永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

本日は午前中小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。


また午前中に来週小耳症手術予定の患者さんが術前検査のために来院した。

その後、明日手術予定の小耳症の患者さんが入院となった。

また、入院中の小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。


午後からは外来の時間帯となった。

小耳症で再診の患者さんを診察した。


早いもので、ついに8月も最終日を迎えた。
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耳垂残存型小耳症の術前。
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手術デザイン。
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永田法の皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植した。

本日は午前中、入院していた小耳症の患者さんが無事退院となった。

その後、明日手術予定の小耳症の患者さんが入院となった。

入院中の小耳症患者さんたちの包帯交換を行った。

月曜日は抜糸などの処置が多い日に当たるので包帯交換に時間を要した。


永田小耳症形成外科クリニックでの月曜日午後は、外来の時間となっている。

来週手術予定の小耳症の患者さんたちの全身麻酔用の術前検査を行った。

その後、多くの小耳症患者さん達の診察を行った。

明日は、小耳症の肋軟骨移植術が予定されている。

勝負は時の運。

あの100メートルで世界新記録を持つウサインボルトが

決勝戦でまさかのフライングで失格となった。

世界陸上競技の中で最も世界中が注目する決勝だった。

スタート時のフライングが1回で失格なんて

実力が出しにくいのではないか、と思ったのは私だけだろうか?

それにしても何が起こるか一瞬先はわからない。


話は変わって東日本大地震後の大津波だって、まさかの出来事。

福島原発事故だって考えてもいなかった。


アメリカ東部には起きないと言われていた地震が起きた。

来ないといわれていたハリケーンも襲った。


次々と無いはずの事が起きている。









今日は院長の61回目の誕生日。
とある事情で、今回はスルーの予定だったのだ。

が、ある親切なお方がおられ、明日はお誕生日なのでと、
土曜日にアイスクリームケーキを届けてくださった。

それもチョコレート味。

かなり詳しく研究されている。

ケーキ・アイスクリーム・チョコレート!

トリプルパンチ!

ろうそくが、いっぱい入っていた。
だって61才。

入院中の子供達が見たら、びっくりするに違いない。
だって、子供達の6倍だよ。

大きいケーキだったので、4つに切って、
院長がなんと一切れ食べた。
もう一切れ、とっときますか?と聞いたら、
とっとくと言うので、
え、結局一人で半分たべんのかと驚いたが、
まあ、あんたの誕生日だし、と冷凍庫に入れた。

残りはみんなで美味しく食べた。

なんと言うこともない誕生日の、ありがたいひとときだった。

本日は土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックの土曜日は小耳症の外来日となっている。

小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。


まだ夏休みとあって午前の外来は全国から来院された小耳症の患者さんであふれた。

また、入院中の小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。

午後からも数名の小耳症の患者さんたちを診察した。

今週もあっという間に忙しく過ぎ去った。


通常の土曜日は夕方になると倒れこむように眠ってしまうのだが

世界陸上が開催されているので「100メートルのウサイン・ボルト選手」を見るために起きていた。





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耳垂残存型小耳症の術前。
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手術デザイン。
耳があるべき場所と比較すると耳垂が前傾している。
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永田法の皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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4本の肋軟骨を採取して6個のパーツを作成しそれらをワイヤーで3段重ねとして
彫刻等で彫刻して形成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植して再建された耳介。
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耳垂残存型小耳症に副耳を伴う小耳症の術前。
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耳があるべき場所をまず決定した後切開線のデザインが決まる。
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肋軟骨を4本採取して6個のパーツを作成し
それらをワイヤーで組み合わせて作成した
永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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永田法の皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植して再建された耳介。
副耳も切除している。
本日は、小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

また明日手術予定の小耳症の患者さんが入院された。

午前中に、入院されている小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。

午後からは、外来の時間帯となった。

小耳症で再診の患者さんたちを数名診察した後

小耳症新患の患者さんが来院されたので、

2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。

さらに再診の患者さんたちの診察を行った。

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耳垂残存型小耳症の術前。
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手術デザイン。
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作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
本日の月曜日は、午前中に入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

