永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

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2010年12月7日、耳垂残存型小耳症の術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザインの完成。
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肋軟骨4本を採取した作成した永田法3次元肋軟骨フレーム。
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永田法の皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
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そして2011年6月30日の耳立て手術の日を迎えた。
再建された耳。
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耳立て手術のデザインを示す。
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頭から血管膜を起こした。
側頭部から薄い皮膚を採取した。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロック。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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手術終了時の側面全体像。
耳の腫れは入院中にひく。
本日は午前中、小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後、明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。

午前10時より入院中の小耳症患者さんたちの包帯交換を行った。


午後からは小耳症外来の時間帯となった。

再診の小耳症患者さんたち数名の診察を行った。

その後小耳症で新患の患者さんが来院されたので

2時間ほどかけて手術法の説明を行った。
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耳垂残存型小耳症の術前。
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手術デザインの感性。
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肋軟骨を4本採取して作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および他ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。

東京電力は福島第一原子力発電所の原子炉から

漏れ出した高濃度汚染水を浄化し、

冷却水として再利用する「循環注水冷却」をようやく開始した。

しかし、たった1時間半後に

原子炉への注水配管からの水漏れが見つかり注水を停止した。


これらの一連の装置は、フランスやアメリカから提供されたものを利用しており

しばしば不具合を起こして、中断に次ぐ中断を繰り返している。

あまりにも、お粗末としか言えない恥ずべき事態となっている。


本来ならば、このような不測の事態に備えて

普段からこれらの施設を日本だけで準備できていて始めて

原子力発電所の建設を行っておくべきことだったのに

不測の事態に対する備えが全くできていなかったということを

世界に向けて、日本は白日の下にさらしたのだ。


全くの準備不足だったことを、

日本の電力会社も

原子力発電にかかわっている委員会も

政府も

関係機関の人々は

国民に謝罪しなければならない。


責任の所在をまぬかれるような構造ならば

関連する人々全てに具体的な責任を取ってもらうしかないだろう。


誰も責任を取らないということでは国民は到底納得できない。

日本人は、もっと怒らなければならない。

本日は小耳症の患者さんが無事退院となった。

その後、明日手術予定の小耳症の患者さんが入院となった。


午前10時から入院中の小耳症患者さん達の包帯交換を開始した。

本日は抜糸の時期に当たる患者さんたちが多く2時間ほどかかった。


午後からは、来週小耳症手術予定の患者さん達3名の

全身麻酔用の術前検査を行った。

また数名の小耳症の患者さん達の診察を行った。

先日、入院中の方の御家族から、子供用の本を、頂いた。
一冊づつに永田小耳症形成外科クリニックのシールが、貼ってある。
入院中の子供達の年齢を考えて、選んでいただいたようだ。

小耳症の手術は、入院が1ヶ月近くかかるので、
小さくても文庫があればいいなと、思っていた。

4号室の男の子が、キッズルームにある少しばかりの本を選んでいたので、
頂いた本を持って行ったら、みんな大喜びだ。

そうだ、文庫をつくらねば。

とりあえず、
小さな本棚を買い、それを文庫とする事にしよう。
頂いた人のかしら文字を取って、
「K-文庫」

アスクルにFAXしたら、翌日とどいた。
今日注文したら、
明日、来る。

医局の前に立てかけてあるので、
運ぼうと思ったが、
重い。
「○センセ~~、助けて~~」
私が前で、○先生は後ろを持って運んだが、重い。
○先生は、
「こんなの片手で運べます」と言うけど、あの、重いんですけど。

2Fの廊下でダンボール開いて、説明書開いてうなっていたら、
何人かのお母さん達が
「本箱ですか」と集まって、
ああでもないこうでもないと、よってたかって組み立ててもらった。

