永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

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耳甲介型小耳症の術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザインの完成。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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肋軟骨を採取して彫刻し組み合わせて作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
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カナダ・バンクーバーのパンパシフィックホテルで開催された国際形成外科学会。
IPRAS vancouver 2011正確に訳すと「国際形成美容外科学会、バンクーバー 2011」
と書かれライトアップされている。
その前で記念の写真。
世界各国から形成外科医がおよそ2000名集まった最大規模の国際学会となった。

5月24日は私の出番が多く超多忙な日となった。

まず朝10時半から10時45分までの15分間の
「耳の再建手術」に関するキーノート プレゼンテーションを行った。

更に、11時45分から11時50分までの5分間の「耳の再建に関する系統的なアプローチ法」
を発表した。

そして更に、夕方16時から18時までの2時間にわたるマスタークラスのワークショップで
「肋軟骨と似た材料を用いた永田法の3次元肋軟骨フレームの作り方の実習」を
私の海外の教え子達4名とともに行った。

以下がその実習風景。

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中心の机で、肋軟骨に似た材料を用いた「永田法の3次元肋軟骨フレーム」の作成の仕方を
私が実演しているところ。
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小耳症治療を行っている世界の形成外科の医師たちが集まっているので
熱気がむんむんといったところだった。
実習生徒達の進行状況をチェックしている私。
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その実習風景。
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私だけでは回りきれない人数なので、後ろのほうでは
私の海外の教え子達が実習生のチェックを行っている。
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熱心に耳の形を作成している実習生達。
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大盛況な実習となった。
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実習生達が作成した耳型の3次元フレームを添削修正して削りなおして指導している私。
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それを見学しているほかの実習生。
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それを更に見学しに来ている別の実習生。


そして更に次の日25日の午前7時から8時まで
私は「小耳症手術」のマスターコースの講演を行った。

今回の国際形成外科学会では、4回も出番があり多忙だったが

自分が開発した永田法の小耳症手術が国際形成外科学会で
このようにして世界中に広まっていくのは非常にやりがいのある仕事でもある。
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左はパンパシフィックホテル。右は港。
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パンパシフィックホテルの上にヨットのようなデザインの帆が。
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また昨日とは別の観光船が入港していた。
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ホテルの部屋から見たバンクーバーの港
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5月23日早朝6時、時差ぼけで早く起きてしまったのでホテルの外へ出た。
観光船が港へ入ってきた。
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次第に近寄る観光船。
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向きを変えて近づいてくる。
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停泊した観光さんを部屋から見てみる。
いつかこのような観光船でのんびり世界を回ってみたいものだ。
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バンクーバーは、5月も終わりというのに寒い日だった。
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海に小さく白く見えるのが水上飛行機。
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水上飛行機が飛び立ったところ。
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水上飛行機の発着所。
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更に港の奥には豪華なボートが多く停泊している。
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バンクーバーの町でイップク。
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5月22日バンクーバー到着、国際形成外科学会が開催されるパンパシフィックホテルの前に到着。
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白い愛嬌のある海鳥が周りを歩いていた。
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ようやくホテルの部屋に到着した。
部屋から眺める風景。
屋根に植物を育てている。
港の奥はヨットハーバーや、水上飛行機の発着場所となっている。
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左側にはバンクーバーのビル群が立っている。
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部屋の下に、停泊しているのは、観光船。
毎日新たな観光船が乗り入れている。

ホテルの部屋に到着出来てほっと一息ついたところ。
今日は○先生の外来日。
朝から数名の患者さんを診察し、
その後局所麻酔の手術が1件あり、無事終了した。

午後は○先生の回診。
私と○先生のネットかぶせも、今日になって、やっと息があってきて?
なんとかもたつかずにできるようになってきた。

回診の途中で、
「事務長とぼくは似ているでしょう」と言う話になり、
わたしは、
「そんなことありません。みんなが聞いてびっくりしてる。」
といい、
患者のTさんは私たちの話を聞きながらくすくす笑っておられる。

