永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

本日は土曜日。

小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後、数名の小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

さらに小耳症で初診の患者さんが来院されたので

2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。

その後も数名の小耳症の再診の患者さん達数名の診察を行った。


僅か10分で、昼食をとり

午後1時からの小耳症外来となった。

小耳症で再診の患者さんを診察後、

小耳症で初診の患者さんに2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。

その後小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

外来が終了したのは午後4時を過ぎていた。


ようやく病室に上がり、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

終了したのは午後6時近くとなっていた。

またまた忙しかった今週の仕事がついに終了した。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph.,D.  29/June/2012
1st-stage operation for microtia complicated with low hair line
永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年6月29日
ローヘアーラインを伴う小耳症の肋軟骨移植術

P1040945.jpg

The preoperative appearance of micotia.

小耳症の術前。

P1040946.jpg

Determine the proper anatomical location
during the first stage operation
with the film template.

透明フィルムに印刷した設計図を用いて科学的に正常な耳の場所を設計する。

P1040947.jpg

The outline for the first stage operation.
As shown here, more than 60 % of the surgical site
penetrates into the hair bearing skin.
Lobule is in too anterior position
to the normal anatomical position.

手術デザイン。60%ローヘアーラインを伴う小耳症で耳垂は異常に前方に位置している。


P1040948.jpg

The fabricated 3 dimensional costal cartilage frame[3-D frame]
and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1040949.jpg

Elevated temporoparietal fascia flap[TPF].
Harvested ultra-delicate
split thickness scalp skin [UDSTS].
The hair follicles in the area
for auricular reconstruction are excised.
The 3-D frame.
Skin flap for tragus foamed.

TPFを拳上した。側頭部から薄い頭皮皮膚を採取した。
耳が存在すべき場所の毛根部を切除した。
耳珠用皮弁を作成した。

P1040950.jpg

The 3-D frame is placed in its proper anatomical location.

3次元肋軟骨フレームを耳があるべき場所へ移植した。


P1040951.jpg

3-D frame is covered with TPF.
Tragus portion is covered with skin flap.
Lobule portion is grafted under the skin pocket.

3次元肋軟骨フレームの上方は、TPFで被覆した。
耳珠部は皮弁で被覆した。
耳垂部は皮下ポケットに移植した。


P1040952.jpg

TPF portion is covered with UDSTS.
The reconstructed auricle.
Lobule is excised.

TPFの上に薄い頭皮皮膚を移植した。
再建された耳介。
場所が異なる部位に存在していた耳垂は切除した。

P1040953.jpg

The Bolster suture fixation.

ボルスター縫合固定を行った。
Nagata Microtia and Reconstructeve Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D.    28/June/2012
1st-stage operation for concha type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・ 永田 悟 ・2012年6月28日
耳甲介型小耳症の肋軟骨移植術

P1040935.jpg

The preoperative appearance
of a concha type microtia.

耳甲介型小耳症の術前。

P1040936.jpg

The outline for the first stage operation.

肋軟骨移植術のための手術デザイン。

P1040939.jpg

The fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
[3-D frame]for concha type microtia
 and paper template.
 
作成した耳甲介型小耳症のために用いる3次元肋軟骨フレーム。
耳の紙型。

P1040941.jpg

Skin flaps formed and skin pocket created.

Anterior skinflap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule
and mastoid skin flap.

皮弁形成と皮下ポケットの作成。

P1040943.jpg

Immediately after the grafting of the 3-D frame.
The reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを移植し、再建された耳介。


P1040944.jpg

The actual intraoperative appearance
at the end of the first stage operation
with Bolster sutures.

ボルスター縫合固定を行った。

本日は、小耳症で入院されていた患者さんが診察後、無事2名退院となった。

その後、海外の形成外科医からや、患者さんからのメールに対する返答を行った。

午前10時からは、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。


その後、明日小耳症で肋軟骨移植手術予定の患者さんがインドネシアから来院した。

先週術前検査のための来院時は、両親兄弟との来院だったが、

本日は、祖母、親戚、を含めてなんと総勢8名も外来にいるではないか!

