永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

本日は、月曜日。

永田小耳症形成外科クリニックでは、午後外来日。

午前中は、局所麻酔下の手術を行った。

その後は、入院中の小耳症患者さんたちの包帯交換を行った。


午後からは数名の小耳症の患者さん達を診察した。

また、小耳症で来週手術予定の3名の患者さん達の全身麻酔用術前検査を行った。

さらに、小耳症の新患の患者さんが来院されたので

2時間かけて手術法の説明を行った。

明日からはついに6月となる。


昨日の土曜日、クリニックの電気設備の工事がありました。
漏電した場合、御近所に多大な迷惑をかけるかもしれないと言うので、
設置してから19年目の機械を新しいものに交換しました。
耐用年数が、20年だそうですから、
これであと20年は交換しなくても大丈夫です。
(あと20年たったら院長は80歳や!)

1階の外来は非常用の発電機を使って、使えるようにしてもらったのですが、
受付の電話やレセコン(医療用PC)はOKなんだけど・・・
「これで我慢してください」と言われたのだが、
受付の照明は暗いままです。

医局も薄暗く、テレビも消えたままなので、
院長は街灯に引き寄せられる蛾のごとく
外来の玄関の明るいほうへやってきてうろついています。

茶を入れようにも、電気ポットが使えない。
ではお湯を沸かそうとして、
電気コンロだから、だめ。
電子レンジもだめ。
「2Fの自販機で買ってきてくれ」と言われたけど、
停電だから自販機は動かない。
結局電気ポットのぬるいお湯を、
たましゃくしですくって飲みました。

たしかに、薄茶のお手前も、
こんなふうに柄杓でお湯を汲んでお茶を点てるけど、
風情も何もありません。

ナースのSさんは
「自分がすごくかわいそうでみじめにみえる」と薄暗いナースステーションに座っているし、
受付は、まるでお化け屋敷のチケット売り場みたいだし、
子供達だけは相変わらず元気にはしゃいでおりました。

一番はトイレが真っ暗で、
ドアを閉めると、まず何処に座ったらいいかもわからない。
「自宅じゃないからドアを開けたままと言うわけにも行かないわよねえ」
と話していたら、
「手術室なら誰も行かないからドアを開けておいても大丈夫なのでは」と事務さんが言うのですが、
「ダメダメそんな時に限って、誰かが来るものだから」と、
みんなでホントに困ってしまいました。

4時ごろやっと元通りに電気が使えるようになり、
普段当たり前に使っていた電気の、
ありがたみがわかったしだいです。

受付の事務さんもナースさんもいつも通りの元気で明るい様子に戻り、
院長も医局のテレビの前に戻り、
私もこれで安心してトイレに行かれるようになりました。

文明の力を、痛感した次第です。
松田聖子が、デビューして30周年となる。

30年といえば、本当に永い年月である。

思い起こせば、私が医師になってから、ちょうど30年を経過した。



これだけの期間にわたり

第一線で歌い続けている事自体がすごいことである。


歌の才能もさることながら、

現在でもミニスカートがぴたりと似合うのだから

アイドルを貫いているその姿は驚くべき事で

ギネスブック入りと言っても良いだろう。


18歳で九州の久留米を出て東京に出てきた松田聖子は

筋金入りのアイドル歌手としての仕事人といえるだろう。


このまま更に記録を更新していってほしい。
本日は、土曜日。

小耳症の患者さんが無事1名退院となった。


その後外来の時間。

数名の小耳症再来の患者さんを診察し、空いた時間を利用して

入院中の小耳症患者さん達の包帯交換を行った。


午後からは、電気工事のため夕方4時まで外来以外は停電状態だった。

医局も停電状態で電気が来なければ、なんと不便なのかを痛感した。

そんな中、小耳症で初診の患者さんがこられ、

2時間ほどかけて手術法の説明を行った。


夕方になりようやく今週の仕事が終了した。
院長のおうちはクリニックの医局。
ソファーベッドを指差して
「俺のリビング」と言う。

夕飯時に
「ねえ、この味噌汁どこに置くの?」と聞いたら、
院長は「台所」と答えるのだが、
「台所?」

医局の隅っこの、この電熱器?

