永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

本日は連休の4月30日の月曜日。

日本中休みだが、永田小耳症形成外科クリニックには

入院中の小耳症の患者さんがいるので、午前中は通常業務を行った。

午前10時より小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を開始した。

本日は抜糸の時期にあたる患者さんが多かったので、包帯交換に時間を要した。

その間に、小耳症で明日手術予定の患者さんが入院となった。


この10月には、「第21回日本形成外科学会基礎学術集会」が福島で開催される。

ホームページを調べてみるとプログラムの一部まで出来上がっている状態だ。

この学会から1時間の教育講演を依頼されているが、

先日教育講演のための抄録を1か月後までに書くよう依頼状が届いていた。

さっそく、この休みのうちにと、午後から開始してみたら早々と書き上げてしまった。


また、患者さん達からのメールの問い合わせに対する返答を行った。

7月には、シンガポールでアジア太平洋難聴学会が開催されるが

この学会からも小耳症治療に対する招待講演を依頼されており

部分的な準備を開始した。







4月も残すところ明日を残すのみとなった。

5月を直前にして、ようやく気温も急上昇。

連休突入で気分も急上昇、全国各地に旅行などで移動する人々が増加している。


毎年の事だが、この時期には悲惨な交通事故のニュースが頻発する。


本日も例外にもれず、高速道を走っていたバスが防音壁に激突し

バスの中に防音壁が貫通するという悲惨な死亡事故が起き、ニュースとなっていた。


永田小耳症形成外科クリニックには

日本全国から小耳症の患者さん達が来院されている。


だから、連休の合間の外来の日に来院される患者さんには、

くれぐれも時間に余裕をもって交通事故に合わないようにしていただきたい

とのお願いを、毎年このブログにも書いて来た所だ。


本日は、土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは午前午後とも小耳症の外来日。

朝の外来が始まる9時前からすでに、数名の小耳症の患者さん達が待っておられた。

午前9時外来を開始、数名の小耳症の患者さん達を診察した。

その後、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。


耳の再建は立体的形態の再建術なので、

凹凸の細部まで、ことごとく消毒を行わなければならない。

だから神経質で時間を要する包帯交換となる。


インドから小耳症の再々建のために入院している患者さんの術後も順調で、抜糸を行った。

縫合糸の跡にならないように、非常に細い糸で細かく縫合しているので

手術時間を要するのは当然だが、抜糸にも当然非常に時間がかかる。


ようやく包帯交換を終えて外来に降りると、

再び数名の小耳症の患者さんたちが待っておられた。

診察を行い午前中の外来を終えた。


午後からも、小耳症の患者さん達の診察を数名行った。

いつも毎週めぐって、ほっとする土曜日の外来終了時の夕方。

またまたこの時間を迎えて本日も、ほっとしている。


早いもので永田小耳症形成外科クリニックも

あと半年で開業後7年を経過する事になる。



Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.,Ph.D. 27/April/2012
Second stage operation for lobule type microtia

永田小耳症形成外科クリニック ・ 永田 悟・2012年4月27日
耳垂残存型小耳症の耳立て手術


P1040663.jpg
The patient with lobule type microtia had
the first stage operation 6 months ago.
The preoperative appearance immediately prior
to the second stage operation.

半年前に肋軟骨移植術を行って耳介再建術を行い、
本日耳立て手術の日を迎えた。

P1040664.jpg
The outline for the second stage operation.

耳立て手術のデザイン、

P1040665.jpg
The intraoperative appearance showing
the ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS] being harvested
and the appearance with the elevated temporoparietal fascia flap [TPF]
and the fabricated costal cartilage block for ear projection.

薄い頭皮皮膚を採取し、側頭部から血管膜「TPF」を拳上した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1040667.jpg
The reconstructed auricle is projected.

再建された耳が立っている。


P1040668.jpg
The antero-lateral close-up view
after auricular projection operation.

再建耳が立っている。

P1040669.jpg
Total suture line.

縫合線の全体像。
本日は、Face  Lift  [フェイス リフト]

の本格的な若返り手術を全身麻酔下で行った。

顔面の手術で個人が特定されてしまうために

本日は手術写真を掲載できないのが残念だ、


加齢とともに、人は顔面の下垂が起きる。

たるんで下垂した顔面は、本格的なフェイスリフト手術により

15歳から20歳も若返らせることが可能となっている。


15年ほど前、私がかつてフェイスリフトを行っていた患者さんが

わざわざインターネットで探し、来院されて本日の手術となった。

若返るという事は素晴らしいことだ。


明日は、小耳症の耳立て手術が予定されている。

本日は、午前中入院していた小耳症の患者さんが診察後無事退院となった。

その後、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

その間に、明日手術予定の患者さんが入院となった。

また、海外からの小耳症患者さんに対するメールの返答などの作業に追われた。


午後からは小耳症外来の時間帯となった。

数名の小耳症で再診の患者さん達を診察後

小耳症で初診の患者さんが来院されたので

2時間ほどかけて小耳症手術の詳しい説明を行った。

更に数名の小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。
Nagata Microtia and Reconstructeve Plastic Surgery Clinic
    Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.
 first stage operation for microtia after canal plasty 24/April/2012