わざわざインドネシアから親類一党で8名も来日したのだから驚きだ。

当院へ到着時も、タクシー2台連ねての来院だった。

とにかく、てんやわんやのにぎやかな入院となった。


午後からは、小耳症外来の時間帯となった。

数名の小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph.,D.   26/June/2012
1st-stage operation for clinical anotia complicated with low hairline

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年6月26日
ローヘアーラインを伴う臨床的無耳症の肋軟骨移植術


P1040926.jpg

Clinical anotia complicated with low hairline.
The preoperative appearance.

ローヘアーラインを伴う臨床的無耳症の術前。

P1040928.jpg

Determine the proper anatomical location
during the first stage operation
with the film template.

透明フイルムに書かれた設計図を用いて
耳があるべき場所を科学的に決定する。

P1040927.jpg

The outline for the first stage operation.
As shown here, more than 60 % of the surgical site
penetrates into the hair-bearing skin.

手術デザイン。耳があるべき場所を赤で示す。
60%のローヘアーラインを伴っている無耳症という事がわかる。
困難な症例。

P1040929.jpg

The fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
[3-D frame]and paper template.

3次元肋軟骨フレームを作成した。耳の紙型も示す。


P1040930.jpg

Elevated temporoparietal fascia flap [TPF].
Harvested ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS].
The hair follicles in the area
for auricular reconstruction are excised.
The 3-D frame.
For tragus skin flap formed.

血管膜「TPF」を拳上した。薄い頭皮皮膚を採取した後毛根部を切除した。
耳珠用皮弁を作成した。

P1040931.jpg

The 3-D frame is placed in its
proper anatomical location
 prior to TPF cover.

3次元肋軟骨フレームを解剖学的に正しい場所へ移植した。

P1040932.jpg

3-D frame is coverd with TPF.
Tragus portion is covered with skin flap.
Lobule portion is grafted under the skin pocket.

3次元肋軟骨フレームの大部分はTPFで被覆した。
耳珠部分を皮弁で被覆した。
耳垂部分は、皮下ポケットの下へ移植している。


P1040933.jpg

The appearance after TPF cover and UDSTS cover.

TPFの上を頭皮分層皮膚で被覆した。

P1040934.jpg

The Bolster suture fixation.

ボルスター縫合固定を行った。
本日は、小耳症で入院されていた患者さんが診察後無事退院となった。

その後、午前10時より小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は、抜糸の時期にあたる患者さんが多いので