抜糸の時期に当たる患者さんが多かったので

包帯交換を終了するまでにたっぷり2時間を要した。

明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。


午後からは外来の時間。

来週手術予定の小耳症の患者さん達3名の術前検査を行った。

その後数名の小耳症の再診の患者さんたちを診察した後

新患の小耳症の患者さんが2名来院されたので

2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。

さらに再診の患者さんたちを数名診察した。

気がつけば夕方の5時となっていた。
○先生御用達のお弁当屋さんが、このところずっとお休みだ。
○先生は困っている。
だって、お昼ご飯が、調達できない。

私が駅で買ったお弁当をみて「弁当屋さん、開いているんですか!」と聞いてくるけれど、
「いいえ、これ、駅で買ったんです。」
お盆で給食がパック詰めなのをみて「弁当屋さん、開いているんですか!」と聞いてくるけれど、
「これ、給食ですよ」

金曜日、
院長が外国とFAXをやり取りできず、ずっと悩んでいたらしい。
○先生に、
○せんせ~~、どうにかして~~
と言ったかどうだかしらないが、
○先生どうにかしてくれた。

コピー機にスキャナーがついているのを今の今まで誰も気がつかなくて、
○先生がリコーさんに電話して使えるようにしてくれた。

院長のパソコンのパスワードが、
ちょっと恥ずかしいので、
電話でリコーさんに言わないといけないかと思って恥ずかしかったけど、
○先生は、勇気を出して電話してくれたそうだ。

○先生頑張ったので、お礼にお昼ごはんに、
インスタントラーメン1こ、あげた。
ねぎがほしいといって、冷蔵庫から出してきたので、
(勝手によその家の冷蔵庫を開けてはいけない)
ねぎも刻んでサービスした。

トマトも半分、あげた。

とても喜ばれたので、
ああ、お弁当屋さんが開いていないから、
こんなに嬉しいのね。
早く○先生のためにお弁当屋さんが開くといいなあ、
と思いました。

本日の土曜日は、永田小耳症形成外科クリニックは外来の日。

小耳症で入院されていた患者さんが無事退院となった。


外来は小耳症の患者さん達であふれていた。

再診の小耳症の患者さんたちの数名を診察した後

新患の小耳症の患者さんが2名来院されたので、2時間かけて手術法の詳しい説明を行った。

その後も途切れることなく小耳症の再診の患者さんたちの診察を行った。


30分の昼休み後

午後からも数名の小耳症の患者さん達の診察を行った。

さらに小耳症で新患の患者さんが来院されたので

2時間かけての詳しい説明を行った。

また、小耳症の再診の患者さん達の診察を行い

ようやく4時過ぎから病室に入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。


包帯交換が終了して外来に降りてみると、また小耳症の患者さんが待っていた。

さらに診察を行って終了したのが夕方5時を回っていた。

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2010年11月9日耳垂残存型小耳症の術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザイン。
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肋軟骨4本を採取して作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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永田法の皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植した。
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そして、2011年8月19日耳立て手術の日を迎えた。
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永田法の耳立て手術のデザインを示す。
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側頭部から薄い皮膚を採取した。
頭から血管膜[TPF]を起こした。
耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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手術終了時の全体像。
入院中に耳の腫れは引く。
永田小耳症形成外科クリニックには、

世界中の形成外科医や患者さんからしばしばメールが入ってくる。


これまでも、数多くの形成外科医が欧米各国をはじめ世界各国から

小耳症手術を学びに来院している。

それらの形成外科医に共通なのは、学ぼうとする気迫が強く感じられる点である。


わざわざ海外から来院するくらいだから、気迫があるのは当たり前なのかもしれない。が

もうひとつ理由を挙げるとすれば

彼らはそれぞれの国を代表するする小耳症治療の第一人者であることが多いからでもある。


彼ら留学生達は小耳症治療が形成外科分野で最も困難な手術だ、

という事を良く理解している形成外科医達だからこそ

さらに、学ぼうとする気迫が強いのだろう。


そのような熱心な形成外科医には私も熱く答えたくなる。





本日は午前中小耳症で入院されていた患者さんが無事退院となった。

その後入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

本日は8月17日の水曜日。

まだまだ暑い日々が続いている。


午後からは外来の時間帯となった。

数名の小耳症の患者さん達の診察を行った後、

小耳症で新患の患者さんが来院されたので、2時間ほどかけて手術法の説明を行った。

さらに、再診の小耳症の患者さん達の診察を行って

本日の外来を終了した。


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耳垂残存型小耳症の術前。
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耳があるべき場所と大きさを書いて手術デザインを行った。
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肋軟骨4本を採取して作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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永田法の皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植した。
本日は午前中局所麻酔の手術を1件行った。

