永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

言葉を発するのは、人間のみ。

芸術や音楽を複雑に楽しみ創造出来るのも人間のみだ。

そして、科学もあらゆる創造物を生み出した。


創造する能力が人間社会にあらゆる利益と害の両者をもたらした。

その代表が、二酸化炭素を出さずに電力という利益をもたらしたものの、

崩壊すれば放射能という害をもたらす原子力発電所。


福島原子力発電所の大津波による崩壊の結果甚大な被害を引き起こし

その解決には相当な時間と労力と莫大な保障という費用を要する事となった。


絶対に安全だとして反対派住民を説得し、

建設を進めて行った原子力政策は

日本国家の政策方針として定められていた。


しかし、福島原子力発電所の崩壊は、1000年に1度という

大震災の結果引き起こされた津波によるものだ。

結果的に原子力発電所の崩壊は許されないことだった。

日本の立地と言う観点からも、

地震国日本の海岸線に原子力発電所を建設すること事態が人災とも言える。


だとすれば、400年に1度しか起こらない大雨のために

スーパー堤防など作らなくて良い、と言った考えも改める必要がある。

今回の東日本大震災で大津波は、

川をまっすぐに、さかのぼり、大災害を引き起こしたではないか。


国策は、長期展望に立つ計画が必要なのだ。

絶え間なく襲い来る自然災害だからこそ

常に、想定を超えていたから、と言い訳ばかり述べて、

犠牲者に対して責任逃ればかりしてきた政府だった。


今後は、長期展望に立ち目先の経済的効率ばかりを述べないで

1000年に1度の災害にも耐えうる政策を考慮しなければならない。

結果的に大災害を起こさない事のほうが犠牲者を出さず

経済効率を高める事となるからだ。





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耳たぶが2つに分かれている、いわゆる耳垂裂を伴う耳垂残存型小耳症の術前。
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耳が存在すべき場所と大きさを赤で示す。
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手術デザインの完成。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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皮弁形成 および皮下ポケットの作成。耳たぶを裏と表に2分割したところ。
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肋軟骨4本を採取して作成した3次元肋軟骨フレームを示す。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
本日は、小耳症で入院していた患者さんが退院となった。