スチールのデスクが8個も並び、
みんなが出たり入ったり。

でも、ここは院長のマイホームだ。
だからリビングでくつろぐ院長は、
くつろぎすぎて、目も当てられない。

時々お腹を出して寝てるので、
みんなは院長を見ないですむように、向こうを向いて通り過ぎる。

デスクはまさに院長のホームシアター。
パソコンの中で聖子ちゃんが歌ってる。

「あっ今日は聖子ちゃんが出る」と突然院長が叫んだ。
機械の苦手な院長は、なぜか聖子ちゃんの番組だけは、
予約ができるので、
この人もしかして、
機械、パソコンが苦手と言うが、
実は苦手な振りをして、
上手にあたし、繰られているのではないかと
思ってしまう。
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耳垂残存型小耳症。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザインの完成。
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肋軟骨を4本採取して作成した3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁および皮下ポケットの作成
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
本日は小耳症の患者さんが無事退院となった。

その後、明日手術予定の小耳症の患者さんが入院された。

午前中に小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

午後からは、外来の時間となった。

小耳で再診の患者さん達の数名を診察した後、

小耳症で、大学病院で再建されたものの

不幸な結果となってしまった初診の患者さんが来院された。

2時間かけて、作り直し手術をどのように行っているのかが十分理解できるように説明した。

明日は小耳症の肋軟骨移植術を予定している。
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耳垂残存型小耳症術前。
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耳が存在すべき場所を赤で示す。
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手術デザインの完成。
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肋軟骨を4本採取して作成した3次元肋軟骨フレーム
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
本日は入院していた小耳症の患者さんが無事退院となった。

その後、明日手術予定の小耳症患者さんが、入院した。

午前中に、入院中の小耳症患者さんたちの包帯交換を行った。

抜糸の患者さんが多く時間がかかった。

午後からは、来週手術予定の小耳症患者さん達の術前検査を行った。

その後、数名の小耳症患者さん達を診察した。

いつもの平穏な月曜日だった。

早いもので、5月も残りあと1週間を残すのみとなった。

あと半年もすると、

永田小耳症形成外科クリニックも、開院6年目に突入する事になる。


あっという間に過ぎていく年月の中で

振り返り、気がつけば、又進歩がなされている。


明日からもまたこの繰り返しの中で

新たな進歩につながっていく。






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耳垂残存型小耳症に対して、半年前に肋軟骨移植術を行って再建していた耳介。
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耳立て手術のデザイン。
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頭から、薄い皮膚を採取した。
頭から血管膜をおこした。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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耳が立っている。
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前方から見た所見で耳が立っている。
ただいまメールに不具合が生じています。

お問い合わせ、ご質問等は、

電話にて

お問い合わせください。
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Lobule type microtia.
耳垂残存型小耳症の術前。
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Normal anatomical position of the auricle in red.
耳があるべき場所を赤で示す。
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Dezign.
手術デザインの完成。
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Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame.
肋軟骨4本を採取して作成した3次元肋軟骨フレーム。
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Skin flaps foamed,and skin pocket created.
皮弁形成及び皮膚下ポケット作成。
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3-dimensional costal cartilage frame was grafted under the skin pocket.
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
本日午前中に小耳症の患者さんが1名無事退院となった。

また、明日の小耳症手術予定の患者さんが入院となった。


その後、香港から新患の小耳症の患者さんが来院されたので、

手術法の説明を2時間かけて行った。

ご両親が医師で、私の英文の論文をすでに読まれていたらしく、非常に理解されていた。

おかげで、説明が、直ちに理解できた。

手術予約を決定されてお帰りとなった。


午後からは、小耳症で入院中の患者さんたちの包帯交換を行った。

又、小耳症で再診の患者さんを診察した。
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半年前に肋軟骨移植術をおこなっていた小耳症。
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手術のデザイン。
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頭から血管膜を起こしたところ。
耳の後ろから支えて耳を立てるため肋軟骨ブロックを作成した。
頭から薄い皮膚を採取した。
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耳が立っている。
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耳が立っている。耳の腫れは、入院中に引く。
本日は、小耳症の患者さんが1名無事退院となった。