その後入院していた小耳症の患者さんが無事退院となった。

さらに、入院中の小耳症患者さんの包帯交換を行った。

抜糸の時期に当たる小耳症の患者さんが多く包帯交換に2時間ほど要した。

また、明日の小耳症の肋軟骨移植術予定の患者さんが入院となった。


午後からは、来週小耳症の手術予定の3名の患者さん達の全身麻酔用の術前検査を行った。

その後数名の小耳症の患者さん達の診察を行った。

福島原発事故は、津波により2個用意していた非常時補助電源をはじめ

外部電源が全て使えなくなったために、

核燃料棒の冷却水の循環が不可能となったためにメルトダウンが起きた事故だった。


非常時の補助発電装置が2個とも地下に設置されていたために

津波により水没した事で故障してしまった。


2個のうち1個を高い位置に設置するか、

厳重な防水処置を行うべきだった。


補助発電装置は、当初は1階に設置されていたが

2個の補助発電装装置を地下を掘って2個とも地下に設置しなおすという設計を

東電が国に申請したのだった。

なぜか愚かな事に国はこの計画に許可を与えてしまったのだ。


この判断ミスが最も責任重大と言える。

原子力安全に対する東電と国の安全へのチェックが働いていなかった。


循環水の循環が不可能となったのだから

2日以内にメルトダウンが起きることが明確だった。


さらに「マークⅡ型」という格納容器が小さい福島の原発はメルトダウンが起きる際の

水素発生による爆発を防ぐために水素を外部に放出「ベント」せざるを得ない欠陥原発だった。

この水素放出の再に、必ず放射能をも外部に放出されてしまうという欠陥があるのだ。

放射能放出を軽減するためのフィルターすら付けられていなかった。


昨日も書いたように、格納容器が大きなタイプの原発では

発生した水素を格納容器内で燃焼させて圧力を下げることが可能なので

メルトダウンが起きても放射能を外部に放出することが無い。


地震と津波が発生する日本ではこの「マークⅡ」タイプの原発は危険なのだ。

このタイプの原発が日本には10基存在する。

少なくともこれら10基は、直ちに停止する必要がある。
















本日夜のNHK放送は、原発事故に関するものだった。

非常に理解しやすい説明だった。

以下にそのまとめを書いてみた。


原子炉が運転中は、原子炉を取り囲む格納容器内の

水を循環させて核燃料棒が安定して冷却されている。

その水を循環させるために、外部の電源からのエネルギーを用いている。

だから外部からの電源が常に確保されている必要がある。

非常用電源が複数用意されていることが重要だ。

福島原発事故は、この全ての電源が崩壊したためにわずか2日以内にメルトダウンが起きた。


アメリカにおける原子力発電所のタイプは、8種類存在する。

格納容器を大きくすれば、炉心溶融「メルトダウン」が起きた時に発生する水素を燃焼させ、

格納容器内の圧力上昇を防ぐことが出来るので爆発を防ぐことが出来る。

爆発しなければ放射性物が外へ漏れることは無い。


しかし格納容器の大きなタイプを建設するには高額の費用を要する。

そこで費用を低くするために格納容器の容積を小さくして設計されたのが

「マークⅡ」というタイプの原子炉だった。


アメリカでもまだ営業運転が行われていなかった1970年代に

アメリカが開発したマークⅡを、すべてアメリカの会社から設計工事の全てを

行ってもらい日本に建設した原子力発電所の第1号機が福島原発1号機だった。

日本で開発されたものではない。


つまり、福島原発は、「マークⅡ」というタイプの原発だ。

マークⅡというタイプは格納容器が小さいタイプなので

メルトダウンが起きると発生する水素の燃焼処理が出来ず、格納容器が爆発する。


そこでアメリカではマークⅡの問題点が1980年代から指摘されていた。

その結果、水素爆発を起こして格納容器が破壊するのを防ぐためには、

応急処置として格納容器外へと水素を放出せざるを得なくなる。


この放出をベントと呼ぶが、ベント操作で必ず放射性物質を必ず放出することになる。