また、明日小耳症で肋軟骨移植手術予定の患者さんが入院された。


その後、入院中の小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。

小耳症で再建した耳の包帯交換は、立体的な耳を再建しているので

再建耳の凹凸を細かく消毒しなければならないために非常に時間がかかる。

また、非常に細い糸を使った細かな縫合を行っているために抜糸も時間がかかる。

包帯も、立体的に行わなければならないので、熟練を要する。


当院は小耳症専門施設なので、それらがスムーズに行えるようになっているが

15名程の小耳症の入院患者さんたちの包帯交換に2時間程度要することが多い。


さて気がつけば、4月も、もうわずかで終わろうとしている。

東日本大震災から45日以上も経過しているが

本日も余震が起きている。


地球の表面の薄皮のようなプレートの上に我々は生活している。

東日本は、太平洋プレートが沈み込む正にその上に存在しているために

沈み込みのエネルギーが蓄積され、

そのエネルギーの開放が定期的に起き地震が頻発する

世界的にも深刻な地震発生頻発危険地域ということになる。


更に、プレートの沈み込む場所が太平洋側の海底に存在するので

地震に伴う津波頻発地となっているからダブルパンチの立地条件となっている。


原子力発電所は、燃料棒の冷却の目的で大量な水を必要とするので

海岸に立地して建設されている事が問題を大きくしている。


原子力発電所建設時には、建設サイドのみでなく国までも、「安全だ」と言って

反対派住民を説得して建設に踏み切った。


しかし、前述のような日本の地質的立地が

地球規模で最危険地域であるということを考慮すれば

今回の福島原発事故は、人災に他ならない。


言い換えると、日本は原子力発電所建設を行ってはならない地質学的地域と言うことだ。

太陽発電、風力発電、水力発電、地熱発電など

原子力を除く発電量の割合を増やし、費用効率が悪くても

それらの電力を電力会社に必ず購入させ利用を即すように法律改正を行っていく事が重要だ。


また、現在は東京電力と言う独占単一電力会社のみでなく

電力会社を複数設立できるような法律改正を行う事も必要だ。


新たな電力会社建設を容易にし自由競争を即す事で

国民生活にとって、より安全確保する事も必要となっている。


目先の経済効率のためばかりを優先し、安全のための費用を省いた結果

原発事故がおきて、かえって膨大な費用がかかることになってしまったと言う点を

国は反省し、方向転換が必要だ。



人はそれぞれに生まれながらに異なる方面での能力を発揮している。

だからこそ、それぞれの能力を生かして社会が成り立っている。


それぞれ自分に合った個人の能力の仕事で、

それぞれが最大限の仕事が出来ていることが

社会にとって最も理想的である。


自己実現を達成していると人は幸福感を持てる。

自己実現をするために人は少なくとも

自分がどのようになりたいのか?という

はっきりとした夢を持っていることが重要だ。が、


大人になるまでの間にそのような夢さえ全く定まらない人がいる。

夢のない人が自己実現など得られるはずもない。


子供時代に芽生えた夢こそ将来の個人を決定する重要な要素だ。

私は、この4半世紀2000例をはるかに超える小耳症手術を行ってきた。


毎週毎週、8時間に及ぶ小耳症手術を3件年間を通じて行ってきた。

年間小耳小手術件数が140件なので、

永田小耳症形成外科クリニックが開始してから

この5年間だけでも700件以上の小耳症手術を行った事になる。


火曜日、木曜日、金曜日が小耳症手術日となっている。

8時間手術というと、朝の9時から夕方の5時までかかる全日手術である。

月に12回平均の全日手術を行っているということだ。


聞くところによると、通常の大学病院の形成外科では、

医師がそれぞれ10名以上いるところでも

全日手術は月に1件か2件程度のところが多いと言う。


当院では、形成外科医は私と園長先生の2名だけでこれだけの手術件数をこなしている。

もちろん、麻酔科の先生にも手術のたびにお世話になっている。

他に、手術には看護士さんが2名必ず入っている。


当クリニックは小耳症専門の施設なので

全員が小耳症に関しての世界のエキスパートとなっている。


「長時間の小耳症手術ばかり毎週行っていて、疲れませんか?」

と言う形成外科医もいるが


これだけの激務に耐える原動力は、

何より小耳症の患者さんの喜ぶ顔と、

小耳症手術の開発者の立場であり、現在も進歩を継続し

世界の多くの形成外科学会および世界の形成外科医達から

小耳症手術の研究教育普及者として講演や教育手術などを

いまだに依頼されて続け

必要とされているという事に支えられているからだ。



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2010年10月8日、小耳甲介型小耳症の術前。
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耳があるべき場所と大きさを赤で示す。
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手術デザインの完成。
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左は摘出した耳介軟骨、中央は作成した3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
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そして2011年4月22日の耳立て手術の日を迎えた。
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耳立て手術のデザインを示す。
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側頭部から薄い皮膚を採取した。
更に頭から血管膜を起こした。
耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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手術直後の状態、耳が立っている。
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耳が立っている。
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手術直後の全体像を示す。
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2010年10月14日、耳垂残存型小耳症の術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザインの完成。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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作成した3次元肋軟骨フレームを示す。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
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そして2011年4月21日の耳立て手術の日を迎えた。
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耳立て手術のデザインを示す。
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側頭部から薄い皮膚を採取した後、頭から血管膜を起こした。
耳の後ろに支えて耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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手術直後の全体像。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
耳の腫れは入院中にひく。
本日は、小耳症で入院していた患者さんが無事3名退院となった。

