永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

12月31日大晦日2011年の最終日となった。

永田小耳症形成外科クリニックでは1年中小耳症の患者さんが入院しているので

大晦日も正月も休みという事が無い。


2011年最終日の本日、小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

小耳症治療では手術も大切だが、包帯交換も非常に大切な治療の一環である。


肋軟骨を採取して3次元の複雑な耳介形態のフレームを作成し

その3次元形態にピタリと合うように

生きた皮弁の表面積を、3次元的立体的に合わせ、

死腔なく被覆できてはじめて立体的な凹凸のある耳介が再建できる。

1平方ミリメートルでも移植肋軟骨を被覆できていなければ手術は成功しない。


体表器官の中でもっとも複雑な形態をしている耳介の

細部構造までのすべてを再建するのは、

形成外科再建分野の中で最も困難とされている。


だからこそ包帯交換も非常に神経質となる。

縫合糸の跡が残らないように、非常に細い糸で数多く縫合しているので

抜糸の時期も重要でしかも精密作業だ。


科学的に計画したとうりの耳の形態を、1ミリメートルの制度を保ち

どの部分の作業も確実に精密な手術を遂行して初めて

科学的に正確な理想の耳が再建できる。

科学的に再建された耳介こそ芸術的にも完成された耳介となる。

そのためには、どの作業でも手振れがないように

呼吸を止めて行わなけれなばらないほど精密な作業だ。


1年中このような作業を継続し続けるためには

ある意味、自分の呼吸をも止め、指先のすべてを精密作業用のロボットにするしかない。


耳介再建は過酷で困難で厳しい世界でもある。


民主党がついに消費税増税案を決着した。

平成24年4月から8パーセント・平成25年10月から10パーセントという案。

10パーセントに引き上げたとしても、

これまでの借金を返すためにほとんどが使われるために

実際に使える分は1パーセントしかないとの事。


この赤字体質からは脱出するために必要な額となると

20パーセントの消費税にする必要があるという。


このようになるまで膨大な借金を放置してきたこれまでの政治が悪いのだが

それを支持してきたのは国民だったのも事実だ。


ヨーロッパ諸国の経済危機を見てようやく重い腰を上げた政府だが

東日本大震災後の復興もお金がかかる日本にとっては

大変な時期となっている。


膨大な借金を返すには今後とも相当な覚悟が必要だ。





Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
  Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.
               Japan

P1040126.jpg
Small concha type microtia.
小耳甲介型小耳症

P1040127.jpg
Normal anatomical position of the auricle in red.
耳があるべき場所を赤で示す。

P1040128.jpg
Small concha type microtia.
小耳甲介型小耳症であるところを示す。

P1040131.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame.
[Nagata method 3-D frame]
作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム

P1040129.jpg
4-Skin flaps foamed and Skin pocket created.
[Nagata method]
4枚の皮弁を形成し、皮下ポケットを作成した。
永田法
P1040133.jpg
3-D frame is grafted under the skin pocket.
Reconstructed auricle.
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
再建された耳介。
本日は、小耳症で入院していた患者さんが診察後無事退院となった。

また、明日肋軟骨移植術予定の小耳症の患者さんが入院となった。

その後入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

さらに海外からの小耳症患者さんからのメールに対する返答などの仕事を行った。


午後からは本年最終の小耳症外来の時間帯となった。

数名の小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。


気が付けば、今年もいよいよ残すところあと3日を残すばかりとなった。

明日は、今年最後の小耳症手術が予定されている。


来年の永田小耳症形成外科クリニックでの

小耳症外来の開始日は、1月4日水曜日午後1時からとなっている。



Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
     Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.
                   JAPAN
P1040120.jpg
Lobule type microtia.
耳垂残存型小耳症

P1040121.jpg
Normal anatomical position of the auricle in red.
耳が存在すべき場所を赤で示す。

P1040122.jpg
Fabricated 3 dimensional costal cartilage frame.
[Nagata method 3-D frame]
作成した3次元肋軟骨フレーム、「永田法」

P1040123.jpg
4 skin flaps foamed and skin pocket created.[Nagata method]
4枚の皮弁を作成し皮下ポケットを作成した。「永田法」

P1040124.jpg
3-D frame is grafted under the skin pocket.
Reconstructed auricle.
2次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植して再建した耳介。
本日は小耳症で入院中の患者さんが無事退院となった。

