永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

大晦日の夜。

今年の紅白歌合戦は、

1980年代の紅白歌合戦に比べれば、あまりにも、盛り上がりに欠ける。


かつては、多くの歌番組があり、アイドルが次々に出てきて激烈な競争があった。

その中で、勝ち残った歌手が紅白に出てきていたので

今思えば、熱気にあふれる紅白だった。

2万人もの中からオーディションで選ばれたようなアイドルがいたので、

歌手の芸のレベルも高かったし、美貌で個性的だった。

プロダクションも競争の時代だった。

作曲家もいろいろ育っていた。


最近は、歌番組もほとんどなくなり、活躍の場が無くなった。

結果として、歌手を育てるということが困難となってきたため、

新たな歌手の数そのものが減少して、

自作自演での歌手が増えたものの、

歌唱力や、その他の芸が不足している場合が多い。

ハードはブラウン管から、よく映る液晶テレビとなっているのに

ソフトでは、画面映りの良い美貌の歌手が、激減した寂しい時代となった。


昔のように、大ヒットが無く、

今年の総決算として、紅白にそれが現れている。


今年の紅白歌合戦の顔ぶれを見ると

古い歌手が、また古い曲を歌っているのが目立ち、

まるで、懐メロ歌合戦となっている。


新人歌手の選び方にも問題があり、年は若くても

なぜか、若さを感じず、美しくなく、動きも無く、かつ歌唱力も不足する歌手が目立った。

これでは、視聴率もダウンする。


不景気な時期にこそ、

新たな、個性を持つ歌手が新たに出て、

世の中を元気にしてほしいものだ。


新たな年には、もっと歌番組を増やして、

エンターテインメント力のある素質のある人を育て上げてほしい。

テレビ局は、歌手でも、新人を育てる新たな工夫が必要だ。



今日は、小耳症術後の患者さんを診察し

半年後の第2回目手術を予約して、1名、退院された。


本来は今日の外来はお休みのはずだが、

年末ぎりぎりに、局所麻酔の手術を行っていた患者さんを消毒しなければならず

2名、外来診察、消毒処置に、こられた。


その後に、入院中の小耳症の患者さん達の

包帯交換を行った。


うち、一名、移植した皮膚の生着が一部分、不良な患者さんがいて

緊急の植皮手術を、局所麻酔下に行った。


大晦日と言っても、何かと、仕事は結構ある。
いよいよ、大晦日

泣いても、笑っても今年最後の日となった。

永田小耳症形成外科クリニックでは、この1年間

小耳症手術に始まり、小耳症手術に終わった。

大晦日の本日が、退院日となった小耳症患者さんもいる。



不景気の風が吹き荒れているなかで、昨年と同じように

小耳症で入院中の患者さんたちと、来年を迎えることになる。













今日は、久々の

何もない休日。


何もすることがないのでブログを書くのも3つ目。


ぼーと、しています。

たいくつーーーーーーーーー。
占いを信じるわけではないが

なんとなく占いを言われると興味が。


当院には、占いに非常に詳しいアロマ姫がいる。

時々アロマ姫は、いろいろな占いをしてくれる。


それによれば私の運勢は、

今後良い方向に向かっているとの事。


なんとなくうれしくなる。


本当かどうかは来年を迎えなければわからないが、

良いといわれれば、気分も良くなる。


占いといっても、ホームページで調べるといろいろある。

12星座占い、手相占い、タロット占い、風水占い、など、


中でも手相占いは、面白い。

当たるかどうかは別としても、


私の手相は、

「さえぎるものが全く無くて、ロケットのようにまっすぐ天まで伸びている」

とのこと。

そういわれるとこれまた

気分が良い。


でも、

本当だろうか?


あなたは、どう思います?


気になる占いだ。
誰でも、いつも明るく出来たら良い。

私も、いつもそうでありたい。


明るく生きることは、体調にも良い結果をもたらす。

医学的にも、証明されている。


私は、今年一年どうだったのか?

