永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D. 30/November/2012
1st-stage operation for atypical concha type microtia


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年11月30日
非定形耳甲介型小耳症の肋軟骨移植術


P1050513.jpg
The preoperative appearance
of the atypical concha type microtia.

非定形耳甲介型小耳症の術前。

P1050514.jpg
There is tragus in normal anatomical position.

耳珠が、存在している。が、通常の小耳症に比べ耳垂が存在しない。

P1050515.jpg
The outline for the first stage operation.

手術デザイン。

P1050518.jpg
3 skin flaps foamed 
[ conchal skin flap,
upper half auricular skin flap,
lower half auricular skin flap] .
Remnant ear cartilage removed.
Skin pocket created.

3枚の皮弁を形成した。
すなわち、「耳甲介用皮弁、耳介上半分皮弁、耳介下半分皮弁」。
遺残耳介軟骨を摘出した。
皮下ポケットを作成した。

P1050519.jpg
Anterior surface conchal skin flap.

耳甲介用皮弁の表面を示す。

P1050517.jpg
Fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
 [3-D frame] for conchatype microtia and paper template.

作成した耳甲介型小耳症用の3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1050520.jpg
3-D frame is grafted under the skin pocket,
and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植して再建された耳介。

P1050521.jpg
The appearance
at the end of the 1st-stage operation
with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。


Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D. 29/November/2012
1st-stage operation for lobuletype microtia


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年11月29日
耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


P1050502.jpg
The preoperative appearance
of the lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

P1050504.jpg
Determine the proper anatomical location
during the 1st-stage operation
with the film template.

耳介の解剖学的に存在すべき場所と大きさを決定するために
透明フイルムに印刷しておいた設計図を用いる。

P1050503.jpg
The outline for the 1st-stage operation.

肋軟骨移植手術のデザイン。

P1050505.jpg
Fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
 [3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1050508.jpg
4- skin flaps foamed,
[anterior skin flap of the lobule ,
posterior skin flap of the lobule,
tragus skin flap,
mastiod skin flap]
And skin pocket created.
Remnant ear cartilageremoved.

耳垂前面皮弁、耳垂後面皮弁、耳珠用皮弁、乳突洞部皮弁を作成し、
遺残耳介軟骨を摘出して、皮下ポケットを作成した。

P1050510.jpg
3-D frame is grafted under the skin pocket
and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植して再建された耳介。

P1050511.jpg
The appearance
at the end of the 1st-stage operation
with bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。
本日は、インドで小耳症の手術を行われたものの不幸な結果となり
永田小耳症形成外科クリニックで、1回目の肋軟骨移植術の再々建手術を行い、
2回目の耳立て手術後、退院した患者さんが、
7か月を経過し外来に経過を見せに来院された。
インドからの来院で日本は冬となっていたので、患者さんは寒かったと思う。
経過は順調だった。

P1030781.jpg
インドで耳垂残存型小耳症に対して耳介再建手術を受けたものの
不幸な結果となっていた。

Operated in India for lobule type microtia but unfavourable result.

P1050500.jpg
永田小耳症形成外科クリニックで、再々建手術を終了して7か月後の状態。

7 months after the secondary reconstruction operation
at Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic in Japan.


その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。
また、明日小耳症で肋軟骨移植術予定の患者さんが入院となった。

午後からは、小耳症外来の時間帯となった。
小耳症で再診の患者さん達数名の診察を行った後
小耳症で初診の患者さんが来院されたので
手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。
また、さらに小耳症で再診の患者さんの診察を行った。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D. 27/November/2012
1st-stage operation for lobule type microtia


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年11月27日
耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


P1050492.jpg
The preoperative appearance
of the lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

P1050494.jpg

Determine the proper anatomical
location during the 1st-stage operation
with the film template.

正常な耳の場所と大きさを決定するために
透明フイルムに印刷した設計図を用いる。

P1050493.jpg

The outline for the first stage operation.

肋軟骨移植術の手術デザイン。

P1050496.jpg

4-skin flaps formed,
[anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
tragus skin flap,
mastoid skin flap,]
and skin pocket created.
Remnant ear cartilage removed.