そもそも誕生日が近くて、血液型が同じというだけじゃないですか。
性別と年齢の違いは大きい。

ふと感じるものがあり、きょうのナースのRさんに、
「誕生日はいつ?」と聞くと、
なんと
「5月です」と。
だんな様も5月生まれで、結婚したのも5月。

なんと5月は大イベント月だそうだ。

うちの長男も5月生まれで、
中学からの親友と、看護学校からの親友も5月生まれで、
ここに来る前パートで仲のよかったおばさん達が、3人、
やはり3人とも5月うまれ。

結局「5月生まれは天才が多い」・・・根拠はさだかでないが、
と言う結論になった。

○先生は今度の誕生日で、
今月からついに介護保険を払わなくてはならなくなり、
まさに私たちに一歩近づいた。
先生の介護保険料が、
もしかしたらどこかのおばあちゃんを、
手助けしているかもしれない。

院長も後1時間ほどで、クリニックに到着し、
5月もそろそろ終わりを迎える。

誕生日もあっという間に過ぎてしまい・・・

40歳の未知の領域に突っ込んでしまった。

そういえば・・・

5月の31日は事務長の誕生日だ。

事務長はいったい何歳になるのかしら?

おそらく還暦かしら!?


今日も無事園長回診は終了し、

一週間の任務完了!

今日は事務長と、

Iさんと3人で回診!

どういうわけか息ピッタリ!

ん!?

何故かしら???

回診中は僕の誕生日と事務長の誕生日は近く、

2人とも5月生まれ!

事務長は完全に否定しているけど、

やっぱりどう転んでも、似たもの同士で息もあう(笑)

・・・と、、、

事務長が突然・・・

「Iさんもしかして5月誕生じゃない?」

「えっ!?実は・・・

   そう!5月なんです(笑)」



う・・・

す、少し悪寒が。。。


ちなみにIさん・・・旦那様も5月生まれ、

更に・・・結婚記念日も5月・・・

お、おそるべき5月パワー。



まあ兎にも角にも・・・任務完了だ!





先日は玄関の洗浄も終わり、
院長の大事な2本の柱は、新しいペンキで塗られ、ぴかぴかだ。

師長さん、玄関きれいになったでしょう?
と聞いても、師長さんは怪訝な様子だ。

いやん、でも、私は満足だ。

消防設備点検に、
手術室のガスの点検。
今日は年に一度のワックスの塗りなおし。
今まで塗ったワックスを一度はがして塗りなおすので、
時間がかかる。
掃除の業者さんたちが、
朝から何人もで忙しそうだ。

鬼のいない間にあちこちの手入れをして、
きれいになったクリニックで、
また来週から通常の業務が始まる。

片付いた医局も、またすぐに、煙草くさくなるだろう。




今日は私も一日お休みをして、なんとなくずるずると過ごす。
友達もみんな今日は忙しいし、
なんだかお天気もいまいちだ。

パイレーツオブカリビアンも、なんだかなあ。

しかたないので本屋へ行って、
ケン・フォレットとフィリッパ・グレゴリーを買って、
帰りにコーヒー館へ寄り、ケーキセットで
お祝いをした。

ちょっと早いけど、自分誕生日、おめでとう!

家に帰り
節電で薄暗い部屋の隅でホンを読んでいると、
だんだん気持ちも薄暗くなってくる。

いかんいかん、
明日はまたクリニックへ行って、元気を出さねば。

今週末には院長もカナダから帰り、
また来週からいつもの永田小耳症形成外科クリニックが、
始まる。
今日も院長回診ならぬ・・・

園長回診無事終了!

事務長とも息があってきた!?

いや???

あってない。。。

でも、、、

2人はどこか似ている!