振り返ると、今年の85パーセントは、非常に明るく生活できたと思う。

15パーセントは、落ち込んだ。


来年こそ、生まれ変わり、100パーセント明るく生きたい。





以前は終身雇用制度で、年功序列制度の給与体系により

若いときは、給料は安くても、年を取ると次第に給与が上昇していくということで

生涯を通じて、安定した生活を送ってきた日本社会。

バブル時期には、いつでもどこでも仕事が有り余るほどあったので、

会社に一生をささげるという働き方に窮屈さを感じた若者が

拘束される事を嫌い、自ら正社員とならず

お金が必要なときだけ、アルバイトで働こうという安易な「ニート」的風潮が生まれた。

引く手あまたで、会社としては、正社員より

短時間ならば、時給が割高なパート料金を払ってでも商売が成り立つ時代だった。

当時は、それで生活が十分に可能なほど、社会は潤っていた。


またどこにも所属して縛られることを嫌うニート的若者達は

自由な自分を満喫し、むしろ、正社員を、さげすむかのごとき発言まで行っていた。


このような風潮を巧みに利用して、

小泉改革時に、製造業分野にまで、安易に派遣社員制度を拡張した。


これまで長い時間をかけて労使交渉で労働者が勝ち取ってきていた正社員という

いわば、保障制度が、存在しているために、

一見すると別の働き方の選択肢が増えたように見えた。


派遣社員制度を、安易に大幅に拡大した結果、

景気が順調なときは、良かったが、


現在のように、景気が悪くなると、会社は、収支を改善するために

当然のごとく、まず派遣社員から切捨てを簡単に行うようになった。


会社にとっては、経済上、実に便利な制度である一方で、

解雇される人にとっては、

世界経済危機に陥った今日となっては

その後の仕事は、ほとんど見つからず、住居も追い出され、

路上生活を強いられる悲惨な状況に追い込まれるようになった。


これは、ある意味、戦後間もないルンペンが多かった時代への逆戻りの現象だ。

今では、安易な考えだったニート達も、逆に正社員希望の若者へ転換してきた。


しかし、ひとつの仕事を継続してこなかったニートたちが

突然、積み重ねの必要な専門的な仕事を出来るはずもなく、

戦力的に使い物とならない人に、経済不況の現在は

正社員の仕事は、無くなったのが現状だ。


やはり、小泉政権時代の政治改革による結果が引き起こした、ひずみ現象が、

経済危機となって、はじめて、大きく露呈した。


いろいろな雇い方が出来、またいろいろな働き方が出来るような

自由な生き方が出来る社会へと、変革すればするほど、

自由になった分、自己責任も、それだけ問われることとなり、

貧富の差は、取り返しがつかないほど、拡大したのだ。


適度な社会主義を取り入れた限度ある自由主義。

この比率が、再度、問われている。


すなわち、成功者から多くの税を徴収し、

弱者へ再配分する救済策が以前のように、ある程度必要だ。

かつては、成功者からの犠牲的なほど、多額の税金のおかげで

弱者が救われるほどの、成功者にとっては厳しすぎる累進課税制度だった。


このままでは成功者および成功会社が、税金の安い国へ逃げてしまうということで

累進課税を緩めてきていた。その代わり消費税の導入がなされたものの

まだまだ、ヨーロッパ諸国に比べて、消費税率は、低く抑えられすぎている。


自由とか、減税とかいう美しい言葉の響きに酔いしれていると、

国民は、時に、間違った政治選挙を行って、

成功者が報われるようにとの、自由への改革という一見美しい名目で、

新たな法案が通過しており、


気がつけば

ごく少数の勝者は、以前より報われるが、

変わりに、極端な多数の敗者が、

超貧困という悲惨な状況となった。


国民総中流という国家だった日本は

急激に、下流の下層人口を増加しており、

安全な社会基盤が崩れつつある。





イスラエルが、パレスチナ人の住むガザ地区を攻撃し

300人を超える死者が出ている。

バレスチナの、ミサイル攻撃に対する報復ということだ。

ガザ地区からは、報復のロケット弾がイスラエル南部に打ち込まれている。


ガザ地区は、反イスラエルの過激派であるハマスが支配する土地柄だ。

ハマスは、イスラム原理主義組織だ。


イスラム圏の国々は、当然ガザ地区を援助するし

アメリカは、基本的にイスラエルを支えて来た。


国連は、全ての攻撃をやめるように声明を出しているが

拘束力はなく、

この戦闘状態はますます悪化する可能性がある。


これまでも何度となくこの地の戦闘は繰り返されてきた。

何度となく、以前から

パレスチナ代表であった故アラファト議長とイスラエル首相との間を

アメリカが仲介して和平条約が繰り返されてきたが、

条約に調印したユダヤの首相暗殺が起きたりして

結局、この地域はいつまでたっても戦闘が耐えることがない。


アメリカに移住したユダヤ人の多くが

これまでアメリカの政治家や経済界や大学教授や、

世界最先端の医学ジャーナルや、科学ジャーナルの編集長という

要職を占めてきた。

すなわち、今あるアメリカの頭脳は、

ユダヤ人によって占められてきたといっても過言ではない。

特に、科学、医学ジャーナルが世界一流のジャーナルとなったために

世界中の科学者が、

世界最先端の研究論文を、それらのジャーナルへ投稿することとなった。


だから、アメリカに科学の最先端の集積が世界で最も多くなされるようになった。

当然、これら科学の最先端が、アメリカの軍事技術にも応用されて

アメリカの軍事力は最強となっている。

つまり、知識を世界から集めるシステムを作り上げたのが

ユダヤ人だった。

科学知識の集積が、いかに重要か、

ということを最もよく知るのはユダヤ人ということだ。


とにかく、アメリカ社会の中で、これまで

科学も経済も実質的に支配しているのはユダヤ人が圧倒的に多い。


だから、アメリカは、ユダヤに軍事支援を行っている。


しかし次期大統領は、アメリカ初の黒人の血が入った初の人物だ。

アフリカ北部の国は、イスラム教国家ばかりだ。

更に、中近東、南アジアまでイスラム圏は広い。


今度の政治も、変わってくる可能性がある。

その変革を、注意深くユダヤ社会がじっと見守っている。

経済危機と共に

一触即発の状態だ。


第2次世界大戦時に、ドイツのヒットラーからの弾圧に

ロシアへと命からがら脱出を図るユダヤ人達のため

当時の日本大使館長が、多くのユダヤ人へ、ビザ発行を直ちに行って

大勢のユダヤ人の命を助けた。

それらのユダヤ人たちは、ロシアから太平洋を渡り、

アメリカという新天地へと移住した人もいたし

新天国家のユダヤの地へと移住した人もいた。


そのような歴史もあり、日本人とユダヤ人とは、良好な関係を保っている。

が、ユダヤ人と敵対するイスラム圏の国から

石油を大量に輸入しているのも日本なのだ。


複雑な関係が入り組んでいるから、

今後の日本の立場は困難なのかもしれない。


日本では、それよりも、バブル経済時代は自殺者が2万人強出ていたが、

バブル崩壊後の失われた10年では、自殺者が3万人強となったまま推移している。

どうかすると、戦争犠牲者数以上に、働き盛りの年齢の自殺者が多いのだから

日本の中は、ある意味、経済状況との戦闘状態なのだ。


以前は交通事故死が1万人を超えていたが、

自動車が売れなくなり、石油代の高騰が今年前半に起き

車が減少したことで、今年の事故死は5000名と半減した。


せっかく事故死者数が半減した分の2倍もの自殺者の増加が起きている。

病んだ日本社会の状況だ。


どこかで主題とは少しずれてしまった。






今日も、また終わろうとしている。

