永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

院長が、突然、
「あ、忘れとった!」と言うので、何かと思ったら、
ブチブチリモコンを押して、
テレビのチャンネルを合わせて、昔の「ザ・ドリフターズ」の番組にした。

嬉しそうだ。

「疲れの取るッとよ」という。

大昔の研なおこや、沢田研二や、由紀さおりが、
お肌がつやつや、ほうれい線なんか全然気にならないふっくらほっぺで、
ドリフと一緒にまじめにコントをやるんだが、
これが結構笑える。

今時のお笑いについていけない団塊+あるふぁーにとっては、
懐かしさもあってかなりいけるのだが、

「マツダセイコもでていたぞ」と言うので、
「私は別にマツダセイコなど見たくありませんよ」と言うのだが、
院長はそんなことお構いなしだ。

番組の途中で持ち歌を歌うのもお気に入りで、
河合奈緒子やらキャンディーズをうっとりとながめている。

何はともあれ、疲れが取れるのならけっこうなことだ。

「マツダセイコの特集をやっとぞ」という。
11月はマツダセイコの特集があるらしい。
医局の秋の夜は、
「ドリフターズ」で笑い声が響いている。

当院のベッドは、15床。
小さなクリニックだ。
しかし入院患者さんはほとんど「小耳症」の患者さん達。
1回の入院期間が、約1ヶ月かかる。
患者さんは10歳くらいの小学生が中心なので、
つまり「1ヶ月の修学旅行」状態となる。

よって、
付き添いのお母さん達も、子供達も、めったやたらと仲良しだ。
退院してからも、連絡を取り合っているらしい。

先日も何気なく病室を覗いたら、
外来で診察が終わった患者さんが、椅子に座っていた。
先日退院されたばかりの患者さんだ。

「あ~~~!面会禁止ですよ!」

急いで帰っていかれた。

じゃあ階段のところでちょっとだけと言う人もいるけれど、
階段上の踊り場で会うのも禁止。
階段上でも、であったら、
面会制限してる意味なんか、ないじゃない。

何のために制限しているのか、
一度よくよく考えてください。
誰のための面会制限なのか。
それもよくよく考えてください。

昔と違って、メールもあるし、写真もすぐ送れるし、
お見舞いの気持ちを伝えるのには、今はいろいろな方法がありますよ。


何度もお願いしていますが、
当院は面会を制限しています。
入院患者さんを守るためです。

新型インフルエンザや水疱瘡や、マイコプラズマ肺炎や、薬剤耐性菌や、
今時は季節にかかわりなくいろんな病気がはやる可能性がある。

神経質になってもなりすぎる事はない。
クリニックは人の集まる場所だから、
感染源は出来るだけ少ないほうがいい。

「お見舞いに行きたいんだけれど・・・」
と聞かれたら、
あのクリニックは面会制限をしていて、
行っても断られることがあると、
話してください。

御協力よろしくお願いします。








本日は10月31日の日曜日。

とうとう明日から11月。

ついちょっと前まで猛暑だったのに肌寒い日となっている。


あまりにも気温の変動が大きいので、風邪を引くことが心配な季節となった。


風で高熱を出した場合は、手術が延期となることがあります。

ですから特に手術を目前に控えている小耳症の患者さん達は

外出後の毎日の手洗いと、うがいを必ず実行してください。
本日は小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後本日は台風にもかかわらず

数名の小耳症患者さんが来院し診察を行った。

また入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

午後からも数名の小耳症の患者さんたちの診察を行った。

ようやく今週の仕事を終了した。

気がつけば10月30日。

来月は永田小耳症形成外科クリニックは、開院5周年を迎える。

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特殊なタイプの小耳症の術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザインを示す。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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作成した3次元肋軟骨フレーム。

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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。

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2010年3月18日耳垂残存型小耳症の術前。
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耳が存在すべき場所を赤で示す。
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デザインを示す。
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作成した3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
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そして本日10月28日耳立て手術の日を迎えた。
再建された耳。
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耳立て手術のデザイン。
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頭から薄い皮膚を採取した。
頭から血管膜を起こした。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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手術終了の側面の状態。
耳の腫れは入院中に引く。