4枚の皮弁を拳上して、遺残耳介軟骨を摘出し、皮下ポケットを作成した。

P1050495.jpg

Fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
[3-D frame]and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1050497.jpg

3-D frame is grafted under the skin flap.
and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植して再建された耳介。

P1050498.jpg

The appearance
at the end of the 1st-stage operation
with Bolster fixation sutures.
本日は午前中、局所麻酔下の手術を行った。

その直後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は、抜糸の時期にあたる患者さんが多かったので

包帯交換に時間を要した。

また、明日小耳症で手術予定の患者さんが入院された。


午後からは、来週小耳症で手術予定の患者さん達3名の

全身麻酔用の術前検査を行った。

また、小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。


明日は小耳症の肋軟骨移植術が予定されている。
1980年代は、日本経済が成長し続け、

1987年に、そのピークを迎えた。


人口ピラミッドで、最も人口の多い団塊の世代は、

受験地獄と言われた最も厳しい受験戦争を戦い抜き、

世界との競争に打ち勝って飛躍的に経済の発展を実現した。


その一方で、団塊の世代は、最も高額な不動産を購入させられた。

当時37歳から40歳で

日本が生産活動のピークを迎えた時期だった。


経済の発展は、科学技術の発展、芸術の発展を生み出した。

活気と活力にあふれた時代だった。


それ以前の封建社会を打ち砕き、新たな社会を生み出した。

その団塊の世代は、現在62歳から65歳を迎え

それ以前の60代だった世代の常識を打ち破るほど

活気にあふれる経済活動を行っている。


今後日本は少子化のため、世界で最も早く高齢化社会を迎える事となる。

週休2日となり、競争を亡くした現在の日本社会は、

今後世界との競争に打ち勝つことが厳しくなって行くだろう。


かつては、世界の先進国諸国だった西ヨーロッパが経済危機となっているのだから

日本は、かつての栄光に浸っている暇はない。


「楽あれば苦あり」で、逆も成り立つ。









本日は土曜日、永田小耳症形成外科クリニックでは小耳症外来日。

小耳症で入院していた患者さんが診察後、無事退院となった。

その後、外来は、小耳症の患者さん達であふれていた。

多くの小耳症の患者さん達の診察を行った。

その後病室へ上がり、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

再び外来へ降りると、また小耳症で再診の患者さん達であふれていた。

診察を終了して昼食。


午後からも小耳症で再診の患者さん達の診察を行った後

小耳症で初診の患者さんが来院されたので

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。

さらに小耳症で再診の患者さん達が多く待っておられ、診察を行った。


本日は連休途中の土曜日のせいか、

日本中の小耳症の患者さん達がまとまって来院されたので、

非常に忙しい小耳症外来となった。



Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.,Ph.D. 22/november/2012
1-st stage operation for lobule type microtia


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年11月22日
耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


P1050483.jpg

The preoperative appearance
of the lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

P1050485.jpg

The outline for the first stage shown.

手術デザイン。

P1050484.jpg

Normal anatomical position of the auricle.

耳介が存在すべき場所を示す。

P1050489.jpg

4-skin flaps formed
[anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
tragus skin flap,
mastoid skin flap]
And skin pocket created.
Remnant ear cartilage removed.

皮弁形成および皮下ポケットを作成した。
遺残耳介軟骨は摘出。

P1050487.jpg

Fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
 [3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1050490.jpg

3-D frame is grafted under the skin pocket.
The reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレーム皮下ポケットへ移植して再建された耳介。

P1050491.jpg

The appearance
at the end of the first stage operation
with bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。
本日は午前中、小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。

また小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からは、小耳症外来の時間帯となった。

小耳症で初診の患者さんが2名来院されたので

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。


明日は小耳症に対する肋軟骨移植術が予定されている。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D.
1stーstage operation for concha type microtia operated by ENT surgery


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年11月20日
耳甲介型小耳症に対して耳鼻科で巨大な穴をあけられてしまった症例に対する肋軟骨移植術


P1050475.jpg

The preoperative appearance
of a primary auricular reconstruction case
where one can notice the huge hole or opening
in the conchal area made during ENT surgery.

耳甲介型小耳症に対して、以前に耳鼻科で巨大な穴をあけられている症例。

P1050477.jpg

Determine the proper anatomical location
during the first stage operation
with the film template.

透明フイルムに印刷された設計図を用いて正常な耳の場所と大きさを決定する。

P1050476.jpg

The outline for the first stage is shown.

手術デザインの完成。

P1050479.jpg

Skin flaps formed
[anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
mastoid skin flap]
And skin pocket created.