静かな医局で

このキーボードの音だけが、カチカチとびびく。


明日への希望を探している。

あと1時間ちょっとで明日を迎えてしまう。


人間らしく生きていたい。


わずかでも

希望を捨てず

いつまでも、

変わらず。


待ちすぎて

たとえ、



冷たい石になった後でも

心、変わらず

いることを

示したい。


天空で、

いつかきっと

また

思い出してくれる。


真実だったことを。

気づいてくれる。


今日もまた、終わろうとしている。

今は、

明日への希望を探している。


ただじっと。

待つことしか出来ない。

明日への希望を








本日は、

小耳症第1回目手術後で、退院の患者さんが2名、

診察を済ませ、第2回目手術を半年後に予約して退院された。


今日の土曜日は、今年最後の外来日ということで

小耳症術前術後の患者さんが多く忙しい一日だった。


外来の隙間をぬって、病室の入院患者さんの包帯交換を行った。

病室の患者さんも、おちついている。

今年も、残りわずか4日を残すのみとなった。


みなさん、日本中の、遠隔地から来られたばかりの患者さんなので、

お帰りの際には、くれぐれも無理のないスケジュールで

事故にあわないよう気をつけてお帰りください。


来年の外来初日は、1月5日の月曜日、午後からの開始となります。


それまでの間、何か変わった事や、心配なことが、もし、おきた場合には、

私は、あいも変わらず、年がら年中クリニックの中に当直していますので

大晦日でも、正月でも、

遠慮なく電話連絡してください。



いつも夜遅くなると

テレビニュースを見ているが、


最近、音質の良いCDプレーヤーのプレゼントをいただいたものだから

CDを聞きながら休むつもりで


静かな医局の中、真新しいプレーヤーのスイッチをオン。


好きな曲ばかりを、自分で編集したもの。

カンツォーネ、クラシック、シャンソン、歌謡曲など

ただ自分の気に入った曲を

かき集めた自分だけ楽しむための編集曲CD。


最初は医局のベッドで

半分、寝転がりリラックスしながら

うとうとと、半睡眠状態で聞いていた。


世の中からひきこもり、

全てを忘れて

冬眠するつもりで・・・・・


しかし好きな曲ばかりすぎて

次第に

感動してくる。


パバロッチ アンド フレンズ。

河合奈保子の歌う「シェルブールの雨傘」。

と、脈絡もない。

関連性もない。


しかし好きな曲ばかり

松田聖子の「エンドレスラブ」。

次第に、盛り上がってくる。


そして、スペイン歌手、camela の曲が流れたとたん

感極まって

寝るどころではなくなった。


かきむしられるほどの、感情失禁だ。


次は、ララ、ファビアンの歌う「愛の賛歌」が流れている。

ますます、

胸を刺される。


眠れなくなった。


松田聖子の歌う「あなた」。

また、感動。


涙が・・・・

酒を飲めない私は、

お茶を飲みながら

好きな音楽に、泥酔する。


パンドラの箱を開けてしまった。











冬となっても、つい最近までは

比較的暖かな日々が続いてきた。


しかし、本日は、ついに本格的な、冬らしい寒さとなった。


寒くなると空気が重くなり、

夜ともなると、静まり返り

皆が帰った医局の中では

わずかな音まで鋭く響く。


冬眠するしかない私にとっては

ちょうど良い。


振り返れば今週も明日を残すのみ。


明日27日の土曜日は、

永田小耳症形成外科クリニックで、

今年最後となる外来日。


来年の外来日の始まりは1月5日の月曜日の午後からとなります。






P10003481.jpg
某大学病院で小耳症手術を行われたものの
3カ月おきに化膿を繰り返して、激痛を伴い、治らない状態を繰り返していた。
耳中央部に赤くなっている部分から膿が出で来る状態だった。

もともとは、狭いながらも外耳道が存在していた。
その細い外耳道を中途半端に切除し、耳を作ったので
奥に取り残した外耳道から出来る耳垢に、細菌感染を起こして
3カ月おきに激痛を伴い噴出してきて
患者さんは苦しんでいた。

またこの患者さんは、手術時が7歳児だったので手術時期が早すぎだった。

P10003531.jpg
穴から医学用のピオクタニンという色素を入れて
膿がたまっている部分の空洞の内側を染色して
耳の中央部から切開し、その原因となっている空洞部分を全て摘出した。
P10003521.jpg
この症例においては、化膿を何回も繰り返してきたために
移植した肋軟骨フレームのワイヤー部分にまで化膿が及ぶことになり
ワイヤーごと肋軟骨を摘出しなければいけない状態となっていた。
P10003551.jpg
縫合した状態。
化膿を再発しなくなる状態になったことを一年間以上確認してから
10才を超えてなおかつ胸囲が60センチを超えた段階で
耳の再建手術を、やり直す予定である。

DSC05709.jpg
某大学病院で手術されたものの
耳の中央部には、色の異なる皮膚が、移植されている。
耳の後ろにも、色の違う皮膚が、移植されて禿みたいになっている。
耳は立ってない。
DSC05710.jpg
耳があるべき場所を赤マジックで示す。
DSC05711.jpg
術前のデザイン
DSC05712.jpg
上が、移植されていた肋軟骨フレーム。
下が新たに作成した3次元肋軟骨フレーム。
全く形が異なる点に注意。
DSC05713.jpg
耳たぶの後ろから良い色の生きた皮膚を確保する。
DSC05714.jpg
耳の真ん中の色の異なる皮膚は切除した。
DSC05715.jpg
耳たぶの後ろの皮膚を耳の真ん中に移動したところ。
DSC05717.jpg
3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
P10003421.jpg
そして本日の12月25日耳立て手術の日を迎えた。
P10003431.jpg
耳の後ろに移植されていた色の異なる皮膚は今回全て切除する。
P10003441.jpg
耳の後ろから耳を支えて本当に立てるために、肋軟骨ブロックを作成した。
頭から、血管膜を起こしたところ。
P10003461.jpg
手術直後、耳が立っている。
耳の前においてあるのは、切除した色の異なる皮膚。
P10003471.jpg
肋軟骨ブロックで耳を後ろから支えて立て
血管膜で耳の後ろをカバーし、その上に頭から採取した薄い皮膚を移植した。
入院中に腫れは、早めに引く。
DSC05649.jpg
6月3日術前。
DSC05650.jpg
耳があるべき場所を赤で示している。
耳のあるべき場所に髪の毛が生えている、ローヘアーラインの症例。
髪の毛が生えない耳を作るために特殊な手術となる。
DSC05651.jpg
術前のデザイン。
DSC05652.jpg
作成した3次元肋軟骨フレーム。
DSC05654.jpg
髪の毛の生えている部分から薄い皮膚を採取したあと、
耳のあるべき部分の毛根部を切除した。
頭から生きた血管膜を起こした。
DSC05655.jpg
毛根部を切除した所へ3次元肋軟骨フレームを移植した。
DSC05656.jpg
血管膜で肋軟骨フレームをカバーして生かす。
DSC05657.jpg
血管膜の上に、頭から採取していた薄い皮膚を移植する。
P10003361.jpg
そして半年後の12月19日の耳立て手術の日を迎えた。
髪の毛の生えない耳が出来ている。
耳立て手術のデザイン。
P10003371.jpg
頭からあらかじめ薄い皮膚を採取。
頭から前回と同じ傷を切開して、2枚目の血管膜を起こした。
耳の後ろに支えて耳を立てるために肋軟骨ブロックを作成した。
P10003391.jpg
手術終了時、耳が立っている。
耳の形は

