珠用皮弁、
  乳突洞部皮弁。
全ての遺残耳介軟骨を摘出した。
皮下ポケットを作成した。

P1100460.jpg
3-D frame is grafted
  under the skin pocket 
   and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植し再建した耳介。

P1100462.jpg
The appearance
  at the end of the 1st-stage operation
  with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 11/September/2014
1st-stage operation for lobule type microtia complicated with 50% low hair line

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2014年9月11日
50%ローヘアーラインを伴う耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


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Preoperative appearance of
 lobule type microtia complicated with low hair line.

ローヘアーラインを伴う耳垂残存型小耳症の術前。

P1100446.jpg
Determine the proper anatomical location
  with the transparent film temprate.

透明フイルムを用いて正常な耳介の場所と大きさを決定する。

P1100447.jpg
The outline for the 1st-stage operation.
Note this case is lobule type microtia
  complicated with 50% low hair line.

手術デザインを描いて初めて50パーセントローヘアーラインだとわかる。

P1100448.jpg
The fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
[3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1100450.jpg
The temporoparietal fascia flap  
   [TPF] is elevated.
Ultra-delicate split thickness scalp skin
   [UDSTS] is harvested.
Hair follicle portion excised.
Fabricated 3-D frame.

Skin flaps formed.
anterior skin flap of the lobule.
posterior skin flap combined mastoid skin flap
as a subcutaneous skin flap.
tragus skin flap.

TPFを拳上した。
頭皮分層皮膚を採取した。
耳が存在すべき場所の頭髪毛根部を切除した。
作成した3次元肋軟骨フレーム。

皮弁形成を行った。
 耳垂前面皮弁
 耳垂後面皮弁及び乳突胴部皮弁を1つの皮下茎皮弁とした。
 耳珠用皮弁。

P1100451.jpg
3-D frame is grafted
  in its proper anatomical location
and lower half is covered with skin flaps.

3次元肋軟骨フレームを解剖学的に正しい場所へ
移植して下半分を皮弁で被覆した。

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The upper half of the 3-D frame
  is covered with TPF.

3次元肋軟骨フレームの上半分をTPFで被覆した。

P1100453.jpg
TPF portion is covered with UDSTS.

TPFの部分は頭皮分層皮膚を移植した。

P1100454.jpg
The appearance
  at the end of the 1st-stage operation
    with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。
本日は、小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。

また、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。


さらに、海外の小耳症の患者さん達からのメールによる問い合わせに対する返答を出した。

他に、9月末にフランス・パリで行われる国際小耳症学会の講演のための準備を行った。


午後からは、小耳症外来の時間帯となった。

小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

明日は小耳症に対する肋軟骨移植術が予定されている。


Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D.  9/September/2014
1st-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2014年9月9日
耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


P1100436.jpg
Preoperative appearance
  of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

P1100437.jpg
Determine the proper anatomical location
  with transparent film template.

耳介の正常な場所と大きさを決定するために透明フイルムを用いる。

P1100438.jpg
The outline for the 1st-stage operation.

肋軟骨移植術の手術デザイン。

P1100439.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
   [3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1100441.jpg
4 skin flaps formed,
anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
tragus skin flap,
mastoid skin flap.
All remnant ear cartilage removed.
Skin pocket created.

4枚の皮弁を形成した。
  耳垂前面皮弁、
  耳垂後面皮弁、
  耳珠用皮弁、
  乳突洞部皮弁。
全ての遺残耳介軟骨を摘出した。
皮下ポケットを作成した。

P1100442.jpg
3-D frame is grafted
  under the skin pocket
   and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植して再建した耳介。

P1100443.jpg
At the end of the 1st-stage operation
with Bolster sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術が終了した。
本日は午前中

小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸の時期にあたる患者さんたちが多いので

包帯交換に時間を要した。

その間に明日小耳症手術予定の患者さんが入院となった。


午後からは来週手術予定の小耳症患者さん達3名の

全身麻酔用術前検査を行った。

明日は小耳症の肋軟骨移植術が予定されている。
デング熱感染が東京から発生し全国に広がって問題となっている。

わかってるだけで70名を超えているので実態は、はるかに多いと考えられる。

問題はこれから蚊の生息する2か月ほどだ。

全国から新たな発生が危惧されている。

幼児では致命的になりやすいので要注意でもある。

地球温暖化とともに世界中人が多く移動する現代においては

感染の可能性が飛躍的に多くなっている。

これから2か月全国で大規模な蚊の駆除対策が求められる。


Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D.  5/September/2014
2nd-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田悟・2014年9月5日
耳垂残存型小耳症の耳立て手術


P1100430.jpg
6 months after the 1st-stage operation
for lobule type microtia
and reconstructed auricle.