包帯交換だけでも2時間を要した。

また、明日ローヘアーラインを伴う無耳症で手術予定の患者さんが入院となった。


午後からは、来週及び再来週小耳症の小耳症手術予定の患者さん達4名の

全身麻酔用の術前検査を行った。

他に小耳症で再診の患者さんの診察を行った。


明日は、ローヘアーラインを伴う無耳症の手術予定となっている。

このような重篤な症例は、従来法では耳介再建は不可能だった。

が、永田法により初めて可能となった分野だ。

手術は10時間以上かかる大手術となっている。

本日関東地方は曇り。

消費税増税問題は、いよいよ今週26日にも国会で採決されようとしている。


ヨーロッパ諸国の経済危機が問題となっている中で

日本が消費税増税を行わなかったとしたら、

日本国債の評価ランクはさらに引き下げられて

それこそ日本も危なくなるかもしれない。


消費税増税を決定したとしても、日本の国債評価がランクアップする事は無いだろう。

世界経済の変化が日本経済にも直ちに深く影響を及ぼしている現在は、

日本もある程度世界と同様の経済システムとならざるを得ないのかもしれない。


増税を決定すれば少なくとも、国民医療費がパンクする事自体、数年間は延命されるだろう。が、

長年貿易黒字を継続してきた日本が、今や貿易赤字へと転落している。


増税を行って経済活動が鈍れば元も子もなくなる可能性も否定できない。


超高齢化社会が世界で最も進んだ日本は、

世界に見本となるような経済危機の解決方法を行わなければならない。


抜本的解決方法は、老人となっても、決してリタイヤーする事無く、

元気な人は、しっかり働き続け、税を納めなければならない時代だ、と言う事だろう。









本日は土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは、午前も午後も小耳症の外来日。

朝9時から外来開始なのだが、開始前から小耳症の患者さん達が多く待っていた。

数名の小耳症の再診の患者さん達の診察を行った後

初診の患者さんが来院されたので、手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。


午後からも数名の再診の小耳症の患者さん達を診察した。

さらに小耳症で初診の患者さんが2名来院されたので

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。


外来が終了後、ようやく小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

包帯交換が終了したのは、夕方5時を過ぎていた。

これで忙しかった今週の仕事も、やっと終了した。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic.
Satoru Nagata.M.D.,Ph.D.  22/June/2012
2nd-stage operation for concha type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年6月22日
耳甲介型小耳症の耳立て手術

P1040919.jpg
The reconstructed auricle.
This case had the 1st-stage operation
for concha type microtia 6 months before.

耳甲介型小耳症に対する肋軟骨移植術を半年前に行って再建された耳介。

P1040920.jpg
The outline for the second stage operation.

耳立て手術のデザイン。

P1040921.jpg
The temporoparietal fascia flap [TPF] is elevated.
The ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block for ear elevation is fabricated,

頭から血管膜「TPF」を起こした。
薄い頭皮皮膚「UDSTS」を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1040924.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳が立っている。

P1040925.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳が立っている。

P1040923.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph,.D.   21/June/2012
secondary reconstruction for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック  ・永田 悟・ 2012年6月21日
耳垂残存型小耳症の再々建手術

P1040909.jpg
This case had the first stage operation at another hospital.
Unfavorable primary auricular reconstruction result.

すでに、中部地方の某病院形成外科で耳垂残存型小耳症に対し
耳介の再建手術を受けたものの不幸な結果となった。
永田小耳症形成外科クリニックで
「耳介の作り直し手術」を希望されて来院した。

P1040910.jpg
The outline for the secondary reconstruction operation.
Note that the previous auricle
was reconstructed anterior
to the normal anatomical location.

耳介作り直し手術のデザイン。
正常な耳の大きさと場所を赤で示す。
以前に再建された耳の場所は正常より前方すぎる。

P1040911.jpg
Paper template.(left)
Newly fabricated 3-dimensional costal cartilage frame [3-D frame].(center)
Harvested grafted frame.(right)
Note the difference.

紙型「左」。
新たに作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム「中央」。
摘出した肋軟骨フレーム。
両フレームの形態の違いに注目。

P1040912.jpg
The temporoparietal fascia flap [TPF] is elevated.
Skin flaps formed
 [anterior skin flap of the lobule]
[posterior skin flap of the lobule]
[tragus skin flap]
[upper auricle skin flap].

血管膜「TPF」を起こした。
皮弁を作成した。

P1040913.jpg
3-D frame is grafted to its proper anatomical position.

3次元肋軟骨フレームを移植する。



P1040914.jpg
Lower half of the 3-D frame is covered with skin flaps.
Upper half of the 3-D frame is covered with TPF.

3次元肋軟骨フレームの下半分は皮弁で被覆した。
3次元肋軟骨フレームの上半分はTPFで被覆した。

P1040916.jpg
TPF is covered with auricular skin flap
which is almost a full thickness skin.

上半分のTPFで被覆した部分の上を、ほぼ全層植皮と同じ厚さの耳介皮弁で被覆した。

P1040918.jpg
The Bolster suture fixation.