体表の器官の中で最も複雑な形をしています。

だからこそ、耳を再建する手術は、本当に困難なのです。


耳を作るための論文は、

世界で科学として認められていた医学ジャーナルに記載されていたものだけでも、

400以上も存在していました。

私が1980年代に大学病院で修行を開始した頃の話です。


当時その数多くの論文の中で、アメリカ人医師のタンザーと言う人が

1959年に、アメリカ形成外科学会誌に、耳の再建手術法を報告したことが画期的で

当時の耳としては世界最先端の結果を出していました。

自分の体の肋軟骨を3本採取して

それをワイヤーで組み合わせて、耳らしき形を作り

皮膚の下へ移植して、6回の手術をして耳を再建すると言うものでした。

これが世界中の方法となっていたのです。


当時は、この手術法を、オーストラリアの病院へ留学して

アメリカのタンザー本人ではなく、

オーストラリア人医師が、タンザーから学んだ医師に、間接的に学んでこられた

東京大学の福田修教授が日本へ持ち込まれて手術を行っていました。

当時、耳再建手術は、保険が利かない手術でした。


それでもなお、本当の耳は世界中で、作れませんでした。

すなわち、耳の形とは程遠い形しか、作れる方法がありませんでした。


患者さんは、当時は耳を作った後でも

髪の毛で隠していました。


すなわち、髪の毛で隠さなければならないほど

の程度の耳しか作れる方法がありませんでした。


当時は、そもそも、小耳症は、皮膚の表面積が不足しているので

たとえ本物のように耳の形を肋軟骨を用いて作ったとしても

その全てを、血の通った生きた皮膚でカバーすることが出来ないので

結局全ての移植肋軟骨を生かすことが出来ず

中途半端な部分しか覆えないので、、他を省略せざるを得ないのだ。

だから完全な耳を作ることは不可能なことだ。

と言われていました。


当時の福田教授は、

耳の再建術を1500件以上も経験されていました。

日本の形成外科のテキストにもこの方法が書かれていましたので

程なくこのタンザーの方法が保険適応されることとなりました。


若かった私は、このような不完全な耳ではなく、

耳の細部構造の全てが、再建可能に出来るようにしたいと

耳つくりの進歩の仕事に科学者として一生をかけて見ようと思いました。


それを、当時の医局の仲間に話したところ、

仲間のある医師から言われました。


「福田教授が1500件もの耳を作った結果が今の状態であるから、

研究は、やりつくした後だ。

だから、それ以上のレベルの耳つくりは、不可能だ。

そんなことをやっていても、論文にならない。

だから、今からの形成外科医は、耳つくりなんかやっていても

科学者には、なれないよ。

今の時代に耳つくりを専門にしても無駄なことだ。

ましてや日本中の小耳症患者数は

たった100名程度しかいないのだ。

医師として食べてもいけないよ」と。


このブログにも何回か紹介したように

それから30年の間、

私は、国内の他の形成外科医から何といわれようとも

耳つくりに没頭し続けました。


そして、1992年、1993年にかけて

耳つくりの新たな手術法の開発過程をアメリカ形成外科学会誌に投稿し、

掲載されました。

当時、あのタンザー医師より「おめでとう」と言う手紙を受け取りました。


その後で、次第に、かつて

タンザー法で作られてきた不完全な耳の患者さんであっても

完全な耳に作り直しができるように研究を進めてきました。


この方法が進歩したことで、

当時不可能とされていた無耳症や、ローヘアーラインの症例の患者さんへも

応用できることとなったのです。


今では、アメリカ形成外科学会に、耳つくりの方法を依頼されて教えにいくことになり

アメリカの形成外科医の学ぶ教科書にも小耳症の耳再建術を

私が執筆しています。


欧米各国での形成外科専門医師のテスト問題にも

「次のうち「永田法」の正しいものを選べ。」

と言う問題としても、出題されるようになりました。


ここまで来るためには、実はあらゆる壁が立ち塞がっていました。

人には言えない、驚くようなことで、あらゆる苦労の連続でした。


その壁を30年かけて一つ一つ突き破ってきました。

そして今後も解決していかなければならない問題が、まだまだ多くあります。

あまりにも壁が厚すぎて、この道を断念しようと何度となく考えたこともあります。

もっとイージーに生きていく選択肢は多くあります。


ただ、耳の再建術の進歩のために58歳の今までやって来れたのは

多くの患者さんから望まれていることと、

手術後の患者さんが

本当に喜ぶ姿を見れたからにほかなりません。

ありがとうございます。


タンザー医師も、福田教授も、ブレント医師も

70歳を超えても、耳つくりの手術を行っていました。


私も、

もっとがんばらなければ、と思っているところです。







いまや、世界恐慌の中で

経済が破綻してしまった国も出てきている。


その中で、日に日に日本も輸出が減少し

大苦戦となっている。


昨年まで黒字だった貿易収支が

ついに、来年は巨額の赤字になるかもしれない。

このようなことは、日本が経験したことのない状態だ。


少なくとも今年の前半期までは、通常の状態だったので、

下半期の急速な悪化に陥ったトヨタをはじめとする巨大赤字企業が

今期の税収を減らすので騒いでいるが、


税収の減少は、

むしろ、今期よりも来期の方が、

年間を通じた結果となるために更に悪化する事が予測される。


今回の国の借金は国家予算の30パーセント以上となっていて、

これだけでも恐ろしいのだが、



来期の国家予算編成では、あまりにも税収が減少するはずなので、

下手をすると50パーセントを上回る部分が

借金しないと補えなくなる可能性すら出てきた。


50パーセントを超える額を、もしも赤字国債発行でまかなおうとしても

それは不可能となる。


なぜなら、国債そのものが信用などなくなるからだ。

誰も、信用をなくした国債を買わなくなる。


では、どうしたらよいのだろうか?