だから、マークⅡは欠陥原発という事だ。


福島原発の非常用電源は最初は1階に建設されていたが

後で、地下1階へ2個建設移転された。

しかも防水されてもいなかった。

この設計を行ったのは東電であり、その許可を出したのは国だった。


リスクを分散するためには、

非常用電源は、別の高さに複数建設しておくべきだったのだ。


ちなみにマークⅡタイプの原子力発電所が、

日本には10箇所も存在しているというから恐怖だ。


先週の金曜日は、久しぶりに病棟勤務。
しょっぱなから、小言。

ねえ、テレビ付けっぱなしで、あっちで遊ばないで。
ゲームは音消しで!
テレビはイヤフォーンで!
ねえ、走らないで!
Sくん、1号室へはいらないで!
女子部屋よ。
う~~~っ、全員につい回りたい。

手術日の翌日なので、
手術後の一人だけはまだ元気がないけれど、
火曜日に手術をした男子は、どう見ても元気で皆と遊んでいる。

熱もないし、元気そうだからシャワーをしたらどう?
と勧めても、
イヤ、規則だからというので、身体を拭いてあげた。

規則ね?

ばたばたと午前中が過ぎ、午後になったので、
食事の量を聞きに回っていたけれど、
足りない。

二人足りない。

もしやと思い、風呂場へ行って見ると、
一人はちょうどシャワーの時間。
はて、トイレでもないし・・・

しばらくして、
さっぱりした顔で、風呂場から二人が歩いて来た。

またか!

ねえ!何で一緒にシャワーを浴びる!だめでしょ!

え、だめなの?だって、前にも誰か一緒に入っていたよ。

だからそのとき、怒られたのよ。
ふざけてシャワー浴びて、ガーゼが濡れたら傷がなおらないよ!

ホントに目が離せない。
ベッドに縛っておきたいよ。
(ホントに縛ったら、大問題)

と言うわけで、一日怒鳴りまくり、
年齢も忘れて若返った1日だった。
本日は、小耳症の患者さんが無事退院となった。

その後、外来で数名の小耳症の患者さんを診察後

入院中の患者さんたちの包帯交換を行った。

再び外来に降りて、小耳症の再診の患者さんたちの診察を行った。


午後からは、数名の小耳症患者さんたちを診察後

初診の患者さんに手術法の詳しい説明を行った。

さらに再診の小耳症の患者さんを診察して

今週の仕事が終了した。


気がつけば8月も半ばとなっている。
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半年前に肋軟骨移植術により再建していた耳介。
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耳立て手術のデザイン。
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頭から薄い皮膚を採取した。
さらに頭から血管膜を起こした。
耳を後ろから支えて立てるための永田法の肋軟骨ブロックを作成した。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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手術終了時の全体像。
耳の腫れは入院中に引く。

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耳垂残存型小耳症の術前。
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手術デザイン。
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肋軟骨4本を採取して作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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永田法の皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
本日は肋軟骨移植術が終了して入院されていた小耳症の患者さんが

