永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 31/May/2013
2nd-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2013年5月31日
耳垂残存型小耳症の耳立て手術


P1060922.jpg
6 months after the 1st-stage operation
for lobule type microtia
and reconstructed auricle.

耳垂残存型小耳症に対して肋軟骨移植術を半年前に行って再建された耳介。

P1060924.jpg
The outline for the 2nd-stage operation
[ear projection operation].

耳立て手術のデザイン。

P1060925.jpg
The ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
for ear projection is fabricated.
The temporoparietal fascia flap
[TPF] is elevated.

分層頭皮皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
TPFを拳上した。

P1060928.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。

P1060929.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1060927.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D.
1st-stage operation for concha type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2013年5月30日
耳甲介型小耳症に対する肋軟骨移植術


P1060914.jpg
Preoperative appearance of concha type microtia.

耳甲介型小耳症の術前。

P1060915.jpg
Determine the proper anatomical location
with the transparent film template.

透明フイルムに印刷された設計図を用いて耳介の場所と大きさを科学的に決定する。

P1060916.jpg
The outline for the reconstruction of the auricle.

耳介再建の手術デザイン。

P1060917.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
[3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと耳型型紙。

P1060919.jpg
Skin flaps formed.
anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
mastoid skin flap,
conchal skin flap.
After all remnant ear cartilage is removed,
skin pocket is created.

皮弁形成を行った。
耳垂前面皮弁、耳垂後面皮弁、乳突洞部皮弁、耳甲介部皮弁。
遺残耳介軟骨をすべて摘出後、皮下ポケットを作成した。

P1060920.jpg
The 3-D frame is grafted
under the skin pocket
and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植して再建された耳介。

P1060921.jpg
The appearance
at the end of the 1st-stage operation
with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。
本日は、小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

更に、明日小耳症で肋軟骨移植術予定の患者さんが入院となった。


その後、今年の秋のアメリカ形成外科学会からの連絡がメールで入り

私がアメリカの形成外科医のために行うインストラクショナルコース「教育コース」

「小耳症の肋軟骨を組み合わせて耳型の移植肋軟骨を作成する方法」

実戦で教えるのだが

3時間のコースとなったとの連絡が入った。


日本の形成外科学会では、このようなコースなどを行おうという発想すら、

いまだかつて一度もない。


午後からは、小耳症で再診の患者さんを診察後

小耳症で初診の患者さんが2名来院されたので

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。






Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 28/May/2013
2nd stage operation for microtia complicated with low hair line

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2013年5月28日
頭髪低位「ローヘアーライン」を伴う小耳症の耳立て手術


P1060897.jpg
6 months after the 1st-stage operation
for microtia complicated with 50% low hair line.

50%ローヘアーラインを伴う小耳症の肋軟骨移植術後、半年の再建耳介。

P1060898.jpg
The outline for the 2nd-stage operation
[ear projection operation].

耳立て手術の手術デザイン。

P1060899.jpg
The deep temporal fascia flap [DTF] is elevated.
The ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
for ear projection is fabricated.

DTFを拳上した。
頭皮分層皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1060900.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。

P1060902.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1060901.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

本日は、小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸の時期にあたる患者さん達が多いので包帯交換に時間がかかった。

