永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

本日は大晦日。

外来こそお休みだが、永田小耳症形成外科クリニックでは

小耳症の患者さん達が入院している。


午前中に小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

包帯交換に1時間半を要した。


2012年も、いよいよ本日で終了する。

本日は、12月29日の土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは小耳症の外来日。

小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、小耳症で再診の患者さん達数名の診察を行った。

外来の空いた時間を利用して、病棟へ上がり

小耳症で入院中の患者さんたちの包帯交換を行った。

包帯交換終了後外来へ降り、再び小耳症で再診の患者さんを診察した。


午後からも小耳症で再診の患者さんの診察を行った。

また、小耳症で初診の患者さんが来院されたので、

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。

患者さんは、以前小耳症で耳介の再建手術を

中部地方の某大学病院で行われたものの不幸な結果となって

再々建手術を希望して当院へ来院された。


昨日も,その前日も、このブログで示したように

他院で手術後、不幸な結果となってしまった小耳症患者さん達が、

日本各地から来院され再々建手術を頻繁に行っている。

最近では同様な海外からの患者さん達も増加している。


小耳症の患者さんの出生率は6000出征に1人と

非常に稀な疾患であり、豊富な手術経験のある形成外科医がほとんどいない。

さらに小耳症に対する耳介の再建手術は、

正常な耳介そのものの形態が、体表の中で最も複雑な形態をしているため、

形成外科領域の中で、最も困難な難易度の高い手術となっている。

また、小耳症と言っても、術前の形態はそれぞれに異なっているために

患者さんのそれぞれの術前形態に応じたオーダーメイドな手術が必要となるので

さらに困難を極める。


耳介形成術は、

芸術的立体的才能が卓越した形成外科医であることが必須条件でもある。


耳介の再々建手術時間は1回目手術が10時間から12時間を要し、

2回目手術が8時間から9時間を要する大手術となっている。




Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D. 28/December/2012
2nd-stage operation for microtia after secondary reconstruction


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年12月28日
小耳症に再々建した耳介の耳立て手術


P1040909.jpg
21/June/2012
This case had the first stage operation at another hospital.
Unfavorable primary auricular reconstruction result.

2012年6月21日
この症例は、中部地方の他院で
耳垂残存型小耳症に対して耳介再建手術を行われたものの
不幸な結果となっている。

P1040910.jpg
The outline for the secondary reconstruction operation. 
Normal anatomical position of the auricle in red.
Note the previous auricle was reconstructed anterior
to the normal auricle.

再々建手術「作り直し手術」のデザイン。
正常な耳の場所を赤で示す。
再建されていた耳介は正常な耳が存在すべき場所に比べて前方にある。

P1040911.jpg
paper template [left].
Newly fabricated 3-dimensional costal cartilage frame [3-D frame][center].
Excised grafted costal cartilage frame.

左から順に、紙型、新たに作成した3次元肋軟骨フレーム、摘出した移植肋軟骨フレーム。

P1040912.jpg
The temporoparietal fascia flap [TPF] is elevated.
skin flaps formed
[anterior skin flaps of the lobule,
posterior skin flap of the lobule and mastiod skin flap,
tragus skin flap,
upper auricle skin flap]

TPFを拳上した。
皮弁を形成した。

P1040913.jpg
3-D frame is grafted proper anatomical position.

3次元肋軟骨フレームを解剖学的に正常な場所へ移植した。

P1040915.jpg
Lower half of the 3-D frame is covered with skin flaps.
Upper half of the 3-D frame is covered with TPF.

3次元肋軟骨フレームの下半分は、皮弁で被覆した。
上半分はTPFで被覆した。

P1040917.jpg
TPF is covered with auricular skin flap
which is almost full thickness skin.

TPFで被覆した部分の上を、耳介上方皮弁で被覆した。
耳介上方皮弁は、ほとんど全層皮膚と同様の厚さ程度となっていた。

P1040918.jpg
The Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行った。

P1050623.jpg
Today,28/December/2012.
6 months after secondary reconstruction of the auricle.
The reconstructed auricle.

2012年12月28日の本日。
手術を行ってから約半年後の再々建された耳介。

P1050624.jpg
The outline for the 2nd-stage operation
[ear projection operation].