B型で、

誕生月も同じ・・・ほとんど数日しかかわらない。。。

違うといえば、、、

性別と歳ぐらいか・・・

そういえば・・・明日5月26日は

園長先生の誕生日だ。

そして、、、

その数日後事務長の誕生日がやってくる。


類は・・・呼ぶ。。。(笑)





昨日からの冷たい雨もやんで、
午後になってからは明るい日がさしている。

今週は外来も来院者がほとんどないので、
いい機会だからと、
開院以来5年6か月分の玄関のほこりを、洗い落としてもらった。

盆踊りの時のやぐらの様な足場を組んで、
高圧の水流で洗うので、
散髪した後の院長みたいにさっぱりした。

開院してから、今年で丸々6年。
よくここまでもったわね、と、感慨深い。

今回の当直は、
いつも麻酔をかけにきていただいている先生たちが、交代で泊まってくださる。
ありがとうございます。

いつも麻酔中はおとなしいこどもたちが、
ー麻酔が効いているから当たり前だけど・・・
夜はどのくらいうるさいか、
あきれられるかもしれない。
院長の机の上にメモがある。

デジカメ
耳の型紙
パスポート
めがね
スライドフロッピー
(USBメモリー?)
ケイタイ
禁煙パイポ
(地震のストレスと学会準備のストレスで、最近はすっかり煙草の量が増えている。
禁煙宣言はどうした。
棚の上では、充電中の電子煙草がむなしい。)
Ope着
(あの紫いもスーツはカナダでも活躍するらしい)
名詞

院長は、
カナダに行くとき忘れないようにちゃんと持っていけたかな?

今日は○先生が回診。
水曜日に退院予定の患者さんが2名、ガーゼがオフになった。
久しぶりの○先生の回診だが、
「体が覚えている」とのこと。
ただし相変わらず私との息は合わず、
ネットは、患者さんの頭にうまくかぶせることができなかった。

当院のスタッフの一人が院長に言った。

「先生、カナダのデンマークへ行くんですよね?」

院長は???

それを聞いたので、家に帰ってから息子の一人に聞いてみた。

「ねえ、デンマークってどこらへん?」

「ヨーロッパ」

「カナダは?」

「アメリカ」

「アメリカのどこら辺?」

「下かなあ?」

「え?下?」

「いや、上?」

「おいおい、じゃカナダのデンマークってのは?」
と聞くと、
「あ、そうか。デンマークってカナダにあるんだ」と・・・だめだこりゃ。

当院では最近、
南極は暖かい所にあるんだとずっと思っていた人がいるし、
う~~~ん。だめだこりゃ。

以前ナース達で、四国の4県の名前を言ってみようとしたときに、
だろも言えなかったことがあったのだが、
どういうもんだろう。

師長さんとそんな話をしていたら、
「でも最近は福島はよくわかるようになりましたよね」といわれ、
「それもそうだわね。自分に関係なければ、うろおぼえだよね。
私なんか鳥取出だけど、みんなから島根県と間違えられるもの」
と話した。