また、明日小耳症手術予定の患者さんが入院となった。

その後、局所麻酔下の手術を行った。


午後からは小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

さらに、来週小耳症手術予定の患者さん達3名の

全身麻酔用術前検査を行った。

消費税増税を来年から行おうとしている。

そのためには本年度の景気が良いことが必要なので、

アベノミックスにより円安株高とし、

見かけの景気が良くなっているように見える。

増税を決定するのは今年の秋ということだ。

先週は株価の乱高下が起きている。

果たして秋まで株高を保つことができるのかは不透明だ。

もはや、日本は財政再建に失敗するわけにはいかないぎりぎりの瀬戸際となっている。

このまま景気上昇につながっていくためには、

金融政策だけにとどまらず、企業が成長できるための政策が必要だ。

が、それは簡単な事ではない。

夏からはTPPへの加入のための交渉が始まろうとしている。

また、国民総背番号制度も可決された。

全てが、がんじがらめの制度へ変化しようとしている様な気がする。

科学では説明できない景気動向を予測する事は不可能だが

国際的な大局からある程度判断できることは多い。

アメリカは、深い地下からの新たなエネルギーを獲得したことで

エネルギー費用の劇的な低下を実現したために

労働価格の上昇した中国から工場をアメリカへ引き上げつつある。

日本企業も同様な動きを始めた所もある。

また、中国の経済成長率が低下し始めている。

ついには中国のバブル経済が崩壊する危険性もある。

それに伴い世界経済崩壊も起こる可能性がある。

そのような世界情勢を考えれば日本の景気浮上は容易な事ではない。




本日は、土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは小耳症外来の日。

小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

さらに小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

その後小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

再び外来へ降りて小耳症で細心の患者さん達の診察を行った。


午後からは小耳症で再診の患者さんを診察後

小耳症で初診の患者さんが2名来院されたので

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。

気が付けば夕方となり忙しかった今週の仕事も終了した。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 24/May/2013
1st-stage operation for anotia complicated with low hair line

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2013年5月24日
ローヘアーラインを伴う無耳症の肋軟骨移植術


P1060833.jpg
Preoperative appearance of anotia
 complicated with low hair line.

ローヘアーラインを伴う無耳症の術前。

P1060834.jpg
Determine the proper anatomical location
with the transparent film template.

透明フイルムに印刷した設計図を用いて耳介の正しい位置と大きさをっ決定する。

P1060836.jpg
The outline for the reconstruction of the auricle.

耳介再建の手術デザイン。

P1060837.jpg
The fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
[3-D frame].

作成した3次元肋軟骨フレーム。

P1060839.jpg
Ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
Hair follicle portion is excised.
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
 [3-D frame].
The temporoparietal fascia flap [tpf] is elevated.
Tragus skin flap,conchal skin flap
and lobule skin pocket formed.

頭皮分層皮膚を採取後、
ローヘアーライン部の毛根部を切除した。
作成した3次元肋軟骨フレーム。
TPFを拳上した。
耳珠用皮弁、耳甲介用皮弁、
そして耳垂用皮下ポケットを作成した。

P1060840.jpg
3-D frame is grafted in its proportional location.
Upper portion of the 3-D frame is covered with TPF.
Lower portion is covered with 3 skin flaps.

3次元肋軟骨フレームを移植して上半分は、TPFで被覆し、
下半分は3枚の皮弁で被覆した。

P1060841.jpg
TPF portion is covered with UDSTS.

TPFの部分を分層頭皮皮膚で被覆した。

P1060842.jpg
The appearance
at the end of the 1-st stage operation
with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。
Nagata Microtia and reconsteructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 23/may/2013
2nd-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2013年5月23日
耳垂残存型小耳症の耳立て手術


P1060826.jpg
6 months after the 1st-stage operation
for lobule type microtia
and reconstructed auricle.

耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植後、半年の再建した耳介。

P1060827.jpg
The outline for the 2nd-stage operation
[ear projection operation].

耳立て手術のデザイン。

P1060829.jpg
The temporoparietal fascia flap
[TPF] is elevated.
The ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
for ear projection is fabricated.

TPFを拳上した。
頭皮分層皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1060831.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。

P1060830.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1060832.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。
本日は、小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後、明日小耳症手術予定の患者さんが入院となった。