本日は小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

また、明日手術予定の小耳症の患者さんが入院した。

さらに、入院中の小耳症患者さんたちの包帯交換を行った。

当院の小耳症手術見学を行いたいという海外の形成外科医からのメールの返事や

海外から当院へかかりたいという患者さんからのメールの返事を行った。


午後からは、外来の時間。

数名の小耳症の患者さん達の診察を行った。

明日は耳立て手術の予定となっている。
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2010年3月16日、耳垂残存型小耳症術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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作成した3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケット作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
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そして本日の耳立て手術の日を迎えた。
再建された耳。
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耳立て手術のデザインを示す。
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側頭部より薄い皮膚を採取した。
頭より血管膜を起こした。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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側面像
耳の腫れは、入院中に引く。
最近
「もうすぐ手術予定なんですが、インフルエンザの予防注射をしていいですか?」
というお電話が、多くなった。

予約表にも書いてあるけれど、
「手術の1ヶ月前からは予防注射はしないでください。」

なぜなら、予防注射は、「免疫力」を弱めるから。

たとえば12月1日に手術予定の人は、10月31日までに予防注射を受けましょう。
ということです。

2回接種が必要な方は、ちょっとたいへんだよね。

実際インフルエンザで手術が延期になる方が、年に2,3人は必ずいて、
なかには入院したその日から熱が出て、
泣く泣く大きな荷物を持って家へ帰った方もいる。

悲劇だ。

だから予防注射は受けて頂きたいのだが、
なかなかに難しい。

当クリニックでも、毎年職員は予防注射をしています。
自分がかかって、みんなにうつさない様にね。

○先生。
毎年必ず抵抗する。
だから今年は予定より早めに告知した。

「せんせ、今日、インフルエンザの予防注射しますよ」
「お風呂に入れないからだめです。」
「インフルエンザの予防注射してもお風呂に入っていいんですよ」

昔は予防注射したらその日はお風呂に入るなと言われてた。
今はそんなこと言わない。

「日曜日にマラソン走るからだめです。」
「当日の激しい運動は禁止です。走るのはあさってじゃないですか」

以前から、「熱がある」とか、「藤沢でやります」とか、
いろいろ言って逃げられてる。
もうその手には乗らない。

「じゃあ火曜日にやりますからね」と言ったのだが、
今日メールがきた。

向こうのクリニックでやると言うが、本当だろうか。
「やった証明書もっていきますわ!(笑)」
とあるが、
「証明?誰が作るの?」
と言う問いには、
「気持ち!」
と返事が返ってきた。





生物は地球に誕生して数々の試練の末に

進化を繰り返しながら生き抜いてきた。


気が遠くなるような時間をかけて

DNAを少しずつ変化させた結果

私達人類が誕生した。


今も生物は進化を続けている。が、

このゆっくりとした進化のスピードの過程に異常を起こしたのが人間である。


植物のみならず動物に対する人為的なDNAに対する操作が始まって、

新たな生物を人類は創造し始めている。

もちろん人類に役に立つ新生物や新植物や新細菌などの開発が目的なのだ。が、

反対に人類にとって非常に有害な生き物が出現する危険性もある。


これまでの自然淘汰されてきた遺伝子変化の歩みと比べると、

人為的操作はDNAレベルで異常なスピードの変化をもたらしている。


サルと人間のDNAは、わずか2パーセントほどの違いにしか過ぎない。

人為的に不自然な遺伝子操作が行われているうちに

とんでもない生物の出現が起こる可能性がある。


人類が行ったDNA操作によって

思いがけない新たな生物や、細菌の出現が、

人類全滅を突然引き起こす事になる可能性すらある。


DNA操作は、もっと厳密に管理されなければならない。
本日は入院していた小耳症の患者さんが無事退院となった。

その後、入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

外来では、数名の小耳症で術前や術後の患者さん達の診察を行った。


午後からも、数名の小耳症の患者さんたちの診察を行った。
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耳甲介型小耳症の特殊なタイプの術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザインの完成。
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作成した3次元肋軟骨フレーム。「耳甲介型」
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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皮弁形成の状態。
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皮下ポケットに3次元禄軟骨フレームを移植した状態。
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耳垂残存型小耳症の術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケット作成。
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3次元肋軟骨を皮下ポケットに移植した。
本日は午前中入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