ボルスター縫合固定を行い、手術を終了した。
本日は水曜日。

午前中、小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後、明日小耳症で再々建手術予定の患者さんが入院となった。

さらに、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からは小耳症外来の時間帯となった。

昨夜、台風が通り過ぎたばかりなのに

はるばる北陸や九州や近畿地方からの患者さんも

小耳症の再診で来院され診察を行った。



昨日はインドネシアからの患者さんが術前検査に来られる予定だった。
英文の承諾書やら、英語での入院案内やらが必要だったため、
いつもは月曜日はお休みさせてもらうのだが、
とりあえずは私もやってきた。

もちろん私が英語をしゃべるわけではない。
英語は通訳のTさんが、ペラペラッとやってくれる。

私はただのお手伝い。

と言うわけで、
代わりに今日はクリニックを休ませてもらった。

朝から歯の検診。
これは異常なし。
そのあと市役所と銀行へ用足しに出かけ、
市川コルトンへ息子の下着を買いにまわった。

久しぶりなのでちょっと映画でも、と思ったら、
チケット売り場がすっかり様変わり。

カウンターが消えて、
代わりに自販機がずらりと並んでいる。

えっ?ここもですか!

何でもかんでも機械任せなら、
人件費は削減できるから、そのうち人間はいらなくなる?

なんとなく不愉快な気持ちで機械の操作を始めたら、
あら、今日は
「シネマイレージデー」で1300円。
安いじゃないの。

ふとみたら、
同じ画面に、
「シニア」1000円と出ているのを発見。

「シニア」?

思わず手が止まる。

「シニア、シニアって何歳のこと?」

係りの人にに確認すると、
「60歳からです」

ウレシイのか、
ウレシクナイのか、
5月の終わりに還暦を迎えた私としては、
非常に複雑な気持ちのまま、
シニアのチケットを1000円で手に入れ、
映画を見て帰ったのだった。

しかし、戦う白雪姫はかっこいいけれど、
凶暴な7人の小人さんたちは、
どうしたもんだろうね。
Nagata Micritia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata.M.D.,Ph.D.    19/June/2012
2nd-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・   永田 悟  ・2012年6月19日
小耳症の耳立て手術

P1040903.jpg
The reconstructed auricle.
This case had the first-stage operation
for lobule type microtia 6 months before.

半年ほど前に耳垂残存型小耳症に対して再建していた耳介。

P1040904.jpg
The outline for the 2nd-stage operation.

耳立て手術のデザイン。

P1040905.jpg
The temporoparietal fascia flap「TPF」 is elevated.
The ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block for ear projection is fabricated.

血管膜「TPF」を拳上した。
薄い頭皮皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1040906.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1040908.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建耳介が立っている。

P1040907.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。耳の腫れは入院中にひく。
永田小耳症形成外科クリニックの本日は

