永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

         31/January/2012

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
        Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.
永田小耳症形成外科クリニック
        医学博士: 永田 悟

P1040279.jpg
The reconstructed auricle for lobule type microtia 6 months after the 1-st stage operation.
耳垂残存型小耳症に対して耳介再建を行って6か月。
本日の耳立て手術日を迎えた。

P1040280.jpg
The incision line for the 2nd-stage operation [ear projection operation].
耳立て手術の手術デザイン。

P1040281.jpg
Ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS] is harvested.
The appearance with the elevated temporoparietal fascia flap [TPF]
and the fabricated costal cartilage frame.
側頭部から分層皮膚を採取した。
そして、頭から血管膜「TPF」を起こした。
また、耳の後ろから耳を支えて立てるため、移植する肋軟骨ブロックを作成した。

P1040282.jpg
The reconstructed auricle is projected.
再建された耳介が立っている。


P1040283.jpg
The reconstructed auricle is projected.
再建された耳介が立っている。

P1040284.jpg
The suture line.
縫合線の全体像。
耳の腫れは入院中に引く。
本日は午前中に入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸の時期にあたる患者さんが多いので包帯交換に時間がかかり

午前中いっぱい時間を要した。

その間に明日小耳症で耳立て手術予定の患者さんが入院となった。


午後からは、小耳症外来の時間帯となった。

来週手術予定の小耳症患者さん達の全身麻酔用の術前検査を行った。

また、小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

さらに柔道耳のため、他院で手術を受けたものの不幸な結果となった患者さんが

初診で来院されたので手術法の説明を行った。

その後、小耳症で初診の患者さんが来院されたので手術法の説明を行った。

記憶が確かではないが、

今後4年間のうちに関東地方にマグニチュード7クラスの

直下型大地震が起こる可能性が70%という予測が東大地震研究所から出された。

というニュースが流れた。

言い換えると、

関東大震災並みの大地震が今後の4年間のうちに関東に起こる可能性が70%という。

非常に、とんでもない高確率だ。


今後4年間のうちに、もし起こらなければ、

その後はどのような確立となるのだろうか?


もし震度4か、震度5の地震が頻発して震度7クラスの地震が起きなかったとしたら?

その方が良いに決まっている。


本当に巨大地震に備えるすべがあるのだろうか?





本日は土曜日、永田小耳症形成外科クリニックでは午前も午後も小耳症外来日。

午前中に小耳症の再診の患者さん達の診察を行った。

また、空いた時間を利用して入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

包帯交換後も外来には小耳症で再診の患者さん達が待っておられたので

さらに診察を行った。


午後からも、小耳症の患者さん達の診察を行った。

通常の医療機関では、土曜日はお休みだったり午前中だけで終了するところが多いが、

永田小耳症形成外科クリニックでは、日本全国から来院される小耳症の患者さん達のため

土曜日も全日の外来を行っている。

事実、土曜日に来院される患者さんが最も多い。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.,PH.D.
永田小耳症形成外科クリニック
医学博士 永田 悟
27/january・2012


P1040270.jpg
The lobule type microtia.
耳垂残存型小耳症

P1040271.jpg
A transparent film template is used to identify the proper anatomical location.
Preoperative planning to confirm the location.
透明フィルムに印刷した設計図を用いて解剖学的に正確な耳の場所と大きさを科学的に設計する。


P1040273.jpg
Four skin flaps are formed: anterior and posterior skin flaps of the lobule ,tragus skin flap and mastoid skin flap. The remnant auricular cartilage is removed completely.
4つの皮弁を形成する。すなわち耳垂前面皮弁、耳垂後面皮弁、耳珠用皮弁、そして乳突洞部皮弁。
遺残耳介軟骨を全て摘出する。

P1040275.jpg
The paper template and the fabricated 3-dimensional costal cartilage frame[3-D frame].
耳用型紙と作成した3次元肋軟骨フレーム「3-D フレーム」。



P1040277.jpg

The appearance after insertion of the 3-D frame into the skin pocket.
Suction is applied to visualize the contour of the reconstructed auricle.
3次元肋軟骨フレームを移植して再建された耳介。
皮弁の下を、吸引して耳の輪郭が現れたところ。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.
永田小耳症形成外科クリニック
    医学博士:永田 悟