永田小耳症形成外科クリニック・ 永田 悟・2012年4月24日
「外耳道形成術を行われた小耳症に対する肋軟骨移植術」

P1040642.jpg
The preoperative appearance of a microtia patient
that had a canalplasty in the conchal area.
耳鼻科で外耳道形成術を行われた小耳症の術前。

P1040643.jpg
One can notice the small hole or opening
in the conchal area made during ENT surgery.
There is scar in mastoid region.
狭い外耳道が耳甲介の後方に再建されている。

P1040644.jpg
The outline for the first stage operation is shown.
肋軟骨移植術のデザイン。

P1040646.jpg
The scar is excised and scar contracture released.
Note that the skin surface area is insufficient to reconstruct the auricle.
瘢痕を切除して硬縮を解除したところ。
耳を再建するための皮膚の表面積が不足する。

P1040648.jpg
The harvested ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS],
the excised fat tissue,and the
fabricated 3-dimensional costal cartilage frame[3-D frame].
The temporoparietal fascia flap [TPF] is elevated.
薄い頭皮を採取し、耳があるべき場所の脂肪組織を切除した。
3次元肋軟骨フレームを作成した。頭から血管膜「TPF」を拳上した。

P1040645.jpg
The fabricated 3-dimensional costal cartilage frame [3-D frame]
and the paper template.
作成した3次元肋軟骨フレームと本人サイズの耳の紙型。

P1040649.jpg
The 3-D frame is grafted in its proper anatomical position.
During the grafting of the 3-D frame, the tragus is moved upper and posterior to the
right position.
3次元肋軟骨フレームを解剖学的に正しい場所に移植した事で、
耳の場所も上後方へと、正しい位置へ引き上げ移動する事が出来た。

P1040650.jpg
The grafted 3-D frame is coverd with TPF.
移植した3次元肋軟骨フレームを生かすために血管膜「TPF」で被覆した。

P1040651.jpg
TPF is coverd with UDSTS.
「tpf」の上を薄い頭皮皮膚で被覆した。

P1040652.jpg
The actual intraoperative appearance
at the end of the first stage operation with the Bolster sutures.
ボルスター縫合固定を行った。

雨の月曜日。

これだけ雨なら、花粉もとばず、
傘をさして、雨の中、お使いに出かけたら、
ご近所さんの庭は、春花盛り・・・。

菜の花や、タンポポの黄色、スミレの紫など、
道端の小さな草花さえ、目に染みるようだ。

花は色を愛でるものなのね・・・

ぺんぺん草や小さな雑草なども生い茂って、
それぞれに個性を主張しているのが、
たくましく、力強い。

なんだかやる気が出るなあ!

先日の大雨で、
 ー最近雨、ひどいよねー
またまたトイレが雨漏りで、
 -えっこの前直したばかりだよー
きのうT業者さんがきてくれて、修理をしていってくれた。

以前、
と言っても25年も前になるが、
この家を建ててくれた大工のTさんが、今はリタイアして息子さんが代替わり。

Tさんは屋根から落っこちて今は杖が手放せないのだが、
息子さんが仕事に来るときは一緒にバンに乗ってくる。

昨日も一緒にやってきて、息子の仕事を眺めたりしていたが、
やっぱりもともと働き者だったので、
じっと見ていられないらしく、
なんだかごそごそやっていた。

花粉が飛んでいる3月から5月の連休までは、
私は家の窓は開けないし、
外出も最小限。
庭の草取りなどとんでもない。

今時はすべての草木が勢いづいて、
もちろんうちの小さな庭も草ぼうぼう。

Tさん気になったと見えて、あちこち草をむしっていった。

アルストロメリアの新芽も、キバナコスモスの新芽も、
みんなむしっていった。

むしっていった草のなかに、毎年ピンクの花を咲かせていた、
ヒヤシンスの球根も、ごろりと転がっている。

お。おい!

しかし何も言うことができず、
彼らが帰った後で、
また花壇にシャベルで穴を掘って、球根を埋めなおしたのだが、
来年は花を咲かせてくれるだろうか?

