永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

産婦人科学会の幹部が、

厚生労働省の大臣と会い、

産婦人科医の過酷な労働時間を訴えた。


携帯電話を持つ時間を含めた拘束時間が1ヶ月に

平均300時間以上となるとのことだ。


300時間と言えば12日半と言うことになる。


「ほーーーーーっ。」


永田小耳症形成外科クリニックでの

私の拘束時間は、1ヶ月に

720時間以上だ。

と言うことは、1ヶ月に30日以上だ。


「驚いてくれ”。

厚生労働大臣よ。」

ある日のクリニック・・・・・

Hちゃん:「看護婦さん、嵐好きなんでしょ~~、あげる
これ↓↓です
CAZBJOCZ.jpg

嵐の雑誌の切り抜きです



私:「きゃ~~、くれるの??ちょうだい、ちょうだい
                   うれし~~、ありがとう

おいおい、私は小学生か・・・

そして、昨日もHちゃんから
Hちゃん:「これも切り取ってあげるよ~~」
雑誌Myojoの切り抜きをくれると・・・
大興奮の私を目の前にして、切り抜き始めたHちゃん・・・

Hちゃん:「看護婦さん、大変・・・松潤がビリビリになちゃったよ~~
私:「え、えっ~~~、しかも一番かっこよく写ってる松潤じゃないのぉ~~
がっくりな私を見て、大喜びのHちゃん・・・

でも、他のページの嵐ちゃんはきれいに切ってくれました

ニコッ

完全に小学生と同レベルで話してる私・・・・
このブログのおかげで嵐ファンということがバレバレで・・・
入院中のお母様方からも、「嵐好きなんですね・・・」と、笑われ・・・・・・