小耳症で入院されていた患者さんが診察後無事退院となった。

午前10時より、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日の包帯交換の時はいつもと同様に

抜糸の時期に当たる患者さんが多いので時間を要した。

また、その間に明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。


月曜日の午後からは、小耳症外来の時間帯。

数名の小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

その後、来週手術する予定の患者さん達3名の全身麻酔用術前検査を行った。


うち1名は、インドネシアから来院した患者さんだった。

術前検査の採血を怖がって採血する看護士さんがなかなか大変だったが、

その後、私が英語で「良い耳を再建しようね」。と言った所

本人は、深くうなずいていた。

やはり10歳の本人は、きちんとした耳を再建したいのだ。

宗教は異なっていても、世界中の小耳症の患者さん達に共通した素直な感情だ。


明日は、小耳症の耳立て手術が予定されている。



P1040902.jpg

台湾の台北のチャングン大学から形成外科医であるズン・チャン・チェン医師が、

久々に永田小耳症形成外科クリニックを訪れた。

到着時間は本日夕方の5時を過ぎていた。


彼は、10年ほど前に私のところへ留学して1年間、永田法を学んで帰り

現在は台湾の小耳症の耳介再建手術のほとんどを行っているドクターだ。

現在46歳と、まだ若い。

私の教え子の中で最も良い結果を出せるようになったドクターだ。


チャングン大学は、1万ベットもあるアジアで最も巨大な大学病院で

形成外科領域の世界的論文を多数輩出している病院でもある。


その彼の帰国後も、

私は数回にわたりチャングン病院からの依頼で台北に飛び

小耳症のデモンストレーション手術を行い彼を教育していたが、

十分な小耳症手術が行えるようになったので、

3年ほど前にイギリスのエジンバラで行われた国際小耳症学会で再開したのが最後だった。


その彼が、久々に当院を訪れた。

もはや教えるべき事もないほど、手術ができるようになったドクターなので

私が開業したクリニックを見に来たというところだ。

あまりの懐かしさにお互い思わず笑みがこぼれた。

日常の小耳症治療で同じ苦労をしている数少ない仲間なのだ。














本日は土曜日。

土曜日の永田小耳症形成外科クリニックは、小耳症の外来日。

入院されていた小耳症の患者さんが診察後無事2名退院となった。

その後、数名の小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

さらに、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からも、数名の小耳症の患者さん達の診察を行った。

その後、小耳症で初診の患者さんが来院されたので

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。

気がつけば夕方となり

忙しかった今週の仕事も、あっという間に終了した。

このような1週間が毎週繰り返されている。

振り返ると時の経過のあまりの早さに驚かされる。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph.,D.   15/june/2012
2nd-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年6月15日
耳垂残存型小耳症の耳立て手術

P1040889.jpg
The reconstructed auricle.
This case had the 1st-stage operation
for lobule type microtia 6 months before.

半年前に耳垂残存型小耳症に対して再建した耳介。

P1040890.jpg
The outline for the second stage operation.

耳立て手術のデザイン。

P1040891.jpg
The temporoparietel fascia flap [TPF] is elevated.
Ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS] is harvested.
The costal cartilage block for ear projection is fabricated.

頭から血管膜「TPF」を拳上した。
側頭部から薄い頭皮皮膚を採取した。
耳を後ろから支えて建てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1040893.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。

P1040895.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が、立っている。

P1040897.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が、立っている。
耳の腫れは入院中に引く。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata.M.D.Ph.,D.   14/June/2012
1st-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・ 永田 悟・ 2012年7月14日
耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術


P1040881.jpg
The preoperative appearance of the lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

P1040882.jpg
Determine the proper anatomical location
during the first stage operation
with the film template.

解剖学的に正常な耳の場所を決定するために
透明フイルムに印刷した設計図を用いる。

P1040883.jpg
The actual outline for the reconstruction of the auricle
and anterior surface of the lobule.

耳垂前面の切開線。

P1040884.jpg
W-shaped incision
on the posterior surface of the lobule
and the mastoid surface.
Note that the line of the mastoid surface
extends 4mm beyond the outline
of the auricle to be reconstructed.

耳垂後面から乳突洞部にかけてのW型切開線。

P1040885.jpg
The fabricated 3 dimensional costal cartilage frame
[3-D frame] with the paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1040886.jpg
The intraoperative appearance
with the skin flaps formed
[tragus skin flap,
posterior and anterior skin flap of the lobule
and the mastoid skin flap].

4枚の皮弁形成および皮下ポケットの作成。

P1040887.jpg
Immediately after the first stage operation
prior to Bolster sutures.
Note that the excess skin in the anterior region
of the helical rim is excised
during the first stage operation.

皮下ポケットに3次元肋軟骨フレームを移植した。

P1040888.jpg
The actual appearance
at the end of the first stage operation
with Bolster sutures.
Suction drains are not used because, with my method,
unlike the Tanzer or Brent method
 where skin surface area is insufficient,
there is ample and sufficient skin surface area
to cover the 3-D frame.
Therefore it is possible to use the Bolster sutures
without the worry of necrosis.
Furthermore, the nurses do not have to change
the vacutainers on an hourly or bi-hourly basis
and the patients are not troubled with the change.