耳立て手術のデザイン。

P1050625.jpg
An ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS] is harvested.
Fabricated costal cartilage block for ear projection.
The appearance with the elevated deep temporal fascia flap [DTF].

頭皮分層皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
DTFを拳上した。

P1050630.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再々建された耳が立っている。

P1050628.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再々建された耳介が立っている。

P1050627.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata.M.D.Ph.,D. 27/December/2012
2nd-stage operation for microtia
complicated with low hair line
after secondary reconstruction


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年12月27日
ローヘアーラインを伴う小耳症に再々建した耳介の耳立て手術


P1040789.jpg
24/May/2012. Preoperative appearance.
Unsatisfactory primary reconstruction result.
The reconstructed auricle is almost flat.
This case was already operated at another clinic [3 stage operation].

2012年5月24日
この症例は、小耳症に対し、中国地方のクリニックで、
すでに3回の耳介再建手術を行われたものの不幸な結果となっている。
再建された耳介は平坦である。
再建された。耳の場所も間違っている。

P1040793.jpg
The anatomical position
of the reconstructed auricle is too anterior.
Note that the previous auricle
was reconstructed anterior and inferior
to the normal anatomical location.

再建された耳の場所は正常と比べ、あまりにも前方かつ下方に存在する。
本来耳介が存在すべき場所には、髪の毛が生えている。
ローヘアーラインを伴う症例という事がわかる。

P1040792.jpg
The outline for the 1st-stage operation
[secondary operation].

再再建手術の1回目の手術デザイン。

P1040794.jpg
Removed framework and
fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
[3-D frame] and paper template.

摘出した肋軟骨フレーム及び、新たに作成した3次元肋軟骨フレームおよび紙型。

P1040795.jpg
Temporoparietal fascia flap [TPF] was elevated,
Ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS]was harvested.
Bad color match grafted skin was excised.
Newly fabricated 3-D frame and excised grafted framework.

TPFを拳上した。分層頭皮皮膚を採取した。移植されていた色が異なる皮膚を切除した。
新たに作成した3次元肋軟骨フレームと摘出した移植肋軟骨フレーム。

P1040798.jpg
Newly fabricated 3-D frame was grafted
to normal anatomical position.

新たに作成した3次元肋軟骨フレームを
解剖学的に正しい位置に移植した。

P1040799.jpg
Grafted 3-D frame was covered with TPF.
移植した3次元肋軟骨フレームをTPFで被覆した。

P1040802.jpg
The appearance after TPF and UDSTS cover,
and newly reconstructed auricle.

TPFを分層頭皮皮膚で被覆し再々建された耳介。

P1040803.jpg
The appearance with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行った。

P1050613.jpg
Today 6 months later
after secondary reconstruction of the auricle.
27/December/2012.
The reconstructed auricle
after secondary reconstruction.

再々建手術を行ってほぼ半年後の本日、2012年12月27日の状態。


P1050614.jpg
The outline for the 2nd-stage operation
[ear projection operation].

耳立て手術「2回目手術」のデザイン。

P1050616.jpg
The appearance with the elevated Deep Temporal Fascia flap [DTF].
An ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS] is harvested.
Fabricated costal cartilage block for ear projection.

DTFを拳上し、頭皮分層皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1050618.jpg
The reconsteructed auricle is projected.

再々建された耳介が立っている。

P1050621.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再々建された耳介が、立っている。

P1050617.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。
本日は、水曜日。

午前中は、小耳症で入院中の小耳症患者さん達の包帯交換を行った。

その間に、半年前に耳介の再々建し、

明日、耳立て手術予定の小耳症の患者さんが入院となった。


また、海外の患者さんからの問い合わせに対するメールの返事を出した。

更にイギリス形成外科学会誌からのメールに対する返事を出した。

多くのメールに対する返答を出す作業は結構大変だ。


午後からは、小耳症外来の時間帯となった。

小耳症で再診の多くの患者さん達の診察を行った。





Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D. 25/December/2012
1st-stage operation for atypical lobule type microtia


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年12月25日
非定型耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


P1050606.jpg
Preoperative appearance of
the atypical lobule type microtia.

非定型的小耳症の術前。

P1050607.jpg
Determine the proper anatomical location
with the transparent film template.