その後、明日手術予定の小耳症の患者さんが入院となった。

また、入院中の小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。


午後からは、小耳症で再診の患者さんを診察した。

その後、初診の小耳症の患者さんが来院されたので

手術法の詳しい説明を行った。


本日は余震を感じることもなく平穏な一日となった。


明日は、小耳症の耳立て手術が予定されている。


さて、福島原発問題は、高濃度放射線汚染水の処理を開始しているが

その量は膨大で、現在の状況では全く収容しきれない事が確実となっている。


高濃度汚染水の処理のために、フランスの原子力会社の技術を供与される事となっている。

また、原子力建屋内の様子を確認するために使われているのは

アメリカのロボットである。


原子力事故が実際におきて、このような深刻な事態にスムーズに対処する方法すら

日本には準備されていなかった事が明白となった。


対処法すら準備も出来ていない状態で、

よくも原子力発電所を数多く建設したものだと、

日本の原子力安全委員会や、日本政府の甘さやいい加減さが

露呈してしまったのだ。


前代未聞の大地震が起きて福島原発が事故を起こしたのは、

100歩譲って仕方がないとしても、

それにスムーズに対処する方策すら持ち合わせていなかったという事が

問題なのだ。



電車に乗って、
一つだけ空いているのがシルバーシートというのは、
よくあること。

今朝も慌てて駆け込んだら、そこだけ一つ、空いた席がある。
3年前ならいざ知らず、
「あら、私のために空いているのね」と、
いそいそと座って文庫本を広げて、読んでいた。

と、そこへ一つの影が、現れた。
とたん、
条件反射で立ち上がってしまった。

背の高さは私のあごの当たり。
年はたぶん私より20歳は上。
つえをつき、
いわばヨーダの女性版。

わたしの田舎の鳥取には、男性版のヨーダがいるもので、
「どうぞっ!」と叫んだら、
「いいえ、せっかく貴女が座っていらっしゃるのに」と、
笑顔で辞退されたので、
「いいえっ。すぐ降りますから、3つ目ですから」というと、
「私は渋谷までですが、初めてなので、いくつ目なのかわかりません」
とのこと。

えっ、大丈夫かいな?

とにかくも、座っていただいた。

戸田公園に着いたので「私、おります」と、会釈をしたら、
ばあちゃん、にこにこして、
私に「特濃ミルク 8.2 味覚糖」10粒入りを
差し出した。

「えっ?御褒美ですか?」
この年で、朝から御褒美いただけるなんて、
なんだか子供にかえったようで、
得した気分。

わたしも、もっと年をとって椅子を譲ってもらった時、
こんなに気持ちよく譲らせたいものだ。

で、結論として、
私だって、まだ、シルバーシートを譲る事がある、と言う話。



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耳鼻科・形成外科の3箇所の施設でかつて手術を行われたが不幸な結果となった症例。
皮膚が収縮してしわしわとなっていて困難な症例。
1枚目の血管膜の血管がすでに破壊されている可能性が大きいために
それが利用できない可能性が大きい。

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耳が存在すべき場所と大きさを赤で示す。
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皮弁形成および、皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
耳輪外側にわずかに髪の毛が生えているが、
6ヵ月後の耳立て手術の時に毛根を切除して2枚目の血管膜で置き換えると髪の毛が生えなく出来る。
本日は、小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

完全な耳が再建されて退院する患者さんは、とてもはつらつとしている。

その後、明日手術予定の小耳症患者さんが、入院となった。


また、入院中の小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。

抜糸の時期に当たる患者さんが多く、全員の包帯交換で2時間半もの時間を要した。


午後からは、来週手術予定の小耳症の患者さん達の全身麻酔用の術前検査を行った。

大地震やその後の余震に気を取られている間に

気がつけば4月も半ばをとっくに過ぎている。

運命には自分が切り開いていける未来の部分と

自分以外が関与して決定されてしまう未来の部分とが混在している。


学業やその結果行う職業などは、ある程度自分が切り開く部分であるが

今回のマグニチュード9の大地震などは、天変地異であり、

自分ではどうにも出来ない部分であろう。


そのような要素が複雑に絡み合いながら個人の運命は

さまざまな方向へ向かって変化する。


ただし、自分が関与できない同じ事象が、別人に起きたとしても

個人による反応の違いが、未来を大きく変えてゆくことだけは確かだ。
本日は、外来が小耳症の患者さんで混雑した。

再診の患者さんを数名診察後、

初診の患者さんが来院されたので2時間ほど説明を要した。

その後、病室に入院中の小耳症患者さんたちの包帯交換を行おうと

病室に上がって、さあ、はじめようという時、地震がおき、横揺れとなった。

地震が収まってから包帯交換が始まった。

いつまでこの余震が続くのだろうか?