また明日小耳症で肋軟骨移植術予定の患者さんが入院となった。

その後、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からは小耳症外来の時間帯となった。

冬休みとあって、外来は超混雑となった。

小耳症で来年1月の3週目までの手術予定の患者さん達8名の

全身麻酔用の術前検査を行った。

さらに小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

来年の国家予算の半分が借金で賄われる。

通常の家計だったらパンクしている。

借金の大部分は国債だ。


日本の国債はこれまで日本人だけが大部分を買い支えていたので

安全といわれていたのだが、ヨーロッパ国債の信用低下のために、

日本の国債を海外の投資家が買う割合が増加している。


日本の国債の信用が落ちれば、これらの海外投資家からの資金が突然引き上げてしまい、

日本がギリシアと同じ経済崩壊を引き起こす危険性が増している。


消費税引き上げが決定されなければ、

来年中にも経済崩壊を引き起こす可能性が否定できない。

崖っぷちに立たされている日本経済なのだ。

経済のグローバル化は、否応なしに日本を包囲している。


日本だけが世界と異なる都合の良い体制を保ち続ける事は不可能となっている。

TPP加入問題でも日本だけが例外を作り反対しようとしても

それは不可能な事になっている。


グローバル化と言う観点から見ると

日本だけ既得権をこれまで保ってきた分野では、

今後崩壊するという覚悟をする必要がある。


つまり、激烈な自由競争社会が到来する。

どの分野も、頭脳を使わなければ、生きていけなくなる。


自分にしかない能力を磨いておかなければ、それぞれの分野で

誰にでもできるような仕事は、さらに労働力コストが安い国へシフトする。

労働力の高い日本では単純労働は消失する。

単純労働者が失業に追い込まれる。


日本の教育もこれらを踏まえた改革が必要となる。

頭を使わない仕事は消失するので

特殊能力を身に着けなければ生きていけなくなるという事を

子供の時から教えておく必要がある。

これまでのように誰でも同様な教育ではなく、

それぞれの特性に応じた個性を十分に伸ばす教育が必要になる。

特殊な分野での教師のレベルアップが重要となる。

世界的な能力が身に着けられない大学は、崩壊する。


医師の世界でも同様なことが起きる。

永田小耳症形成外科クリニックの使命としては、

これまでと同じように常に世界最先端の小耳症治療の開発を継続し続けなければならない。







永田小耳症形成外科クリニックでの土曜日は午前午後とも小耳症外来。

午前中は再診の小耳症の患者さん達が外来を埋め尽くしていた。

急いで診察を行った。

また、小耳症で初診の患者さんが来院されたので2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。

その後も、小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

午後からは、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

また、耳介再建を行った患者さんが再診で来院されたので診察を行った。

その後、診断書などの作成を行って今週の仕事を終了した。


終了と同時に医局のベットで熟睡してしまった。

気が付けば夜の8時近くとなっている。

世間では、クリスマスイブ。



本日の12月23日の金曜日は、天皇誕生日でお休み。

通常の金曜日は小耳症の手術日なのだが、お休みなので手術はない。


本日は昨日手術を行った小耳症の患者さんの包帯交換を行った。

順調な経過となっている。


毎週、火曜日、木曜日、金曜日と小耳症の手術を行って

そのリズムが染みついている私にとっては

突然お休みとなると、

そのリズムが崩されてしまい変調をきたすようになるから不思議だ。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic    
       Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.
                    JAPAN

P1040115.jpg
Lobule type microtia.
耳垂残存型小耳症の術前。

P1040116.jpg
Normel anatomical position of the auricle in red.
正常な耳の場所及び手術デザインを示す。

P1040117.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame.
[3-D frame]Nagata method
作成した3次元肋軟骨フレーム「永田法」

P1040118.jpg
4 skin pocket created and skin pocket foamed.
[Nagata method]
4枚の皮弁形成および皮下ポケットの作成。

P1040119.jpg
3-D frame is grafted under the skin pocket.
[Reconstructed auricle]
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移して再建された耳介。
昨日、通勤途中のこと、
フト、足元を見ると、なにやら白いものが落ちていた。