院長はきょうカナダのバンクーバーへ出発しました。



本日は5月21日の土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは、午前午後とも小耳症外来日。

小耳症で入院していた患者さん達の3名が無事退院となった。


その後、小耳症で再診の患者さんたちを数名診察し

小耳症で新患の患者さんに2時間ほどかけて手術法の詳しい説明を行った。


午後からも、小耳症で新患の患者さん達が2名来院されたので

再び2時間ほどかけての詳しい説明を行った。

更に、再診の患者さんたちの診察を行ってようやく外来が終了したのは

夕方3時半を回っていた。

その後ようやく入院中の小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。


いよいよ明日バンクーバーで行われる国際形成外科学会に向けて

成田から出発する。



あまりにもあっという間に時が過ぎ去っていく。

小耳症手術を繰り返し行っていると、毎日が瞬間的に終了するようだ。


手術時間は8時間かかるのだが、手術中は集中しているので

気がついたら手術が終了しており一日が瞬間的なのだ。


ただし3月11日の地震の時には、地震の持続時間が長く感じられた。

手術中の前代未聞の経験だった。

手術室は大揺れだったが

幸いにも永田小耳症形成外科クリニックは無事だった。


大津波が襲った東北地方や原発事故がおきた福島県海岸地方は、

現在も更にこれからも、長期にわたる復興期間を要する。


日本国政府は、直ちに復興プランをまとめることが必要だ。


もともと医療過疎地だった東北各県が

津波によって医師達も犠牲となっている。






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比較的大きな耳垂残存型小耳症の術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
手術デザイン。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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作成した3次元肋軟骨耳介軟骨複合フレーム。
もともと存在していた耳介軟骨の外側後面から肋軟骨を細工した部分を追加して作成した。
患者さんは成人で、その中でも特に肋軟骨が硬く骨化しており
ワイヤーの針すら通らないほど硬く、非常に困難だった。

通常ならば、肋軟骨のみで3次元フレームを作成するが、
年齢よりもはるかな強度な骨化がすすんでいたために、ほぼ細工が不可能な状態だった。

よって前述した方法へと、方針を変更して作成した。

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3次元肋軟骨耳介軟骨複合体フレームを裏から見たところ。
左半分が肋軟骨で右半分が耳介軟骨。
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3次元肋軟骨耳介軟骨複合体フレームを皮下ポケットに移植したところ。
第16回国際形成外科美容外科学会が、5月21日から5月27日まで

カナダのバンクーバーで行われる。

以前はオリンピックのように4年おきに行われる形成外科の国際学会だった。

数年前から形成外科に美容部門も加えた学会となった。

世界の形成外科学会では最も規模が大きい国際的なハイレベルの学会となっている。

世界各国から主な形成外科の医師達が出席する。

[ipras 2011 ]と入れてホームページを検索すると最初に表示されている。


永田小耳症形成外科クリニックは、国際形成外科学会のたびに必ず忙しくなる。


今回も私はこの学会から依頼され、

5月25日「小耳症マスタークラス」1時間

5月24日「小耳症の3次元肋軟骨フレーム作成法のモデル実習」2時間

5月24日「小耳症手術法」の KEYNOTE Presentation 15分

講演する事になっている。

他に、5月24日「小耳症手術のアプローチ」5分の発表も行う。


このため、本日は原稿準備で忙しかった。

5月22日の日曜日に成田空港を出てバンクーバーへ、

学会終了して帰国するのが5月28日の土曜日夕方予定となっている。


その間、園長先生が包帯交換を行うことになっています。




最近は男子がさわがしい。
仲良しが金魚のフンみたいに連なって、
どたどたと移動する。

親御さんたちがいるときは大人しい。
いないときには騒がしい。

昨日は久しぶりに病棟勤務だったので、私はしょっちゅう怒鳴っていた。
怒鳴ってばかりいるので、
「こらっ走らない!」といくら叫んでも、
子供たちは気にもならない様子だ。

ところが午後になって、
辺りがなんだか妙に静かになっていた。

おかしい。

様子が変だ。

部屋に行って見ると
TくんとKくんのベッドが空だ。
同室のカーテンの中を開けて見ても、いない。
ははん、またおきてを破って、他の部屋に遊びに入ったな。

ここに違いない、と、個室のH君のドアをバッと開けたが、
いない。
トイレやリネン庫を次々あけてみたが、どこにもいないので、
あせった。

クリニック内で、神隠しが起これば、大問題。
警察に電話して、捜索隊を繰り出して、
と思ったが、
結局風呂場にいたらしい。


ふたりで?