その後、明日手術予定の小耳症の患者さんが入院した。

午前中に入院中の小耳症患者さんたちの包帯交換を行った。

抜糸の患者さんが多く、時間を要した。


午後からは、外来の時間。

来週、小耳症で手術予定の3名の患者さんたちの全身麻酔用の術前検査を行った。

その後、小耳症で新患の患者さんが来院されたので

2時間かけて、手術法の解説と説明を行った。

秋に出産予定のナースのSさんは、
「私は食べつわりです!」といいながら、元気そうに働いている。
動き方を見ているととてもオメデタ中には見えないが、
「食べつわり」とあって、食欲旺盛で、
顔と身体が丸くなってきて、かわいらしい。
白衣も段々に窮屈になってきて、そろそろマタニティーが必要だ。

「うちにはまだ独身もいるし、新婚さんもいるし、
また使うこともあるだろう。
いい機会だから買いましょう」と、
Sさんと二人ではなしていた。

「最近はマタニティーもこんな風になっているんですよ」と、
お腹の部分がゴムになっているスカートを見せてもらっていたら、
院長が混ぜてもらいたいらしく、
くちをはさんできた。

彼女が帰ってから、
院長が何かもごもご言っている。
「孫が・・・」とかなんとかかんとかと・・・?

つまり、最近若いナースさんと話していると、
なんだか娘と話しているようで、
つまり、Sさんのお腹の中にいるのが、
なんだか孫のような気がする、と・・・?

そういえば若い通訳さんと話しているところなど、
妙にやさしそうに見えるのだが、
最近は博愛主義者になったようだ。

次男が指しゃぶりが直らない時は、
はさみを持ってきて、
「指をしゃぶったら、その指をチョン切ってやる~~!」
と叫んで指しゃぶりをやめさせたのと、
同じ人とはとても思えない。

人は変われるものである。


本日は土曜日、

永田小耳症形成外科クリニックでは午前も午後も外来日。

小耳症再診の患者さん達が、多数来院され外来が一時混み合った。

外来が落ち着いた隙間をぬって、

入院中の小耳症患者さんたちの包帯交換を行った。

午後からも外来では小耳症再診の患者さん達を診察した。

忙しかった今週も、あっという間に終了した。

その直後、医局で深い眠りについてしまった。


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某大学病院で手術されたものの不幸な結果となった小耳症。
聞こえの手術を同時に行う手術と言うことだったが聞こえるようにはならなかった。
しかもあけた穴がピンホール状に収縮していた。
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平らな耳になったばかりか、耳の外側にケロイドが出来ている。
耳は全く立ってもいないばかりか、耳の後ろは傷が目立つ。
この患者さんは、もともと、右耳だけの小耳症なので、耳再建にだけ専念すればよい症例だった。
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手術デザイン。
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頭に横線の傷跡があるが、血管は残っている。
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左が、移植されていた肋軟骨フレームを摘出したもの。タンザー法のフレームだ。
真ん中が、新たに作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
右は、本人サイズの型紙。
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耳たぶの後ろから、皮弁を作成したところ。
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耳の中央部に皮膚面積が不足する。
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耳の中央部に耳たぶの裏で作成した生きた皮膚弁を移動した所。
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輪郭の明瞭な耳が、再々建されている。
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耳甲介残存型小耳症術前。
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耳が存在すべき場所を赤で示す。
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手術デザインの完成。
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3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケット作成。
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3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
本日は水曜日、午前中に小耳症患者さんが無事退院となった。