その間に明日手術予定の小耳症患者さんが入院となった。

また、海外の形成外科医からのメールの応答を行った。


午後からは、数名の小耳症患者さん達の診察を行った。

明日は小耳症の肋軟骨移植術が予定されている。


話は変わるが、この3日間中国内陸部の数都市で反日運動がおきている。

以前にもこのブログで述べたように中国は、あと5年もすると

アメリカの国民総生産を追い越して世界1の経済大国となる。


反日運動で、「日本製品を買わないようにしよう」

などというスローガンが目立ったが、

もっと気になるスローガンがあった。

「琉球を取り戻せ」というスローガンだった。


「将来中国がアメリカを追い越した経済大国になると、

アメリカは、沖縄から引き上げ、

代わりに中国が沖縄の普天間基地に乗り込む可能性がある」

と、まさにこのブログに危惧されることを述べてから間もないのに

中国の反日運動に「琉球を取り戻せ」というスローガンがあったこと事態

非常に気になる。


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2009年10月13日、耳垂残存型小耳症術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザイン。
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作成した3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケット作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
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そして2010年10月19日。耳立て手術の日を迎えた。
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耳立て手術のデザインを示す。
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頭から血管膜を起こした。
側頭部から薄い皮膚を採取した。
耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨フレームを作成した。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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手術終了時の全体像。
頭からの採皮部は、入院中に治り髪の毛が生える。
耳の後ろに移植した皮膚は毛根を含まないほど薄く採取しているので、
耳の後ろに髪の毛が生える事はない。
耳の腫れは入院中に引く。
本日は入院していた小耳症の患者さんが無事退院となった。

次回の手術を予約してお帰りとなった。

直後に明日手術予定の小耳症患者さんが入院となった。

その後、入院中の小耳症の患者さん達の包帯交換を行った。

月曜日の包帯交換は抜糸の患者さんが多く時間を要した。



午後からは来週手術予定の小耳症の患者さん達3名の

全身麻酔用の術前検査を行った。

明日の手術は小耳症の耳立て手術の予定となっている。

暑かった夏もようやく過ぎ去り

すごしやすい気温となっている。

が、

日中関係や日米関係は不安定となっている。

円高で輸出産業も危機的状態となっている。

それに伴い日本の現在の経済状況は厳しい局面に立っている。

現状では明るい兆しがあまり見えてこない。


昔から国際平和が訪れることを

多くの人々は望んでいるはずなのだが

2010年となった現在でも、なかなか実現しない。


人は、せいぜい100年も生きることができないので

悟りを開けないのだろうか?


多くの宗教が存在し、それぞれの神が真に究極の理想であるならば

とっくの昔に世界の平和は実現していたはずだ。


宗教は異なっていても、真の科学は世界で共通している。

真の科学者こそ、世界平和に向かって声をあげるべきだ。






本日は、土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでの土曜日は、外来日となっている。


事故による耳介欠損のために、

耳介の再建術を行って入院していた患者さんが無事退院となった。


その後数名の小耳症患者さんたちを診察した。

更に入院中の小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。


午後からも数名の小耳症の患者さんたちを診察した。

忙しかった今週の仕事も

ようやく終了となった。


あと1ヶ月で、永田小耳症形成外科クリニックも

開院いよいよ6年目に突入する。
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2010年3月11日。耳垂残存型小耳症術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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作成した3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケット作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
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そして2010年10月15日の耳立て手術日となった。
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耳立て手術のデザイン。
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頭から薄い皮膚を採取した。
頭から血管膜を起こしたところ。
耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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手術終了時。
耳の晴れは入院中に引く。
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耳垂残存型小耳症。
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耳があるべき場所を赤で示す。
耳たぶが前傾している。
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手術のデザイン。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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作成した3次元肋軟骨フレーム。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した所。
本日は入院していた小耳症の患者さんが無事退院となった。