母さんが、3人集まれば文殊の知恵

いや、助かりました。
一人では何時までかかったか、わからない。

まずは手始めの小さい文庫です。





人生いろいろと言うように

人により様々な人生があり、歴史となっていく。


爆発的なエネルギーを持った人があるかと思えば、

持続的なエネルギーを持った人がいる。


人生をかけて没頭できる道を発見でき、

自分の道をまっしぐらに歩ける人は

自己実現できた幸福な人といえる。


そのような状態を保てる人は

自らの情熱を十分に込めた人生を送れるので

ますます良循環の状態となり充実度も増していく。


泣いても笑っても人生は一度っきり。

今日やりたいことは明日に伸ばさずやっていこう。

後で、あの時やり残したと後悔する事が無いように。




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2010年12月3日、小耳症術前。
肋軟骨移植術を行った。
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本日2011年6月24日、耳立て手術の日を迎えた。
再建された耳。
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耳立て手術のデザインを示す。
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頭から薄い皮膚を採取した。
側頭部より血管膜を起こした。
耳の後ろから耳を支えて立てるためのろく軟骨ブロックを作成した。
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手術終了時、耳が立っている。
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耳が立っている。
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手術終了時の全体像。
耳の腫れは入院中に引く。
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耳垂残存型小耳症の術前。
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手術デザインの完成。
耳垂は小さく耳垂の前に深い耳前ろう孔が存在する。
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皮弁および皮下ポケットの完成。
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肋軟骨を4本採取して作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
耳垂前面皮弁を下まで移動させてようやく3次元肋軟骨フレームを被覆出来ている。
本日は夏至。

一年で最も太陽が長く輝く日。

正に暑い日となった。

朝から外で歩く人達は汗を書いていたらしく

当院に到着した職員は、医局に入って口々に思わず「涼しい」と。


午後には、ますます暑くなった。

これから先の夏が思いやられる。


気がつけば今年になってもはやほぼ半分を経過している。

3月に起きた大地震以来

時間が止まっているように感じていたのだが

気がつけば、あっという間に夏目前なのだった。


明日も小耳症の肋軟骨移植術が予定されている。




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耳垂残存型小耳症の術前
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手術デザインの完成。
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肋軟骨を4本採取して6個のパーツを作成し、それらを組み合わせて
彫刻して作成した永田法のp3次元肋軟骨フレーム。
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永田法での皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。

永田小耳症形成外科クリニックの月曜日午後は小耳症外来の時間帯。

本日は来週手術予定の小耳症の患者さんたち3名の、

全身麻酔用の術前検査を行った。

その後、数名の小耳症で再診の患者さんたちを診察した。

さらに、小耳症で初診の患者さんたちが3名来院されたので

2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。

明日は小耳症の肋軟骨移植術が予定されている。
今週の土曜日、事務さんはお子さんの学校行事で、お休み。
一人で外来をしきる事になったのだが、心細い。
やはり、地震の混乱が一区切りついたのだろうか。
朝から問い合わせも多く、外来も混んでいた。

混んでいた患者さん達の中に、3・11の時入院していた患者さんもおられた。

「計画停電はどうですか?あっちへ帰ったらなんともないので、
あれはこっちにいないとわからないです。」と。

「いや、あちこち電気のスイッチを切って、ひんしゅく買ってます。」

寒くて暗い中、ベッドに入ってひたすら電気がつくのを待つのは惨めなもの。
もちろん現地の方達とは比べ物にはならないが、
お母さん達も子供達も余震にゆれながら、不安な入院生活だったに違いない。

当院も少しでも節電に努めようと、
先日はカーテンをつけ替えた。
遮熱カーテン。
予算の関係で、西日の当たる部屋だけだけど。
少しは効果があるといいけれど。

24時間点けているナースステーションの蛍光灯だけでも
LEDにしようと思っているが、
こちらはなかなか在庫がないようで、
注文してからだいぶ経つのに、まだ連絡がない。

夏本番は、これから。
計画停電がおそろしい、今日この頃。
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2011年11月30日、耳垂残存型小耳症の術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザイン。
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肋軟骨を採取して作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
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そして2011年6月17日の耳立て手術の日を迎えた。
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耳立て手術のデザイン。
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頭から血管膜を起こした。
側頭部から薄い皮膚を採取した。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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手術終了時側面像。
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耳垂残存型小耳症の術前。
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手術デザインの完成。
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肋軟骨を採取して作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。



