永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

今日は金曜日。

ようやく今週3件の小耳症手術が終了した。


年間を通して、春休みも夏休みもなく

毎週毎週、1週間に、8時間の小耳症手術を3件こなしていると

体にリズムが出来ているらしい。


金曜日の夕方には、疲れがピークとなる。

そして、医局で倒れこむ。

かといって、明日の土曜日も朝から夕方まで外来を行う。


お休みと言えば、日曜日のみであるが、

その日すら、入院患者さんの必要に応じて包帯交換を行う。


小耳症治療の発展のために、このような生活を続けて

もはや、4半世紀をはるかに越えている。


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半年前に、肋軟骨移植手術を行っていた耳垂残存型小耳症。
耳立て手術の日となった。
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頭から薄い皮膚を採取し、血管膜を起こした。
耳の後ろから耳を支えて立てるための、肋軟骨ブロックを作成した。
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手術直後の状態、耳が立っている。
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耳を上から見たところ、耳が立っている。
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半年前に、肋軟骨移植術を行い耳を再建しておいた耳垂残存型小耳症。
本日は耳立て手術日を迎えた。
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耳立て手術のデザインが完成したところ。
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頭からあらかじめ薄い皮膚を採取し、血管膜を起こしたところ。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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前から耳を前から見たところ。
耳が正しい角度で立っている。
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耳を頭の上から見たところ。
耳が立っていることがわかる。
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半年前に、肋軟骨移植術を行っていた耳吸い残存型小耳症。
本日は耳立て手術となった。
耳珠の下のほうの窪みが不足する。
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耳立て手術のデザインが完成したところ。
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あらかじめ側頭部より、薄い皮膚を採取した。
頭から血管膜を起こしたところ。。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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手術直後の状態。前から見て耳が立っている。
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耳を上から見たところ。耳が立っていることがわかる。
先週の日曜日、それも夜、○先生から電話があった。
何事だ。

なんだか慌ててる様子。

予防注射がどうとか言っている。

事務長!
僕は新型のワクチン、何処で打つんですか?と・・・?

え?ワクチン、まだうちに来てませんよ。
そういえば、テレビで医療従事者の接種が始まったとか
言ってたけど。

新型インフルエンザは、
ワクチンの接種に関しては、色々とわからない事だらけで、
講演会や、勉強会へも出席したのだが、
要するに、まだデータも少なく、てんやわんやで、
訳わかんないままだった。

何人分来るのか、
1ミリリットルボトルが来るのか、
当院には何の選択権もない。
一度きたら返品も出来ない。
もちろん追加注文も出来ない。

だって先生、いつもはインフルエンザのワクチン、
なんだかんだと言って嫌がっているのに、
今年に限ってどうしたの?

体調が悪いだことの、副作用がどうだのと言って、
最初の年は逃げられて、
奥さんと二人で打ちますと向こうへもって行って、
結局は打ちそこなったりとかして、
  (確信犯だよ)

いや、みんなが打ち終わってて、
もしかしたら僕に隠してるんじゃないですか?

は?
なんで○センセに隠す必要があるの?
センセ、注射、したいの?したくないの?

なんだかもごもごいっている。

その翌日にワクチンが来たので、
(二人分だけ)
まずは院長と○先生に、と思ったら、
やっぱり
今日は辞めときます。
明日にしますというので、
はて日曜日の電話は何だったのかしら。