景気が悪いから、消費税引き上げが出来ないと言っていて

解決が出来るような問題なのだろうか?


来年いっぱいは、世界経済は、現状のままと言う予想より

更に悪化すると言う予想が多いのだ。


国家財政が組めないと言うときは国家が破綻することになる。


その後は、

国連のIMF基金から借金することが出来るのだろうか?

あまりにも多額すぎて、おそらく不可能だろう。


もし、借金できたとしても、

IMF側から、必ず超緊縮財政を求められることになるから、


国民生活は、最低状態の福祉すら期待できなくなる。

医療従事者の私としては心配だ。


今ですら大都会ですら医療崩壊が起き、

年金不払い問題が今後の支出を大幅に増大させる。

今期国家予算を、何とか姑息な手段で乗り切ったとしても、

問題は、来期なのだ。

考えなくてもあまりの深刻さに、ぎょっとする。


超緊縮財政となれば

餓死者すら出すような状態となる可能性すら否定できなくなる。


本当に心配なのは来年の後なのだ。


早くアメリカ経済が回復してほしいものだが

かなり困難だ。


日本が経験したバブル崩壊ですら回復までに

失われた10年がかかっている。

その当時は、日本の貿易収支は、まだ黒字だった。


今回のアメリカは、それどころではないから

解決に時間がかかりそうだ。


そう考えると、来期の日本経済の崩壊を食い止めるための

解決策は、あるのだろうか?


一時石油高騰で、潤っていたロシアでも

車輸入の関税引き上げをはじめると言うことで、保護主義的になってきた。

このような保護主義となることが最も危険なことになる。

かつての大恐慌時も、

各国の保護主義化が結局最悪な世界大戦という結果を引き起こしたので、

各国が決して保護主義とならないように国連でも言っていたばかりだった。


今や、ロシアも急速な経済悪化となっている。

失業者数は500万人に上っている。


中国でも。金利引下げを頻繁に行っているが、

経済状態の急速な悪化を防げるはずもない。


そのほかの新興国は、もっと基本生活での悲惨な状態となっている。

しかし、アジアの新興国は、今や、核兵器を持っている。

インド、アフガニスタン、中国、北朝鮮などだ。

独裁国家であればなおさら怖い。

日本には核がない。

アメリカの核の傘下で守れるわけがない。

アメリカそのものが経済危機なのだ。


今後、世界平和を維持したままの解決策は?

誰か教えてほしい。


クリスマスイブなのに、サンタが来ない。

世の中、歴史を振り返っても、正義ばかりが通らないから不思議だ。


経済崩壊は、病院倒産を引き起こす。

すると病人は死亡する。


経済崩壊は、平和をも崩壊させる。

すると、健康な人も死亡する。



どんな、テレビニュースを見ても、

世界的に深刻な経済危機問題ばかり、


不景気風が吹き荒れる中で

今年もクリスマスイブとなった。


明日のクリスマスの日にも、

永田小耳症形成外科クリニックでは、

小耳症の、耳立て手術が予定されている。


だから、患者さんは、

イブの本日、入院される。


また、顔面レックリングハウゼン氏病で手術されていた患者さんが

見違えるようにきれいになって退院される。


昨日は、天皇誕生日で

日本中が休日だった。

本来は、火曜日も手術日なのだが、

久々に当院でもお休み。

一日中、ドロドロと睡眠を取ってしまった。


昨年のこの時期のブログを見てみたら

やはり、小耳症手術を行っていた。

いろいろなことが走馬灯の様に思い出された。


可憐な花に、心打たれる。

そよ風にゆらぎ、

太陽に

きらきら輝くファンタジー。


蜜を求め

蝶が舞い降りてくるファンタジー。


美しい花に、はっと、心打たれる。


すぐそばを、車が走り去る。

天使の目にも、可憐な花が留まる。


ハイウエーイの下の道路のそばに咲いていたファンタジー。一輪の花。

反射した朝露のダイヤモンドと共に、気づかされた可憐な花。


輝く花を残像に残しながら

ハイウエーイの下を

走っている。


そんな君こそ美しい天使。

可憐な花。







日本全国、市民病院などの自治体病院の数は、

数年前には、1万近く存在していた。

それが現在は、8853件となっている。


地方自治体が所有する病院数が

この数年で88パーセントの数に減少している。


原因は、地方自治体病院の赤字補填を

自治体が行えなくなるほどの額になっているからだ。


この赤字の原因はいくつかあるが、最も重要なのは、

国の政策により、度重なる診療報酬の値下げが行われたため、

病院の収益が減少している事が、まず大きい。


これが、行き過ぎた値下げとなっている。

どこまでの値下げとなったのかというと


例を挙げれば、、点滴を行うと、点滴に要する器具代のほうが

国が病院に払ってくれる点滴代金よりも高くかかる。

だから点滴するたびに病院は赤字を生む。


手術をするとき、皮膚腫瘍を切除する。

同じ視野に、2個の腫瘍があれば、良心的な医師は2個とも切除する。

しかし国は同一視野の手術なら、2個切除しても1個分の費用しか払ってくれない。

縫合するために仕入れた針糸代も、

菌の進入を防ぐために使用する滅菌した布代や、術者が着る術衣代や、手袋代も

国は払ってくれない。


だから、皮膚の良性腫瘍を切除する手術は、

腫瘍が小さいほど赤字となる。

入院中の消毒は、国は払ってくれないので、きちんとやればやるほど赤字となる。


ガーゼ代も払ってくれないので、ガーゼを使うほど赤字となる。

初めて病院へかかる患者さんの初診を見るだけでは、

カルテ代と同じか受付の人件費を差し引けば赤字だ。

あまりにも低すぎる診療報酬だ。


誰が進んで赤字となる仕事をするだろうか?

