永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

本日は土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは外来日。

朝から多くの小耳症の患者さんが来院され外来が込み合った。

何とか診察を済ませて一段落後、

入院中の小耳症の患者さんたちの包帯交換を行った。


包帯交換を終了後、外来診察に降りようとした所、

病室のプレイルームの雰囲気が、いつもと違っている。

小耳症の患者さんたちが一列に並んで大集合しているではないか。

小耳症で入院中の患者さんたちは、ほとんど10歳の子供達だが、

一列に並んだその子供達の前に椅子が1席置いてある。

その椅子に5分間、私に座るように言われた。

何事かと思いながら座ると、なんと「永田先生、お誕生日おめでとうございます

と、まず、みんなからの言葉。

そして「永田先生の好きな松田聖子の〈青い珊瑚礁〉を歌います。」と、

みんな声を合わせての大合唱となったではないか。

歌の1番は、通常の歌詞で、そして2番は替え歌となった。

耳を作ってくれてありがとう」と言う意味の替え歌となったのだ。

聞きながら、私は大感激して思わず涙があふれ出した。が、それをぐっと我慢。

歌い終わった後子供達の代表者が

永田先生、お誕生日おめでとうございます。

いい耳を作ってくれてありがとうございます。

これからも長生きしてください。」
と、明確にはっきりとした口調で述べられた。

またまた私は大感激して思わず涙が、にじんできた。

私は「ありがとうね」。と述べて外来へ戻ろうとしたら

これみんなからのプレゼントです」と、

きれいな青い包装がなされたチョコレートをプレゼントされた。

これら突然の出来事に、私は驚きと感激の連続だった。


外来へ戻り、また数名の小耳症患者さんたちを診察した。

午後からは、数名の小耳症患者さんたちを診察後

新患の小耳症患者さんが3名来られた。

その3家族とも同時に外来に入っていただき、

約2時間かけて小耳症手術について詳しい説明を行った。

その後も数名の小耳症患者さんたちの診察を行って

気がつけば夕方となった。


青い珊瑚礁、万歳。