私、こんな大人でいいのか??
でも・・・幸せだわ

防衛医科大学病院において、

不採算部門である「産婦人科、小児科、救急部を縮小する」

ということが議論されていると言うニュース報道があった。


すなわち、この3科は、赤字なので、大学としてはこれらの部門をやめたいと言うのだ。

小泉改革により、国立大学病院は、独立採算制になるからだ。


独立採算制ということは、経済的に自立しろと言うことだから

赤字部門は、なくさなければならなくなる。


東京大学病院を含む都内有名7病院で

救急車たらいまわしの挙句

脳出血を伴う妊婦が死亡した問題で

都立墨東病院をはじめとした

東京都心部での救急医療が崩壊していると

騒がれている中でいみじくも、

関東の、大学病院のひとつである防衛医科大学で

産婦人科、小児科、救急部を縮小と言う話だ。


赤字になるほど、

国の医療保険は

安すぎるので

病院としては、経済的に独立しろといわれると

閉鎖せざるを得なくなっている。

実際に全国の病院7割が赤字経営となっている。



防衛医科大学病院では、年間600件のお産を扱っており、

その半数は、異常分娩だった。

通常の出産ではない危険性のある異常分娩を取り扱う病院が

産科を閉鎖すれば、その影響は

東京に近い埼玉県にとっても大問題となる。

行き場がなくなった妊婦が

更に救急病院を求めて、

関東中を、さまようことになる。


常に満床状態で、まともな医療を行って、

職員がまともに、いそがしく働いていても、

赤字にしかならないような保険点数に国が決めているのだから、

病院としては、やりたくても、継続が出来なくなっている。

消える病院が今後も続出する。


救急医療は、そもそも、

空きベットがあって、始めて患者さんを受け入れることが出来る。

空きベットがなければ、受け入れ出来ないのだ。

空きベットなどがあると、病院はつぶれてしまうほど安い医療費だから、

常に、満床状態となっている。

満床でも赤字の医療費だから、

経済的に独立しろと言われると、

赤字部門閉鎖となる。

大学病院ですらこの有様となっている。

大学病院で、これらが無くなっていくと、

産科、小児科、救急を学ぶ医師も減ってしまう。

残された現場の医師は家族を養えない安い給料で、過酷な激務となる。


結果として、過労死する医師が増加している。

激務と責任の重さに耐えかねて自殺する医師も増加している。


医療費が安いために、

病院は医師にまともな給料が払えないばかりか

医師を十分に雇えないので、ますます医師が過酷に忙しくなる。

看護士には、時間外手当を、きっちり払っていても

医師の時間外手当はほとんど支払われることはない。

ついに、過労死を、したくない医師は、

誰に話しても聞き入れてはもらえないことを悟り

ただ黙って、立ち去るのみとなる。

医師が消えた病院は、倒産する。


すなわち、国の度重なる医療費削減で

消える病院が増え、

命を落とす医師が増えて、

病院を求める救急患者の難民が増え続けて、ついに死者が出ているのだ。


ますます、このような、医療崩壊を加速することになる悪循環が見えてくる。


医師の配置システムを、政治的にポーズだけ、人員配置だけいじっても、

医療費の思い切った増額をしない限り、

救急医療は決して改善しない根の深い根拠はここにある。


国の政策が間違っているし、矛盾に満ちている。

国はタヌキだ。


医療費削減をあくまで行おうとする国に住んでいる国民は、

あまりにも悲しい。


医療費削減といっても、

患者側から見ると、もともとは、1割だった負担金が2割そして今は3割と

医療費の負担割合を増やされているので、患者の自己負担は大きくされている。

この国の医療費削減で、病院の収支は赤字となりつぶれることになる。

医療崩壊が起きている。

安心して子供を産めない国で、小子化問題が解決するわけがない。


みんなが不幸になる制度にしてしまったのが、自民党、小泉改革だ。


さらに、無保険の子供が日本に3万人以上もいる。

これらの子供達は、病院にかかると、

全額医療費を払わなければならないので、

簡単に病院にかかれなくなっている。


将来のある子供の医療すら守れない血も涙もない国なのだ。


もちろん、老人医療も後期高齢者医療制度なる改悪制度となり、

ご存知のとおり、まともでは、なくなった。





毎年毎年、医学は科学として発展している。

これらの発展したことを、

少なくとも国際的な学会に報告積み重ね、

国際的なジャーナルに、英文で論文として報告して初めて

学問の進歩を成し遂げることとなる。


形成外科分野における世界に認められた学問ジャーナルとしては、

インデックス、メデックスによれば、

ランキング1位が、アメリカ形成外科学会誌

ランキング2位が、イギリス形成外科学会誌

その他となっており、

日本が合併して出しているスカンジナビアジャーナルは、最低のポジションとなっている。

また、日本形成外科学会誌は、医学ジャーナルとして認められてもいない。


残念ながら、これが現実だ。


真の学問をしていることを示すためには、

アメリカ形成外科学会に、発表し、

世界に認められたジャーナルに論文を載せることである。


日本のテキストとなる時は、30年遅れとなっている。

このタイムラグに、気がつかない厚生省が、また問題なのだ。


もっと、最先端の医学を早く日本に導入するシステムつくりが

厚生省には必要だ。

最近、国立大学医学部の学長が集まって記者会見を行った。

国立大学病院の60パーセント以上が赤字である。

医師不足である。

国に、もっと、補助金を出してくれるように要望する。などと訴えていた。


一般病院とは異なり大学へは、

国からは、あらゆる補助、教育、研究のための資金が出ている。

が、

資金不足で研究もままならないとの事である。