本日は午前中に入院されていた小耳症の患者さんが無事退院となった。

また入院中の小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。


午後からは、小耳症外来の時間となった。

通常は静かなはずの水曜日午後の外来にもかかわらず

外来には小耳症の患者さんたちが待っておられた。

数名の小耳症で、再診の患者さんたちを診察後、

初診の患者さんが来院されたので、2時間近くの説明を行った。


  
  こちら

    ファンタジー放送局

  こちら

    ファンタジー放送局

      ただ今より臨時放送を行います。


  熱い想いを 

     あなただけに放送開始いたします。


  聞いてください

     心の耳で 

  
 「 今こそ

     君に告げる時が来た 

 
  愛し続けるよ 無限大の

     熱い想いで 


  守り続けるよ たとえ

     嵐の時も 

     遠く離れていても 

     なんと言われようとも   


  幸せにするよ 必ず    

     僕の人生の全てを懸けて  」


  ファンタジー放送局が

   総力を結集して

    あなただけに放送いたしました。


   以上で臨時放送を終了いたします。

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耳垂残存型小耳症の術前。
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手術デザイン。
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肋軟骨を採取して作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
福島原発事故は、炉心の核燃料棒が冷却できなかったため

高熱を発し津波被害から数日内に炉心の底へと融けた核燃料棒が落ちて

いわゆる「メルトダウン」を起こした。


更に炉心の底の分厚い鉄をも溶かして、突き破り炉心の下のコンクリート上に落ちている。

これがいわゆる「メルトスルー」という状態だ。


コンクリートの上に融け落ちた核燃料が一箇所に多く堆積するような状態となれば

核燃料は、高温となり核分裂を加速して

臨界という高熱状態に達する可能性も否定できない。


臨界に達するようなことが起きれば、再び爆発をし、

外界へ大量の放射性物質が飛び散ることとなる。


以上の経過を引き起こしたのは事故後1週間以内だった可能性が高いが、

メルトスルーに関する国の報告は、つい最近になってからのことだ。


原子力安全委員会の言う事などを信用してはならなくなっている。

先週の土曜日の外来は、まるで夏休みかと思うくらいに混んでいた。
そういえば先々週の土曜日も忙しかった。。

5月末に院長がカナダへ行っていたので、
1週間外来が休診していた反動なのか、6月に入ってから、なんだか外来が賑やかだ。
もしかしたら地震の影響が、そろそろ落ち着いてきたのかもしれない。

病棟のほうは、院長がいない間手術が休止していたので、
なんだかがらんとしている。
大人の女性が3人入院しておられたので、ますます静かで、
先週など一時男の子がただ一人だけで、
仲間がいた時は、テレビの前で踊ったりしていたNくんも、
さすがにおとなしい。

やっと週の後半に男子が1名入院して来たときは、
さすがに嬉しそうだった。
そのNくんも今日は退院して行ったはずだ。

今日は私はお休みで、
きのうから家の隅でぐずぐずしている。

草を抜いたり、本をながめたり。

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耳垂残存型小耳症の術前。
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手術デザイン。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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作成した。3次元肋軟骨フレーム。
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3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
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2010年11月26日、小耳甲介型小耳症の術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザインの完成。
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肋軟骨を胸から4本採取し、ワイヤーで組み合わせ彫刻して作成した
永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
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そして、2011年6月9日耳立て手術の日を迎えた。
再建された耳。
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耳立て手術のデザイン。
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頭から薄い皮膚を採取し血管膜を起こした。
耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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手術終了時。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
耳の腫れは入院中に引く。
院長がカナダから帰ってきて、はや10日。
帰国時は、出かける前よりは一回り小さくなり、
顔色も還元血の色をして、薄黒くなっていた。

あいも変わらず
「時差ぼけだ!」を連発しているが、
何人かの患者さん達の手術をこなし、
外来をこなし、
ようやっと顔色も腹周りも、元に返りつつある。

去年の暮れからは突然の節煙宣言をして、
たしかカナダへ行く前にはかなりの本数を減らし、
飛行機の中ではタバコが吸えないので、
それをいい機会として「完全禁煙」をする予定であったのだが、
帰ってきた時、荷物の中には、
タバコがいっぱい入っていた。