手のひらに乗るくらいの、
モコモコの白い熊ちゃん。

パープルのリボンをつけてるから、これは女の子。

ほっとくわけにもいかず、なんとなく手にぶらさげて、クリニックまで連れて来た。

当クリニックでは、10歳くらいの男子、女子が多いので、
なじみの熊ちゃんや、うさちゃんと一緒に入院してくる子も多い。

我が家でも、以前は、男の子3人のくせして、
ペンちゃんだの、ニャンちゃんだの、
いろいろなぬいぐるみが手放せなかったもんだ。

懐かしいなあ。

そういえば、当クリニックの「ナガタクマ」
当クリニックの守護神だった、あのぬいぐるみに熊ちゃんは、
いま、どこにいるのだろう。

退院が決まった男の子から、次の退院の男の子へ、
律儀に手渡しされていて、
この熊ちゃんが来たらもうすぐ退院だと、
みんなが熊ちゃんが自分のところへ来るのを、心待ちにしていたが、
ある時ふと気づいたら、
消えていた。

他のぬいぐるみと恋をして、
こっそりついていっちゃったのか、
新しい冒険を求めて、旅に出かけていったのか、
それは誰も知らないけれど、
どうしているかしら。

元気なら、一度帰っておいで。

ところでチビの白い熊ちゃん、
迷子になったのなら、
犬のおまわりさんとこに、連れて行ったほうがよかったかしら。
本日は午前中に入院していた小耳症の患者さんが診察後無事退院となった。

また、明日小耳症で肋軟骨移植手術予定の患者さんが入院となった。

午前中に小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。


その後、2か月ほど前に小耳症で作り直し手術を行ったインド人の患者さんが

インドから診察に来院され順調な経過をたどっていた。

来年の春に耳立て手術が予定されている。


午後からは、小耳症外来の時間帯。

数名の小耳症の再診の患者さん達の診察を行った。


天気予報によると明日からは寒くなるそうだ。

くれぐれもインフルエンザにかからないようにご注意ください。


Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic 
  Satoru Nagata,M.D .,Ph.D                                                   P1040108.jpg
Lobule type microtia
耳垂残存型小耳症。
P1040109.jpg
Normal anatomical position of the auricle in red.
耳があるべき場所を赤で示す。
P1040111.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame.
[Nagata method] 3-D frame.
作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
P1040112.jpg
4 skin flaps foamed and skin pocket created.
[Nagata method]
4枚の皮弁形成および皮下ポケットの作成「永田法」。
P1040113.jpg
3-D frame is grafted under the skin pocket.
Reconstructed auricle.
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植して再建された耳介。

本日は午前中に小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸の時期にあたる患者さんが多いため包帯交換に時間を要した。