26/January/2012

P1040223.jpg
The preoperative appearance of the lobule type microtia.
耳垂残存型小耳症の術前。

P1040224.jpg
The actual outline. Normal anatomical position of the auricle in red.
手術デザインの実際。正常な耳介が存在すべき場所を赤で示す。

P1040260.jpg
The fabricated 3-dimensional costal cartilage frame [3-D frame] and the paper pattern.
作成した3次元肋軟骨フレームと、型紙。

P1040261.jpg
The 4 skin flaps are formed (tragus skin flap, posterior and anterior skin flaps of the lobule, and the mastoid skin flap) and the skin pocket created.
4つの皮弁を作成した「耳珠用皮弁、耳垂後面皮弁、耳垂前面皮弁、乳突洞部皮弁」そして皮下ポケットを作成した。

P1040269.jpg
The appearance after insertion of the 3-D frame into the skin pocket.
皮下ポケットに3次元肋軟骨フレームを移植し再建した耳介。
本日は、小耳症で入院していた患者さんが、診察後無事退院となった。

その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

また、明日小耳症で肋軟骨移植術予定の患者さんが入院となった。


午後からは、顔面の腫瘍で局所麻酔下での手術を行った患者さん2名が来院し

消毒処置や抜糸を行った。

さらに小耳症で初診の患者さんが来院したので

2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。


その最中に、近隣の市の救急病院から電話があり、

「雪道を自転車で走行中すべってガードレールに激突し救急車で来院し、

顔面に大きな裂創となった患者さんがいるので治療をしてくれないだろうか、」

という依頼があり、救急車で来院された患者さんの縫合処置を行った。


本来は救急病院でもない、しかもクリニックである当院へ

救急病院から依頼された救急車が来る事など想定もしていない。が、

実際に患者さんが救急車で来院されたのだから縫合を行った。



P1040216.jpg
耳垂残存型小耳症に対し、半年前に再建していた耳介。
本日は耳立て手術の日を迎えた。
P1040217.jpg
耳立て手術のデザイン。
P1040218.jpg
頭から血管膜「TPF」を起こした。
側頭部から薄い皮膚を採取した。
耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
P1040219.jpg
耳が立っている。
P1040221.jpg
耳が立っている。
P1040222.jpg
手術後の全体像。
耳の腫れは入院中に引く。
本日は、小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後、局所麻酔下の手術を行った。

さらに、入院中の小耳症患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸の時期にあたる患者さんが多いので、包帯交換に時間がかかった。

また、明日耳立て手術予定の小耳症の患者さんが入院となった。


午後からは、小耳症外来の時間帯となった。

来週と再来週手術予定の小耳症の患者さん達4名の全身麻酔用の術前検査を行った。

その後、小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

「親の代りお見合い」と称したテレビ朝日の番組があった。

40代の子供の親達どうしが、大集団で集まり、

自分たちの子供の紹介を行い、結婚させようとする番組だった。


あきれ返って「過保護も、とうとうここまで来たのか」、としか言えない。

親があまりに過保護すぎて40代となっても、いまだに自立できなくて恋愛すらできない。

40代の子供のために70代の親どうしが、

親同士でお見合いをし結婚させようとしているのだから

歪みに歪んだ日本社会も、ここまで来てしまったのかと、愕然とした。




本日は土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは、

土曜日は午前午後とも小耳症の外来日となっている。

外来が始まる前のぎりぎり5分前まで医局で熟睡していた。


午前中に数名の小耳症の患者さん達の診察を行い、

入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からは、小耳症で初診の患者さんが来院されたので

手術法の詳しい説明とその意味を2時間ほどかけて説明した。

さらに小耳症の再診の患者さん達の診察を行った。

気がつけば夕方となり、医局で直ちに熟睡してしまった。


ずっと湿気が不足していた関東地方も久々の雨。

久しぶりの湿度の上昇で、皮膚のかさかさ感や、唇の乾き感も無く

快適な一日だった。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
永田小耳症形成外科クリニック
Satoru Nagata,M.D.,PH.D.
医学博士  永田 悟
20/January/2012
P1040209.jpg
Reconstructed auricle.
6 months after the 1st stage operation for lobule type microtia.
耳垂残存型小耳症に対し耳介再建術後半年の再建された耳介。