今日の雨は、球根にとって、恵みの雨になるに違いない。



本日は入院していた患者さんが診察後、無事退院となった。

その後、明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。

午前10時より小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は、抜糸の時期にあたる患者さんが多いので包帯交換に時間を要した。

全員順調な経過をたどっている。


午後からは、鼻の再建手術を行った患者さんの診察を行った後、

小耳症で来週手術予定の患者さん達3名の手術前の術前検査を行った。

その後、再診の小耳症の患者さんの診察を行った。


明日は、小耳症で正常とは異なる場所に

耳鼻科で耳穴をあけられた患者さんに対する耳介再建手術が予定されている。

明日も困難な手術で、長時間かかりそうだ。



2011年度の国の借金は、GDP比率で、およそ

日本は230%、ギリシャが160%、イタリアが120%、

アメリカが100%、ドイツが80%、スペインが70%、となっている。

日本は、ほかの諸国に比べ借金が突出している。


ところで、欧州危機救済のためのお金を出すのは国際通貨基金「IMF」だ。

4月20日、主要20か国「G20」は、

IMFが欧州危機に対応する資金を倍増する事で合意した。


このG20協調を演出したのは日本だった。

日本はユーロ圏以外で、先陣を切って4.9兆円を出す、と表明し

各国から総計34.8兆円の拠出が集まる流れを作った。

本来ならば、日本は世界から感謝されるべきところだ。


アメリカは4年連続で財政赤字のため、

欧州支援のお金に議会の承認を得られないので

お金を出す事ができない状態だ。


なのに、アメリカよりも、GDPで2.3倍とはるかに借金が多い日本が

4.9兆円もの資金を拠出するというのは、どういう事だろうか?


日本では、このような巨大な資金拠出を行う際に、

議会の承認をとっているのだろうか?


社会保障資金が不足し、消費税を10パーセントに上げなければならない

と言っている日本政府なのに、

日本よりはるかにGDP比の借金比率の低い欧州国を救うためのお金を出すというのは

矛盾していると考えるのは、私だけではなかろう。


当然の事のように今回のG20会議からは、

「日本とアメリカは財政再建をしっかりやるべきだ。」という注文が付いた。

つまり、「日本は赤字財政改善を行いなさいよ」と、警告を受けたのだ。


もっと言い換えれば、

「自分自身が借金まみれで、自分自身を養う事も出来ない人間が

人を救うためにお金を出すなんて気が狂っている」と、言われたのに等しい。


なのに、日本が何故お金を出すのかが、私には理解できない。






本日は土曜日、永田小耳症形成外科クリニックでは小耳症外来の日。

退院を迎えた患者さんを診察後、

外来で数名の小耳症の再診患者さん達の診察を行った。

その後、小耳症で初診の患者さんが来院されたので、

2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。

更に数名の小耳症で、再診の患者さんを診察し終えると

昼休みの時間も無くなっており、

連続して、午後の部の外来となった。

小耳症の患者さんの診察を終えて

僅かの時間を利用して昼食をとり

入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

包帯交換をやっと終了して外来に降り

再診の小耳症の患者さんの診察を行った。

小耳症の治療に明け暮れた忙しかった今週もようやく終了した。


   Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.,Ph.D. 20/April/2012
secondary reconstruction for lobule type microtia
永田小耳症形成外科クリニック    永田 悟   2012年4月20日
耳垂残存型小耳症の再々建手術

P1030947.jpg
27/october/2011
This patient already had an operation at another hospital.
The preoperative appearance of a patient with
unsatisfactory primary reconstruction results
with the Tanzer modified method.
Note that there is insufficient depth in the conchal vault area
and that the morphological features are not completely fabricated.
Poor color match of the grafted skin
in the post auricular area from the groin region.

2011年10月27日、術前。
大阪地方の某病院で小耳症に対して「タンザー法もどき」の耳介再建手術を行われたものの
非常に不幸な結果となっている。
耳は平坦で輪郭はほとんど無く、
再建耳介の後ろには、鼠径部から色の異なる皮膚が移植されている。
再建耳の場所も間違っている。
永田小耳症形成外科クリニックには、
日本全国からこのような患者さんが再々建手術を受けに来院されている。

P1030948.jpg
The outline for the first stage operation.
手術のデザイン。
まず正しい位置と左右対称な大きさを決める。

P1030949.jpg
The removed costal cartilage framework,
 newly fabricated 3-dimensional costal cartilage framework[3-D frame]、
 and paper template.
Note the difference.
摘出した肋軟骨フレーム、新たに作成した3次元肋軟骨フレーム、そして耳の紙型。
全く形態が異なる点に注目。

P1030950.jpg
Skin pocket created and skin flaps formed.
移植されていた肋軟骨フレームを摘出して皮下ポケット輪作成し皮弁を形成した。

P1030951.jpg
New 3-D frame is grafted under the skin pocket.
Immediately after the first stage operation.
新たに作成した3次元フレームを移植した。

P1040634.jpg
20/April/2012
Immediately prior to the second stage operation.
2012年4月20日、耳立て手術の日を迎えた。

P1040635.jpg
The outline for the second stage operation.
Note the mismatched color of the grafted skin on the mastoid surface.
耳立て手術のデザイン。

P1040637.jpg
Excised grafted skin with the mismatched color,
harvested ultra delicate split thickness scalp skin,
fabricated costal cartilage block for ear projection.
Temporoparietal fascia flap [TPF] is elevated.
色が異なる皮膚を切除し、側頭部から薄い皮膚を採取し、
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
それを被覆するための血管膜「TPF)を側頭部から拳上した。