ボルスター縫合固定を行った。
本日は水曜日。

永田小耳症形成外科クリニックの水曜日は、

午前中、海外の小耳症患者さんからのメールに対する返事を行った。


2週間ほど前に

インドからの小耳症の作り直しを希望して当院へ来院された患者さんが

手術日を具体的に決定したいとのメールが入り、手術日の決定を行った。


また、来週は、インドネシアからの小耳症の患者さんが術前検査に来院するので

来院の時間など、細かな質問に対する返事を出した。

手術承諾書などの書類や領収書、

さらには入国のために必要な書類など全て英文で用意しなければならないので

海外からの患者さんに対する受け入れの準備には

常に結構な準備が必要となっている。


午前10時からは、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

小耳症の包帯交換は、立体構造なので繊細な手際が必要となる。

当院は小耳症の専門病院なので一連の工程がスムーズとなっている。


午後からは、小耳症外来の時間帯となった。

小耳症で再診の患者さん達を診察して午後の外来を終了した。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata.M.D.Ph.,D.     12/June/2012
2-nd stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・  永田 悟・ 2012年6月12日
耳垂残存型小耳症の耳立て手術

P1040876.jpg
The reconstructed auricle.
This case had the 1-st stage operation
for lobule type microtia 6 months before.
The outline for the second stage operation.

半年前に耳垂残存型小耳症に肋軟骨移植術を行って再建した耳介。
本日、耳立て手術の日を迎えた。
耳立て手術のデザイン。

P1040877.jpg
The temporoparietal fascia flap [TPF]is elevated.
Ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS]
is harvested.
The costal cartilage block for ear projection is fabricated.

頭から血管膜「TPF」を拳上した。
側頭部から薄い皮膚を採取した。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1040878.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1040880.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳が立っている。

P1040879.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。
耳の腫れは入院中に引く。

先週の土曜日、親戚のトルコの患者さんのために、
日本に18年住んでいるというトルコの人が、来院された。

日本語は、5、6割理解できるという。

日本語でいいとおっしゃるので、
カルテを作るためにいろいろと質問したら、
どうも心許ない。
日本語と、英語の単語をちゃんぽんにしたら、
ますます意味不明になったようだ。

なんとかカルテを印刷し終えて、思ったのだが、
インドのタクールさんたちが、
私のつたない英語を聞いていて、
たぶんこんな不安定な気持ちだったんだろうなと、
いまさらに気の毒だったなあと、思った次第だ。


来週にはインドネシアから術前検査にまた一人見えるので、
さて、どうなるか?

2時間半の説明を聞いて帰るとき、
トルコの人は私に、
「英語が喋れるか?」
と聞いてきたので、
「ダメダメ」と答えると、
今度は事務さんに、
「英語が喋れるか?」
と聞いている。

事務さんが、
「喋れない」と答えたので、
私が、
「日本語は上手ですよ」と言ったけど、
冗談は全然通じないで、
怪訝な顔をされただけだった。

トルコの人って、冗談が通じないのか、
さもなくば、私が不謹慎だったのか、
ちょっとだけ悩んだ土曜日の午後だった。

本日は、午前中、小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸の時期にあたる患者さんが多いので、包帯交換に時間を要した。