日が変り、
今日は師長さんが病棟勤務。

今日は男子3人が消えた。
また、風呂場にいたらしい。
なんと3人でまとめてシャワーを浴びたらしい。
とても楽しく、浴びたらしい。
バスマットも風呂場もびしょぬれだ。
きっと、ガーゼも湿ったに違いない。
ガーゼが濡れて、傷が悪くなる可能性、大だ。

院長報告。

院長はカンカンだ。

院長の指示を受けて部屋まで行って、3人に厳重注意した。

ここは耳を作るところだから、
まずはクリニックの約束をきちんと守り、
事故なく無事に退院していただきたい。

楽しく仲良くしても、入院が延びたり、傷が悪くなったりしたら、
元も子もないだろう。






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2010年11月16日、耳垂残存型小耳症術前。
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耳が存在すべき場所と大きさを赤で示す。
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手術デザインの完成。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植。
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そして2011年5月7日の耳立て手術の日を迎えた。
耳甲介部を被覆する皮膚の表面積は十分な広さだが、余分な脂肪のために浅いので
耳の後ろから脂肪を切除して深くする。
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耳立て手術のデザイン。
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側頭部から薄い皮膚を採取した。
耳の後ろから耳を支えて立てるため移植する肋軟骨ブロックを作成した。
頭から血管膜を起こした。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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手術終了時の側面全体像。
脂肪を切除したので耳甲介部が深くなった。
浜岡原発も中止となり、今年の夏は節電が第一目標。
テレビでも新聞でも話題は節電。

当クリニックでも節電を励行している。

ある日、手術日なので外来は閉まっているはずなのに、トイレに電気がついてる。

「あら、もったいない」と、ぽんとスイッチを切ったら、
中から猫の尻尾をふんずけたような奇声が聞こえてきた。

「○××△○※~~□□~~~※※□!!!」

うへっ。○先生。これは失礼!

外来でも患者さんがいない時は事務さんが
こまめにテレビや照明をを切ってくれる。
先日などは、患者さんが来院されているにもかかわらず、
照明は切ったまま。
みんなだいぶ暗さにも慣れてきたようだ。

2階では子供達が元気にキッズルームで遊んでいる。
うるさいくらいだ。
大部屋に行って見ると、誰もいないのに、テレビも照明も付けっぱなしだ。

キッズルームへ引き返して小言を言う。
「ねえ、ここで遊んでいる時は、部屋のテレビは切っておいでよ。
でも回診のときは、全部電気つけていいからね。」

それを聞いたTくんが、
「永田先生が部屋に入ってきてから付けるんでしょう」というので、
「そのとおり。よく気がついたね。えらいぞ」といったけど、
そうすると、絶対、電気付けるの忘れるんだよね。

エアコンの設定も本とは高めにしたいけど、
お母さん達は寒いと言ってバスタオルを羽織るくらいでも
子供達の耳のガーゼの中は、汗疹がすぐにできやすい。
傷のためには、節電とばかりは言っていられない。
夏になったら、みんな半そで短パンにするか。
え、私は短パンは嫌ですが・・・。

で、クリニック内を歩きながら、ちまちま電気を切って歩く。
使っていないところの換気扇とか、
あ、またトイレに電気がついている。

「ぱちっ。」消灯。

しばらくして中から麻酔のU先生がでてこられた。

「○××△○※~~□□~~~※※□!!!」
・・・・これは私の心の中の悲鳴。

ほんとに、失礼しました!!!