P1040639.jpg
The reconstructed auricle is projected.
再建された耳介が立っている。

P1040641.jpg
The antero-lateral view, the reconstructed auricle is projected.
再建耳が立っている。

P1040638.jpg
The total suture line.
縫合線の全体像。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic                                  Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.
19/April/2012
1-st stage operation for the lobule type microtia
永田小耳症形成外科クリニック  ・ 永田 悟 
耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術

P1040624.jpg
The preoperative appearance of a lobule type microtia.
耳垂残存型小耳症
P1040625.jpg
The actual outline for the reconstruction of the auricle.
The horizontal line in the center is the Frankfurt Horizontal Line.
Normal anatomical position of the auricle is in red.
肋軟骨移植術の手術デザイン。
P1040626.jpg
The anterior view of the fabricated
3-dimensional costal cartilage frame[3-D frame]
and the paper template.
3次元肋軟骨フレームを作成した。

P1040628.jpg
The posterior view of the fabricated 3-D frame.
3次元肋軟骨の裏面。

P1040630.jpg
The intraoperative appearance with the skin flaps formed
(tragus skin flap, posterior and
anterior skin flaps of the lobule
and the mastoid skin flap).
The remnant auricular cartilage is completely removed.
The area undermined for the skin pocket
exceeds 1 cm outside the margin of the outlined area
for auricular reconstruction.
The inferior portion of the posterior skin flap of the lobule
and a portion of the mastoid skin flap form the subcutaneous pedicle.
皮弁形成および皮下ポケットの作成。

P1040631.jpg
The actual intraoperative appearance after insertion
of the 3-D frame into the skin pocket.
Suction is applied to visualize the contour
of the reconstructed auricle.
The smooth u-shaped configuration
of the incisura intertragica is attained,
and the excessive remnant skin is removed during this stage.
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植して再建された耳介

P1040633.jpg
The actual appearance at the end of the first stage operation
with Bolster sutures.
Suction drains are not used because, with my method,
unlike the Tanzer or Brent method where skin surface area is insufficient,
there is ample and sufficient skin surface area to cover the 3-D frame.
Therefor it is possible to use
the Bolster sutures without the worry of necrosis.
Furthermore,the nurses do not have to change
the vacutainers on an hourly or bi-hourly basis
and the patients are not troubled with the change.
ボルスター縫合固定。
本日は、午前中入院していた小耳症の患者さんが退院となった。

2度目の手術も終了しての退院だったので

再建された耳が左右対称に立っており、晴々とした顔をしていた。


このように喜んで退院を迎えた患者さんを見る時こそ

小耳症に対する耳介再建手術の進歩のために、

これまでの30年、人生をかけて戦って来て良かったと感じる一瞬でもある。


その後、明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。

また、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

全員術後経過は良好だ。


午後からは、外来の時間帯となった。

月曜日に局所麻酔下の手術を行った患者さんの消毒を行った。

その後、小耳症で初診の患者さんが来院されたので

2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。


明日は小耳症に対する肋軟骨移植術が予定されている。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.
 Secondary reconstruction for microtia
 6/September/2011 ・ first stage operation
17/April/2012 ・ second stage operation

永田小耳症形成外科クリニック    永田 悟
小耳症の再々建手術  2011年9月6日・肋軟骨移植手術
                2012年4月17日・耳立て手術
P1030781.jpg
6/September/2011
The preoperative appearance of a patient already operated in India
with an unsatisfactory primary reconstruction result.
2011年9月6日
インドで小耳症に対する耳介再建手術を受けたものの不幸な結果となっている。

P1030782.jpg
The outline for the first stage operation.
手術デザイン。

P1030786.jpg
The temporoparietal fascia flap [TPF] is elevated
and the skin flaps are formed,harvested
ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS],
excised uncolor matched grafted skin,
newly fabricated 3-dimensional costal cartilage frame [3-D frame],
and excised grafted frame.
TPF「血管膜」を拳上し、皮弁を形成し、頭皮より分層採皮を行い、
色調が悪い移植されていた皮膚を切除し、新たに3次元肋軟骨フレームを作成し、
移植されていた肋軟骨フレームを摘出した。

P1030787.jpg
The excised grafted costal cartilage frame [left],
the newly fabricated 3-dimensional costal cartilage frame[3-D frame] [center],
and the paper template [right].
摘出した移植肋軟骨フレーム、新たに作成した3次元肋軟骨フレーム、そして耳の紙型。

P1030788.jpg
The upper and lateral part of the grafted 3-D frame is covered with TPF.
Cymba concha,cavum concha,tragus,and lobule
are covered with the skin flaps.
移植した3次元肋軟骨フレームの上外側部をTPFで被覆し、下前方を皮弁で被覆した。

P1030789.jpg
TPF is covered with the UDSTS.
Immediately after the first stage operation
prior to bolster fixation.
TPF部をあらかじめ採取しておいた頭皮皮膚で被覆した。