透明フイルムに印刷した設計図を用いて
耳が存在すべき場所と大きさをデザインする。

P1050608.jpg
The outline for the reconstruction of the auricle.

耳の再建デザイン。

P1050609.jpg
The fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
 [3-D frame] and the paper template.
The quarity of the costal cartirage was spongiosis.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。
肋軟骨はスポンジオーシスだった。

P1050610.jpg
Skin flaps formed,
[anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
tragus skin flap,
 mastoid skin flap]
Skin pocket created.

皮弁形成および皮下ポケットの作成。

P1050611.jpg
The 3-D frame is grafted
under the skin pocket
and the reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植し再建された耳介。

P1050612.jpg
The appearance
at rhe end of the 1st-stage operation
with the Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術を終了した。
本日は12月14日、月曜日のクリスマスイブ。

天皇誕生日の振り替え休日で、日本中お休み。


永田小耳症形成外科クリニックでは、

小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

また、明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。

さらに入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

本日は抜糸の時期にあたる患者さんたちが多く包帯交換に時間を要した。


明日は小耳症の肋軟骨移植術が予定されている。
本日は土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは小耳症外来の日。

小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。


その後、トルコ共和国から初診で小耳症の患者さんの父親が

患者さんの写真を持って来院した。

トルコで小耳症の手術を3回行われたものの、不幸な結果となり

作り直し手術を希望されての来院だった。

トルコ共和国の形成外科医から当院を紹介されての来院だった。

世界中の小耳症の患者さん達が同じ悩みで苦労している。


現在、永田小耳症形成外科クリニックには、

同様な事情でインドから来院した患者さんが耳の再々建手術を行って入院している。

また、来月は、インドネシアから来院する患者さんの小耳症手術が予定されている。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D.   21/December/2012
2nd-stage operation for lobule type microtia


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年12月21日
耳垂残存型小耳症の耳立て手術



P1050599.jpg
6 months after the 1st-stage operation.
The reconstructed auricle for lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症に対して肋軟骨移植後半年の再建された耳介。

P1050600.jpg
The outline for the 2nd-stage operation
[ear projection operation.]

耳立て手術のデザイン。

P1050601.jpg
The temporoparietal fascia flap
[TPF] is elevated.
Ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
for ear projection is fabricated.

TPFを拳上した。
分層頭皮皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1050605.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1050604.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1050603.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D. 20/December/2012
2nd stage operation for microtia


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年12月20日
再建された小耳症の耳立て手術


P1050590.jpg
6 months after the 1st-stage operation [costal cartilage graft].
The reconstructed auricle for lobule type microtia [adult case].
This case had the operation by ENT surgery in child.


半年前に、肋軟骨移植術を行って、再建された耳介。
その前に日本国内の耳鼻科で、耳の穴をあける手術を受けていたが、
再建されていた耳穴の場所は、正常な場所より上にあけられていた。
聞こえるようになっていない。

P1050591.jpg
The outline for the 2nd-stage operation
[ear projection operation.]

耳立て手術のデザイン。

P1050592.jpg
The temporoparietal fascia flap
[TPF] is elevated.
Ultra-delicate-split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
for ear projection is fabricated.

TPFを拳上した。
頭皮分層皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1050593.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1050597.jpg
the reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1050595.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。
本日は、小耳症で入院されていた患者さんが無事退院となった。

その後、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。


外来に降りて小耳症で初診の患者さんがパキスタンから来日したので

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。


永田小耳症形成外科クリニックでは

現在インドから来日した患者さんが入院中で

最近では、小耳症手術を受けたいと、

海外から来日される患者さん達が増加している。


昼休み無しで、本来の水曜日午後の小耳症外来診療へ突入した。

小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

明日は、小耳症の耳立て手術が予定されている。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D.  18/December/2012
2nd-stage operation [ear projection operation] for lobule type microtia



永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年12月18日
耳垂残存型小耳症の耳立て手術


P1050581.jpg
6 months after the 1st-stage operation [costal cartilage graft].
The reconstructed auricle for lobule type micritia.

半年前に耳垂残存型小耳症に対して肋軟骨移植を行い再建された耳介。

P1050583.jpg
The outline for the 2nd -stage operation
[ear projection operation].