更に小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

また、海外からの小耳症の患者さん達から入ったメールに対する返事を出した。


午後からは、小耳症で再診の患者さんの診察後

小耳症で初診の患者さんが来院されたので

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。


明日は、小耳症の耳立て手術が予定されている。

皆、自分は普通だと思っている人が多い。が、

他人から見ると非常に特徴があり、通常ではないと感じられる事が多い。

その点を他人から指摘されて初めて、

自分が特殊だったと気が付く人もいる。

指摘されなければ気が付かないままとなる。

自分で気が付くくらいなら、特殊な部分はすでに修正している事だろう。

本人はだれでも自分と同じ感覚だと思っているが

実は全く人によって感受性や考え方が異なっている。

それぞれが異なっているからこそ、社会が成り立っている。



先日は久方ぶりの看護学校の同窓会。

4人で合計240歳。

同じ釜の飯を食べた元看護師と現看護師とが集まって、

一人が
わたし、自分の顔が四角いなんて、知らなかったのよ。
と、タルミの出た自分の顔のことを言えば、

もう一人が
メガネは掛けない。
相手のシミが、気になって仕方ないから、掛けない。

と、やはり会話は合計240歳。

そういえば最近、うちの息子、
今月末に61歳を迎える私に対し、暴言を吐く。

曰く
お母さんなら誰でも電車で席を代わってくれるでしょう。

曰く
階段気を付けて、転ぶなよ。

昨夜近所がうるさくて眠れなかったという息子に、
あんたが気にしすぎるのよというと、
曰く
母さんは耳が遠いから・・・。

夜NHKで特集をやっていた。

認知症

ねえ、母さんが認知症になったらどうする?
対応の仕方で症状が変わってくるそうだよ。

息子曰く

これは僕が見ておかねば・・・!

とテレビの真ん前に陣取って、熱心に眺めている。

私は喜ぶべきなのか、怒るべきなのか???

本日は小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸の時期にあたる患者さんが多いので包帯交換に時間を要した。


午後からは小耳症外来の時間帯となった。

小耳症で再診の患者さん達数名の診察を行った。

さらに来週小耳症種々何時予定の患者さん達3名の

全身麻酔用術前検査を行った。


本日は日曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは、私のみ週休1日だ。

午前中は晴れていたものの、午後からは次第に曇り、夜は雨となった。

「晴れのち曇りのち雨」と、天気予報を行う人にとっては、とても嫌な日だろう。が、

予報は的中していた。

日本経済予測も当たればよいのだが、

世界中の影響を敏感に受ける現在の日本経済は、

そう簡単には予測できない。

来年の消費税増税ができるかどうか、

今年の日本経済動向が注目されるところだ。

天気予報みたいに当たれば良いのだが。



本日は5月18日の土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは午前も午後も小耳症外来日。

朝から日本全国から来院された小耳症の患者さん達で、外来があふれた。

まず小耳症で退院の患者さんを診察後、

再診の患者さん達の診察を行った。

ようやく開いた時間を利用して病棟へ上がり

小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

その後外来へ降りるとまた多くの

再診の小耳症の患者さんたちが待っていたので診察を行った。


午後からは小耳症で初診の患者さんが2名来院されたので

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。

さらに小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

気が付けば、夕方となり忙しかった今週の仕事も終了した。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 17/may/2013
2nd-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2013年5月17日
耳垂残存型小耳症の耳立て手術

P1060785.jpg
6 months after the 1st-stage operation
for lobule type microtia
and reconstructed auricle.

耳垂残存型小耳症に対して半年前に肋軟骨移植術を行って再建した耳介。

P1060788.jpg
The outline for the 2nd-stage operation
[ear projection operation ].

耳立て手術のデザイン。

P1060790.jpg
The temporoparietal fascia flap [TPF] is elevated.
The ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
for ear projection is fabricated.

TPFを拳上した。
頭皮分層皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1060791.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。

P1060793.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1060792.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 16/May/2013
2nd-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2013年5月16日
耳垂残存型小耳症の耳立て手術


P1060772.jpg
6 months after the 1st-stage operation
for lobule type microtia
and reconstructed auricle.

耳垂残存型小耳症に対して半年前に肋軟骨移植を行って再建した耳介。

P1060773.jpg
The outline for the 2nd-stage operation
[ear projection operation].

耳立て手術のデザイン。

P1060774.jpg
The ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
for ear projection is fabricated.
The temporoparietal fascia flap [TPF] is elevated.

頭皮分層皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
TPFを拳上した。

P1060776.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。

P1060777.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1060778.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。
本日は、午前中小耳症で入院していた患者さんが

診察後、無事退院となった。

その後、明日小耳症で耳立て手術予定の患者さんが入院となった。

さらに午前中の小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。


その後、今年の秋、アメリカ形成外科学会で私は、

アメリカの形成外科医に対して3時間のインストラクショナルコース「小耳症の教育実習」

を行うのだが、アメリカ形成外科学会へその内容を記載しメールでの返答を行った。


また、イギリス形成外科学会誌から、論文審査の依頼を受けていたので

審査結果をメールで返答した。

先月から今月にかけて毎週のごとく、イギリスからの論文審査依頼が続いている。

とにかく日常臨床以外にも、忙しい日々となっている。


午後からは小耳症外来の時間帯となった。

小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 14/May/2013
1st-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2013年5月14日
耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


P1060757.jpg
Preoperative appearance of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

P1060759.jpg
Determine the proper anatomical location
with the transparent film template.