その間に、明日の小耳症で肋軟骨移植術予定の患者さんが入院となった。


午後からは、小耳症外来の時間帯となった。

来週手術予定の小耳症の患者さん達の全身麻酔用の術前検査を行った。

また、小耳症で再診の患者さんたちの診察を行った。


その後、小耳症で初診の患者さんが来院されたので

2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。

本日は12月18日、本年も残りあと2週間を残すのみとなった。

激動の2011年だった。


3月11日なんと1000年に1度という

マグニチュード9という大地震に襲われた東日本。

関東地方でも大きく大地が揺れた。

永田小耳症形成外科クリニックでも大きく揺れ、エレベーターが止まった。

幸いにも当院には、それ以外特に異常は無かったのは幸いだった。が、

未だに震災に関するニュースが流れ続けているので、

3月11日から時間が止まっているようにも感じられる。

が、確実に時は経過していた。


これまで幾たびも大災害からよみがえってきた日本。

しかし原発事故による完全な復活には30年以上の時間を要する。


あまりにも長い時間がかかることとなった。

原発の安全神話は、完全に崩れ去った。


世界初の戦争の武器である原爆の被災国である日本が

皮肉にも平和利用であるはずの原発事故に遭遇した。


放射線量で比較すると今回のほうが400倍も多いと言う。

今後長期にわたり放射能による影響をチェックしなければならない。

まず、放射能による癌の発生時期は、5年後が問題の時期となる。












本日は小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、小耳症で再診の患者さん達の数名を診察した。


また、小耳症のため2年前、他院で耳の再建手術を3回受けたものの

不幸な結果となった患者さんが初診で来院されたため

再々建手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。


さらに小耳症で再診の患者さん達数名の診察を行った。


午後からも、小耳症で再診の患者さんを診察後、病室へ上がり

小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

ようやく包帯交換が終了して外来へ降りると

小耳症で再診の患者さんが来院されていたので診察を行った。


午後の外来が終了し夕方今週の仕事終了とともに熟睡してしまった。


本日は、小耳症の手術を行う予定だったが

患者さんが1週間前にマイコプラズマ肺炎にかかったので、手術が中止となった。


通常のインフルエンザならば1週間前にかかり治って熱が下がっていれば

全身麻酔での小耳症手術を行えるが、

マイコプラズマ肺炎では、熱が下がっても、その後3週間は肺に炎症が残るために

全身麻酔の手術は中止したほうが良いと言うのが麻酔科学的な見解となっている。


今年は愛子様や天皇陛下もマイコプラズマ肺炎で入院されている。

通常の年に比べて日本では、マイコプラズマ肺炎の流行が増大している。

手術を控えている患者さんは要注意だ。


手術の1か月前から帰宅時の「手洗い」と「うがい」は欠かせない。
P1040102.jpg
耳垂残存型小耳症の術前。

P1040103.jpg
手術デザイン。

P1040105.jpg
胸から肋軟骨を4本採取し作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。

P1040106.jpg
永田法の皮弁形成および皮下ポケットの作成。

P1040107.jpg
3次元肋軟骨フレームを移植し再建した耳介。
本日は午前中、小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

また明日肋軟骨移植術予定の小耳症の患者さんが入院となった。

午前中に、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からは小耳症外来の時間帯となった。

小耳症で再診の患者さんを診察後

小耳症で初診の患者さんが来院されたので

画像を供覧しながら2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。

さらに、小耳症で再診の患者さんの診察を行った。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic

Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.

P1040094.jpg
Small concha type microtia
小耳甲介型小耳症の術前。

P1040096.jpg
Incision line for small concha type microtia.
小耳甲介部の手術デザイン。

P1040097.jpg
Normal anatomical position of the auricle in red.
正常な耳介のあるべき部分を赤で示す。

P1040098.jpg
Four skin flaps foamed and skin pocket created.
永田法の4枚の皮弁を作成し、皮下ポケットを作成した。

P1040099.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame.
永田法の3次元肋軟骨フレームを作成した。 
P1040101.jpg
3-D frame is grafted under the skin pocket.
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
師走に入ってただでさえあわただしい中に、○先生が医局に飛び込んできた。

「事務長、軟膏が欲しい」という。

「どうしたんですか?」

「虫に刺された」と。

だされた背中を見て「あらあ、これは虫刺されだわ」というと、
「そうでしょう!」と、嬉しそうだ。

「ここも!」と言うので見てみたら、お腹の辺りも湿疹がブチブチ。
見てるとこちらもかゆくなりそう。

「せんせ!これはヘルペスでは?」

「ヘルペス?」

「腹帯、帯状疱疹!」

○先生、すぐ、院長に御報告。

「○ちゃ~~ん。帯状疱疹は、自分はかかったことないが、患者さんは何人も見ているからね~~」と。

「え?院長、帯状疱疹、自分でやってますよ。」と、私。

「自分はかかったことないと言ってましたよ」と、○先生。

「うそです」

ストレスが強かったり、体の抵抗力が低下すると、でてくるものらしい。

「○先生、そんな顔してても、実はストレスあるんだねえ、かわいそうに・・・」と言うと、
「そうなんです。僕はデリケートなんです」と、超うれしそう。

その日は手術が遅くなり、雨が降っていたので師長さんとタクシーで帰った。

「じつは私の父も、鳥取地震のあとストレスで、帯状疱疹やったんですよ。
院長も○先生も、みんな男だ。男のほうがデリケートなのね。
やっぱり、女のほうが、強いわね。」と盛り上がっていたら、

話を聞いていたタクシーの男の運転手さん、
「私も帯状疱疹やりました」と。

「え、ストレスで?」と聞くと、
「はい」と。

やっぱりなあ・・・



本日は午前中、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸の日に当たる患者さんが多いので時間を要した。