5月14日の土曜日は、小耳症の初診の患者さんが多かったために

外来診察に時間を要した。

12時半から病室の包帯交換を行ったために

昼休みは30分とれなかった。


ところで、福島原発では建屋内に人が入って水量計を修理したところ

核納容器内に水がほとんど無い状態で

燃料棒が高熱となり容器の底へ落ち、いわゆるメルトダウンが起きていたと

今頃になって、ようやく報告されている。

放出した放射線量から本来ならば、

事故後3日以内にメルトダウンが起きていたということがわかっていたはずなのにだ。

水蒸気爆発の白煙のみでなく、

黒煙が別に上がっていた事からもメルトダウンとしか考えられなかったのだ。


当初のNHKに出演していた専門家といわれる解説員は、

日本の原発とロシアのチェルノブリとは全く異なるので

メルトダウンは決して起きないと言い張っていた。

全く根拠なしの話をしていたという事になる。

その解説者は、原子力関係会社からの回し者だったのだろう。


一方で無人機を飛ばして調査したアメリカのほうが

メルトダウンを正確に把握していたと言う事だ。

アメリカの技術で作られた福島原発は、

事故が起きた時、日本人だけでは対処すら出来ないという事だ。


メルトダウンのまま収まればよいが、

制御棒などの融点のほうが低いために、これらが融けて

2700度という高温の燃料棒成分の集合体だけになってしまい

格納容器の底を突き破り、一箇所にたまり、再臨界を起こすという可能性が

全く無くなったとは決して言い切れない。という点が問題として残されている。

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2010年10月29日、特殊な耳甲介残存型小耳症。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザインの完成。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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作成した3次元肋軟骨フレーム。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
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そして、2011年5月12日の耳立て手術の日を迎えた。
再建された耳介。
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耳立て手術のデザイン。
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側頭部から薄い皮膚を採取した。
頭から血管膜を起こした。
耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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手術終了時の側面全体像。
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2010年10月22日、特殊な小耳症術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザインの完成。
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3次元肋軟骨フレームを作成した。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。


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そして2011年5月10日のみ見立て手術の日を迎えた。
再建された耳。
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耳立て手術のデザインを示す。
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まず、側頭部から薄い皮膚を採取した。
次に頭から血管膜を起こした。
耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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手術終了時の所見。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
菅首相が静岡県の浜岡原発の運転停止を要請した。

浜岡原発の立地条件が地震の発生地で、

震度8程度の発生確率が今後30年以内に89パーセントと非常に高いから

他の原発とは異なって特殊に危険度が高いからだという。

果たしてこの考えは、正しいと言えるのだろうか?


一方で、今回の東日本大地震がマグニチュード9と、日本の史上初の規模だった。

地震学者ですら予測し得なかった想定を超える規模だったではないか。


その後の余震や、それに関係すると考えられる地震だけでも

秋田、青森、福島、宮城、千葉、群馬、新潟、静岡、熊本、

そしてつい2日ほど前には、四国沖など、日本中に広がっている。


東日本大地震のあとに起こっている余震は、

これまで予測していた地震が多いだろうと言う断層の場所とは

異なってきたという報告もある。


自分が生きているうちに、このような大規模地震に遭遇するとは

誰も想像すらしなかったことだろう。

しかしながら、すでに阪神大震災という犠牲者を多く出した地震も、まだ記憶に新しい。

そもそも、神戸に大地震がおきるなどとは当時誰も予測していなかったではないか。


その他にも、私達が生きてきた間ですら

これまで記憶にある犠牲者を出した地震は、北海道、新潟、福岡、鳥取など

思い出すだけでも日本国内には数多い。


以上の点から考慮すれば、

日本中の海岸線のどこに大地震やそれに伴う大津波がおきても不思議ではない。


地震学者達がこれまで唱えてきたのは、

首都東京に注目して東海地方、あるいは東南海地方の大地震予測ばかりが

クローズアップし過ぎていた感がある。

地震学者達にとって、自分達が研究費を獲得するために唱えているのでは?