耳立て手術のデザイン。

P1050585.jpg
Ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
for ear projection is fabricated.
The temporoparietal fascia flap
[TPF] is elevated.

分層頭皮皮膚を採取した。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
TPFを拳上した。

P1050588.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1050589.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1050587.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。
本日は午前中小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

抜糸の時期にあたる患者さんが多いので包帯交換に時間がかかった。

その間に、明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。


午後からは小耳症外来の時間帯となった。

小耳症で再診の患者さん達の診察後

今年の終わりから来年1月の初めの週に

小耳症手術予定の患者さん達4名の全身麻酔用の術前検査を行った。


明日は小耳症の耳立て手術が予定されている。

本日は土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは、小耳症外来日。

小耳症で再診の患者さん達数名を診察後

入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

再び外来で小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。


午後からは、小耳症で再診の患者さん達の診察後

小耳症で初診の患者さんが2名来院されたので

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。

さらに小耳症で再診の患者さんの診察を行った。

気が付けば忙しかった今週の仕事が終了した。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D.
 2nd-stage operation for clinical anotia complicated with 50% low hair line



永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年12月14日
50パーセント、ローヘアーラインを伴う臨床的無耳症の耳立て手術


P1050574.jpg
6 months after the 1st-stage operation.
The reconstructed auricle for clinical anotia
complicated with 50% low hair line.

50パーセントローヘアーラインを伴う
臨床的無耳症に対して半年前に肋軟骨移植術を行って
再建された耳介。

P1050576.jpg
The outline for the 2nd-stage operation
 [ear projection operation].

耳立て手術のデザイン。

P1050577.jpg
The deep temporal fascia flap [DTF] is elevated.
Ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
for ear projection is fabricated.

DTFを拳上した。
頭皮分層皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1050578.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1050579.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1050580.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D.  13/december/2012
Secondary reconstruction for lobule type microtia


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年12月13日
インドで行われた耳垂残存型小耳症の再々建手術


P1050562.jpg
This case had already operated
 for lobule type microtia
in India 3 times,
but unfavorable result.

この症例は耳垂残存型小耳症に対し、
すでにインドで3回の耳介再建手術を行ったが
不幸な結果となっている。

P1050565.jpg
Determine the proper anatomical location
with the transparent film template.

耳介が存在すべき場所と大きさを決定するために
透明フイルムに印刷した本人サイズの設計図を用いる。

P1050566.jpg
The outline for the
secondary auricular reconstruction operation.
Normal anatomical position of the auricle in red.
The reconstructed auricle is
anterior tilted location compared
with the normal anatomical position.

再々建手術のデザイン。
解剖学的に存在すべき耳介の場所を赤で示す。
再建された耳介は前傾している。

P1050567.jpg
Newly fabricated
3 dimensional costal cartilage frame
 [3-D frame] and paper template.

新たに作成した3次元肋軟骨フレーム「3-D frame]と紙型。

P1050568.jpg
Ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
Un-color matched grafted skin is excised.
Grafted costal cartilage frame is excised.
Newly fabricated 3-D frame.
The tempoloparietal fascia flap
[TPF] is elevated.
skin flaps foamed,
[anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
tragus skin flap,
mastoid skin flap].

分層頭皮皮膚を採取した。
移植されていた色が異なる皮膚を切除した。
移植されていた肋軟骨フレームを摘出した。
新たに作成した肋軟骨フレーム。
TPFを拳上した。
皮弁を形成した。
 「耳垂前面皮弁、耳垂後面皮弁、耳珠用皮弁、乳突胴部皮弁」

P1050571.jpg
The fabricated new 3-D frame
is placed in its proper anatomical location.
Lower half portion of the 3-D frame,
[tragus,lobule,and cavum conchal portion]
is covered with skin flaps.
Upper half portion of the 3-D frame
is covered with TPF.

3次元肋軟骨フレームを解剖学的な正しい場所へ移植した。
3次元肋軟骨フレームの下半分は、皮弁で被覆し、上半分はTPFで被覆した。

P1050572.jpg
TPF portion of the reconstructed auricle
is covered with UDSTS.