透明フイルムに印刷しておいた設計図を用いて耳介の正しい場所と大きさを決定する。

P1060760.jpg
The outline for the reconstruction of the auricle.

耳介再建のための手術デザイン。

P1060761.jpg
Fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
[3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1060764.jpg
Skin flaps formed,
 anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
mastoid skin flap,
tragus skin flap.
All remnant ear cartilage removed.
Skin pocket created.

耳垂前面皮弁、耳垂後面皮弁、乳突洞部皮弁、耳珠用皮弁。
すべての遺残耳介軟骨を摘出した。
皮下ポケットを作成した。

P1060765.jpg
The 3-D frame is grafted under the skin pocket
 and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植して再建した耳介。

P1060766.jpg
The appearance
at the end of the 1st-stage operation
with Bolster sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。
本日は小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後明日小耳症手術予定の患者さんが入院となった。

さらに小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からは小耳症で再診の患者さん達の診察後

来週小耳症手術予定の患者さんの全身麻酔用の術前検査を行った。
週に一度、田舎の母に電話する。
もう顔も忘れてしまった親戚の誰それさんとか、同級生の話を聞かされる。

その母の話だが、昨日の日曜日は町内運動会があったそうだ。

ええ、まだやってんの?

かつては町内運動会は一大イベントで、
我が家でもばあちゃんが、「むしろ」を敷いて場所取りをしていたっけな。
今は「むしろ」なんて、わかんないわよねえ。
ピクニックシートだ。

学校の運動会ではお目にかかれない出店が、町内運動会では軒を並べ、
プラスチックのおもちゃや色のついた駄菓子が並び、
家族中で繰り出して、
かけっこの嫌いな私でも、うきうきしていた。

お祭りだ。

それも今では参加する人も、少なくなったそうだ。
知人のまごも、今年は小学校へ入学したので運動会に参加したそうだが、
今年の新入生は10人だったそうだ。
私のころの一割程度。


少子化なのか、過疎なのか・・・?

そういえば我が家の息子3人。
みな独り者。

晩婚なのか?

我が家は時代の最先端?