次回の耳立て手術の予定日を決定して無事退院となった。

退院日を迎える患者さん達は晴れ晴れとしている。


その後、明日肋軟骨移植手術予定の小耳症の患者さんが入院となった。


午前10時より入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

小耳症術後の包帯交換は、耳の複雑な立体的形態で

1ミリメートル単位で縫合部の全てがきちんと治っていて

初めて完全な耳介が完成するので非常に隅々まで詳しい観察が必要だ。

傷が傷としてわからないほど美しくならなければ目的を達することが出来ない。

だから手術のみならず包帯交換は真剣勝負と言える。

呼吸を止めて繊細な処置をしなければならない。

だから時間を要する。

午後からは、外来の時間帯となった。

水曜日の午後の外来は比較的空いているものの、

数名の小耳症の患者さん達の診察を行った。









3月11日、東日本大震災およびその後の大津波により日本は大打撃を受けた。


震災後の復興に向け廃墟の中から立ち上がろうとしている、が、

その復興を厄介にしているのは福島原発事故だ。


放射能汚染は目に見えないために、どこまでが安全なのかが不明だ。

安全の尺度が不明だからこそ不安が増している。


原発事故そのものの国による発表自体が次々に内容が変わり

信じられなくなったので、さらに不安が増し続けている。


チェルノブリ事故が起きてから、現在まで二十数年が経過するが

その周辺数十キロは、今でも人が住めない地域となったままだ。

ロシアは広大な土地が存在する国家であるのに対して

日本はあまりにも狭い国土に人がひしめいて住んでいる。


ロシアと日本の人口数はほとんど変わらない。

土地が余るほど存在するロシアではいくらでも代替地を用意できるが

狭い日本では不可能に近い。


現状では日本に新たな大地震が起こる確率が非常に高まっている。

つまり、同様な原発事故が再び起きる確率が増している。


このまま同様なことが起きれば、日本人はどこに住めばよいのだろうか?

くしくも本日は私の生まれ育った長崎の原爆記念日だ。



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耳垂残存型小耳症の術前。
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手術デザイン。
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肋軟骨4本を採取して6個のパーツを作成し、
それらをワイヤーで組み合わせて作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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永田法の皮弁形成および皮下ポケットの作成。
P1030687.jpg
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
本日午前中は、局所麻酔下でピアス後のケロイドの除去手術を1件行った。

その後小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

また、明日手術予定の小耳症の患者さんが入院となった。

午前中に入院中の小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。

抜糸に時期に当たる患者さんが多く包帯交換に時間を要した。


午後からは外来の時間帯となった。

月曜日午後にもかかわらず、小耳症の患者さんたちで外来があふれた。


来週手術予定の小耳症の患者さんたち3名の全身麻酔用術前検査を行った。

その後、多くの小耳症の再診の患者さんたちの診察をようやく終え

小耳症で新患の患者さんに対する説明を行った。


明日は、小耳症に対する肋軟骨移植術の予定となっている。

福島原発事故の汚染水処理施設がしばしば故障を起こしている。


フランスからとアメリカからの汚染水処理施設を用いているものの

両者ともモーターなどがしばしばストップしている。


そもそも、このような事故が起きた場合に備えた日本自身の汚染水処理装置の

準備もしないまま原発を建設している事が間違いなのだ。


なのに、いまだに誰もこの点に触れた責任追及すら行っていない。

地震国日本は、東日本大震災後また大地震が起きる可能性が非常に増加している。


現在東南海大地震が起きる可能性が増している。

もしその地域にある原発事故を起こすことになれば

新たな放射能汚染により、日本に住むことすら危うくなって来る。


電気代が高くなっても安全な発電施設に切り替えるべきだ。

住めなくなるよりよっぽど安く上がるではないか。

夏休みなので、外来が混んでいる。
小耳症専門施設なので、小耳症の患者さんがほとんどだから、
外来の患者さんは、そう多くもないのだが、
さすがに今の時期は、忙しい。

土曜日も初診の患者さんが3人来られ、
長い説明が、あった。

いろいろな資料を見てもらいながら説明するのだが、
その資料が、机の上で、ごしゃごしゃになっている。

肋軟骨の模型は、先日ついに千切れてしまったので、
ボンドでくっつけようとして、失敗した。

文献は、院長が勢いよくページをめくるので、
ボロボロでちぎれている。

以前は少しでもきれいにと思って、いろいろ工夫したのだが、
院長は
「ちゃんとわかるごとなっとる!触るな!」と怒るので、
今はあきらめた。

それでもその説明で、皆さん納得されて予約を入れて帰られるので、
ま、いいかな。

医局の院長のデスクも、だんだんすごい事になってきた。
机の上に、こんなに物を置くなら、いっそのこと机ではなくタンスにしたらよかろう。
もう一度あの地震が起きたら、間違いなく、医局はファイルだらけになる。

今は自分の机の上で作業は出来なくなり、
空き机で作業しているが、その机の上も、だんだん空間が少なくなってきた。
なんだか毎週、物が増えている。

院長のパソコンの画面も、なんだかいっぱいになっている。
お気に入りなんて、たぶん100以上の項目があるだろう。

小耳症とお気に入りに登録したって、捜せやしない。
院長のパソコンは、完全に、アナログ化している。

デジタルをアナログ化できるのは、特殊技能というべきか。