包帯交換が終了して外来に降りたのが12時過ぎ。

またまた外来では、小耳症の再診の患者さんが数名待っておられた。

午前の診察が終了したのが12時半を過ぎていた。


午後1時から再び外来時間。

数名の小耳症の患者さんたちを診察し終えたのが午後4時。

今週も、余震が数回おき、やや落ち着かない1週間だった。




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2010年9月28日、耳垂残存型小耳症の術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術のデザイン。
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3次元肋軟骨フレームを作成した。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
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そして2011年4月15日の耳立て手術日を迎えた。
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耳立て手術のデザインを示す。
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側頭部から薄い皮膚を採取した。
耳を後ろから支えて耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
それを耳の後ろから被覆して生かすために頭から血管膜を起こした。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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側面全体像を示す。
耳の腫れは入院中に引く。
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2010年9月21日、無耳症の術前。
通常の小耳症手術では耳の再建が不可能な症例。
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耳があるべき場所を赤で示す。
耳があるべき場所まで髪の毛が生えているので
ローヘアーラインを伴う無耳症ということになり
髪の毛が生えない耳を作ることが極めて困難な症例。
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手術デザインは複雑となる。
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作成した3次元肋軟骨フレーム。
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耳のあるべきところの周囲1センチメートルで頭から薄い皮膚を採取した後、
耳があるべき場所の毛根部を切除した。
頭から血管膜を起こした。
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毛根部を切除した耳があるべき場所に3次元肋軟骨フレームを移植した。
下半分は皮下ポケットに移植できた。
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3次元肋軟骨フレームの上半分は血管膜で被覆した。
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血管膜の上にあらかじめ頭から採取していた薄い皮膚を移植した。
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そして2011年4月14日、耳立て手術の日を迎えた。
まだ輪郭が浅い。
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耳立て手術のデザインを示す。
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側頭部より、薄い皮膚を採取した。
また、2枚目の血管膜を起こした。
耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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手術終了時の全体像。
術後時間とともに、耳の腫れは、ひいて行く。
福島原子力発電所の事故は、

1ヶ月経過しても未だ治まっていないどころか

高濃度放射性物質を含む廃液の回収すら程遠い状況となっている。


日本は、遅ればせながら、事故のリスクの度合いを最も高い「リスク7」とした。

漏れ出した放射線量は、現在チェルノブリ原発事故の1割とはいえ

今後、燃料棒の変化が、どのように展開するかは予断を許さない状況だ。


大地震に伴う津波の被害を受けたその他の町が、

すでに復興事業に取り掛かっているのに比べ、

原発事故周辺30キロ圏内では、

今後とも長期に渡り復興どころか、立ち入りすら出来ない状況が続く事となる。


原発事故の影響は、人々の健康を脅かし、町を無人化させるだけでなく、

その周辺の農業、漁業を崩壊させてしまう。


このような計り知れない壊滅的影響を及ぼす原発事故を経済的な観点から考慮すると

非効率的といわれていた安全な自然エネルギーの割合をもっと増やせるはずだ。


未来ある子供達が安全に成長できる国とするために

目先の費用効率の良さばかり強調する企業サイドの言うことを鵜呑みには出来ない。

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2010年9月16日、成人の耳垂残存型小耳症の術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザインの完成。
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肋軟骨を採取して彫刻し組み合わせて作成した永田法3次元肋軟骨フレーム。
成人の肋軟骨は子供の肋軟骨のように白くなくて、
削った部分はこのように黄色くなっている。
また肋軟骨が骨化して硬くなっているので、ワイヤー固定に時間がかかる。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
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そして2011年4月12日の耳立て手術日となった。
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耳立て手術のデザインを示す。
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側頭部から薄い皮膚を採取した後、血管膜を起こした。
耳の後ろから耳を支えて立てるために移植する肋軟骨ブロックを作成した。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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手術終了時の側面全体像。
耳の腫れは入院中に引く。
本日は入院していた小耳症の患者さんが無事退院となった。