科学技術は、日進月歩。

製造業の国家間競争は激化の一歩をたどっている。

新たな科学技術が開発されると、製造方法が全く変化し

これまでの製造の常識が一変してしまう。

特に超複雑な3次元形態をコンピュータの指示どうり、

精密に制作出来る時代に突入した。

オバマ大統領は、「3次元形態政策装置が新たな製造方法として大革命をもたらす。」

と、演説した。


そもそも。世界初の科学論文が世界中からアメリカに投稿され、

その結果、アメリカから発行される科学ジャーナルは、常に世界最先端となっている。

それら最先端の論文の集積を応用して、新たな製造業が生まれてくる。

医学分野、軍事技術分野、エレクトロニクス分野、

などなどこれらの最先端の知識がアメリカに集積するシステムを形成したのだから

アメリカは強い国であり続ける。



耳介の大きさは、体表の中でも小さい存在ではあるが。

いざ耳介を再建するとなると、科学的に非常に困難だ。


昨日のブログでも示したように、すでに14回もの手術を受けたものの

悲惨な結果となり、作り直し手術が必要な患者さんがいる。

その結果をじっと見れば、いかに耳介の再建が困難なのかが理解できる。


耳の形態が、体表の中で最も複雑な形をしているからこそ

再建が困難なのだ。

教科書を見ただけで、簡単にまねができるような分野とは全く異なる。


ただ「胸から肋軟骨を摘出し耳型をつくり皮膚の下に移植して耳介を再建します」

という説明を15分聞いただけでは、

どこまで正確に耳が再建できるのかは、全く理解できない。


昨日作り直し手術を受けた患者さんも、手術を受ける前は

まともな耳ができるものと信じていたはずだ。

それがいつしか14回もの手術を受ける事となった。


医師の能力により、結果が全く異なる分野が耳介再建手術だ。


それほど困難を極める分野だという認識を

患者さんが理解する事こそが、またさらに困難だ。


それらが本当に理解できるようになるためには

膨大な具体的な写真を見ながら2時間ほどにもわたる説明を受けて

その内容を患者さん自身が理解しておくことが必要だ。


作り直しを希望されて当院へ来院される患者さん達が、

途切れることなく来院されている事実も,このブログを

遡って見ていただければ、以上の点がよく理解される。




Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 10/May/2013
Secondary reconstruction for microtia after 14 times operation

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2013年5月10日
小耳症の再々々建手術


P1060704.jpg
The preoperative appearance of
unsatisfactory auricular reconstruction case.
This case was already operated
at Chirdrens hoshital in Kansai area 7 times,
and University hospital in Kanto area 7 times.
[Total 14 times operation].
Already used TPF.

小耳症に対して、子供時代に
関西地方の某子供病院で7回もの手術を受け、
さらに、大人になってから関東地方の某大学病院で7回の手術を受けた。

つまり計14回もの耳介再建手術を受けたが
このように、非常に悲惨な結果となり
本日、永田小耳症形成外科クリニックで、再々再建手術を行う事となった。
すでにTPFを使用されている。

P1060705.jpg
Determine the proper anatomical location
with the transparent film template.

正常な耳の場所と大きさを決定するために、
透明フイルムに印刷した設計図を用いる。

P1060706.jpg
The outline for the secondary reconstruction operation
[1st-stage operation] of the auricle.
Normal anatomical position of the auricle in red.
Note the reconstructed auricle is anterior tilted.

再々建手術のデザイン。
正常な耳が存在すべき場所を赤で示す。
比較すると再建されていた耳介は、前傾している。

P1060708.jpg
Excised grafted costal cartilage frame [left].
Newly fabricated 3-dimensional costal cartilage frame [center].
The paper template [right].
Note the difference.

摘出した移植肋軟骨フレーム。
新たに作成した3次元肋軟骨フレーム。
耳の紙型。
両者の違いに注目。

P1060710.jpg
Grafted costal cartilage frame [left upper],
color unmatched grafted skin are excised [left middle].
Newly fabricated 3-dimensional costal cartilage frame [left bottom].
Deep temporal fascia [DTF] is elevated.
Anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
mastoid skin flap,
tragus skin flap formed.

移植されていた肋軟骨フレーム「左上」、
色調の悪い移植されていた皮膚「左中」を摘出切除した。
新たに作成した3次元肋軟骨フレーム「左下」。
DTFを拳上した。
耳垂前面皮弁、耳垂後面皮弁、乳突洞部皮弁、耳珠用皮弁を作成した。

P1060711.jpg
Newly fabricated 3-dimensional costal cartilage frame [3-D frame]
is grafted into normal anatomical position.

新たに作成した3次元肋軟骨フレームを解剖学的に正しい場所へ移植した。

P1060712.jpg
3-D frame is covered with DTF.
Lower portion of 3-D frame is covered with skin flaps.
Ultra-delicate split thickness scalp skin
 [UDSTS] is harvested.

3次元肋軟骨フレームの大部分をDTFで被覆した。
下4分の1の部分を皮弁で被覆した。
頭皮分層皮膚を採取した。

P1060713.jpg
DTF portion is covered with UDSTS.

DTFの部分は、頭皮分層皮膚で被覆した。

P1060714.jpg
The appearance
at the end of the 1st-stage operation
with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術が終了した。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 9/May/2013
1st-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2013年5月9日
耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


P1060693.jpg
Preoperative appearance of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

P1060694.jpg
Determine the proper anatomical location
with the transparent film template.

正常な耳介の場所と大きさを決定するために
透明フイルムに印刷された設計図を用いる。

P1060695.jpg
The outline for the reconstruction of the auricle.

耳介再建の手術デザイン。

P1060698.jpg
4 skin flaps formed,
anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
tragus skin flap,
mastoid skin flap.
All remnant ear cartilage removed.
Skin pocket created.