皮弁形成および皮下ポケットを作成した。

P1050478.jpg

The fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
[3-D frame] and the paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1050480.jpg

The appearance immediatery after
the first stage operation.
3-D frame is grafted under the skin pocket
and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植し再建された耳介。

P1050481.jpg

The appearance
at the end of the first stage operation
with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術を終了した。
本日は月曜日。

明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。

又小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

抜糸の時期にあたる患者さんが多かったので時間を要した。


午後からは、小耳症外来の時間帯となった。

数名の小耳症の患者さんたちを診察後

来週小耳症で手術予定の患者さん達3名の全身麻酔用の術前検査を行った。


11月も半ばを超えて急速に寒い日々となっている。

手術を直前に迎えた患者さん達は、

外出後は「手洗い」と「うがい」を頻繁に行って

くれぐれも風邪をひかないようにご注意ください。



永田小耳症形成外科クリニックは、

11月15日の開院7数年記念日を過ぎて

ついに8年目に突入した。


振り返ると、毎週毎週年間を通じ、

小耳症手術を週3件ずつ行って年間平均約140件の手術を行い続け

開院後7年間の小耳症に対する耳介再建手術件数は

総計1000件近くにも達している。


長いようで、あっという間にも感じるから不思議だ。









11月17日土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは、小耳症外来の日。

小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後、小耳症で再診の患者さん達が数名来院され診察を行った。

その後入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からも小耳症で再診の患者さん達数名を診察した後

小耳症で初診の患者さんが来院されたので

2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。

さらに小耳症で再診の患者さん達の診察を行って

今週の仕事があっという間に終了した。

11月15日は、永田小耳症形成外科クリニックの開院7周年記念日だった。



Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D.   16/november/2012
1st-stage operation fot atypical small concha type microtia


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年11月16日
非定型的な小耳甲介型小耳症の肋軟骨移植術


P1050465.jpg

Preoperative appearance of the small concha type microtia.
There are 2 fistulas in front of the lobure.

特殊な小耳甲介型小耳症の術前。
耳垂前方に相当する部分に耳婁孔が2個存在する。

P1050466.jpg

The outline for the reconstruction of the auricle.

手術デザイン。

P1050472.jpg

Lobule splited and skin flaps formed.
[anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
tragus skin flap,
mastoid skin flap]
And skin pocket created.

4枚の皮弁形成を行い、皮下ポケットを作成した。

P1050469.jpg

Excised fistula and remnant ear cartilage.

摘出した遺残耳介軟骨及び婁孔入口部。

P1050470.jpg

There is wide skin inside the fistula.

婁孔の入口部を開くと広い皮膚の空間が存在した。

P1050471.jpg

Fabricated 3 dimensional costal cartilage frame [3-D frame]
 and paper template.
 
P1050473.jpg

3-D frame is grafted under the skin pocket.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植して再建された耳介。

P1050474.jpg

The appearance
at the end of the 1st-stage operation
with bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D. 15/november/2012
2nd-stage operation for lobule type microtia


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年11月15日
耳垂残存型小耳症の再建耳介に対する耳立て手術


P1050455.jpg

6 months after the 1st-stage operation [costal cartilage graft].
The reconstructed auricle for lobule type microtia.

半年前に耳垂残存型小耳少に対して肋軟骨移植術を行って再建した耳介。

P1050456.jpg

The outline for the 2nd-stage operation
[ear projection operation].

耳立て手術のデザイン。

P1050459.jpg

The temporoparietal fascia flap
[TPF] is elevated.
Ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
for ear projection is fabricated.

側頭部より分層頭皮皮膚を採取して、さらにTPFを拳上した。
耳を支えて建てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1050464.jpg

The total suture line.

縫合線の全体像。

P1050463.jpg

The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1050462.jpg

The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。
本日は午前中、小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後、明日小耳症で耳立て手術予定の患者さんが入院となった。

また、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からは、小耳症外来の時間帯となった。

小耳症で初診の患者さんが来院されたので

手術法と結果の違いについて2時間かけて詳しい説明を行った。

また、耳の軟骨膜炎後を起こした後の耳介変形の患者さんが来院されたので

手術法の説明を行った。


明日は、永田小耳症形成外科クリニックの開院7周年記念日だ。


Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata.M.D.Ph,.D. 13/November/2012
1st-stage operation for lobule type microtia


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年11月13日
耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


P1050448.jpg

Preoperative appearance of the lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

P1050449.jpg

The outline for the reconstruction of the auricle.

耳介再建の手術デザイン。

P1050450.jpg

The fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
[3-D frame] and the paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと髪型。

P1050451.jpg

4 skin flaps formed
[anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
tragus skin flap,
mastoid skin flap].
Posterior skin flap of the lobule
and mastoid skin flap are elevated
as subcutaneous pedicled skin flap
Skin pocket created.