形成外科分野に限って言えば、

今回のアメリカ形成外科学会に、

日本から演題は、ほとんど出てもいない惨憺たる状況となっている。

わずかに出ている演題も全て、発表すらないモニターによるポスター展示ばかりだ。

新たな学問の発展がない、ということだ。


少なくとも1990年代は、東大を始めいくつかの大学が

競って、アメリカ形成外科学会へ演題を出して、ちらほら口演発表を行った時期があった。

が、ここ3年ほどは、日本の大学からは、

発表時間5分以下の演題が、せいぜい1演題か2演題しかなかった。

そして今年は、ポスターのみである。

なんとも、学問が、日本の大学病院からから、消えてなくなってしまっているのだ。

日本の医学レベルが落ちてきている事が危惧される。


日本からは、たった15ベットしかない永田小耳症形成外科クリニックが

3時間のインストラクショナルコースを行うのみだ。


厚生省は、危機感を持たねばならない。

医療費を削減すれば、医学のレベルまでも底なしに落ちてしまうのだ。



午前中に

入院中の小耳症患者さん達の包帯交換を行った。

午後からは、局所麻酔の手術を1件行い

やっと自由時間が持てた。


アメリカ形成外科学会でのインストラクショナルコースの準備に取りかかることができた。

とにかく、総計3時間もの講演となる。


私の教え子であるトロントのシックチルドレンの医師2名と、アルバータ大学の医師1名と

私とで、

「永田法の、小耳症に対する耳再建手術」

を、わかりやすく解説しながらの、講演となる。


うち1時間半をかけて、私は、講演しなければならない。

図や写真を入れて、総計800枚以上の写真を供覧しながらの説明となる。


「小耳症の典型例の総論。

手術法による分類。

耳のあるべき解剖の理想のプロポーション。

デザイン設計の仕方。

胸郭変形をきたさない傷の短い肋軟骨の採取の仕方。

肋軟骨を使った3次元耳型フレームの作成の方法。

作成の器具。


そして各論

耳垂残存型小耳症。

耳甲介型小耳症。

小耳甲介型小耳症。

両側小耳症に対する聞こえの再建、バージニア大学耳鼻科との国際共同手術。

第1、第2鰓弓症候群を伴う小耳症。

ローヘアーラインを伴う耳垂残存型小耳症。

ローヘアーラインを伴う耳甲介型小耳症。

ローヘアラインを伴う無耳症。

上記全ての症例に対する一度手術を受けたものの

不幸な結果となった症例に対する再々建手術。


外傷耳欠損に対する再建術。

すなわち、熱傷。切創。柔道耳などの欠損変形の再建術。

腫瘍切除後の再建術。

など」


耳に関する再建の全てを語らなければならないから大変だ。

英文原稿だけでも原稿にして100ページを超えている。

読み終えると、のどは、からから、息は絶え絶えとなる。


残りの時間を、トロントの医師2名とエドモントンの医師1名で、

「永田法を、学ぶ側の立場から、訓練の仕方や、永田法の経験。」

を講演して。

質疑応答となる。


このアメリカ形成外科学会における永田法のインストラクショナルコースは、

今回で3回目となる。

1回目は、サンフランシスコ。

2回目は、ボルチモア。

そして今年の3回目は、シカゴだ。


1回目2回目までは、

ブレント医師の耳再建法の、コースが、永田法のコースと、ともに、2コースあったのだが、

今年からは、小耳症に対する耳再建術のコースは、ついに

永田法のみとなった。


11月2日、成田を立ちシカゴへ飛ぶ予定だから、

準備期間など、もうほとんど残っていない。











本日は午前中、病室入院中の小耳症患者さんの包帯交換。

午後からは、小耳症術前検査の患者さんを診察。

小耳症初診の患者さんの説明。

小耳症再来患者さんの診察。

あっという間の水曜日だった。
ついに野菜風呂に挑戦しました
10月19日に紹介した入浴剤
これです、これ↓↓
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赤い方は「トマト&野菜と果物エキス入り」
緑の方は「レタス&3種類の野菜エキス入り」

飲み物じゃないよね・・・
ん~、どっちにしよう・・・

裏をみると・・・

エッ・・・・・
赤の方は「・・・・・トマトエキス、キャロットエキス、リンゴエキス・・・・」
緑は「……レタスエキス、パセリエキス、キュウリエキス・・・・・」
どっちも怖いんですけど・・・

で、チョイスしたのは赤

・・・・・・・・・・・
色はニンジン
香りはりんごでおいしかっ・・・いやいや、いい香りでしたとさ

DSC05127.jpg
本年3月14日、術前。第1大2鰓弓症候群を伴う小耳症。
皮膚の表面積がやや少なめ。
DSC05128.jpg
耳があるべき場所を赤マジックで書いている。
DSC05129.jpg
デザインの完成。
DSC05130.jpg
3次元肋軟骨フレームを作成した。
DSC05131.jpg
皮弁形成したところ。
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3次元肋軟骨移植直後。
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そして本日の耳立て手術の日を迎えた。
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耳立て手術のデザイン。
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頭から血管膜を起こした。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成。
頭から薄い皮膚を採取した。
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手術直後の状態。耳が立っている。
とうとう、この26年間のうちで