4枚の皮弁を形成し、遺残耳介軟骨をすべて摘出し、皮下ポケットを作成した。

P1060696.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame[3-D frame].

作成した3次元肋軟骨フレーム。

P1060699.jpg
The 3-D frame is grafted under the skin pocket
and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植して再建した耳介。

P1060702.jpg
The appearance
at the end of the 1st-stage operation
with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術が終了した。
本日は午前中、ドバイ在住のフィリッピン人の患者さんが来院した。

手術法の詳しい説明を2時間以上かかって行った。


海外からの小耳症の患者さんが

永田小耳症形成外科クリニックへ診察に来院するのは、これまでたびたびある事だが、

患者さんがまだ幼児の場合、両親や祖母まで付き添って来院することが多い。


今回の患者さんは、英語が通じたのでまだ良かったが

トルコ共和国からの患者さんの場合は、英語も日本語も通じなかった事もある。


国際的に、インド、インドネシア、オーストラリア、トルコ、フランス、フィリッピン、ドバイ、

などなど永田小耳症形成外科クリニックへは、あらゆる国から来院され、
 
小耳症手術を行う患者さん達にとって

最初は不安がいっぱいだと思うが、耳が再建されて退院する時は

いつも日本人の同時期に入院していた小耳症の患者さん達と

打ち解けている事が多い。


国や言葉や宗教が違っていても

同じ小耳症という極稀な疾患同士で

共通に分かり合える事がいろいろとあるからだ。


午後からは、再診の患者さん達の診察後

入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

明日は小耳症の肋軟骨移植術が予定されている。

連休明け、久方ぶりの永田小耳症形成外科クリニック。

デスクの上にはてんこ盛りの郵便物。
一枚のメモ。

メモには、

連休中、2階の男子トイレの、水が流れません。
仕方ないので男子は1階の男子トイレを使っていたら、1階のトイレも流れなくなりました。

連休ボケが、ぶっ飛び!

男子たち、どうしたのお?

あとは合う人ごとに、
トイレが流れなくなった話ばかり。

師長さんも暗い声・・・
掃除のおばちゃんも困り顔・・・
○先生は、
僕はどこでしたらいいんですか?

知らんがな。

とりあえずいつもの業者さんに泣きを入れ、

なんとか今日中に、お願いします。

早速に、来てくれて、直してくれた。

やれやれ、ほっとした。

業者さん曰く、トイレットペーパーが原因でしょう・・と。

手術が終わった院長、最初の一言が、

トイレは治ったか?

はい、治りました。

一日、今日の話題はこれだけでした。






Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 7/May/2013
2nd-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2013年5月7日
耳垂残存型小耳症の耳立て手術


P1060687.jpg
6 months after the 1st-stage operation
for the lobule type microtia
and reconstructed auricle.

耳垂残存型小耳症に対して半年前に肋軟骨移植術を行って再建された耳介。

P1060688.jpg
The outline for the 2nd-stage operation
[ear projection operation].

耳立て手術のデザイン。

P1060689.jpg
The temporoparietal fastia flap [TPF] is elevated.
The ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block for ear projection is fabricated.

TPFを拳上した。
頭皮分層皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1060692.jpg
The reconstructed auricle is projected.
 
再建された耳介が立っている。

P1060691.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1060690.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。
毎日上天気。

家事には絶好の日和。

洗濯に掃除。おさんどん。

くりくりと掃除をして回り、ルンバもくりくりとまわり続けている。

一仕事終えて、後は、たまった文庫を読んだり、レシートの整理をしたり。

ふと気づくと、何かかすかな音がする。

ゥイン、ゥイン、ゥイン、ゥイン・・・・

ルンバがオレンジに光りながら、充電中だ。

お前、イビキかいてんの?
お掃除しすぎて、疲れたの?

そういう私も、なんだか眠くなってきて、そのままお昼寝・・・

穏やかな、5月の連休・・・

それも今日で、お終い・・・
本日は小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、明日小耳症で耳立て手術予定の患者さんが入院となった。

また、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。


5月6日の本日は連休最終日。

埼玉県熊谷市が気温31度を上回ったのに対して、北海号帯広市では積雪。

本日と比較して明日は、10度以上気温が低下すると言う。

激しい気温変化に御注意を!