その後、明日手術予定の小耳症の患者さんが入院した。


また、海外からの留学希望者からのメールが入り、

書類を依頼されたのでその返信で時間がかかった。


午後からは、小耳症で再診の患者さんが数名来院された。

その後は、各種診断書など書類書きに追われた。

平穏な水曜日だった。



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2009年8月13日耳垂残存型小耳症術前。
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作成した3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケット作成
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
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そして、2010年5月11日の耳立て手術日を迎えた。
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耳立て手術のデザイン。
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頭から血管膜を起こした。
頭から薄い皮膚を採取した。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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手術直後の状態で耳が立っている。
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耳が立っている。
2010年5月10日月曜日。

本日午前中に、入院中の小耳症患者さんたちの包帯交換を行った。

抜糸の患者さんが多く時間を要した。

明日、小耳症で手術予定の患者さんが、入院となった。

午後からは外来の時間。

小耳症で、来週手術予定の3名の患者さん達の術前検査を行った。

また、小耳症で、新患の患者さんが来られたので

2時間ほどかけて説明を要した。

5月9日、本日も、まるで夏のような1日だった。

思い出せば、4月の後半に関東では雪も降った。

天気予報によると、春の気温の日が2週間にも、ならなかったそうだ。

今年も異常気象となっている。


今週からは、連休も終わり社会全体が、通常の状態へと戻る。


世界では、ギリシャの経済破綻問題が、

せっかく上向きつつあった株価を下落させている。

日本にとって、株の下落に、ユーロ安が重なると、

ヨーロッパ諸国への輸出産業が厳しくなる。


もっと恐ろしいのは後3年このまま行くと、

日本自身が経済破綻を起こす可能性が濃厚となっている事だ。

破綻を起こす前に、出来るだけ早く経済の立て直し策をとるべきだ。


消費税を少なくとも、15パーセント上げてフランス並みにする必要がある。

少なくとも来年あたりから、まず5パーセントアップして行かなければ

国家財政が厳しいことになるかもしれない。


が、それを成し遂げる事が出来ないようでは、死が待っている。

すなわち、日本はギリシャより、10倍の経済規模なので、

IMFが救える経済規模ではないし、さらに、世界の他の国も日本を救えないので

ユーロ圏の国とIMFが半々で救助金を出す事になったギリシャより

日本は、遥かに厳しい崩壊の結果、公務員給料支払いの凍結、社会保障費支払いの凍結など

恐怖の社会へ大転落となる可能性のほうが大きい。

アメリカにとっても世界にとっても、日本の経済崩壊が起これば

ギリシャより多大な経済的影響を引き起こす事となる。

日本が保有するアメリカ国債を、すべて引き上げただけで、

アメリカが傾きかけるかもしれない。


最近テレビでは、

子育てに対する手厚い社会保障政策が整っているフランスの出生率が

非常に高くなっていることに注目した番組をしばしば放送しているが

そもそも、消費税20パーセントのフランスと消費税5パーセントの日本とでは、

社会保障制度に差があるのは当たり前だ。


日本では、社会保障制度が整っていない遅れた制度なので、

出生率が減少したままで

子供を預ける場所すら不足しているので、

母親が働くことすら出来ないでいる。

働けない母親は、税金を納める労働人口になれないので社会的にも損失が大きくなる。

また、子供を生みたくても生むことが出来ない社会となっている。

出生率減少は将来の生産人口が減少する一方となるので、

不動産価格は下落し、ますます経済が縮小していく。

少ない生産人口で、多くの老人を支えることが不可能となる。


現在日本では、老人にとって、年金も少なく、

将来暮らしていけなくなると言う不安感が先にたち

自己防御のために貯金を使わないので、

お金が社会に循環せず、経済が縮小していく。


消費税が高くなれば、国民が困るのではなく、

国家財政も改善し、社会保障制度も十分整うので

国民が安心して暮らせる社会となる。


安心して暮らせるようになって初めて、

国民はお金を使うことが出来るようになる。

そうなると経済も活性化し、更に直接税収も改善する。


グローバル化した社会で、日本だけが

消費税5パーセントでやっていける時代は、とっくの昔に過ぎ去っている。

医療崩壊の原因の一つは医療する側にとっては、

物品購入に消費税を払っているのに、

保険の医療費からは、消費税が徴収できないと言う問題が残っている。