株価が最低の値となった。


円高の91円台となっている。

来週シカゴに行く私にとっては都合が良いが、

株価がここまで下がると

どんな株式会社も大変だ。


銀行は、自己資本金が基準値以下となり、危険域となる。

すると、順調な会社への資金すら貸せなくなり

倒産が相次ぐ可能性すらでてくる。


この株価下落は、以前からこのブログにも前から

危険性を述べてきた。


日本経済も、欧米諸国の景気低迷に引きずられるように

もっと、さらに落ち込む可能性がある。


なにせ、世界大恐慌時以上の

スピードで連鎖的な株の大暴落がおきているのだから。



午前中は、小耳症退院の患者さんを1名診察した後

局所麻酔の手術を行って

病室の小耳症患者さんたちの包帯交換を行った。

抜糸の患者さんが多かったために時間がかかり

終了したら、すでに12時半。


あわてて弁当屋に弁当を買いに行った。

食べ終わると共に

すぐに午後の外来の時間となった。


小耳症の術前検査の患者さんを2名診察後

初診の患者さんを診察。

説明時間を要して2時間。

そのほかに小耳症再診の患者さんを数名診察して終わりかと思ったら


数年ぶりにこられた患者さんがいた。またまた初診と同じような説明が必要となり

疲労困憊していても、更に説明に、時間がかかった。


来週は、アメリカ形成外科学会がシカゴである。

私は、そこで3時間の「小耳症治療」の、教育コースを講演しなければならない。

外来終了後に、ばたばたと、原稿をチェックしていたら

既に夜8時半。

とにかく

11月1日の外来は行ってから

11月2日の日曜日には成田発でシカゴへ飛び、

11月6日の木曜日に帰国予定だ。


明日の耳立て手術を行って、手術は終了して、今週はアメリカの学会準備となる。


シカゴは、寒いそうだ。


今日は秋らしいさわやかな日本晴れ。
私はクリニック関係で本八幡の銀行に用があったので、行ってきました。
駅めがけて自転車をこいでいると、たくさんのおば様たちがやはり駅を目指しています。
その中に、不思議なおば様が・・・?
天気がいいのに自転車に雨傘くくり付けて乗っている・・・?

あ、日差しよけですね。
でも、こんなさわやかな青空の天気なのに、黒い雨傘が、
それも自転車にくくり付けてあるのはいかにも不思議。

でもでも
そういう私も春になれば、いくらホカホカと暖かい春の晴れた日でも、
雨合羽着て帽子もかぶり、マスクしてるから、
きっと他の人から見たら同じように見えているでしょうね。

そういえば先日
○先生は、手術の合間に医局で書類書きなどお願いしようとした時に、
やおら院長のベッドの上に4つんばいになり、
なにやら奇声を上げ始めました。
私はびっくり仰天し、
○先生、原始に帰っちゃったのか!
ついに飛んで行っちゃったのかと驚いたのですが、
これが噂のスロートレーニングだったのですね。
先生手術でさぞお疲れで、ストレッチして気分転換をと言うつもりだったようですが、
私としては見てはならないものを見てしまい、
非常に気まずい思いをしたのでした。

このように自分では必然があり、当然としてやっていることでも、
他の人からみれば摩訶不思議な出来事は案外多い。

も少し周囲の目を気にするべきか、
はたまた自分の流儀を貫くべきか、
どう生きるべきかと深く考えたことでした。









6月に行ってきた聖子ちゃんコンサートのDVDが先日出ました
↓↓

CADDP08Q.jpg


で、見てみると、
お~~~、やっぱりかわいい
ふりふりドレスにミニスカート
かわいいイチゴちゃんからの登場・・・などなど。。。
聖子ちゃんワールドが・・・
スタイルも抜群だしね・・・