P1040616.jpg
17/April/2012
The reconstructed auricle, immediately prior to the second stage operation.
2012年4月17日
再建された耳介。

P1040617.jpg
The outline for the second stage operation.
耳立て手術のデザイン。

P1040619.jpg
Deep temporal fascia flap [DTF] is elevated and
costal cartilage block is fabricated for auricular projection.
UDSTS[ultra-delicate split thickness scalp skin] is harvested.
DTF「2枚目の血管膜」を拳上した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。


P1040621.jpg
The reconstructed auricle is projected.
作り直して再建された耳が立っている。

P1040622.jpg
Projected reconstructed auricle.
立っている再建耳。

P1040623.jpg
The antero-lateral appearance.
耳が立っている。

P1040620.jpg
The total suture line.
The swelling will heal during hospitalization.
縫合線の全体像。
耳の腫れは入院中に引く。
本日は、午前中、局所麻酔下の手術を2件行った。

その後、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸の時期にあたる患者さん達が多いので、包帯交換に時間を要した。


午後からは、来週手術予定の患者さん達3名のの全身麻酔用の術前検査を行った。

その後数名の小耳症の患者さん達の診察を行った。


午前中には、明日小耳症で手術予定のインドから来日した患者さんが

入院となった。

すでに、インドで手術を行われたものの非常に不幸な結果となり

半年前に当院で再々建手術を行った患者さんだ。

明日は、その作り直した耳介の耳立て手術を予定している。

先週は北朝鮮のロケット「ミサイル」発射が失敗に終わった。

発射して15分で沖縄諸島に届くミサイルなのだから、

発射して5分以内に国民に知らせるべきだった。


日本政府の40分以上経過してからの発表はあまりにお粗末すぎる。

もし発射が成功し、落下物が落ちていたら、10分ちょとだったはずなので

あまりに後の祭りとなっていたのだ。



日本政府は拙速にも北陸地方の原発を再稼働しようとしている。

インドネシア西岸海域で、またまた巨大地震が起きた。

インドネシア西岸では震度9をはじめとして

この7年間に、マグニチュード7.5を超える巨大地震が7回以上も起きている。


今後、日本にも同様な巨大地震が頻発する事が起きる可能性が大きいにもかかわらず

科学者でもない政府が安全性を確認したというのは誰が見ても信用できない。

裏で何かが起きていると疑いたくなる。


消費税を10パーセントに上げる折に、病院には、「税制上その消費税をあきらめろ」と

厚生省が言い出した。

病院だって物品購入時に消費税を払って購入しているのだ。


などなど、今年の春も、理にかなわない、

あきれ返るような話がすでに続出し始めている。


政権交代と、ねじれ国会と、毎年変わる首相など、

これでは、国民のための政治は不可能だ。

「だれかと思いましたあ!」と、ナースのⅠさん。

「びっくりしましたあ!」と、事務さん。

金曜日から、
院長が、長年愛用の紫いもスーツを脱ぎ捨てて、
新しい手術衣を着ているからだ。

開業以来6年以上、
まるで制服のように、というか、
もはや体の一部と化した紫いもスーツだから、

ときに院長とともに飛行機に乗って、
カナダとか、韓国とか、オーストラリアまでいってきた紫いもスーツ。

入院中の子供から上野のホームレスみたいと呼ばれたこともあったのだが・・・

先日院長が話をしている最中に、
自分で自分のお股を眺め、気が付いた。

≪やぶれてる≫

≪新しい術衣がほしい≫と・・・

で、新しい術衣はミストグリーンで、
それを見た皆は戸惑いを隠せない。

だって院長は紫いもスーツが一番お似合い。


本日は、小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、数名の小耳症で再診の患者さん達が来院され診察を行った。

午前10時より入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

包帯交換だけで1時間半を要した。

外来に降りると再び小耳症の患者さん達が数名待っていた。

診察を行うと12時となった。


午後からも数名の小耳症で再診の患者さん達が来院され診察を行った。


昨日は、メッドポア「人工物」を使って

韓国の形成外科で小耳症に対し耳の再建を行われたものの

不幸な結果となった小耳症の患者さんの手術ほかに、


韓国の美容外科で鼻に注射を行われて鼻の皮膚壊死となり、

都内の某院院で鼻の再建手術を行われたが細かな形態の出来に満足できず

当院で、耳介軟骨を採取して鼻翼に移植する手術も行った。

顔面の手術のため、個人が特定できるので、このブログには掲載できないが


たまたま昨日は、結果として

韓国の形成外科と、韓国の美容外科で行われた2名の患者さんの再々建手術となった。

とにかくこれでまた、忙しかった今週も、ようやく終了した。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.
[An unsatisfactory primary reconstruction result for concha type microtia using the medpor implant.]
13/April/2012