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The zigzag line is for the elevation of the temporoparietal fascia flap [TPF] and the spindle-shaped area outlined is for the harvesting of the ultra-delicate split thickness scalp skin [UDSTS]
ジグザグ線は、血管膜「TPF」を起こす線。
側頭部のスピンドル線部から非常に薄い頭皮の皮膚を採取する。

P1040212.jpg
The appearance with the elevated TPF and costal cartilage block for auricular projection.
TPFを起こし、耳を立てるための肋軟骨ブロックを示す。

P1040213.jpg
The reconstructed auricle is projected.
再建耳介が立っている。

P1040214.jpg
The reconstructed auricle is projected.
再建耳介が立っている。

P1040215.jpg
The lateral postoperative view.
側面像。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
永田小耳症形成外科クリニック
Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.
医学博士  永田 悟
 19/January 2012

P1040197.jpg
This patient's auricle (lobule type microtia) was reconstructed at a university hospital.
Unsatisfactory results caused by Tanzer modified method [conventional method].
Please note the defect in the superior pole of the reconstructed auricle.
Resorption occured in the superior pole of the helix.
Furthermore, skin from the groin area was grafted on the conchal vault and the color does not match.
関東地方の某大学病院形成外科で、
耳垂残存型小耳症に対し耳介再建手術を受けたものの不幸な結果となり
本日耳介の再々建手術となった。
耳甲介部には、色が異なる皮膚が移植されている。
耳輪の上方と外側には移植肋軟骨の吸収による欠損となっている。
耳の後ろには2つの皮弁を移動されており瘢痕が長く残り、
また色が異なる皮膚が移植されている。
耳は立ってもいない。

このような、従来法であるタンザー法もどきの手術が行われると血行不足なので
移植肋軟骨が生き続けられなくなり、時間の経過とともに移植肋軟骨の吸収が必ず起こり
変形萎縮を引き起こし、永田小耳症形成外科クリニックへ再々建を希望されて来院されている。

P1040199.jpg
Incision line of secondary reconstruction in red.
再々建手術のデザイン。

P1040201.jpg
The temporoparietal fascia flap [TPF] is elevated and skin flaps are formed.
Poor color match grafted skin and costal cartilage frame are excised.
血管膜「TPF」を起こし、皮弁を作成した。
色が異なる耳甲介の移植されていた皮膚は切除した。

P1040200.jpg
The removed cartilage framework from the primary reconstruction, newly fabricated 3-dimensional costal cartilage frame[3-D frame] and paper pattern.
Note the difference of the two cartilage frameworks and the difference in dimension.
左は以前に移植されていた肋軟骨フレームを摘出した物、従来法のタンザー法に準じた形。
中央は、新たに作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
右は本人サイズの型紙。

P1040203.jpg
Fabricated 3-D frame is grafted in normal anatomical position. Lobule portion is covered with anterior skin flap of the lobule. Conchal portion and posterior surface of the tragus is covered with posterior skin flap of the lobule.
3次元肋軟骨フレームを耳があるべき場所へ移植した。
耳甲介部および耳珠の後面を耳垂後面皮弁で、耳垂部を耳垂表側皮弁で被覆した。

P1040205.jpg
The upper and laterel part of the grafted 3-D frame is covered with TPF.
耳の上方および外側を血管膜「TPF」で被覆した。

P1040206.jpg
The appearance after TPF cover and full thickness skin, split thickness scalp skin cover.
血管膜の上は、耳の全層皮膚移植し不足部に分層頭皮を移植した。
腫れが引いて輪郭がはっきりと出る半年後に耳立て手術を行う。
本日は午前中、小耳症で入院していた患者さんが診察後、無事退院となった。