このコンサートに行ってきた事を思い出して・・・
またDVD見ながら・・・
「せいこ~~~!!」
と、思わず声援送ってる自分が・・・


これは、いいDVDだわ
早速、聖子ちゃんファンのサルトル様に貸してあげた

「先生、ほら、かわいいでしょ~~
「うわ~、いいね~~

こんなやりとりを園長先生は横目で苦笑いだったけど・・・
この後、きっと医局では聖子ちゃんが大きな音でかかってたことでしょう・・・(笑)



人生わずか

一度きり。

激しく燃やして生きるのみ。


人生わずか

一度きり。

泣いても

笑っても

一度きり。


どうせ生きているのなら

楽しく

笑っていたいもの。


人生わずか

1度きり

自分に素直に

生きるのみ。


人生わずか

一度きり

思ったことは

やり遂げる。


人生

わずか

一度きり


昨日は

二度と帰らない。


人生わずか

一度きり

明日へ向かって

さあ、

勇気を出して

踏み出そう。


きっと

明日が

待っている。


輝く

明日が

待っている。


思ったことは

やり抜こう。


きっと

明日が

輝くよ。


人生

わずか

一度きり。

激しく燃やして生きるのみ。

嵐のように生きるのみ。


どんな時も

太陽がある。


風が吹いても、

嵐が来ても、

はるか

その上に、

必ず

いつも、

太陽がある。


いや、

風も嵐も

太陽が引き起こす。


光を放つ

エネルギー

それは

頼りの存在。


いつも、当たり前の

大きな存在。


キラキラと、

輝いて、

悲しみを

吹き飛ばす。


幸せもたらす

変わらぬ存在。


命の源

それが、

太陽。


命の源

それが

あなた。

2008年10月25日

東京都立墨東病院で脳出血を伴う妊婦がたらいまわしの上、死亡した問題で、

私はこのブログにも最近何度も医療崩壊を引き起こした国の責任に対する意見を述べてきた。


昨日、厚生労働大臣が、発言した。

「東京都の医療システムが悪く機能していないので、このような問題が起きる。

事件がおきて、その報告が国にあがってこない、だから、国が方策を改善できない。

もはや、医療は東京都には、任せられない。」と。


その後、大臣は、都立墨東病院を視察した。

その結果トーンダウン。

「医師不足だ、と言う原因がわかった。」

との事。


最終的にせよ、この患者さんを受け取ったのは、ほかならぬ都立墨東病院である。

そのほかの国立大学病院や私立大学病院や、日赤病院ですら断っているのだ。

断ったところも、大臣は視察すべきだ。


国立ですら断っているのに

受け取った都立病院で患者さんが亡くなったからといって

東京都のせいにするのはあまりにも短絡的だ。


断った病院がむしろ、得している。



これに対して、石原都知事は

「医師が不足する原因を作ったのは、国の責任だ。」

と述べた。

もちろん私も「国の責任だ。」と前々から言っている。


厚生労働大臣が、こんなことを理解してもいなかった。

医療の素人が大臣になると困った問題が理解できないのだ。


この妊婦は、かかりつけの産婦人科から約1キロの

墨東病院へ依頼したが当直医師が1名しかいないと言うことで断られ、

慈恵医科大学病院、順天堂大学病院、日赤病院,、東大病院、日本医科大学病院

など、7つの病院で断られた結果

再度、墨東病院へ連絡し、当直医師は

一人別の医師を呼び出して、患者さんを受け入れた結果

帝王切開でベイビーは無事生まれたが、母親は、死亡したのだった。

これら断った病院は、どれも有名病院だ。

断った理由は、

「他の患者さんに対応している最中」

「ベットが満床」

「脳外科医の対応が出来ない」


などとなっている。




以前から、同様な妊婦の死亡が奈良県などの地方で起きていたが、

今回は、まさに都心部での事で、

日本の医療崩壊というべき救急医療の、お粗末さが表面化した。


私がこのブログで何回も書いているように

このような医療崩壊を引き起こした原因は、国の責任である。


医療費の削減を毎年続けたので、病院は成り立たなくなり

医師が生活できない給料となった病院を逃げ出した。

残った医師に、しわ寄せが来て、過重労働となり

医師の過労死問題がおきている。


長年じわじわと、医療費の削減ばかり行われてきた結果、システムが機能しなくなったのに、

病院および医師たたきばかりが、行われてきている。

そのあげくのはてに

医師としては、

誰に訴えても聞き入れてもらえないために、

黙って、静かに、病院を立ち去るのみと言う「立ち去り型医療崩壊」がおきたのだ。

更に、新臨床医制度と言う国の制度改悪が追い討ちとなり

医療崩壊は決定的となった。


かつて、

イギリスでも、同様に崩壊した医療制度を立て直した。

そのときの解決方法は、医療費の思い切った増額を行ったのだ。


日本もこれを見習うべき時だ。