要するに、
ハネコになるのが、嫌なだけだったのね。
このブログをごらんいただければわかるとおり、

小耳症の術前、術中、術直後の写真で一目瞭然。


いろいろな施設で小耳症に対する耳再建術が行われて、不幸な結果となり

永田小耳症形成外科クリニックにおける作り直し手術を見ていただけると

いかに、精密な手術が計画されなければならないのかが

理解いただける。


耳の再建には、その立体的形態に応じたミリメートル単位の

細かなところまで設計が及んでいる必要がある。

が、そのような報告をすると

「人間がミリ単位の手術が出来るはずがない」などと、

以前の手術法「タンザー法もどき」を行っている先生方から何度となく言われてきた。


良い意味に理解すると、

永田法は、30年以上も先を行くほど、あまりにも先進的手術法なので

従来法しか頭になかった医師達の理解の常識の域を

はるかに超えていた、と言うことかも知れない。


悪く見ると、あまりにも結果の違いに、従来法を長年行って

社会的に高い地位にいる医師達のプライドが傷つき、

見ても見ないふりをしたくなったのかもしれない。


小耳症患者さんのためを思えば、永田法への手術法の転換が必要だが

簡単にまねが出来るはずもなく、無視という方法をとってきた。


しかし現実は、永田法が世界の手術法として認識され

英語圏の形成外科のテキストとなっており

形成外科専門医師テスト問題ともなっている。


日本では、これらテキストが翻訳されて一般化するのに30年のタイムラグを要する。

しかも患者さんの発生数が毎年日本中でたった100名程度しかいない超稀な疾患で

経験がある医師数があまりにも限られており、

そもそも、耳の形態そのものが体表の中で最も複雑なために

耳再建の手術法は当然のごとく超困難である。


ましてや作り直しとなれば、さらに複雑な要素が加わって困難さを増している。

困難となった患者さんたちが、永田小耳症形成外科クリニックへと増加し続けている。


このブログは、日本での現実を、写真とともに一目瞭然に明白にしている。



今日は朝から冷え冷えとしている。

おそらく台風が南にあるから、

北風が日本に吹いてきているからだろう。


だけど、未だに心は熱い。

気持ちも若い。

小耳症治療の進歩のために

熱く燃えている。


世界中の患者さんたちや形成外科医や海外の形成外科学会から届くメールに

私は今もなお答え続けなければならない。


私には休むことなど許されないのかもしれない。


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関東地方の某大学病院形成外科で、耳の再建術を受けた結果。
この大学病院では、かつて、多くの小耳症手術を行っていたことでも知られている。
が、あまりにも、悲しい形態となっている。
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本当に耳があるべき場所を赤線で示している。
いかに耳があるべき場所を間違えて作られているかがわかる。
本来耳がある場所の上方には、髪の毛が生えている。
タンザー法もどきの手術では、髪の毛が生える耳となってしまうために
髪の毛が生えないように前に逃げて耳を作ってしまい、ひどい前傾耳となってしまっている。
それでも再建された耳の上から髪の毛が生えているのだ。
しかも耳の後ろ側は傷だらけで色が異なる皮膚が移植されている。
また耳の中央部にも色が異なる皮膚を移植されている。
これがタンザー法の欠点だ。
タンザー法もどきの手術では、これが再建できる限界の形態なのだ。
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本来の耳があるべき場所に耳型をおいて示したところ。
いかに間違えた場所に耳を作られてしまったかがよく理解できる。
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手術のデザインが完成したところ。
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新たに作成した3次元肋軟骨フレームを示す。
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移植されていた肋軟骨フレームを摘出し
使える皮弁だけを残している。
頭から血管膜を起こしたところ。
右上においているのが頭から新たに採取した薄い皮膚。
右下において示すのは切除した色が異なる移植されていた皮膚
および、耳の上方の髪の毛が生えていた毛根部分を切除した。
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新たに作成した3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
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耳の下半分は、使える皮弁でカバーし、
耳の上半分は、頭から起こしてきた血管膜でカバーし移植肋軟骨を生かす。
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血管膜の上には、あらかじめ頭から採取した薄い皮膚を移植した。
これで、耳から髪の毛がはえることのない耳が、正常な場所に再々建された。

半年かかって腫れが引くと、耳の輪郭がシャープに浮かび上がって来る。
薄い皮膚を採取した跡の耳の周囲のかすり傷の部分は、1ヶ月以内に治って髪の毛が生える。

朝の9時に患者さんが手術室に入室し、手術室を出たのは夜の10時10分。
麻酔時間は13時間10分。手術時間は11時間25分だった。


永田小耳症形成外科クリニックでは、かつて大学病院で再建されたものの
不幸な結果となって作り直しにこられる小耳症患者さんたちの手術が圧倒的に増加している。
すなわち、
タンザー法もどきで作られた従来法での再建耳は、
そのすべての症例が永田法による作り直しの適応となっているのが実情だ。