その後、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

また、明日の小耳症手術予定の患者さんが入院となった。


水曜日の午後は、小耳症外来の時間帯。

小耳症で初診の患者さんが来院されたので

2時間ほどかけて手術法の詳しい解説を行った。

その後小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。


明日は、某大学病院で小耳症に耳介再建手術をすでに受けたものの

不幸な結果となった患者さんの再々建手術「作り直し手術」を予定している。


17/January/2012
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic          
永田小耳症形成外科クリニック
Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.
           医学博士  永田悟
P1040179.jpg
The reconstructed auricle. 6 months after the 1st-stage operetion for lobule type microtia.
半年前に再建された耳介。

P1040180.jpg
Design for the second stage operation [ear projection].
耳立て手術のデザイン。

P1040181.jpg
The ultra-delicate split-thickness scalp skin is harvested[UDSTS]. The appearance with the elevated temporoparietal fascia flap[TPF] and the fabricated costal cartilage block.
頭皮から薄い皮膚を採取した。
側頭部から血管膜(TPF)を起こした。
耳の後ろに移植して耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。

P1040188.jpg
The reconstructed auricle is projected.
再建された耳介が立っている。

P1040190.jpg
The reconstructed auricle is projected.
再建された耳介が立っている。

P1040191.jpg
Suture line.
縫合線の全体像。
耳の腫れは入院中に引く。

本日は、小耳症で入院していた患者さんが診察後、無事退院となった。

午前中に、局所麻酔の手術を行った。


その後、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸の時期にあたる患者さんが多いので、時間がかかった。

また明日手術予定の小耳症の患者さんが入院となった。


午後からは小耳症外来の時間帯。

来週手術予定の小耳症の患者さん達、3名の術前検査を行った。

明日は小耳症の耳立て手術を予定している。


気がつけば、もはや1月も半分過ぎている。


日曜日の本日も、小耳症の患者さん達の御両親から問い合わせのメールが入っている。

御両親は、わが子の耳を非常に心配されて生後直ちにメールを入れてこられる方たちが多い。

いろいろと非常に心配されている事がわかるメールがほとんどだ。


日本国内だけにとどまらず、世界中の小耳症のお子さんをお持ちのご両親達は

宗教こそ異なっていても同じように世界共通で心配されている。


この4半世紀以上にわたり、世界の各国の形成外科学会から講演を依頼された際などに

世界中の小耳症の患者さん達を診察してきた経験の結果である。


また、世界中の形成外科の医師達から小耳症手術を学びたいので

当院へ見学に来たいと言うメールも非常に多い。

これらのメールへ返事を書きながら

まだまだ頑張らなければと思っている。

本日は土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは小耳症外来日。

小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後数名の小耳症の患者さん達の診察を行った。

さらに入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からも数名の小耳症の患者さん達の診察を行った。

気が付けば夕方となり今週の仕事が終了した。

この時間になって毎週のごとく医局のベットに横たわると同時に熟睡していた。

日常診療となってすでに、今年の2週間が過ぎようとしている。


Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
永田小耳症形成外科クリニック
      Satoru Nagata,M.D.,Ph.D
医学博士 永田 悟
13/January/2012

P1040169.jpg
The reconstructed auricle for lobule type microtia.
耳垂残存型小耳症に再建された耳介。

P1040170.jpg
The outline for ear projection [second stage operation].
耳立て手術のデザイン。

P1040171.jpg
The temporoparietal fascia flap [TPF] is elevated and the ultra-delicate split-thickness scalp skin [UDSTS] is harvested. The zigzag line is for the elevation of the TPF and the spindle-shaped area outlined is for the harvesting of the UDSTS.
頭から血管膜「TPF」を起こした。
側頭部から薄い皮膚を採取した。
作成した肋軟骨ブロック。

P1040174.jpg
The reconstructed auricle is projected.
再建耳が立っている。

P1040175.jpg
The reconstructed auricle is projected.
再建耳が立っている。

P1040176.jpg
The appearance immediatly after the second stage operation.
手術後の全体像。
耳の腫れは入院中に引く。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
           永田小耳症形成外科クリニック
      Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.
               医学博士   永田 悟

P1040162.jpg
Lobule type microtia. Reconstructed auricle.
耳垂残存型小耳症に対して再建された耳介。

P1040164.jpg
Design[incision line] for ear projection.
耳立て手術のデザイン切開線。

P1040165.jpg
Elevated temporoparietal fascia flap. Split-thickness scalp skin harvested. Fabricated costal cartilage block.
血管膜[TPF]を起こした。
薄い皮膚「分層皮膚」を側頭部から採取した。
肋軟骨ブロックを作成した。