永田小耳症形成外科クリニック   永田 悟
「耳甲介型小耳症に対しメッドポアを移植して再建され不幸な結果となった耳介」


P1040600.jpg
5 year old patient.
An unsatisfactory primary reconstruction result for concha type microtia
using the medpor implant method in a hospital in Korea.
Note the grafted medpor exposed in the lateral helical rim portion.
患者さんが5歳で韓国の病院で耳甲介型小耳症に対して
メッドポア「人工物」を移植されて耳介を再建されたものの不幸な結果となり
耳輪外側に、移植されたメッドポアが露出している。
このような状態なると、とにかく異物をすべて摘出しなければ傷が治らない。

P1040601.jpg
Skin necrosis occured in the upper posterior region of the reconstructed auricle .
再建耳介の後上方も、皮膚欠損となっている。

P1040603.jpg
The scar from the elevated TPF remains.
多くの瘢痕を残している。
消毒しただけで再建耳介外側からは出血する。


P1040605.jpg
The excised medpor implant.
メッドポアを摘出した。

P1040607.jpg
Survived skin flaps.
生き残った皮弁。

P1040608.jpg
The excised grafted medpor implant.
メッドポア「多孔性人工物」。


P1040609.jpg
Survived skin flaps sutured and after bolster suture fixation.
The patient is scheduled to have secondary reconstruction surgery when he is 10 years old.
生き残った皮弁を縫合し、ボルスター縫合固定を行った。
傷が治り、患者さんが10歳となってから
自家肋軟骨移植術による再々建手術を行う予定。
      Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
              Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.
      Secondary reconstruction for lobule type microtia
         永田小耳症形成外科クリニック   永田 悟
       耳垂残存型小耳症の再々建手術

P1030906.jpg
13/October/2011
The preoperative appearance of a patient
with unsatisfactory primary reconstruction results with the Tanzer method
where you can note the conchal vault from the groin region
and the area superior and lateral to the helical rim appears to be flat and bald.

2011年10月13日
耳垂残存型小耳症に対し
東京都内の某大学病院で、タンザー法による耳介再建手術が行われたが
不幸な結果となっている。


P1030907.jpg
The outline for the first stage operation.
再々建手術のデザイン。

P1030909.jpg
The subcutaneous pedicle skin flap was constructed
from the mastoid surface and posterior surface of the lobule.
耳垂後面および乳突洞部より、皮下茎皮弁を作成した。


P1030911.jpg
The subcutaneous pedicle skin flap transposed to the conchal area.
作成した皮下茎皮弁を耳甲介部へ移動する。

P1030908.jpg
Newly fabricated 3-dimensional costal cartilage frame[3-D frame]
 and paper template.
新たに作成した3次元肋軟骨フレーム。

P1030912.jpg
The removed framework,3-D frame.
Note the difference and resorption of the removed framework
in the superior crus ,inferior crus and helix.
The subcutaneous pedicle skin flap was constructed
from the mastoid surface and posterior surface of the lobule.
On the right excised uncolor mached grafted skin fron groin area.

摘出した肋軟骨フレームと、3次元肋軟骨フレームの形の違いに注目。
耳甲介部に移植されていた色が異なる皮膚を切除した。

P1030913.jpg
3-D frame is grafted under the skin flap.
3次元肋軟骨フレームを移植した。

P1040581.jpg
12/April/2012
Immediately prior to the second stage operation.
2012年4月12日の本日、耳立て手術の日を迎えた。

P1040583.jpg
The outline for the second stage operation.
耳立て手術のデザイン。

P1040585.jpg
Harvested ultra-delicate split thickness scalp skin.
Excised uncolor matched grafted skin.
The multilayered cartilage block for ear projection is fabricated.
The deep temporal fascia [DTF] is elevated.
側頭部から薄い頭皮皮膚を採取した。
耳介後面に移植されていた色が異なる皮膚を切除した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
deep temporal fascia[DTF]を拳上した。

P1040586.jpg
Immediately after the second stage operation.
手術直後。

P1040588.jpg
Immediately after the second stage operation.
Reconstructed auricle is projected.
再建耳介が立っている。

P1040587.jpg
Reconstructed auricle is projected.
The swelling will heal during hospitalization.
再建耳介が立っている。
本日は午前中に小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、海外の学会からの講演依頼に対するメールの返事や