今日の手術結果ですべてが理解できる。



本日は、顔面の前額に腫瘍が大きく出来たレックリングハウゼン氏病で、

半年前に腫瘍を切除して、ほぼ左右対称の顔面となった患者さんの

手術だった。


頬骨付近の骨が溶けた部分に肋軟骨移植を行い

顔面全体の左右対称性の微調整の手術を行った。

この手術は、顔面形態を左右対称にすることが最も重要な手術である。


今日の手術を写真入で紹介できないのは残念だ。

なぜなら顔面の手術のために、誰かがわかるからだ。


顔面に出来たレックリングハウゼン氏病の腫瘍は、

ただ大きく腫大しているばかりでなく

骨が溶けている部分もあるために

形成外科医としての応用力が試される特殊な手術だ。


患者さんの個人によって程度が異なり、

最終目標は、正常な形態なのだから、すべてオーダーメイドの手術となる。

しかも芸術的センスが必要な手術でもある。


このような意味で、小耳症の手術との共通点がある。
小耳症手術は非常に特殊で困難な手術の上に

患者さんの発生率が、日本中を集めても毎年100名程度しかいないために

全く小耳症手術の経験を行っていないばかりか、

手術そのものを見たことすらない形成外科医が非常に多い。


そのような意味で

年間に130件以上の小耳症手術を行う永田形成外科クリニックは

国内で、唯一の小耳症治療専門施設であるといえる。

日本中から耳の作り直し手術を希望されてこられる小耳症患者さんたちの

最後の砦ともなっている。


医師にとって

8時間と言う時間がかかる困難な手術であり、

学ばなければならない修練に10年を要し、苦労の割りに報われないし、

たとえ出来る様になったとしても、各県に2名か3名しか患者数がいないので

あまり積極的に、この手術を行えるようになろうと言う若き形成外科医が少ないのも事実だ。





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半年前に肋軟骨移植術を行っていた小耳症。
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耳立て手術のデザインを示す。
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耳を後ろから支えて立てるために肋軟骨ブロックを作成した。
頭からあらかじめ薄い皮膚を採取した。
耳の後ろに移植した肋軟骨ブロックを生かすために、頭から血管膜を起こした。
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耳が立っていることがわかる。
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立った耳を前から見たところ。
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両側耳垂残存型小耳症のため、永田小耳症形成外科クリニックで両耳を再建した後
アメリカのバージニア大学耳鼻科を紹介し、聞こえの手術を受け、両耳ともに
補聴器なしで日常会話が出来るようになった。
今回は、耳立て手術となった。
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耳立て手術のデザインを示す。

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頭から血管膜を起こしたところ。
耳の後ろから支えて耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
頭からあらかじめ、薄い皮膚を採取した。
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手術後の耳が立った状態を示す。
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頭側から見て耳が立っていることがわかる。
民主党政権が誕生してまだ間もないが

これまでの政権とは異なり政治主導で予算編成を行おうとしている。


しかし、今年度は景気が悪化しているために

税収の大幅な減少が見込まれる上に、

来年度の予算は史上最高の95兆円にも膨れ上がっている。

更に見直しを進めてこれを削ろうとしているが、どんなに削っても

92兆円となるだろう。


不足分をどのような手段で穴埋めするのかが見物でもある。

これまでの自民党政権が溜め込んでいた無駄をいかに見つけ出すのか

手腕が問われている。

無駄を省くことが現政権にかけられた命綱ともいえる。

これからが正念場と言える。
昨日は、耳立て手術だったが

園長先生が、大阪出張のために手術画像の提出は

来週の火曜日になります。


私はこの2週間以上も、

この3年間にとった膨大な画像の整理に追われ続けているところです。

何とか今月中に終了させたいところ。


医局で、黙々と作業を行っていると、肩がこって疲労困憊。

やっと休憩時間になり、このブログを書いたところです。


後1ヵ月半で、インドで行われる国際形成外科学会での

1時間の「小耳症マスターコース」のための準備で忙しいのです。
日本の中だけでものを考えていると、

とんでもない間違いを犯すことがある。


科学の世界では、特に世界的視野で物を判断しなければならない。

日本で常識だったことが、世界ではすでに30年遅れのことがしばしばだ。


科学の中でも医学の世界ではそのようなことが多い。

大学病院の中にいて、若い医師は、30年遅れの事が

いまだに最先端だとのマインドコントロールにかかっている人が多い。


「外に出て初めてその点に気がつきました。」と、

海外の学会で出会った日本人の若い医師達から

たびたびそのようなことを聞くたびに

世界的視野で物を見ることの重要性に気づかされる。


すなわち世界的視野で物を見ることが出来るような方法を

自分で見つけることが最も重要なのだ!。


「日本にいても、これは出来る。」

この点に気がつけば初めて迷いがなくなる。


海外に行かなければ世界的な視野に立てない、と考えている人は

まだ迷いがある人かもしれない。







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耳たぶが小さな耳垂残存型小耳症の術前。
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耳が存在すべき場所を赤で示す。
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手術デザインを示す。
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3次元肋軟骨フレームを作成したところ。
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皮弁形成および皮下ポケットを作成した。
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3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
現実の世界では、楽しい時はあまりに短く感じられる。が、