また、小耳症で明日 肋軟骨移植術予定の患者さんが入院となった。


午後からは小耳症外来の時間帯となった。

来週手術予定の小耳症患者さん達の全身麻酔用の術前検査を行った。

その後、数名の小耳症の患者さん達の診察を行った。


今年は香港型インフルエンザに加えてマイコプラズマ肺炎が流行している。

入院手術を控えた小耳症の患者さんはくれぐれもこれらにかからないよう、

外出後の手洗いとウガイを行ってください。

2011年12月11日。快晴。

東北大震災から9か月が過ぎた。

当院で来年手術する予定の小耳症の患者さんの中には

福島原発から5キロ圏内に住んでいた患者さんが避難生活を継続している方もいる。


遅ればせながら復興予算法案がようやく国会を通過した。

国の方針を変えていくべき重要法案のうち通過できたのは

わずか30パーセント強に過ぎない。

政権が1年で交代し続ける日本では、

いつまでたっても初心者ばかりの議員となってしまい政治無策となってしまった。

国民にとって最も不幸なことである。

ねじれ3国会が続きすぎるのもよくない事だ。


ところで、

モスクワで2万5000人を超える大規模デモが行われた。


ロシア下院選挙での不正に対する抗議集会がロシア各地で行われた。

参加者たちは選挙のやり直しと

与党である統一ロシアを率いるプーチン首相の辞任を求めている。


インターネットで次々に暴かれる選挙不正の事実により

ロシア国民が怒りを爆発させた。


情報化社会は、世界を動かす原動力となっている。

ついにロシアにも民主化の動きが現れてきたのかもしれない。


ロシア政府がこの動きに対してどのような強硬手段に出るのか?

今後の動きを世界中が注目している。




昨夜、いろいろとクリニックのかた付けがあったので、
すっかり疲れてしまい、帰宅途中ドトールでコーヒーを飲んでいたら、
3男からメールが入った。

「今夜月食らしいよ」

土曜日の午後8時41分。

20代半ばの独身男が、土曜日の夜だと言うのに、母にメールかよ。

ちょっとあきれるやら、うふふと思うやら・・・。

家に帰ると、時間をおいてまもなく帰ってきた長男が、

「今夜は月食だ」という。

帰りの道すがらながめた月は、ぼんやりと曇っていた。

とりあえず腹ごしらえだと言うので、昨夜作っておいたカレーを食べ、
時間を見計らってまた外へでて見たら、
御近所の小学生やら、
お隣の御夫婦やらも、月を見上げていた。

月は灰をかぶった“タドン”のように、丸くぼんやりと光っている。
月の光が弱いので、
周りの星がキラキラと輝いて美しい。

せっかくなので、世間に疎い次男を寒い中に引きずり出して、

「ほら、月食だ。見とかんかい!」

「いやあ、いい物を見せてもらった」と
次男はさっさと暖かい部屋へ帰っていった。

今年は元旦から足を痛め、地震やその他、災難続きの1年だった。

冬の夜の月食を眺めていると、
「来年は良い年になりますように」と祈らずにはいられない。






本日は、小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、外来では小耳症で再診の患者さん達数名の診察を行った。

また、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

再び外来に降りて小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。


午後からも小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。


ところで本日は夜9時45分すぎてから皆既月食が起きる日。

地球の影となった月が暗くなる。

この現象が次に日本で観察できるのは3年後という。

アメリカがはじめて月へ人類を送ってから40年以上も経過したと言うのに

天体の事をあまりにも知らない若者のニュース。


衝撃 大学生のあきれた知能程度 4人に一人「太陽は東に沈む」!

東海大学産業工学部の藤下光身教授らが2011年4月から5月にかけて

行った「短期大学生・大学生に対する天文基礎知識調査」。において


日没の方向を聞いたところ

正解の「西」と答えた人が75%で、「東」と回答した人が22%にのぼった。

「南」「北」と答えた人も、合わせて3%いた。

南半球で日没の方向を問うと、

正解の「西」は44パーセントに低下し「東」が37%に増加した。


「天動説」を唱える人も続出。人工衛星のように地球の周りを回る天体を

複数回答で選んでもらったところ

「月」と回答したしたのは74%にとどまり、

「火星」が33パーセント、「太陽」が18%にのぼった。


藤下教授は、「正解率の低さは衝撃的」と溜息。

小学、中学、高校で行ってきた教育の質が問われる。

これでは世界との競争に勝てるわけがない。


大学の本質は、世界の不可能を可能にする研究をする事なのだが、

このような生徒を集める日本の大学は大学レベルに達していない。


文部省は、大学レベルの設置基準をもっと厳格にすべきで、

日本の大学の90%は各種学校と名前を変更すべきだ。


世界の大学ランキング100校に入っている大学は日本ではわずか2校しかない。






Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata,M.D.,Ph.D.
P1040088.jpg
耳垂残存型小耳症の術前。
Lobule type microtia