海外の耳の英文論文審査チェックなど、いろいろとメールの作業で忙しかった。

また、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からは、小耳症外来の時間帯となった。

先週小耳症で初診で来院された大人の患者さんが再び来院され、手術予約を決定された。


その後、小耳症で初診の大人の患者さんが来院され、

2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。


子供時代に他の施設で小耳症に対する耳介再建術を行われたものの

不幸な結果となり再々建を希望して来院された。

同様に再々建を行った大人の患者さんが現在当院に入院中でもある。


これらの作り直しを希望されて当院へ来院される患者さんが

現在日本中から絶える事が無い。


私の小耳症に対する論文がアメリカ形成外科学会に掲載されたのが、すでに1992年から。

その後20年を経過した現在、「永田法」は欧米各国をはじめ世界中に広がっているが、

足元の日本では、従来法を行われ続けていた。


国内の学会においては、1980年代半ばから、私はこの方法を報告し続けていた時期もあったが

他の施設では従来法を行い続けてきた所が未だに多いのが実情だ。


その間も、国際形成外科学会やアメリカ形成外科学会、ヨーロッパ各国の形成外科学会などから

少なくても1時間以上あるいは2時間にわたる招待講演を依頼され続けて来た。


タンザー法などの従来法で手術を当時うけられた国内の患者さん達は、

現在、全員作り直し手術の適応となり、

日本中から作り直しを求めて当院へ来院されるという結果を招いている。


春休みの先週までは、多くの子供さんの小耳症患者さんが来院されていたが

春休みが開けた今週は、大人の小耳症の患者さんが来院されている。


このブログに、すでに何度も作り直し手術を掲載している理由の一端がお分かりいただける。



久しぶりに髪を切りに行ってきた。

タクシーの運転手さんと、美容師さん、
ほんとにおしゃべり好きな人が多いと思うけど、
なじみの美容師さんは、おしゃべり上手。

最近結婚したようで、いつのころからか、話題が奥さんの話。

先々月はもう少しで子供が生まれるんですよという話で、
先月は子供が生まれたんですよという話。
今月は車で迎えに行くんですよという話。

髪をカットしてヘアマニュキアしてシャンプーして、
椅子に座ったら目の前に携帯を突き出してきた。

いやん、こどもの写真だ。

か、かわいい!

他人の子が可愛くなるなんて、私も年を取ったものだ。

看護学生のときはクラスでも有名な子供嫌いで、
保育園に実習に言ったとき、
子供の相手をするのが嫌で、
子供にもそれがわかるらしく、だれ一人寄ってこない。

他の学生が、子供たちと仲良く遊んでいる真ん中で、
一人腕を組んで立っていたのが、うそのようだ。

人はいくらかでも変われるらしい。
今は赤ん坊は国の宝だ。

健やかに育ちますように。


    Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M,D,Ph,.D.
    1-st stage operation for the lobule type microtia
      耳垂残存型小耳症の自家肋軟骨移植術による耳介再建

P1040574.jpg
The preoperative appearance of the lobule type microtia.
耳垂残存型小耳症の術前。

P1040575.jpg
The actual outline for the reconstruction of the auricle.
Normal anatomical position of the auricle in red.
耳があるべき場所を赤で示す。

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The outline of the posterior surface of the lobule.
耳垂後面の切開線を示す。

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The four skin flaps formed [anterior and posterior skin flaps of the lobule,
tragus skin flap and the mastoid skin flap].
And the skin pocket created,
The remnant auricular cartilage is completely removed.
4枚の皮弁を作成した。
遺残耳介軟骨はすべて摘出した。



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The fabricated 3-Dimensional costal cartilage frame[3-D frame]
with the paper template.
作成した3次元肋軟骨フレームおよび耳の紙型。

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The 3-D frame is grafted under the skin pocket.
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。

P1040580.jpg
Note that the excess skin in the anterior region
of the helical rim is excised.
遺残耳介に余分な皮膚を切除している。
本日は、午前中に小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

そのうち、耳立て手術後の患者さんの全抜糸が2名。

抜糸の糸の数を数えてみたら、1名あたり170針だった。

縫合糸の傷跡にならないですむように、

永田小耳症形成外科クリニックでは非常に細い糸で細かな縫合を行っている。

髪の毛より細い糸を抜糸するので時間がかかる仕事となる。

2名合わせるとなんと340針の抜糸を行った。

いかに時間がかかるか、と言う事がおわかりいただけるだろう。

また、明日小耳症で、肋軟骨移植術手術予定の患者さんが入院となった。


午後からは小耳症外来の時間帯となった。

来週手術予定の3名の小耳症の患者さん達の全身麻酔用の術前検査を行った。

うち1名は、インドからはるばるやってきたインド人の患者さんだ。

インドで小耳症のために耳介再建術を受けたものの

不幸な結果となり当院で半年前に耳介再々建手術を行って

来週耳立て手術予定の患者さんだ。

作り直した耳は、良好な形態となっている。

世界中共通に、耳が完全に再建された患者さんは素直にとても喜んでいる。

4月8日、桜が咲いている。

満開の桜は目に染みるほど美しい。

例年より3日遅れで今年も咲いている。

日本独特の美に感動する一時だ。


などと言っている間に

今週から来週にかけて、北朝鮮からミサイルが発射されようとしている。

イランの問題でガソリン価格は上昇が止まらない。

また、消費税のアップがなされようとしている。

東北では震災後1年経過しても、がれき処理すら進んでいない。

今月から関東各地での農産物に対する放射能汚染が問題となっている。

3月までは問題ないとして食べさせられていたのだ。

福島原発事故により関東各地が汚染されていたという事でもある。

このような時期なのにもかかわらず、

北陸地方の原発再稼働を行おうとする政府は無神経すぎるとしか考えられない。

事故を起こした東電がつぶれることもなく電気料の値上げをかってに行っている。

桜はきれいでも、とんでもない国となって来ているような気がするのは

私だけだろうか?


