悲しかったり、苦しい時は長く感じるものだ。


しかしファンタジーの世界では、楽しい事だらけだ。

すばらしい木々が立ち並ぶ並木道を抜けると、そこに巨大な美しいお城が見えてくる。

美しい人々が、楽しい語らいをしている。


芸術の香りが高い歌や踊りが永遠に続いている。

ライトアップされた特別の場所に更にスポットライトがあたる。


信じられない天女が登場し、それはそれは目を引くエンターテナーが繰り広げられる。

あまりにすばらしいので感動の涙を皆が流している。


皆がコントロールできなくなっている。

コントロールできないほど楽しい美しい世界。


喜んでコントロールされている。

ウサギとライオンが交互に語りかけてくる。

不思議すぎる世界。


国際学会に向けての、画像整理を行っていると、

疲労困憊となる。

が、聴衆のことを思うとやらなくてはならない。

いつも来年は休みたいと思っていても、

必ず何がしかの国際的な形成外科学会などからの公演依頼が飛び込んでくる。

いつもぎりぎりまで準備にかかることが多い。

もっと早くから準備をしておこうと思っている今日だ。
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耳垂残存型小耳症術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
耳垂が非常に前傾している。
このような小耳症を経験したことがある医師ならば
前傾した耳を作らないようにすることがいかに困難なのかがわかる。
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手術のデザインを示す。
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新たに作成した3次元肋軟骨フレームを示す。
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皮弁形成および皮下ポケットの作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
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両側耳垂残存型小耳症に永田小耳症形成外科クリニックで1回目の耳再建術を行った後、
アメリカのバージニア大学で、聞こえの手術を受け、補聴器なしで日常会話が出来るようになった。
今回は耳立て手術日を迎えた。耳立て手のデザインを示す。
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頭から血管膜を起こしてきたところ。
耳の後ろに移植して耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
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耳立て手術完了時。耳が立っている。
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立った耳を前から見たところ。


このように補聴器なしで聞こえるようになるレベルを実現できる手術は
非常に困難だが、小耳症の患者さんに、聞こえの手術を世界で初めて開発したのが、
バージニア大学のジャスドーファー教授である。
この施設では世界中の患者さんを集め、聞こえの手術を2000例以上も行っており、
補聴器なしで聞こえるようになる確立が85パーセント以上となっている。
バージニア大学での手術費用は、状態によっても少し異なるが、約500万円かかる。

日本での現状は、耳鼻科でジャスドーファ教授の手術を真似した聞こえの手術を受けても
補聴器が外れないレベルにしか改善していない患者さんが大部分と言うのが実情。
補聴器が外れなければ患者さんにとっては、あまり意味がない。
聞こえの手術の適応は、両側の小耳症に限られる。
両側小耳症の年間出生率は、日本中でたった20名程度しかいないので
そもそも手術が困難であるだけでなく
あまりにも患者さんの数が少なすぎるために
日本での耳鼻科医が経験できないと言うことも原因のひとつと言える。
昨日台風について書いたと思ったら、

本日は台風が関東地方を直撃した。

しかも朝の通勤時間帯だった。


麻酔の先生からは、9時前に電話があり「今電車が止まっています。」

園長先生からも電話があり「今電車がストップしています。」

とのこと。


本日は朝9時から小耳症の耳見立て手術なのだが

麻酔の先生が到着しなければ待つしかない。


と言うことで、麻酔の先生が到着したのが11時過ぎていた。

結局、園長先生は来る事が出来なかった。


麻酔をかけて準備が済み、手術がスタートできたのは12時15分過ぎからだった。

そして手術が終了したのが8時30分。

麻酔が終了し、患者さんが病室へ戻ったのが夜の9時30分を過ぎていた。


と言うことで、本日に手術の写真掲載は明日の夕方になります。

明日も、小耳症の耳立て手術が予定されています。
昨日からテレビでは台風が上陸と大騒ぎをしていた。
税理士さんからも電話があり、
「明日は台風のなか高速道路を運転していく技術がありません」と、
約束をキャンセルされた。

え~~?
どうせ気象庁などあてになんかなるもんか。
明日になったら実は日本海へ抜けてしまった、とか、
寝てる間にオホーツク海のほうへ飛んでったとか、
大体そうしたもんだろうと、
タカをくくっていた。