と疑われても仕方がない一面がある。


逆に言えば、地震学者たちが唱える地震予測は、これまでは予測どころか

むしろ外れてばかりのことが多かったという事だ。


ならば、浜岡原発に留まらず、

海岸線にある日本中の原発が全て危ない存在なのだという事になる。


いつも犠牲を伴う地震災害時には、

日本政府に言わせると、全てが想定外という事なのだから。


原発事故が多発すれば、日本の海岸線のどこにも住めなくなり

魚も、米も野菜も食べられなくなり

放射能障害による癌が多発し、先天異常で生まれる人口も増加する。

原発利用による目先の電気料金の安さは、裏を返すと

逆にもっと莫大な費用をかけても償いきれない大きな危険性を併せ持っている。


広島、長崎に投下された原爆後の長年に渡る放射能による

後遺障害を受けた経験を持つ世界唯一の国、日本だからこそ

その経験を生かさなければならない。

本日は土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは、午前午後とも小耳症外来日。

断続的に小耳症の患者さん達の診察を行って

空いた時間に、入院中の小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。


小耳症の患者さんたちは、飛行機や新幹線などを使って

日本全国からはるばる来院されている。


術後経過を長年見ている患者さんの近況を聞けるのも楽しみの一つだ。

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耳垂残存型小耳症の術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザインの完成。
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作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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永田法の皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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皮下ポケットに3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
本日は5月5日子供の日。

連休終盤に入り、高速道路は超混雑しているらしい。

海外旅行から帰国する人々もピークに達しているとの事。


永田小耳症形成外科クリニックでは休みとは関係なく

本日も入院中の小耳症患者さんたちの包帯交換を行った。

その後、明日肋軟骨移植手術予定の小耳症患者さんが入院となった。


入院している小耳症患者さんのほとんどは子供達だ。

耳を再建するために皆よくがんばっている。







福島原子力発電所の津波被害による放射能漏れによる汚染は

日本国内にとどまらず、

世界中に存在する日本料理店にも風評被害をもたらしている。


テレビニュースによれば

香港にある40年以上歴史のある日本料理店のみでなく

多くの日本料理店の売り上げが激減し閉店に追い込まれているとの事だ。


放射線の線量をお客さんの目の前で計測して安全性を見せても

客足は戻って来なかったという。


今月末、カナダのバンクーバーで開催される国際形成外科学会で

講演しなければならない私にとっては大問題だ。


これまで数多くの国々で講演してきたが、

いつも、それぞれの国にある日本料理店に入り、和食を食べてきた。


これまで、それぞれの国の形成外科医師達が、私の希望を聞いてくれて

日本料理店をわざわざ探し出して連れて行ってくれたものだ。


その和食の店が今回バンクーバーで、

もし閉店しているとなると非常に困るのだ。


3日に一度、日本料理店に入らなければ、元気が出なくなるから困るのだ。

がんばれ!日本料理店よ!




動物は、食生活において草食動物と肉食動物に大きく分類される。が、

人間は草食動物、肉食動物、哺乳類、鳥類、魚類、貝類、植物などなど

地球上の生物のあらゆるものを食べている。


これほどあらゆる種類を食べる生物は地球上で人間以外には存在しない。

食卓に並ぶあらゆるおいしそうな食べ物を見て以前は、ただ幸福感に浸っていた。


が、立場を逆転して食べられるほうの立場に立ってみると、

地球上で最も恐ろしい存在は人間であることに気がつく。


「このお肉やわらかくておいしい。」などと言って笑いながら牛肉を食べている。が、

肥え太らされて食べられる牛にとって見れば、

牛がその意味を理解したとすれば

これほど恐怖な事はないだろう。


何歳になってから認識できたのか?は、

はっきりとはしないものの

私も、あなたも、気がつけばいつのころからか人間だった。


私に限らずあなたも、人間として生まれて本当にラッキーだったのです。





本日は、午前中入院していた小耳症の患者さんが2名無事退院となった。

その後入院中の小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。

抜糸の時期に当たる患者さんが多く、すべて包帯交換を終了するのに2時間ほど要した。


午後からは、外来の時間帯。

来週手術予定の小耳症患者さん達4名の全身麻酔用の術前検査を行った。

その後数名の再診の小耳症患者さん達の診察を行った。


5月の22日から28日までは、カナダのバンクーバーで

国際形成外科学会が開催される。

私は小耳症の教育コースや

肋軟骨を削って3次元肋軟骨作成法などを講義しなければならない。

さすがに差し迫ってきたのでのでその準備を行った。