耳垂を2分割して耳珠皮弁、耳垂前面皮弁、耳垂後面皮弁、を作成し、
さらに、乳突洞部皮弁を作成した。
耳垂皮弁と入突洞部皮弁は皮下茎皮弁とする。
皮下ポケットを作成した。

P1050453.jpg

3-D frame is grafted
 under the skin pocket
and the reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植し再建された耳介。

P1050454.jpg

The appearance
at the end of the 1-st stage operation
with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。
本日、国際形成外科学会会長からのメールが届いた。


メキシコ人形成外科医の

フェルナンド・オルティズ・モナステリオ医師が89先週亡くなられた との事だ。


モナステリオ医師は、国際的に、顎顔面外科の分野で秀でた進歩

を成し遂げた形成外科医の一人だった。

そして世界の多くの若い形成外科医を育てた人物でもある。

かつて日本の形成外科学会においても顎顔面外科に関する招待講演を行った事がある。


つい2年前、87歳の時に、

いまだに、いかに顎顔面手術の仕事を愛し、教育することを愛し続けているか

語っていたそうだ。


世界の顎顔面領域の手術を行う形成外科医にとって、

学問的進歩の偉大な指導者の一人を亡くした。

ご冥福を祈る。


十数年前、私はモナステリオ医師主催のメキシコ形成外科学会からの招待を受け、

メキシコシティーで、小耳症のデモンストレーション手術

および小耳症に関する教育講演を行った事がある。

その際、モナステリオ医師は70代後半であったにもかかわらず

私を赤いスポーツカーに乗せて、ハイーウエーを、高速でぶっ飛ばし

前を走る他の車を次々に追い抜いて走り

恐怖におののく私を笑い飛ばしていたのを思い出す。

また、70代後半でも、テニスの達人でもあった。

彼の家は、広大で、多くの召使い達が豪華な料理を運んでくれていた。


その後もあらゆる国で主催された国際形成外科学会などで

しばしば顔を合わす機会が多かった。


いつも情熱的な人だった。


Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D.
Secondary reconstruction of reconstructed auricle for microtia


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年11月9日
小耳症の再々建手術「作り直し手術」


P1050434.jpg

This case had already operated
at University hospital in Kanto area.
But unfavourable result.

関東地方の某大学病院で7歳時に小耳症手術を行われたが
不幸な結果となり、本日、再々建手術を行う事となった。

P1050437.jpg

Determine the proper anatomical location
with the transparent film template.

透明フイルムに印刷してある設計図を用いて
耳介の正しい大きさと場所を決定する。

P1050438.jpg

The reconstructed auricle is too big
compared with normal ear.

再建された耳は大きすぎる事がわかる。
横幅にして正常耳より50パーセントも広すぎる。

P1050435.jpg

The outline for the secondary operation.
Normal anatomical position of the auricle in red.

再々建手術のデザイン。
正常な耳の大きさを赤で示す。

P1050439.jpg

Excised grafted costal cartilage frame
and excised remnant ear cartilage.[left]
Newly fabricated 3 dimensional costal cartilage frame[3-D frame].[center]
and paper template.[right]
Note the size and shape difference.

摘出した移植肋軟骨フレームおよび遺残耳介軟骨。「左」
新たに作成した3次元肋軟骨フレーム。「中央」
そして紙型。「右」
作成された肋軟骨フレームの大きさと、形態の違いに注目。

P1050440.jpg

Skin flaps foamed
[anterior skin frap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule and mastoid skin flap,
anterior skinflap for the tragus]
and skin pocket created.

耳垂を2分割し、
耳垂前面皮弁、皮下茎皮弁の耳垂後面乳突洞部皮弁、耳珠前面皮弁を形成し、
さらに皮下ポケットの作成を行った。

P1050441.jpg

Posterior skin flap of the lobule
and mastoid skin flap is elevated
as a subcutaneous pedicled skin flap
 which transfer and cover the conchal region.

耳垂後面乳突胴部皮弁は皮下茎皮弁として移動し耳甲介部を被覆する。

P1050442.jpg

Immediately after the 3-D frame
under the skin pocket.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植し耳介を再建しなおした。

P1050443.jpg

The appearance at the end of the operation
with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術が終了した。
本日、永田小耳症形成外科クリニックでは、避難訓練を行った。

消防署へ連絡して、火事との想定のもと

入院中の患者さん達を非常口階段から外へ降り駐車場まで誘導した。

煙が出ていることを想定し、頭を低くしなければならないと消防署からの指示が出ている。

避難訓練は、定期的に行う必要があり、

更に避難訓練を行っている証拠として写真撮影もしなければならない。

消防法上いろいろな規制がある。


その後、午前中小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からは、小耳症外来の時間帯となった。

数名の小耳症の患者さん達を診察した。



Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D.     6/November/2012
Ear projection operation [2nd-stage operation] for concha type microtia


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年11月6日
耳甲介型小耳症に対して再建した耳介の耳立て手術


P1050425.jpg

6 months after the 1st-stage operation [costal cartilage graft].
The reconstructed auricle for concha type microtia.