以上、政治家でもない素人の私が

ちょっと思いつくことだけを列挙しただけでも

限りなく改善しなければならない制度が浮かび上がってくる。


どの政党も、国民へ現実問題を説明する必要があるし、

国民自身も、目覚める必要がある。





5月8日土曜日。

永田小耳症形成外科クリニックの土曜日は、午前午後とも外来日。


本日、小耳症患者さんが診察後、1名無事退院となった。

その後数名の小耳症患者さんを診察した。

空いた時間を利用して、入院中の小耳症患者さんたちの包帯交換を午前中に行った。

私が外来診察を行っている間に、園長先生が局所麻酔下の3時間の手術を行っていた。


午後からは、小耳症で、新患の患者さんに対し、2時間ほどかけて

手術法の説明を行った。

十分理解納得された後で、手術の予約をお決めになりお帰りとなった。

その後も数名の小耳症で再来の患者さんたちを診察した。

外は穏やかな天候の1日だった。

青空。

そよぐ風。


巨木の新緑

揺らめく木漏れ日。


恋の季節を迎えた鳥達。

あちこちで響き渡る、

さえずりの声。


花々が咲き乱れ、

そよ風を、

逆らうように蝶が舞う。


この時とばかりに、

生き物達が最大限の活動を行っている。


すべてを、主人公と見立てているかのように

照らし出す太陽。


あまりに 

すばらしい世界のなかでも、

私が、釘付けになったものがある。


突然目前に

白い天使の彫刻。

しなやかな体に、閉まった腰。

彫刻なのに

イタズラっぽい瞳で、私を誘っている。

腹直筋が、すばらしい。


目線が離れない。

魔法の魅力に引き付けられる。


突然、風が強くなり、

大木が大きく揺れた。


その瞬間、

彫刻全体を光が包む。



白かった彫刻の唇に 赤みが差し、

皮膚は肌色に変わった。

まばたきを 始めてしまったではないか!


白い彫刻が、

奇跡の、生きた「いとしい天子」と

変貌した瞬間だった。


念じれば叶うファンタジーの世界。















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耳垂残存型小耳症・2009年10月2日
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作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁作成および皮下ポケット作成。
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3次元肋軟骨フレームを移植した。
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10月2日に、耳の再建を行っていた耳垂残存型小耳症。
耳立て手術の日となった。
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耳立て手術のデザイン。
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頭から血管膜を起こした。
頭から薄い皮膚を採取した。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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手術直後の状態、耳が立っている。
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耳を上から見たところ、耳が立っている。
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半年前に肋軟骨移植術を行っていた耳垂残存型小耳症。
本日は耳立て手術の日を迎えた。
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耳立て手術のデザインを示す。
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頭から薄い皮膚を採取した。
頭から血管膜を起こしたところ。
耳の後ろから耳を支えて立てるため肋軟骨ブロックを作成した。
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手術直後の状態。耳が立っている。
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耳を上から見たところ。耳が立っている。
耳の腫れは入院中に引く。
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永田小耳症形成外科クリニックは、

スタートして以来今年で5年目となった。

5月5日、連休中なので本日、外来はお休みだ。

だから玄関は閉じている。

スタート時に表に植えた高さ30センチだった木が、この5年で成長した。

この木を見ると、時の流れを感じる。

本日は5月5日連休最後の日。

小耳症で入院中だった患者さんが診察後、1名無事退院となった。

次回の耳立て手術の日を決定してお帰りとなった。

入れ替わるように、明日小耳症で、手術予定の患者さんが入院となった。


また、午前中、病室に入院中の小耳症患者さんたちの

包帯交換を行った。

今年の春の連休は、珍しく、すべて良い天気の連続だった。

明日から通常の業務に戻る。