これを決めたのは、医療現場をほとんど知らない官僚なのだ。


次に、国の政策により、

新臨床研修医制度なるものが出来たために

新卒の医師が、地方大学病院に残らなくなり

都会の病院へと集中するようになったことで

大学の医局制度が崩れてしまい、


大学医局から半ば強制的に

地方病院へと派遣されていた医師によって成り立っていた

地方公立病院への派遣医師が極端に減少したばかりか

地方大学病院本体での医師数自体が減少したために、

今まで地方病院へと派遣していた医師をも、

大学病院へ、引きもどさざるを得なくなってしまった。


国の方針転換により

大学は、大学院大学とその他の大学に分類された。

すなわち、大学病院は、

経済的に自立することを強要される様な独立採算となった。

売り上げの少ない科は、医師の人員削減を行われるようになった。

病院の売り上げは、

国が決める保険点数だが、それが毎年削減されてきたのだから、

売り上げが落ちるのは当たり前だ。

つまり、収益を生まない研究部門は、削減されるようになった。


都会の大学病院では、医師が集まってくるので、売り上げは伸びたが、

地方公立病院が行ってきた疾患程度の診療の肩代わりで、手一杯となりさがった。

つまり、本来は、地方公立病院などでは、治療困難な疾患を、

大学病院で科学的研究により

新たな、治療法を発見していく、という大学の最重要だった研究部門が

売り上げ第一主義と変えられたために、切り捨てられ、

医学の発展という最も重要な学問が消失した。


地方大学病院本体は、言わずと知れて深刻な人手不足となり、

アルバイトの医師に麻酔をかけてもらっている有様となっている所すら出てきた。


地方大学病院では、収益が落ち、学問は全くなくなり、

地方公立病院と同レベルか、下手をすると

それ以下の医学レベルにまで、落ちてしまっている。

さらに、地方公立病院へ医師を回す余力がないばかりか

大学自体が経営上、存亡の危機となっている。


土地などを担保として資産資金を、投資にまわして運営していた大学は

一時的に最初は黒字を出してきたが、

今回の経済危機で、投資した資金が目減りして

大赤字となり

危機的状態となっている。



地方公立病院から

大量に医師がいなくなってしまったことで

ますます公立病院経営は困難となった。


国はこれらに対して、同様な機能を持つ近隣同士の公立病院統廃合を進めてきた。

しかし、統廃合が進みすぎて、

妊婦は、あまりにも遠隔地まで行かないと、出産できなくなった。

老人は、足が悪くなっても、遠隔地の病院まで通わなければならなくなった。

救急疾患は、距離が遠くなればなるほど、治す条件は悪くなる。


地方公立病院から大量な医師が、大学病院へと引き上げられ

残った医師には、非人間的な過酷な労働がシワヨセとなり、

過労死問題が起きても、勤務医の給料は上がる事もなく

過労でミスを犯す危険性が増してくる、

医療ミスでなくても、患者さんが死亡すると、

遺族は訴訟を起こし、刑事事件となり、

何でも裁判となる社会的傾向が出てきたために

過酷な労働を行って、患者さんを助けても、

感謝されることもなく、文句ばかり多い社会となって、

やりがいを感じることがなくなった医師は、

自分で自分の身を守らざるを得なくなった。


医師が現状の労働状況の過酷さを訴えても、

医師は患者をどんな時でも診察して当然とばかりに

国は全く動かなかったため、

心身ともに体力の限界となり、

医師の多くが無言のまま、自分が死なないように、やむなく、

そんな過酷な地方の医療現場を去っていった。


これが、まず根底の、「医師の立ち去り型医療崩壊」へとつながった。


自治体病院の75パーセントが

毎年地方自治体から、巨額の補助金をもらっているのにもかかわらず、

その補助金を加えても、赤字となっている。


この補助金の累積赤字は、

日本全国で、この数年間で4倍の

2000億円以上に膨らんでいる。


政府が医療費の自然増の額を、

毎年毎年2200億円も削る政策を行ったための結果として

その削減額を、地方自治体に赤字補填として押し付けた格好だ。


このため、今までさえ、

銚子市民病院をはじめとした市民病院の閉鎖や、

民間移譲,産科、小児科、各診療科の閉鎖、

それに伴う病棟閉鎖、など

地方病院縮小崩壊が相次いで起きて来た。

国会論議で、

銚子市民病院閉鎖問題を質問された麻生総理大臣は

「そんなこと知らない」と答えた。

医療崩壊の諸問題に対する認識のなさが露見した瞬間だった。


更に今回の100年に一度の経済危機により

国、地方とも、最も頼りにしていた輸出産業が赤字となるために、

国および地方税収は、激減することになる。


更にこれら巨大企業が倒産すれば

負のスパイラルに乗ってしまい

日本沈没状態となりかねない。


国は恒久財源無しに、

姑息的な単年度の巨額の国債発行や、

郵便貯金の財政投融資のお金などを使って

来年度の巨額な赤字予算を組もうとしているが、

国債も巨額となり、信用度をなくしていけば、国民は国債を買わなくなる。

国債を買っても国が傾けば、返済不可能となる危険性があるからだ。

郵便貯金だって、国民に全額返せといったら、全く返せない状態だ。


郵便貯金は、財政投融資資金と名を変えて、

国が投資を行う資金に使っている。

国民年金資金と共に

アメリカのヘッジファンドへ投資して、失敗し、すってんてんになったこともあるし、

本州と四国をつなぐの巨大な大橋を立てる資金として使われたが

利用が予測よりはるかに少なくて、その資金は回収できないばかりか

大赤字となっている。

ぞーっと、することばかりだ。


ましてや老人にこれまで、年金も、まともに払っていなかったことが発覚し

今後その支払いが、半端な額ではなくなる。


少なくとも、5年前から、恒久財源である消費税の引き上げを行っておくべきだった。


そうしておけば、医療煮の伸びの削減も、しなくて済んだし、

医療崩壊も起きなかった。

財政再建も、進んでいたはずだから、

世界経済恐慌を乗り切る余力が、もっと残っていたはずだ。


今後の経済動向が、更に極端に悪化すると、

来年度は、国、地方とも、破綻する恐れがある。


そうなれば、確実に、国全体の医療も崩壊する。



伝染病の蔓延をひきおこし、救急医療は崩壊し

都会の多くの医師も、看護師も、

病院崩壊となれば、活躍の場をなくしてしまう。


今までは助けられた病気でも、助からなくなる。

大量の死者を出して、健康を失った日本人が労働できなくなる。