P1040089.jpg
耳があるべき場所を赤で示す。
前傾耳垂であることがわかる。
永田法の手術デザイン。
Normal anatomical position of the auricle in red.
Anterior tilted lobule.

P1040090.jpg
胸から肋軟骨を4本採取して6個のパーツを作成し
それらをワイヤーで組み合わせて彫刻し完成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame.

P1040092.jpg
永田法の皮弁形成および皮下ポケットの作成。
Skin flaps foamed and skin pocket created.

P1040093.jpg
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植し再建した耳介。
3-dimensional costal cartilage frame is grafted under the skin pocket.
Reconstructed auricle.
P1040083.jpg
小耳症に対して半年前に再建した耳。
耳立て手術のデザイン。

P1040084.jpg
頭から薄い皮膚を採取した。
耳の後ろから耳を支えて建てるための肋軟骨ブロックを作成した。
耳の後ろから被覆して移植肋軟骨ブロックを生かすため
側頭部から血管膜を起こした。

P1040085.jpg
手術終了時の全体像。

P1040086.jpg
耳が立っている。

P1040087.jpg
耳が立っている。
耳の腫れは入院中に引く。


本日は小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

また明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。

その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。


午後からは小耳症外来の時間帯。

小耳症で再診の患者さん達数名の診察を行った。

明日は、小耳症の耳立て手術を予定している。


さて、今年は東日本大震災、大津波、福島原発事故、新潟や紀伊半島などでの集中豪雨

ユーロ圏経済危機、など、暗いニュースが多かった。

また、世界経済の悪化と同様に日本経済の今後も明るい未来が感じられない。

全体的に憂鬱な1年だった。

このような暗いニュースが連続する年は、非常に稀な年といってもよいだろう。

来年こそは、逆に明るいニュースが多くなるような年になってほしいものだ。



P1040075.jpg
耳垂の無い耳甲介型小耳症。

Concha type microtia without lobule

耳甲介型小耳症の中でも耳たぶが無い特殊なタイプ。

P1040076.jpg
Normal anatomical position of the auricle
and incision line.
《NAGATA Microtia And Reconstructive Plastic Surgery clinic》
耳甲介型小耳症に準じた永田法の手術デザインを示す。
永田法はこのような特殊なケースにも応用できる。

P1040077.jpg
Fabricated 3-D costal cartilage frame 
for concha type microtia.
胸から肋軟骨を4本採取して彫刻し、ワイヤーで組み合わせて
永田法の耳甲介型小耳症のための3次元肋軟骨フレームを作成した。

P1040079.jpg
skin flaps foamed and skin pocket created.
皮弁形成および皮下ポケットの作成。
anterior skinflap for lobule and
mastoido skin flap for concha
 as pedicled skin flap.
P1040078.jpg
耳垂用の前面皮弁を反転した所見。

P1040080.jpg
耳垂用前面皮弁と乳突洞部皮弁を入れ替えるように移動する。
Transposed skin flaps 

P1040081.jpg
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植し再建した耳介。
乳突洞部皮弁の先端を皮下茎皮弁として移動することによって
外耳道拡張と耳甲介拡張を実現している。
Reconstructed auricle.
Mastoid skin flap is transposed 
and utirized for acoustic meatus diratation. 
本日は、小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は抜糸の時期に当たる患者さんが多いので包帯交換に時間を要した。

また、明日手術予定の小耳賞の患者さんが入院となった。


午後からは、外来の時間帯。

小耳症で再診の患者さん達数名の診察を行った後

来週小耳症で手術予定の患者さんたち3名の全身麻酔用術前検査を行った。


また、小耳症で初診の患者さんが来院されたので

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。

さらに小耳症で再診の患者さんの診察を行った。

明日は、特殊なタイプの小耳症に対する肋軟骨移植術が予定されている。