その間に、明日小耳症手術予定の患者さんが入院となった。


午後からは、来週小耳症手術予定の患者さん達3名の全身麻酔用術前検査を行った。

他に小耳症で再診の患者さん達の診察を行った後

小耳症で初診の患者さんが来院されたので

2時間ほどかけて手術法の詳しい解説を行った。


明日は小耳症の耳立て手術が予定されている。



日本では衆議院と参議院での

与党と野党の数が逆転しているという「ねじれ国会」になってから久しい。

このねじれ国会のために重要法案が決定出来なくなっている。


法案そのものの論議に入ることすらできず政権闘争に終始している状態だ。

原発の再稼働という重要な点においてもほとんど論議されていないまま再稼働しようとしている。

福島原発事故が起きて未だに自宅に帰宅できない人々にとっては

再稼働などとは、信じられない事だろう。

原発を再稼働しなくても困らないはずなのに、

原発再稼働にこだわる理由は安全性の問題とは別にあるとしか思えない。

電力供給会社の複数化の方向性こそ重要なのに

全く進まない。


消費税増税問題も、なかなか決定出来ないでいる。

何も決定できない政府は、国民にとっては不要なものであるという事になる。

2院生という事自体を改革しなければならないのかもしれない。


日本は、お金がないと言いながら、

国際的に今でも他国を救うために、多額の資金を出している。

本当に消費税を上げなければ自国の福祉が存続できないのであれば

他国へ多額の補助金などとっくの昔から、出さなくなっているはずなのではないか?

と、私が疑いたくなるのは自然な事だろう。


国民の常識と政治の常識とが、かけ離れすぎている。



6月9日、土曜日は、小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、数名の小耳症の再診の患者さん達を診察した後

入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

その間に外来では

初診の患者さんが2名来院されていたので、

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。


うち1名は、トルコ共和国の患者さんで、手術を3回受けたものの

不幸な結果となり、作り直し手術を希望される患者さんの日本語がわかる親類が

トルコ共和国の形成外科医からの紹介で来院されていた。


昼休みもままならず、午後の診療を開始して

数名の小耳症の患者さん達の診察を行った。

忙しかった今週の仕事もようやく終了した。



Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata.M.D.,Ph.D.   8/June/2012
1st-stage operation for lobule type microtia with post ENT surgery

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年6月8日
耳鼻科で外耳道形成術を受けた耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術



P1040864.jpg
The preoperative appearance of a lobule type microtia
where one can notice the hole or opening
in the upper abnormal area during ENT surgery.

耳垂残存型小耳症に、耳鼻科で外耳道形成術を行われているが
形成された外耳道孔の場所が解剖学的に高すぎる。

P1040865.jpg
Note the small hole or opening in the upper abnormal area.

耳鼻科で形成された外耳道孔は、場所が間違っており、狭窄している。

P1040868.jpg
The outline for the first stage operation.

肋軟骨移植術のためのデザイン。

P1040872.jpg
The skin pocket created and the 5 skin flaps formed
(anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule,
tragus skin flap,
peri-small hole skin flap,
and the mastoid skin flap).

皮下ポケットを作成し、5か所での皮弁形成を行った。
「耳垂前面皮弁、
 耳垂後面皮弁、
 耳珠用皮弁、
 外耳道孔周囲皮弁、
 乳突洞部皮弁。」

P1040869.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame(3-D frame)
 with the paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1040874.jpg
The appearance after insertion of the 3-D frame
into the skin pocket.
Suction is applied to visualize the contour
of the reconstructed auricle.

皮下ポケットに3次元肋軟骨フレームを移植後
皮下を吸引することで再建された耳介の輪郭が見える。

P1040875.jpg
The appearance
at the end of the first stage operation
with Bolster sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術を終了。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic.
Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.           7/June/2012
1st-stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック ・永田 悟・2012年6月7日
耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術「第1回目手術」

P1040853.jpg
The preoperarive appearance
of the lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。


P1040854.jpg
The outline for the reconstruction of the auricle
and the anterior surface of the lobule.

手術デザイン。耳垂前面では耳珠用前面皮弁をデザインする。。

P1040855.jpg
W-shaped incision on the posterior surface of the lobule.

耳垂後面から乳突洞部にかけてW型切開を行う。

P1040856.jpg
The fabricated 3-dimensional costal cartilage frame [3-D frame]
and the paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1040859.jpg
The appearance with the skin flaps formed
(tragus skin flap,posterior and anterior skin flaps of the lobule
and the mastoid skin flap).
The area undermined for the skin pocket
exceeds the outlined area for auricular reconstruction.