また明日の小耳症手術予定の患者さんが入院となった。

その後、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日は、抜糸の時期に当たる患者さんが多いので包帯交換に時間を要した。


午後からは外来の時間。

来週小耳症で手術予定の患者さんたち3名の全身麻酔用の術前検査を行った。

その後、再診の小耳症の患者さんの診察を行った。


東日本大地震後ちょうど1ヶ月が経過したにもかかわらず、

夕方も福島県沖を震源とするマグニチュード7を越す余震がおきた。

余震が続く限り、東日本大地震は、現在進行形のままだ。


4月10日、桜が満開となった。

昨年の3月終わりに満開となった事と比較すると、

10日ほど遅くなっている。


停電とならないように

このまま夏になっても暑くならなければ良いのだが、と、誰しも思うところだ。


東日本大地震から1ヶ月が経過した。

再び地震や津波の犠牲とならないためにも

国家としての壮大な街づくりの将来設計を、今こそ決定すべき時だ。


強力な政治のリーダーシップが今こそ必要だ。

全政党が協力してこの国難に向かってほしい時期なのだ。


春だ。
桜だ。
息子からメールが入った。

春のコート、そっちにあったら送って!と・・・
冬のコートが、重くなって来た。

明日は久しぶりに平日休みだから、
冬物の衣類をそろそろ始末して、春物にとりかえねば・・・

とは言っても花粉症の私。
窓を開け放して太陽の光を浴びて、なあんて、まだまだ先の話。

地震が起きてからのこの一月。
冬の終わりは慌しい中で怒涛のごとく過ぎていった。

米もトイレットペーパーも手に入りにくかったのが、
手に入るようになってきた。

こんな時ありがたいなあと思うのが、皆さんの親切で、
たくさんのトイレットペーパーを差し入れていただいたし、
お米あるかと、何人からも声をかけていただいた。

ホントにありがとうございます。

計画停電も一応終了し、
まだまだ夏に向かって節電は続けなければならないが、
とりあえず次のステップだ。

連休が終われば花粉も終了するから、
それまではがまん、がまん。

でも、ああ目がかゆい。
と目をごしごしかいていたら、
院長が、
「顔を洗わんば」という。
「だめよ、化粧がはげるから」と言うと、
「えっ、化粧しとっとか!!」と、
そんなに驚かんでもいいでしょう。

そういえば、お昼を食べてから、
下を向いて口紅つけてたら、
それを見た○先生は、
「あっ!口紅付けてる!」と驚いた。

わたしが化粧したら、おかしいか?
本日は入院していた小耳症の患者さんが無事退院した。


本日退院した患者さんの手術中に東日本大震災が発生し、

永田小耳症形成外科クリニックの手術室も長時間きしむような大揺れとなり、

揺れる中で手術を進行させた患者さんが無事退院となったので感慨もひとしおだった。


これまで私は、四半世紀小耳症手術を行い、2000例を超える耳を再建してきたが

震度5という揺れの中で手術を行ったのは

全く初の経験だった。


医師が手術途中、手を下ろす事は不可能なので、

手術の最中に地震がおき、たとえ手術室が崩れて押しつぶされたとしても

私が手術室から逃げることは許されない。


何はともあれ患者さんが無事退院となって本当に良かったと、つくづく思う。

本日は、小耳症に伴う顔面に関する手術を2件行った。

顔面の手術は個人の特定が可能なので

プライバシーの観点から写真の掲載が出来ません。


当院では、日本全国から来院される小耳症の患者さんが常に入院されているために

方言が飛び交う小耳症クリニックです。

生後3ヶ月で、首が据わってから初診の小耳症患者さんを連れて

ご両親が来院されています。


初診の患者さんの場合は、手術法のあらゆる説明を画像をお見せしながら

2時間ほどかけて行っています。


十分な説明を受けた上で、納得され、

小耳症の患者さんが手術開始年齢の10歳になる時の予約をお取りしています。


その後、年に1度の割合で来院していただき、

剣状突起部での胸囲が60センチを超えて、なおかつ10歳を越えた時点で

手術を行っています。



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2010年9月10日、耳垂残存型小耳症。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザイン。
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肋軟骨を4本採取して作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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作成した皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
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そして、2011年4月7日の耳立て手術の日を迎えた。
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耳立て手術のデザイン。
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頭から薄い皮膚を採取した後、頭から血管膜を起こした。
耳の後ろに移植して耳を立てる支えとなるべき肋軟骨ブロックを作成した。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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手術終了時の全体像。
耳の腫れは、入院中にひく。
本日は、小耳症で入院していた患者さんが無事2名退院となった。