TPFで被覆した部分の上には頭皮から採取した分層皮膚を移植した。

P1050573.jpg
The appearance at the end of the operation
with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術が終了した。


本日は午前中、小耳症で入院していた患者さんが

診察後無事退院となった。

また、明日小耳症で手術予定の患者さんがインドから来日して入院となった。

その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。


さらに海外の小耳症の患者さんからの問い合わせや、

海外の形成外科医師から手術見学の希望や・

アメリカ形成外科学会からの依頼に対するメールへの返事を出した。


午後からは小耳症外来の時間帯となった。

再診の小耳症の患者さん達の診察を行った。


明日は、インドで小耳症に対する耳介再建手術をすでに3回行われたものの

不幸な結果となり、インドから来日した患者さんの

小耳症の困難な再々建手術が予定されている。

P1050556.jpg
6 months after the 1st-stage operation.
The reconstructed auricle for anotia
complicated with 70% low hair line.

70%ローヘアーラインを伴う無耳症に対して
半年前に肋軟骨移植術を行って再建された耳介。

P1050557.jpg
The outline for the 2nd-stage operation
 [ear projection operation].

耳立て手術のデザイン。

P1050558.jpg
The deep temporal fascia flap [DTF] is elevated.
Ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
for ear projection is fabricated.

DTFを拳上した。
側頭部より頭皮分層皮膚を採取した。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1050559.jpg
the total suture line.

縫合線の全体像。

P1050560.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1050561.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。
本日は午前中、小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

本日は、抜糸の時期にあたる患者さんが多いので包帯交換に2時間を要した。

また、明日小耳症手術予定の患者さんが入院となった。


午後からは小耳症外来の時間帯となった。

来週と再来週の小耳症の患者さん達6名の全身麻酔用の術前検査を行った。

さらに小耳症で初診の患者さんが2名来院されたので

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。

明日は小耳症の耳立て手術が予定されている。


12月9日、関東地方は、寒いものの快晴となった。

来週の選挙戦に向けていろいろな政党が乱立している。

政党が多すぎて、主義主張もばらばらだ。

どこを選択すべきか?わからない、という人が多い事だろう。


日本経済が悪いという割には、

関東地方は、マンションの新規建築が目白押しとなっている。

消費税増税の前の駆け込み需要を見越しての事でもある。

が、本質的には地方都市が人口減少となっているのに比して

東京近郊の都市は、まだ人口増加傾向にある。


貿易収支は赤字でも、日本は海外に貸しているお金の金利、利子が膨大に入っている。

また、日本企業が海外企業を買収する件数も、

バブル経済の時と同様の最多に近いと言う。


かつての日本は国民総中流と言われていたが

現在の日本はアメリカに次いで格差社会と言われるようになった。

国際競争に勝ち抜いた企業はますます富を蓄え、

競争に負ける企業は消滅して行く。

勝ち組企業の社員の給料は増加せず、会社にのみ金余りとなっている。

その資金が買収に使われており、必ずしも日本国民が恩恵を受けるわけではない。


金利が膨大に入って来るという事は、

働かずして稼ぐ資金が入っているという事だ。

このような歪んだ不健全なお金が日本に永遠に入り続けるわけがない。

いずれにしても一握りの資本家のみへ向かって

さらに資金が流入している。


画一的な教育では、世界に打ち勝つ事ができない社会となった。





本日は土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは小耳症外来日。

数名の小耳症再診の患者さん達を診察後

入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

その後外来に降りてさらに小耳症で再診の患者さんの診察を行った。


午後からも、小耳症で再診の患者さん達数名の診察を行った。

今週も忙しい1週間だったが過ぎてみれば

あっという間だった。

今年も残りわずか3週間のみとなっている。


Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D.  7/December/2012
1st-stage operation for lobule type microtia


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年12月7日
耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


P1050540.jpg
preoperative appearance of
the lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

P1050542.jpg
Determine the proper anatomical location
with the transparent film template.

耳介が存在すべき場所と大きさを正確に決定するために、
透明フイルムに印刷した本人サイズの設計図を用いる。

P1050544.jpg
4 skin flaps formed,
[anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
tragus skin flap,
mastoid skin flap.
Skin pocket created.