労働できなくなれば、税収は激減するばかりか、

税金を使う側に回ってしまわざるを得なくなる。


選挙向けに、

お金のバラまきばかりを宣伝している自民公明による政府は、

前述のごとく、

改革するたびに、

改悪の結果を招いてきた。


そして、また、自公は、繰り返し改悪を行おうとしている。


医療崩壊の原因を作ったのは、他でもない国の責任だ。

国とは、小泉改革を行った自民公明からなる政権だ。


自公が「2200億円毎年の医療費の伸びの削減」と

「新臨床研修医制度」とを、

決定したことが原因だ。


これを、いまさら、知らなかったとは言わせない。

決定した当時のメンバーのまま、解散していないからだ。


元の小泉首相は、次回選挙には政治家として立候補しない、と言って逃げ切った。

逃げ足だけは速い。


車が売れなくなったこの時代に

福田政権のときに決まっていたはずの

「道路財源の一般化」すら骨抜きとなった。


道路を作っても今は、車が売れない時代なのだ。


道路族議員は、次の選挙で、大量落選するはずだ。


道路族議員は、車社会での巨額な車産業の利益から

支援を受けていたが、


その車会社が赤字となれば、

道路族にお金を出せなくなるから

政治資金にすら事欠くことになり、

道路族は、自然消滅するという事もありうる。

その方が国のためだ。


そもそもアメリカでは、医療費の方が道路建設費より多いが、

日本ではその比率が全く逆転しているのだ。


国民総生産における医療費の割合も

アメリカの15パーセントに対し、

日本では8パーセントしかない。


国のせいで、救急車のたらいまわしがおきて

犠牲者が東京都ですら急増している。


脳出血を伴う妊婦の患者さんが、

都内で7つの大学を含む大病院で救急車のたらいまわしとなり

結局、都立墨東病院で死亡した。


これに対して、医療の素人である国際政治学者上がりの厚生大臣は、

前述のあらゆる本質の、何も理解していなかったために、

「都の、システムが悪いためだ。」と、都を非難した。

一国の厚生労働大臣が、とんでもない認識不足だ。


これに対して石原都知事は

「医療崩壊を引き起こしたのは、国の政策が原因だ。」と述べた。

正に、そのとおりである。


ついに、医師が最も集まっているはずの

東京都ですら、医療崩壊が起きているということだ。


医療費の伸びを毎年2200億円削減してきた結果

病院をつぶしすぎたのは、

他でもない、小泉改革の時、決定付けられたのだ。

これを、自民、公明の、与党が当時決定した結果なのだ。

その自民公明が、いまさら抜本改革と言ってみても

誰も信用しないから、麻生支持率は20パーセントすら切ってしまった。


総理大臣も、厚生労働大臣も、

医療崩壊を引き起こす原因を

自ら作ったということすら、全くもって理解していなかったのだ。

それどころか、

日本中の医療崩壊がとっくに始まっていた認識すらもなかったのだから、

政治不作といわれても仕方ない。

医療の素人に、解決策など見出せるわけがない。


かと言って、民主党がしっかりしているわけでもないから困るのだ。

民主党議員は元をただせば、自民党だった議員が大半だ。



アメリカのように道路財源は8%に、医療費を15パーセントにすればよい。

今後、当分の間、世界的に自動車は売れない。


抜本的恒久的に成り立つシステムを新たに作るためにも

解散総選挙をやるべき時だ。


総理大臣選挙も国民の直接選挙と改めるべき時だ。


天皇も、女性であってもなる事ができるようにすべきだ。

男だけが天皇になれるなどと言っていては、一流国家とはいえまい。

エリザベス女王がいるイギリス人から見れば、男尊女卑の遅れた国と見えるだろう。


消費税が、何故、ヨーロッパで日本よりはるかに高いか、

考えなくても、わかることだ。


もちろん、医療や年金の福祉に多額の費用が必要だからだ。

ヨーロッパへ出かけて物を買った人なら知っている。


日本人は、いまや、世界中のことを知っているのだ。

政治家が考える選挙用の

大盤振る舞いが無駄だということも知っているのだ。


無駄を選挙用に決めた政党は、国民から見放されるということに

いまだ気がついていない。

かといって、民主党はぼやぼやせずに、もっと世界常識を勉強しておくべきだ。


いろいろと世界に通用しないことを、いまだに行っていては

日本の将来が見えてこない。


あまりにも、あきれ返るほど、

医療に関する常識や知識に乏しい政治家が

医療崩壊を引き起こした。

簡単にするつもりだったが、

次々と、あきれ返ることが多すぎるために

こんなに長々とした文章になってしまった。


最後まで、読んでいただいた方々には

感謝いたします。




春も、

夏も、

秋も、

冬になっても、


そして、また、

春も、

夏も、

秋も、

また

冬になっても、


激しい

情熱は、

今も

変わらず

燃えている。


奇跡が

起きる時を

ひたすら

ただ、

じっと。


ぼろぼろに

疲れていても

心は

いまだ

燃え続ける。


尽きることなき

夢。

果てしなき

夢。


化石となっても

心の奥に

しっかり

燃え続け

生きている。


心の

真実は、

決して

誰も

曲げる事を

出来るはずが

ない。


真実は

必ず

再び

わかってもらえる

時が

来る。


人の心が

わずかでも、

残っているならば、、、、、


わかってもらえる

時が

きっと、

また

やって来る。


希望を

捨てず

今も

燃えている。




よみがえる

時を。


たとえ

今は

わかってもらえなくても


かならず、

真実が

伝わる

時が

来る。


なぜなら

真実だから。







本日は、退院の患者さんが1名。

土曜日は外来日。

その後は、外来診察を、午前午後とも行った。


小耳症新患の患者さんが午前中1名。

経過観察中の患者さんがいつもより多く来院された。


午後からの診察では、小耳症新患の患者さんが2名。

説明に時間を要した。

更にまた、経過観察中の患者さんが多く来られて

外来が終了したのがほぼ4時半。


それから病室入院中の患者さんの包帯交換を行って、

終了したのが夕方6時半。


土曜日といえども、昼食時間20分とったのみで、

朝の9時から、夕方の6時半まで、仕事が休みなく続いた。

本日は、

半年以上前にローへアーラインの小耳症に対する

第1回目の肋軟骨移植手術を行っていた症例の

第2回目手術、すなわち耳立て手術だった。