その後、明日小耳症で手術予定の患者さんが入院となった。

また、入院中の小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。


水曜日の午後からは小耳症外来の時間。

数名の小耳症患者さんたちの診察を行った。


春休みを終えて新学期が始まったので、久々にのんびりとした外来だった。

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九州の某病院形成外科で頭を切開して風船を耳のあるべき場所の皮下に入れ
傷が治まってから皮下の風船に生理的食塩水を注射で入れて膨らますという
組織拡張法を行われたが感染を引き起こして、結局風船を抜かれ症例。
世界的に組織拡張法は行わなくなっているのに、
未だに組織拡張法を行う施設が日本にはあるので要注意。
風船を入れるための余分な傷が髪の毛の中に残されて禿げている。
2010年6月18日。肋軟骨移植術を行うこととなった。

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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術設計図の完成。
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採取した肋軟骨から新たに作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
結局、組織拡張を行う必要は全くなかった。
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そして2011年4月4日耳立て手術の日を迎えた。
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耳立て手術のデザインを示す。
P1030268.jpg
側頭部から薄い皮膚を採取後、血管膜を起こした。
耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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手術終了時の全体像。耳の腫れは入院中に引く。
本日は午前中、局所麻酔科の手術を行った後

小耳症で入院中の患者さんたちの包帯交換を行った。

抜糸の時期に当たる患者さんが多いので、2時間ほど時間を要した。

その後、明日の小耳症手術予定の患者さんが入院となった。


月曜日の午後は小耳症外来日。

来週小耳症手術予定の患者さん達の全身麻酔用術前検査を行った。

その後、数名の小耳症の患者さんたちの診察を行った。


また、新患の患者さんが来院されたので、耳の再建術に関する詳しい説明を行った。

東日本大地震から3週間が経過した。

が、いまだに余震がしばしば起こるし、福島原発問題が解決していないし

3週間もの時間が経過したとは思えない。


津波に襲われた東北太平洋沿岸各地では、

現在も厳しい避難生活が続いているというニュースが流れている。

4月だというのに本日は冬のような寒さだ。

病院も壊滅的打撃を受けており、

地震前からおきていた医療崩壊がさらに決定的となっている。


津波で犠牲となった医師や看護士も多い上に

医療施設も流されている。

その上に劣悪な避難所環境で病人が急増している。

津波被災で、入院ベット数が減少しており、


もともとおきていた医療崩壊が今回の震災の影響で

東北地方の各大学病院でも多くの予定手術の延期など混乱がおき、

ますますの医療崩壊が決定的となっている。


国家的な決断が望まれている。




本日は4月2日の土曜日。

春休みの最中とあって、

小耳症の患者さんが日本全国から集中して来院され

外来が座れなくなるほどあふれかえった。


多くの外来患者さん達の経過観察のなかで

長年の経過をたどる患者さんもいて、

久しぶりに見ると、

当時の子供時代の面影から見違えるような立派な大人へと成人している。


さらに、子供時代に語っていた夢を

そのまま実現している患者さんが多いのも

当院で手術を受けた患者さんの特徴でもある。


診察以外でも

そのような話しを聞けるのも外来での楽しみだ。

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耳垂残存型小耳症の術前。おまけに小さな穴が耳の上前方に存在する。
この孔を「耳前ろう孔」と言い、耳穴の発生と同じなので深いところまで皮膚の管が存在する。
この「ろう孔」は、化膿する可能性があるので摘出しておかなければならない。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザインの完成。
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肋軟骨を4本前胸部から採取し、メスで切り彫刻し6個のパーツを作り
それぞれのパーツを80箇所ワイヤーで組み合わせて
彫刻して作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
耳の上前方の「ろう孔」は、摘出した。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。