耳垂残存型小耳症に対して半年前に肋軟骨移植術を行って再建した耳介。

P1100431.jpg
The outline for the 2nd-stage operation.

耳立て手術のデザイン。

P1100432.jpg
The temporoparietal fascia flap
   [TPF] is elevated.
Ultra-delicate split thickness scalp skin
   [UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
  for ear projection is fabricated.

TPFを拳上した。
頭皮分層皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1100433.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。

P1100434.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1100435.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 4/September/2014
1st-satge operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2014年9月4日
耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


P1100422.jpg
Preoperative appearance of
  lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

P1100423.jpg
Determine the proper anatomical location
  with transparent film template.

耳介の正常な場所と大きさを決定するために透明フイルムを利用する。

P1100424.jpg
The outline for the 1st-stage operation.

耳介再建手術の手術デザイン。

P1100425.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
    [3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1100427.jpg
4 skin flaps formed,
anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
tragus skin flap,
mastoid skin flap.
All remnant ear cartilage removed.
Skin pocket created.

4枚の皮弁形成を行った。
  耳垂前面皮弁
  耳垂後面皮弁、
  耳珠用皮弁、
  乳突洞部皮弁。
全ての遺残耳介軟骨を摘出した。
皮下ポケットを作成した。

P1100428.jpg
3-D frame is grafted under the skin pocket
 and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植して再建した耳介。

P1100429.jpg
The appearance
   at the end of the 1st-stage operation
    with Bolster sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。
本日は午前中小耳症で入院していた患者さん達2名が

診察後無事退院となった。

その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

その間に、明日小耳症手術予定の患者さんが入院となった。


午後からは、小耳症で再診の患者さんの診察を行った。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 2/September/2014
2nd-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田悟・2014年9月2日
耳垂残存型小耳症の耳立て手術


P1100416.jpg
6 months after the 1st-stage operation
  for lobule type microtia
   and reconstructed auricle.

耳垂残存型小耳症に対し
半年前に肋軟骨移植術を行って再建した耳介。

P1100417.jpg
The outline for the second stage operation.

耳立て手術のデザイン。

P1100418.jpg
The temporoparietal fascia flap
  [TPF] is elevated.
Ultra-delicate split thickness scalp skin
  [UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
   for ear projection is fabricated.

TPFを拳上した。
頭皮分層皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1100419.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。

P1100420.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建した耳介が立っている。

P1100421.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建した耳介が立っている。


これまで、頻繁に小耳症の再々建手術を、

このブログに掲載して来た。


他の施設で小耳症に対する耳介の再建手術を受けたものの

不幸な結果となり再々建を希望して

永田小耳症形成外科クリニックを受診される患者さんたちが後を絶たないからだ。


せっかく、正常な耳介が再建できる永田法が開発され、

1992年にアメリカ形成外科学会誌に論文が掲載され、

著者は欧米各国をはじめ世界中の形成外科学会における招待講演を

20年以上にもわたり行ったり、

世界中から各国を代表する形成外科医が

永田小耳症形成外科クリニックへ手術見学に来院し、学んだ結果、

現在では、世界中に広まったのにもかかわらず

いまだに足元の日本においは、、

旧態依然の小耳症手術が行われ続けている事が原因で

永田小耳症形成外科クリニックで小耳症の再々建手術が減少しないという

実に嘆かわしい状況となっている。


永田法が世界の常識ともいえる時代となった現在においても

いまだに、タンザー法もどきの肋軟骨フレームを移植したり、

組織拡張法などの手術を行っているので、

結局そのような旧式の手術を受けられた患者さん達は

永田小耳症形成外科クリニックへ来院されて再々建手術となってしまっている。


医学は科学なのだから、小耳症手術を行う形成外科医は

世界に認められた最先端の論文を少なくとも学んで手術を行ってほしい。


耳介が体表の中で最も複雑な形態なのだからこそ

小耳症に対する耳介再建手術は形成外科手術の中で最も困難なのだから。