その後明日手術予定の小耳症の患者さんが入院された。

午前中に入院中の小耳症患者さん達の包帯交換を行った。

海外の形成外科医や患者さんからのメールの返事に時間をとられた。


午後からは外来の時間。

小耳症の患者さんたちを診察した。

明日は、小耳症の肋軟骨移植術の予定となっている。
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半年前に肋軟骨移植術を行い耳を再建した小耳症。
本日耳立て手術の日を迎えた。
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耳立て手術のデザインを示す。
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頭から血管膜を起こした。
頭から薄い皮膚を採取した。
耳の後ろから耳を支えて立てるため肋軟骨ブロックを作成した。
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耳が立っている。
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手術終了時。
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耳が立っている。
世の中、

世界の常識では全く正しい事を行って、高く賞賛されるべき人でも

非難とバッシングをされ、下手をすると犯罪者扱いとなることがしばしばである。

特に人権的な未開発国に、このような事例が見られる。


今年、中国の民主活動家の劉氏は、ノーベル平和賞を受賞した。が、

中国では獄中の人である。

また、受賞の事実を彼に報告した奥さんも罪状なしに自宅軟禁状態となっている。

ノーベル平和賞を取ったこと事態を、

報道規制して隠す中国政府は、われわれから見れば明らかに変な国と映る。


同様に、ミャンマー人で

1991年度のノーベル平和賞受賞者のアウンサンスーチー女史も

軍事政権下で自宅軟禁状態となっている。

これも、われわれから見れば明らかに間違っている様に映る。


それでは、日本では、そのような事が全く無いのだろうか?

いや!よく見ると、しばしば同様な事が行われている。


科学的に明らかに

人類のためになるような世界最先端を走る人物が

日本人の中に非常に稀に出現した時などは、

世界の誰もが認めていても、ついて来れない遅れた国内の集団が

わざと、知らないふりをするか

ひどい時には、遅れた集団が、進んでいる個人を

異星人のごとくバッシングし、村八分扱いにする事がある。


このような事例がいまだ存在する日本だから、

日本も上記の例と比べて、50歩100歩かも知れない。



医師不足問題が最近話題となっている。が、

1980年代には厚生省が医師過剰となるといっていた。

なんと言う見通しの甘さなのだろうか?

厚生省は、何の責任も取ろうとしない。


研修制度を変更した後で地方都市の医師はますます減少した。

制度変更を行ったのは、ほかならぬ厚生省だ。

それでも何の責任も取らないのだから問題だ。


外科系に進もうとする医師が近年減少しているので

10年先に、国民は非常に困ることとなる。

外科医を育てるのには10年先を呼んでいかなければならない。


形成外科の分野でも、再建外科を目指そうとする医師が減少している。

手術時間が8時間を越える手術などを希望する若手の医師が激減している。


これらのすべての原因は、病院が多くの時間と人手を使っても

採算が合わないほど医療費を下げすぎた点にある。

これは、自民党政権時の小泉改革が原因だ。



教育問題だってそうだ。

土曜日を休みとして、教育内容を削った結果

日本の子供達の学力が落ちた。

その結果、また土曜日を復活する学校が増え始めている。

文部省は誰も責任を取ろうとしない。


これからは制度改革を行って事態が悪化したならば

当時制度改悪に関係した部門のすべてに責任を取らせる制度改革こそ必要なことだろう。


自宅のパソコンが、
突然ネットに繋がらなくなりました。

すべて息子にお任せなので、調べてもらったら、
何のことはない。
契約の期限が切れていました。

おそまつ!

繋がるまで1週間以上は、かかるらしい。
で、
ブログも、ご無沙汰。
今日は日曜勤務なので、日勤が終わったところ。
今医局で、これを書いています。

ブログの書けないその間に、
実は私、オペ室デビューを果たしました。
大きいお腹のSさんが、めでたく出産にそなえて当クリニックを退職していったので、
今看護師が足りません。
だからといって私ですか?