一人手術だったので、手術時間は、7時間55分。

麻酔時間は、9時間40分だった。


本日は、園長先生が、大阪出張のため不在だったので、

手術中の写真掲載は、来週火曜日となります。


今週も明日の外来日を残すのみとなった。

P10003251.jpg
本日の小耳症術前。
小耳甲介型小耳症。
P10003261.jpg
耳が存在すべき場所を赤で示す。
P10003271.jpg
手術デザイン。
P10003281.jpg
作成した3次肋軟骨フレーム。
P10003291.jpg
皮弁形成および皮下ポケット作成。
P10003311.jpg
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットの下に移植した。
社会保険庁のミスで無年金のまま

80代となり、寝たきり老人となっている

おばあさんが、テレビで放映されていた。



なんと30年以上で

総額3500万円以上が支払われていなかった。


社会保険庁はミスを認めたが、

発覚してから更に半年経過しても一銭も支払われていない。


国民が年金積立金を滞納すると14.6パーセントの利子がつき

後で遅れて支払う場合はその分余分に国に払わなければならない。


しかし国のミスの場合は、

このような法律がないからという理由で

遅れた期間分の利子は、つかないという。


年金をもらえなかったおばあさんは、

70歳代の倒れるまで、働きづくめだった。


他にも、このような事例が発覚しているが、

年金が出たときは死亡していた場合もあるとの事だ。


全く、あまりにも、ひどい話だ。


ミスがわかった場合は、直ちに支払うなどの

もっと血の通った支払いが行われるようになってほしいものだ。

日本全国からメールや電話が日々入ってくる。

「何県在住です。

小耳症手術を、どこそこの誰先生に受けたのですが、

思わしくないことになってしまいました。

見ていただきたいのですが。」と。


「またか」という思いで、

「お待ちしています。」


と答える。


程なくして、患者さんが来院すると、

画像を用いて、説明時間は2時間にも及ぶ。


結局、作り直し手術予定日を決めてお帰りになる。


このブログですでに、何回も何回も手術のたびに

小耳症の作り直し手術を、術前、術中、術直後などの写真を示して

紹介してきている。


それでもなお、同じことが、きりがないほど、

繰り返し繰り返し起きている。


あきれかえるほど

繰り返されている。


なぜ?






人はある瞬間

美を、はなつ時がある。


どんな、わずかな動きや、時や、声や、

いろいろの瞬間にその輝きを放つ。


いや、

その人自身は、特に意識してはいなくて、自然に振舞っていても、


見ている人が、

その人の、そのなにげない瞬間に感動してしまうことがある。


その輝く瞬間が頭に残ると、

その人に対する印象が全く変わってしまう。


とてもその人が

特別に感じられてくるから不思議だ。


何気ない瞬間も、

常にその人を見ている。


脳裏に焼きついた、その、きらめく瞬間が

何度も何度も

繰り返し

映像として輝いている。


すばらしい瞬間の記憶は増幅されて

永遠化され、

心に残る。


その瞬間を追い求めて

じっと見つめる。

本日は、小耳症退院の患者さんが2名

診察をすませ退院となった。


変わりに明日の小耳症の手術予定の患者さんが入院された。

あさっての小耳症手術予定の患者さんが明日入院予定となっている。


入院中の小耳症患者さんの包帯交換を行ったら

軽く2時間近くかかり、お昼となった。


午後からは、外来。

スタール耳術後の患者さんや

小耳症の術後の患者さんの診察を行った。

その後、鼻の手術を他院で受けたが、不幸な結果となった患者さん、

小耳症の初診の患者さんの説明に時間を要して気がつけば

とっぷりと夕暮れで、外は暗くなっている。

毎日食事をして、新たな栄養素を吸収している。

毎日排泄をして、体の老廃物を捨てている。


体の栄養素を、元素のレベルまで細かいレベルで、追ってみると

吸収と排泄により

あらゆる元素が毎日少しずつ入れ替わっている。


体の中にはいろいろな元素が存在している。

最も長くかかって入れ替わるのが

骨の元素であるカルシウムといわれている。


骨のカルシウムは、少しずつ毎日融けて尿中に流れて排出されている。

逆に、毎日摂取する食事の中から、カルシウムが体内に吸収されている。


このようにして、今体を構成している全ての元素が

入れ替わっていく。


そして、その入れ替わりが最も長くかかる元素がカルシウムである。

これが全て入れ替わってしまうのには10年かかる。


つまり、10年前の自分と、今の自分と、10年後の自分とは

元素に注目すれば、全てが入れ替わっており、l

全く別人なのだ。


「10年一昔」ということわざがある、が、よく言ったものだ。

この10年間に、全ての元素が入れ替わってしまっているのだ。


そんなふうに、元素が全て入れ替わった時

物体としては、別人になっているはずではあるが、

30年前の記憶が残っているのは、

元素が何回入れ替わろうが、

脳細胞のシナップス回路で形作られた記憶の信号が残っているからだ。


100歳の人は、元素が10回も入れ替わっている。

物理学的には10人の別人となった経験をしているが、

記憶は連続する一人の本人なのだ。


こう考えるとちょっと不思議。


あなたは何回入れ替わっているのでしょうか?



P10003181.jpg
耳垂残存型小耳症の術前。
Lobule type microtia.
P10003191.jpg
耳があるべき場所を赤で示す。
Normal anatomical position of the auricle in red.
P10003201.jpg
術前手術デザインの完成。
Design and incision line.
P10003211.jpg
作成した3次元肋軟骨フレーム。
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame.
P10003221.jpg
皮弁形成および皮下ポケットを作成した状態。
Skin flaps foamed and skin pocket created.
P10003231.jpg
皮下ポケットの下に3次元肋軟骨フレームを移植した状態。
3-dimensional costal cactilage frame was grafted
under the skin pocket.