耳甲介型小耳症に対して半年前に3次元肋軟骨移植術を行って再建された耳介。

P1050426.jpg

The outline for the 2nd-stage operation
[ear projection operation].

耳立て手術のデザイン。

P1050427.jpg

The temporoparietal fascia flap
[TPF] is elevated.
Ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
for ear projection is fabricated.

TPFを拳上した。
側頭部から分層頭皮を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1050430.jpg

The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1050429.jpg

The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1050428.jpg

The total suture line.

縫合線の全体像。
11月5日、月曜日。

本日は、小耳症で入院されていた患者さんが無事退院となった。

その後明日小耳症手術予定の患者さんが入院となった。

午前中入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸の時期にあたる患者さん達が多いので処置に時間を要した。


永田小耳賞形成外科クリニックの月曜日午後からは、小耳症外来の時間帯。

多くの小耳症で再診の患者さん達の診察後、

来週小耳症手術予定の患者さん達3名の全身麻酔用術前検査を行った。

明日は、小耳症の耳立て手術が予定されている。






11月3日文化の日で国民の祝。

本日は午前中小耳症で入院している患者さん達の包帯交換を行った。

祝日なので外来はお休み。

昼の時間帯は暖かいものの、夕方となると寒い季節となった。

日本の四季は、本当にはっきりとしているものだ、とつくづく感じる。

このようなはっきりとした季節変化が刺激となり

日本独特の文化が、育まれてきた。


ところで永田小耳症形成外科クリニックは11月15日で

開院丸7年を迎える。

毎週小耳症手術を3件行い続けて来たが、

気が付けばあっという間に7年間も過ぎ去っている。

開院以来の小耳症に対する耳介再建手術件数は

1000件到達間際となってきた。









Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata.M.D.Ph,.D. 2/november/2012
Ear projection operation for microtia after functional ear operation



永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年11月2日
小耳症に対して耳介再建および聞こえの手術が成功した耳介の耳立て手術



P1030920.jpg

18/october/2011
This case was bilateral microtia.
Left side was atypical concha type microtia without acoustic meatus.
This patient could not conversation without hearing aid.

2011年10月18日、外耳道の無い非定型耳甲介型小耳症に対して
肋軟骨移植による耳介再建手術を行った。
両側小耳症で難聴のためヘッドバンド型補聴器をつけて会話していた。

P1030924.jpg

18/october/2011
Immediatery after the 1st-stage operation.
And reconstructed auricle.
There is no acoustic meatus .

2011年10月18日、肋軟骨移植術を行って再建された直後の耳介。
この時点では外耳道は存在しない。

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6 months after the 1st-stage operation .
I interoduced doctor Bradley W.Kesser,M.D. in USA。
This patient had the functional operation
in University Virginia by professor Bradley W,Kesser,M.D.
Now this patient is possible conversation without hearing aid.
Note the reconstructed new acoustic meatus.

第1回目の手術から半年後、
アメリカのバージニア大学耳鼻科「ブラッドリー・ケッサー教授」
を紹介し聞こえるようになるための手術を受けた。
その結果補聴器なしで聞こえるようになり、
補聴器無しで、日常会話が可能となった。
再建された外耳道の外耳道入口部が見える。

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The outline for the 2nd-stage operation
[ear projection operation].

耳立て手術のデザイン。

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The tempoloparietal fascia flap
[TPF] is elevated.
Ultra-delicate split thickness scalp skin
[UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block
for ear projection is fabricated.

TPFを拳上し、分層頭皮皮膚を採取し、耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

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The reconstructed auricle is projected.

再建された耳が立っている。

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The reconstructed auricle is projected.

再建された耳が立っている。

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The total suture line.

縫合線の全体像。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D. ・1/november/2012
1st-stage operation for lobule type microtia


永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年11月1日
耳垂残存型小耳賞の肋軟骨移植術


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Preoperative appearance of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

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The outline for the reconstruction of the auricle.

手術デザインの完成。

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The fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
[3-D frame]and the paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームおよび紙型。

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4 skin flaps foamed
[anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
tragus skin flap,
mastoid skin flap]
Skin pocket created.

4枚の皮弁形成および皮下ポケットを作成した。

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The 3-D frame is grafted under the skin pocket
and the reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植して再建した耳介。
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The appearance
at the end of the 1st-stage operation
with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。