P1040166.jpg
Immediately after the operation.
手術直後。

P1040167.jpg
Reconstructed auricle is projected.
再建された耳が立っている。

P1040168.jpg
Projected reconstructed auricle.
再建された耳が立っている。
本日は小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

また、明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。

午前中に海外からの患者さんのメールに対する返事を出したり

本年3月オーストラリアで行われる国際小耳症学会からのメールの返事を出したり

アメリカの小耳症に対する聞こえの手術の専門家である耳鼻科医ケッサー教授との

連絡業務などの仕事に追われた。

さらに、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

午後からは小耳症外来の時間帯となり

数名の小耳症の患者さん達の診察を行った。

明日は小耳症の耳立て手術が予定されている。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
 永田小耳症形成外科クリニック
    Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.              医学博士 永田 悟


P1040155.jpg
Lobule type microtia
耳垂残存型小耳症

P1040156.jpg
Normal anatomical position in red.
正常な耳の場所を赤で示す。

P1040160.jpg
Skin flaps formed and skin pocket created. [Nagata method]
皮弁形成および皮下ポケットの作成。「永田法」

P1040159.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame.[Nagata method]
作成した3次元肋軟骨フレーム「永田法」

P1040161.jpg
3-dimensional costal cartilage frame is grafted under the skin pocket and reconstructed auricle.
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植し再建された耳介。
昨年末、北朝鮮の指導者の死によりその息子が新指導者となった。が、

軍部が統制する体制に変化はない。

3代にわたり世襲される体制の維持を行っている国は現在では珍しい。


昨年度はアラブ諸国では、多くで革命が起き、

新たな新体制の下で民主化へと政治体制の転換を行っている。


そして2012年度は、ヨーロッパやアメリカにおいても

大統領が選挙の時期に当たり新体制へ変わる年となっている。


激動の2012年という年に新たな体制になり、

世界中に前向きの変革がなされる事を期待したい。


それに比べて日本では、これまで毎年総理大臣が変わり続けてきた。

毎年新総理に代わることで、常に初心者内閣が続き

総理が頻繁に入れ替わり過ぎて、長期展望に立った法案が通りにくくなっている。

民主党の中も一枚岩ではないので、

またまた衆議院の解散選挙が行われるかもしれない

という状況になっている。


国民としては、今後どの政党を選択してよいのかすらわからなくなってきた。

2012年初頭、日本は混迷の政治状況となっている。




福島原発事故による放射能汚染は、深刻だ。

原発事故の原因が地震の結果なのか?津波の結果なのか?

それともその両者の結果なのか?検証がまだ明確に行われていない。

検証なしに原発を今後どうするのかという方針を決める事は不可能だ。


また、政府は放射能汚染を「除染」するという方針を示しているが

実際に除染できるのかどうかすら不明確だ。

いや、むしろ除染は不可能という見方のほうが正しい。


市や町中だけの表面の土を削り取ったり、家屋の水洗を行っても

放射能の除染率はごく限られているばかりか

放射能物質を隣から隣へと移動させるだけになってしまう。


山林の放射能汚染こそ特に問題で、植物に吸収されたまま

気が遠くなるほど長期にわたり汚染されたままとなる。

本当に除染するのなら山林のすべてを除染する事こそ重要なのだ。

が、広大な山林の表土をすべて削り取る事など全く不可能だ。

もしそんなことを行えば、禿山となり自然破壊のため洪水などの大災害などを引き起こす。


つまり、「除染は不可能な事」なのに政府は除染すると言っているという事になる。

言い換えればあたかも「除染が可能なのだ」と国民を欺いているとしか考えられない。


「除染が不可能」なのだから住民が住むことができなくなった土地を

保障のために直ちに買い上げ、

住民に早く新たな人生設計のスタートができるようにする事こそ重要だ。


このような膨大な保証が必要な危険性のある原発は経済的見地からも廃止すべきだ。



本日は午前中、小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、数名の小耳症の患者さん達の診察を行った。

また、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からも数名の小耳症で再診の患者さん達を診察した。

さらに小耳症で新患の患者さんが来院したので手術法と結果の詳しい説明を行った。

その後も数名の小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

気が付けば土曜日の本日も夕方となっており

今週の仕事がようやく終了した。


週末の仕事の終了とともに熟睡してしまった。

私にとってはいつもの生活パターンだ。


Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic

Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.