4月7日、土曜日の本日は春休み最後の土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは小耳症外来の日。

午前中は早朝から小耳症の患者さん達で混雑した。

多くの再診の小耳症の患者さん達の診察を行った後

初診の小耳症の患者さんが来院されたので

2時間ほどかけて手術法の詳しい解説を行った。

その後も数名の小耳症の患者さんの診察を行った。


午後からも小耳症で再診の患者さんたちの診察を行った後

小耳症で初診の患者さんと、耳介欠損の患者さんが来院されたので

2名同時に手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。

ようやく外来が終了したので病室に上がり、

入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

外来へ降りてみると再診の患者さんが1名待っており診察を行った。


忙しかった今週の仕事もついに終了した。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
          Satoru Nagata.M.D.Ph.,D.
second stage operation[ear projection] for lobule type microtia 6/April/2012

永田小耳症形成外科クリニック   永田 悟
耳垂残存型小耳症の耳立て手術   2012年4月6日

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The reconstructed auricle 6 months before.
The preoperative appearance immediately prior to the second stage operation.
耳垂残存型小耳症に対して半年前に再建しておいた耳介。
本日は耳立て手術の日を迎えた。

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The outline for the second stage operation[ear projection operation].
The zigzag line is for the elevation of the TPF
and the spindle-shaped area outlined is for the harvesting of the
ultra-delicate split-thickness scalp skin [UDSTS].
耳立て手術のデザイン。


P1040563.jpg
The appearance with the elevated TPF and
fabricated costal cartilage block for auricular projection.
UDSTS is harvested.
血管膜「TPF」をおこし、薄い頭皮皮膚を採取した。
耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1040564.jpg
The reconstructed auricle is projected.
耳が立っている。


P1040565.jpg
The projected reconstructed auricle.
耳が立っている。

P1040566.jpg
The reconstructed auricle is projected.
耳が立っている。



P1040568.jpg
The total suture line.
縫合線の全体像。


P1040569.jpg
The posterior view after auricular projection.
再建耳の後ろからの所見。



     Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic                                                        Satoru Nagata.M.D.,Ph.D.                5/april/2012
   secondary reconstruction for microtia

永田小耳症形成外科クリニック    永田 悟     2012年4月5日
小耳症の再々建手術

P1040551.jpg
This patient already had an operation at another institute.
Unsatisfactory primary reconstructon results.
In this case, the STA is already severed.
Mismatched colored skin is grafted
to the posterior surface of the auricle.
The reconstructed auricle has atrophied and diminished.
九州地方の某病院で小耳症に対する再建手術を受けたものの萎縮変形している。
耳の後ろには色が異なる皮膚が移植されている。
このように、タンザー法などの従来法では
移植された軟骨が血行不足のために吸収されて萎縮する。

P1040552.jpg
Normal anatomical position of the auricle in red.
正常な耳の多きさと場所を赤で示す。

P1040557.jpg
Excised mismatched colored grafted skin and grafted costal cartilage[left].
Newly fabricated 3-dimensional costal cartilage frame(3-D frame)[center].
Paper template[right].
移植されていた色が異なる皮膚と融解していた肋軟骨フレームを切除した。「左」
新たに作成した3次元肋軟骨フレーム。
型紙。

P1040554.jpg
Elevated TPF with wide pedicle including the occipital branch artery.
3 skin flaps formed.
広いTPFを拳上した。
3枚の皮弁を形成した。


P1040556.jpg
Anterior skin flap of the lobule,
posterior skin flap of the lobule with mastoid skin flap,
upper auricular skin flap.
耳垂全面皮弁、耳垂後面皮弁および乳突洞部皮弁、耳介皮弁。

P1040558.jpg
Anterior surface of the 3-D frame is covered with 3 skin flaps
and the upper and lateral portion of the 3-D frame are covered with TPF.
Ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS] is harvested.
3次元肋軟骨フレームを移植し、その前方を3枚の皮弁で被覆し上外側をTPFで被覆した。

P1040559.jpg
TPF is covered with UDSTS.
TPFの上に分層頭皮皮膚を移植した。


P1040560.jpg
The bolster suture fixation.
ボルスター縫合固定を行った 。
本日は、午前中小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、入院中の小耳症患者さんたちの包帯交換を行った。

また、明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。


午後からは、小耳症外来の時間帯となった。

小耳症で再診の患者さん達数名の診察を行った後

小耳症で初診の患者さんが来院されたので

2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。

その後も、日本中から多くの小耳症で再診の患者さんが来院され診察を行った。


明日は以前に他の病院で小耳症に対する耳介再建手術を行われたものの

不幸な結果となってしまった小耳症の再々建手術が予定されている。