なによ、カナダに行ったら禁煙するんじゃなかったの!?
行く前より本数が増えている。

で、また素足に革靴で白衣きてタバコを買いに行った。

で、なにか変わった物を買ってきた。

無煙タバコ

煙がでない。

飛行機の中でもすえるので、すごい便利だったと、
自慢してる。

それをみたタバコをやめられないスタッフが、
「これなら私もやって見る」というが・・・。

棚の上にはほこりをかぶった
電子タバコがある。

テーブルの棚には沢山のキンエンパイポがある。

ただ禁煙すれば、これらは全部いらないのだが・・・?
ひたすら禁煙グッズが増えていく。
禁煙タバコがあるらしいので、今度はそれも買ってみよう。

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耳甲介型小耳症の術前。
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手術デザイン。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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肋軟骨を採取して形成した永田法3次元肋軟骨フレーム。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
小耳症に対する耳介再建術は、

形成外科の再建分野の中で、最も困難な分野のひとつとされている。


なぜなら耳の形態そのものが、体表の器官の中で最も複雑な形態をしているからだ。

複雑な形態をしているからこそ、

科学的に理想の耳の詳細部分がどのような関係形態であるべきかという点を

耳全体に対するパーセントで表した世界に認められた論文がある。


また、耳介軟骨の表も裏も、動脈血が流れる皮膚で覆われており、

30度の角度で立っている。


このような耳を胸から採取した肋軟骨を細工し組み合わせて耳介軟骨の代用として

3次元の肋軟骨フレームを作成し、その3次元形態にぴたりと合った血行の良い組織で

死空を作ることが無いように耳の前も後ろも被覆しなければならないから

なおさら困難な手術となっている。


しかも、小耳症と一言で言っても術前の形態は患者さんによって

それぞれ異なっているので、手術法もオーダーメイドとなるので

それぞれに異なった術式が必要となるからなおさら困難となっている。


従来法であるタンザー法やブレント法では不完全な耳しか再建できなかったが

1992年、永田法がアメリカ形成外科学会誌に記載されて以来

完全な詳細なパーツを全て備えた耳の再建が可能となった。


永田法は、更に発展を遂げて、

従来法では不可能だったローヘアーラインを伴う小耳症そして無耳症まで

再建可能とした。

更にこれらの手術法を応用することで、耳の再々建術も可能となった。


現在の小耳症手術法は、

従来法とは全く異なる別次元の詳細な形態を再建できるようになっているが

その複雑な科学的理論と応用技術を習得するためには

形成外科医にとっては、非常に長期の修練と学習期間を必要とする事となった。


今年の5月24日、25日と

バンクーバーで行われた国際形成外科学会における永田法手術習得に関する

キーノートプレゼンテーション、ワークショップ、マスターコースを通じて

前述の点を踏まえて私は教育講演を行った。


医学を科学にするために弛まぬ努力をする事が最も重要だ。

科学を曲げることは不可能となるからだ。





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耳垂残存型小耳症の術前。大人。
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手術デザイン。
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作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
子供の患者さんの場合は全ての肋軟骨の色が真っ白で、しなやかに曲がるが
この患者さんは大人なので、肋軟骨髄質が茶色になっている。
曲げようとしても折れてしまう性質となっているので、
3次元肋軟骨フレームの作成には特別な工夫を必要とする。
また手術時間もかかる。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。

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関東地方の某大学病院で小耳症に対する耳の再建手術を受けたものの
このように非常に不幸な結果となり2010年11月25日、
永田小耳症形成外科クリニックで作り直し手術を行うこととなった。

このようなおぞましい結果となる小耳症手術を未だに行っている大学病院が
いまだに多く存在する事を患者さんは知っておくべきだ。

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耳があるべき場所と大きさを赤で示す。
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手術デザインの完成。
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左は摘出した肋軟骨フレーム、
中央は新たに作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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左が永田法の3次元肋軟骨フレーム、中央が皮弁形成したところ。
右が耳の後ろに移植されていた色が異なる皮膚を切除したものおよび
摘出した肋軟骨フレーム。
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永田法の3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植しなおしたところ。
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そして2011年6月2日の耳立て手術の日を迎えた。
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耳立て手術のデザインを示す。
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側頭部から薄い皮膚を採取し、頭から血管膜を起こした。
耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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側面全体像。耳の腫れは入院中にひく。