P1040145.jpg
Concha type microtia
耳甲介型小耳症

P1040146.jpg
Normal anatomical position of the auricle in red.
耳があるべき場所を赤で示す。

P1040147.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame[3-D frame][Nagata method].
作成した3次元肋軟骨フレーム「永田法」。

P1040148.jpg
Skin flaps formed and skin pocket created[Nagata method].
皮弁形成および皮下ポケットの作成「永田法」。

P1040149.jpg
3-D frame is grafted under the skin pocket and reconstructed auricle.
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植し再建された耳介。
Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
  Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.

P1040135.jpg
Ear projection design [Nagata method]
耳垂残存型小耳症に対し、半年前に再建していた耳介。
本日、耳立て手術のデザインを行った。

P1040136.jpg
Fabricated costal cartilage block
耳の後ろへ移植するため肋軟骨ブロックを作成した。
14 mm thickness

P1040138.jpg
作成した肋軟骨ブロックを斜め前方からの所見。

P1040137.jpg
作成した肋軟骨ブロックの斜め後方からの所見。
厚さは14ミリメートル。

P1040139.jpg
Elevated TPF
血管膜「TPF」を起こした。
Harvested split-thickness-scalp skin 
側頭部から薄い皮膚を採取した。
耳を支えて立てるため、厚さ14ミリメートルの肋軟骨ブロックを移植し、それを生かすために耳の後ろ全体を生きた血管膜「TPF」で被覆する。その血管膜「TPF」の後ろから、さらに頭から採取しておいた薄い皮膚を移植する。

P1040142.jpg
再建された耳が立っている。
Projected reconstructed auricle

P1040141.jpg
手術終了時の全体像。

P1040144.jpg
Projected reconstructed auricle
再建された耳が30度の角度で立っている。
30 degree angle projection
耳の腫れは入院中に引く。
新年正月の3日間も、ようやく明けた。


本日は、1月4日。

気持ちは早、平日モード。


午前中は、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

また明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。


午後からは本年最初の小耳症外来の時間帯。

小耳症で再診の患者さん達数名の診察を行った。


明日は、2012年最初の小耳症の耳立て手術が予定されている。

東北大地震は1000年に一度の大地震と言われている。

地質学的には400年ほど前にも同様な事が起きている。

マグニチュード9という言い方はなかったが、地質学的にみると

四国から東海地方に至るまでの広範囲でも、かつて

同規模の津波が来たということがわかるという。


これらの地質学的年代と日本に残る古文書の記載が一致しているそうだ。

地殻変動の歴史は繰り返している。


歴史に学び備えをしておくことが必要なのだが

現代都市は、関東、関西共に、

広大な海を埋め立てて新たな土地を造成した低い地盤上に築かれている。


高層化され、地上にも地下にも立体化された最新型巨大都市は、

今後も必ず繰り返す地殻変動すなわち、マグニチュード9などという超巨大地震が起きれば

計り知れない大災害を引き起こす事は確実だ。

それこそ世界最大の災害となるだろう。


マヤ文明の予言によれば2012年、人類滅亡が起きるという。

予言は当たらないと信じたい。が、


日本列島に広範囲にわたる超巨大地震が起き、福島原発と同様な事故を、

日本各地に同時多発的原発事故が併発する事になれば

日本崩壊は避けられない。


そうなれば人類が築いた文明で人類自身が滅亡すると言う事になる。










新年明けましておめでとうございます。


本日は1月2日、

入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。


永田小耳症形成外科クリニックには正月休みも

10歳か11歳の小耳症の患者さん達が日本全国から入院している。


だから正月の3日間、外来こそお休みだが、

病室の入院患者さん達の包帯交換は通常どうり行われる。


2012年度の小耳症外来開始は

1月4日水曜日の午後1時からのスタートとなります。