でも、しかたありません。
頑張ります。

とはいったものの、単なる足手まといになるのではないか、
と、不安でいっぱい。

結局は、
みんながてきぱき働いているのを邪魔しないようにひかえていただけで、
終わってからも、
隣の部屋で洗い物をしていたら大声でオペ室に呼ばれ、
「今ここにおらんでどうするか」と院長からしかられ、
オペ室の後ろの方で右往左往してる間に、
無事手術はおわってしまったのでした。

途中術野にライトを当てるのも、
事前にこっそり練習していたにもかかわらず、
「ピントが合ってない!」といわれ、
「?」
考えてる間に麻酔の先生がササッとやってくれ、
(やさしい・・・)
まったく不甲斐ないことでした。

しかし丸々一日手術室を体験したことで、
なんだかかなりおりこうになった気分です。

院長はまさに本能で手術をしており、
これは
「可視化」は無理だなとも思ったしだいです。

事務さんからは前日、
「事務長さんも、あの紫色をきるんですか?」と言われたけれど、
紫色を着た私を見て、
「小さい」と言われました。

そう、わたしって、小さいんです。
昨晩は、手術終了後カルテ整理を行った後、

睡魔に襲われて夜9時から眠りにつき気がついたら夜中の3時。

医局の明かりと、テレビはついたままだった。

午前4時また眠って気がつけば午前8時半。

すでに外来には小耳症の患者さんたちが待っている。

ばたばたとシャワーを浴びて午前9時から外来開始となった。


本日は、入院していた小耳症の患者さんが無事退院となった。

その後数名の小耳症の患者さんたちを診察した。

午前10時より、入院中の小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。

包帯交換が終了して外来へ降りると

外来の待合室が小耳症の患者さんたちで満タンとなっていた。

急いで患者さんたちの診察を行った。


午後からも数名の小耳症の患者さんたちの診察を行った。

これで忙しかった今週の仕事もようやく終了となった。

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小耳甲介型小耳症の術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザイン。
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左は摘出した耳介軟骨。
中央は新たに作成した3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
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半年前に再建していた右小耳症。
本日耳立て手術の日を迎えた。
P1020676.jpg
耳立て手術のデザインを示す。
P1020677.jpg
頭から薄い皮膚を採取した。
頭から血管膜を起こした。
耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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耳が立っている。
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手術終了時の側面。
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耳を後ろから見たところ。
耳の腫れは入院中に引く。
本日は入院していた小耳症の患者さんが無事退院となった。

その後、明日手術予定の小耳症の患者さんが入院となった。

入院中の小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。


すでに小耳症の手術を受けたものの不幸な結果となり

作り直しを当院で希望する海外の患者さんから連絡が入った。

海外においても、国内同様に従来法で手術を行われたものの不幸な結果となり

再々建を希望する患者さんが増加している。


小耳症の再々建術は、非常に困難な手術なので

手術可能な施設は世界的にも限られている。



午後からは外来の時間。

数名の小耳症患者さんたちの診察を行った。

明日は、小耳症の耳立て手術予定となっている。

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2010年2月2日、中部地方の某病院で手術されたものの不幸な結果となっている。
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本来耳があるべき場所を赤で示している。
耳が正常の場所より下に作られている。
ローヘアーラインの症例。
耳が立っていない。
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移植されてい肋軟骨フレームを摘出。
頭から血管膜を起こした。
頭から薄い皮膚を採取。
耳があるべき場所の毛根部を切除。
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右は摘出した肋軟骨フレーム。
中央は新たに作成した3次元肋軟骨フレーム。

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本来の耳あるべき場所に3次元肋軟骨フレームを移植した。
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皮弁でカバーできない耳の上の部分は血管膜でカバーした。
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血管膜の上に頭から採取していた薄い皮膚を移植した。
左上は切除した毛根部。
左下は、耳の後ろに移植されていた色が異なる皮膚を切除したもの。
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そして、2010年10月5日の耳立て手術の日となった。
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耳立て手術のデザイン。
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頭から2枚目の血管膜を起こしたところ。
耳を立てるため耳の後ろに支えとして移植する肋軟骨ブロックを作成した。
頭から薄い皮膚を採取した。
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耳立て手術終了時。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
耳の腫れは入院中に引く。
皮膚を採取した後は入院中に治り髪の毛が生える。