耳珠用皮弁、耳垂前面皮弁、耳垂後面皮弁、乳突胴部皮弁の4枚の皮弁を作成した。
更に皮下ポケットを作成した。


P1040861.jpg
Immediately after the first stage operation
prior to Bolster sutures.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植し皮弁を縫合した直後の状態。
耳介が再建されている。

P1040863.jpg
The appearance at the end of the first stage operation with bolster sutures.

ボルスター固定を行って手術を終了した。


6月6日、水曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは、

午前中入院していた小耳症の患者さんが診察後、無事退院となった。


その後、海外からの小耳症の患者さん達からの

問い合わせに対するメールの返事や

海外の形成外科医からのメールに対する返答などを出した。


さらに小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

その間に、明日小耳症の手術予定の患者さんが入院となった。


午後からは小耳症外来の時間帯となった。

数名の再診の小耳症の患者さん達の診察を行った。


明日は、小耳症の肋軟骨移植術が予定されている。


Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.Ph.,D.  5/june/2012
2nd-stage operation [ear projection operation] for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2012年6月5日
耳垂残存型小耳症の耳立て手術

P1040842.jpg
This case had the 1-st stage operation
for small lobule type microtia 6 months before.
The reconstructed auricle.

小さな耳垂の耳垂残存型小耳症に対して半年前に肋軟骨移植術を行って再建した耳介。

P1040843.jpg
The outline for the second stage operation.

耳立て手術のデザイン。

P1040844.jpg
Temporoparietal fascia flap [TPF] is elevated.
Ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS] is harvested.
Costal cartilage block for ear projection is fabricated.

側頭部からTPFを拳上した。
また、薄い皮膚を採取した。
耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。


P1040845.jpg
Reconstruct the tragus completely
utilizing the limberg flap dezign.

耳珠の形態をさらに明瞭に再建するために,
Limberg flap を応用したデザインを行った。

P1040848.jpg
Limberg flap and Triangular skin flaps are elevated.

Limberg flap と Triangular skin flap を拳上した。

P1040846.jpg
Newly fabricated costal cartilage is grafted
on the tragus cartilage which was grafted during the 1-st stage operation.

初回手術時に移植していた耳珠用肋軟骨の上に新たな耳珠用肋軟骨を移植した。


P1040849.jpg
The tragus volume has increased posterioly.

耳珠の形態が後方に突出するようにボリュームアップした。

P1040850.jpg
The total suture line.

縫合線の全体像。

P1040851.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳介が立っている。

P1040852.jpg
The reconstructed auricle is projected .

再建された耳介が立っている。

本日は、午前中、小耳症で入院していた患者さんが診察後、無事退院となった。

その後、局所麻酔下の手術を行った。

さらに小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

その間に、明日小耳症手術予定の患者さんが入院となった。


午後からは、数名の小耳症の患者さん達を診察し、

来週小耳症手術予定の患者さん3名の全身麻酔用の術前検査を行った。

さらに、小耳症で初診の患者さんが来院されたので、

手術法の詳しい説明を行った。

明日は、小耳症の耳立て手術を予定している。


気が付けば、もはや6月となっている。

年を取るほど、時間が過ぎるのが早く感じるようになると言われる。


今の時間を、大事に楽しむ事に心がければ、

時間が伸びたように感じられるのではなかろうか?

などと思う今日この頃だ。
FIFAワールドカップ・アジア最終予選が本日より始まった。

オマーン対日本戦で、3-0で日本は勝利した。


日本チーム全体の集中力は途切れる事無く

最後まで圧倒的な攻撃を行った。

前半に永友選手からのパスを本田選手が決めて痛快な先取点を取った。

更に後半、前田選手が2点目、直後に岡崎選手が3点目と2得点を追加し

危なげなく快勝した。

質の高いパス回しも華麗だった。

終止日本が押し続け、技術面もスタミナ面でも圧倒的勝利だった。


次回の試合は、6月8日強豪ヨルダン戦、

さらにアウェイで6月12日強豪のオーストラリア戦が次々と控えている。

ガンバレ!日本!