夜には○先生からメールが入り、
明日は行かれないかもしれないと・・・
先生が行かれないなら、
私だって行かれないでしょうよ。

寝てる間に外は土砂ぶりで、
トイレは雨漏りでトイレットペーパーがどろどろに溶けていた。
明るいのでもう大丈夫だろうと、
バスに乗って、駅に着いたら黒山の人だかりで、
おかしいなと思いながら、ホームへ行ったら、
電車には人が乗っているので、私も乗り込んで、
テレビで5割は走っているとの事だったので、
まあそのうち動くだろうと思っていると、
ほらね、電車は動き出した。

読みかけの文庫本がクライマックスで、
ヒーローはベッドに抑制され、
相棒は銃を付き付けられて絶体絶命で、
はらはらしながら読んでいた。
全部読み終わったのでふと周りを見回すと、
電車はいつの間にかガラガラで、
人の姿がまばらになっている。
あれ、ここはさっきより、
たったひとつ隣の駅ではないか。

放送では午前中は動かないと言っている。
そんな事、乗る前に言ってよ。
しかたないのでまたバスに乗り、
家まで帰ってきたのだが、
そういうわけで私は今日はお休みさせていただきました。
嵐のなか来てくださった麻酔の先生、スタッフの皆さん。
根性なくってごめんなさい。

 




 
今年、今まで姿を見せなかった台風が

もうすぐ日本列島を縦断するコースを辿ろうとしている。

台風のことなど全く忘れていた。

しかし今回は、結構勢力も強いそうだ。


3大都市を通過するかもしれない。

台風が来れば、必ずどこかに被害が出る。

要注意だ。


永田小耳症形成外科には、日本全国から小耳症の患者さんたちが入院されている。

今回の台風で、来院日を変更される方もいらっしゃる。


来院の時には、くれぐれも台風には気をつけて時間に余裕を持っておこしください。
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耳垂残存型小耳症術前。
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耳が存在すべき場所を赤で示す。
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デザインの完成。
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3次元肋軟骨フレームを作成した。
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皮弁および皮下ポケットを作成したところ。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
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フラッシュをたかずに撮った写真。
世界中の形成外科医が集まる国際形成外科学会が

インドのニューデリーで行われる。

11月終わりの週から始まる。

11月30日に、私は、「小耳症の治療」について

1時間のマスターコースを行うように依頼されている。


と言うことは、少なくとも11月の半ばまでには、

その1時間分の写真を交えた説明のための英文原稿を作成しておかなければならない。


と言うことは、10月中には、どの写真を用いるかを

11月の10日までに、選択しておかなければならない。

この3年分の手術した資料を整理して新たな発展部分を含め、まとめ上げなければならない。


永田小耳症形成外科クリニックの診療や手術を済ませた後に

ようやく、これらの整理を行う時間が捻出される。

もう余り時間がない。


とにかく忙しい日々。



いつまでも若さを保って生きられると、

どんなにすばらしいことだろう。

日本人の平均寿命は、年々伸びてきた。

それとともに、年をとっても、

それを感じさせないような人たちが増えてきている。

代表格が、歌手、松田聖子だ。

今でも高校生の制服が、ぴったりと似合っているから不思議だ。

だから今でもファンは「聖子ちゃん!」と、ちゃん付けで呼ぶ。


そもそも、日本人は、ヨーロッパ人が見ると若く見えるようだ。

私は国際学会で講演した後で、

いつも海外の医師達との交流が果てしなく広がってきた。

耳を再建するための手術法に関する質問攻めに一通りあった後で

年齢を聞かれるたびに、私はどこの国でも年齢よりも若いと言って驚かれてきた。


体が酸化することで、細胞に傷がついて老化すると言われている。

酸化防止のためには、ビタミンEが必要だ。

しかも、その他を総合すると、毎日の総合ビタミン剤が欠かせないそうだ。

実は私は、もう、この20年以上も継続してビタミン剤を飲んでいる。
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耳垂残存型小耳症の術前。
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耳が存在すべき場所を赤線で示す。
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手術のデザインが完成したところ。
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新たに作成した3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁および皮下ポケットを作成したところ。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
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10月1日、耳垂残存型小耳症術前。
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耳があるべき場所を赤線で示す。
P1010365.jpg
手術のデザインが完成したところ。
P1010366.jpg
皮弁形成および皮下ポケットを作成した。
P1010368.jpg
作成した3次元肋軟骨フレーム。
P1010369.jpg
皮下ポケットに3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
本日は、小耳症の肋軟骨移植術だった。

園長先生が、学会出席のために、午後から出張となったので

手術写真の掲載は、明日になります。