4枚の皮弁形成、更に皮下ポケットを作成した。

P1050543.jpg
The fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
[3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1050545.jpg
The 3-D frame is grafted under the skin pocket.
The reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレーム意を皮下ポケットへ移植して再建された耳介。

P1050546.jpg
The appearance
at the end of the 1st-stage operation
with bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.、Ph.D.
2nd stage operation for concha type microtia
complicated with low hair line



永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年12月6日
ローヘアーラインを伴う耳甲介型小耳症の耳立て手術


P1050530.jpg
6 months after the first stage operation
for concha type microtia
complicated with low hair line.

ローヘアーラインを伴う耳甲介型小耳症に対して
、半年前に肋軟骨移植術を行って再建した耳介。

P1050531.jpg
The outline for the second stage operation.

耳立て手術のデザイン。

P1050532.jpg
Deep temporal fascia flap
[DTF] is elevated.
Ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
for ear projection is fabricated.

DTFを拳上した。分層頭皮皮膚を採取した。
耳介を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1050534.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1050537.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。

P1050536.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1050538.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。
本日は、明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。

また午前中、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からは小耳症外来の時間帯となった。

小耳症で再診の患者さん達を診察後。

小耳症で初診の患者さんが来院されたので

手術法の詳しい説明を行った。

明日は小耳症の耳立て手術が予定されている。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D. 4/December/2012
1st stage operation for anotia complicated with low hair line


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年12月4日
ローヘアーラインを伴う無耳症の肋軟骨移植術


P1050522.jpg
Preoperative appearance for anotia
complicated with low hair line.

無耳症に、ローヘアーラインを伴う症例の術前。

P1050523.jpg
Determine the proper anatomical location
during the first stage operation
with the film template.

耳が存在すべき場所と大きさを決定するために
透明フイルムに印刷した設計図を用いる。

P1050524.jpg
The outline for the first stage operation.
As shown here,
 more than 40% of the auricular site
penetrates into the hair-bearing skin.

手術デザインを完成すると
40%のローヘアーラインを伴う
 無耳症である事がわかる。

P1050525.jpg
Fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
[3-D frame] and the paper template.

作成した3時元肋軟骨フレームと本人サイズの紙型。

P1050526.jpg
The elevated temporoparietal fascia flap [TPF].
3 skin flaps formed.
The ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
The hair follicles in the area
for auricular reconstruction
are excised.
Fabricated 3-D frame.

TPFを拳上した。
3枚の皮弁を作成した。
薄い頭皮皮膚を採取した。
耳が存在すべき場所の毛根部を切除した。
作成した3次元肋軟骨フレーム。

P1050527.jpg
The fabricated 3-D frame is placed
in its proper anatomical location.
Tragus and lobule portion is covered with
3 skin flaps,
and upper portion of the 3-D frame
is covered with TPF.

3次元肋軟骨フレームを耳が存在すべき場所へ移植し、
耳珠と耳垂部を3枚の皮弁で被覆した。
3次元肋軟骨フレームの上方の部分をTPFで被覆した。

P1050528.jpg
TPF portion of the reconstructed auricle
is covered with UDSTS.

再建した耳介のTPFで被覆した部分は
UDSTS「頭皮分層皮膚」を移植した。

P1050529.jpg
The appearance
at the end of the first stage operation
with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術を終了した。
12月3日、月曜日。

本日は、小耳症で入院していた患者さんが診察後、無事退院となった。


その後、インドで小耳症に対する耳介再建手術を行われたものの

不幸な結果となった患者さんが、

来週、永田小耳症形成外科クリニックで再々建手術を行う予定となっている。

そのための全身麻酔用の術前検査を行った。

当院ではインドからの小耳症に対する再々建手術の患者さんは、これで2人目となる。


さらに小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸にあたる患者さんが多いので時間を要した。

また明日無耳症手術予定の患者さんが入院となった。


午後からは、小耳症で再診の患者さんたちの診察後

更に、来週小耳症手術予定の患者さん達2名の全身麻酔用に術前検査を行った。



本日は、午前中、小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、数名の小耳症で細心の患者さん達の診察を行った。

更に、入院中の小耳症患者さん達の包帯交換を行った。

再び外来で小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。


午後からも、小耳症で再診の患者さん達数名の診察を行った。

その後、小耳症で初診の患者さんが来院されたので

2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。

更に再診の患者さん達の診察を行った。

外来が終了したのは夕方の5時過ぎとなっていた。