医療費が増えて、以前の医師の待遇改善が戻ってくれば、

救急病院にも、以前のように医師は自然と戻ってくる。


医師の数だけ増やしても、問題は、解決しない。




松田聖子のDVD最新版

「コンサートツアー2008 My pure melody」

を見た。


もう確か46歳のはずの、松田聖子。

なのに、いまだに、まだ若い。

驚きの若さだ。


今年は、ダンス、踊りながら歌う新たな領域に挑戦している。

相当に芸に対するあくなき挑戦の意気込みを感じさせてくれる。


華麗なそのツアーに、観客も、のりのりだ。


もともと大スターだが、さらに

芸に磨きがかかり、若さを保っている。


勇気をくれる松田聖子が、

来年は更に進化してどのようなツアーを行うのか、

また、楽しみとなった。


河合奈保子もカムバックしてほしいものだ。
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半年前に、肋軟骨移植手術を行った耳垂残存型小耳症。
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耳立て手術のデザイン。
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耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
頭から薄い皮膚を採取した。
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耳のところまで起こした血管膜を示す。
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耳が立っている。
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耳垂残存型小耳症。半年前に肋軟骨移植手術を行っている。
今回は、2回目の耳立て手術術前。
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耳立て手術のデザイン。
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耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
頭から血管膜を起こした。また、薄い皮膚を採取した。
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耳が立っている。
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立った耳を前から見たところ。
腫れは3週間で引く。
今日も耳おこしだった。

園長先生が午後藤沢に帰ったので

本日の手術写真掲載は

明日の手術が済んでからになります。
ただいまメールの不具合が生じているようです。
調査中です。
メールでお問い合わせをいただいた方、まだ返事が届かないと言うことであれば、
直接お電話ください。
まことに申しわけありません。
日本では心臓移植手術は、解禁されてからまだ100件もない。

アメリカでは心臓移植手術が毎年2000件も行われている。


日本では子供の心臓移植手術は、認められては いないので、

日本の子供の患者さんは、海外へ行って心臓移植手術を受ける。


その際は、アメリカならば、2億円は必要となる。

個人では到底払えない金額だ。

だから、寄付金を募って行かざるを得ない。


そしてアメリカで臓器提供を待つ。

このようなことを繰り返しているので、

日本人は、外国に臓器を、あさりにやってきたと評判が悪い。


その国の患者さんとて、順番待ちをしているのだ。


最近、複数の臓器を移植しなければならなくなった子供の患者さんのことが

テレビ番組で放映されていた。


日本では臓器移植が出来ないので、

アメリカに行って移植手術を受けることになった。

多臓器移植の権威の先生は、アメリカにいる。

その先生は、なんとアメリカにいるが、日本人だった。


やはり、2億円のお金を集めて、アメリカに旅立ち、

臓器の提供者を待った。

つまり誰かの死を待った。

その意味を母親が子供に教えているシーンは感動的だった。

そして、臓器提供の時が来た。


手術を受けた患者さんは、食べ物を食べられるようになった。

それまでは食べることが出来なかったのだ。

そして番組が終わった。


何ヶ月かして、その子供さんが、免疫不全で死亡したニュースが流れた。

むなしかった。

非常に、むなしかった。


苦労して2億円もの資金を集めて、アメリカへ行き、

海外の死亡者からもらった多臓器移植手術を何時間もかかって受け、

日本人は臓器あさりと言うレッテルを貼られる。


アメリカ人医師ならともかく、その権威の医師が

なんと日本人医師なのだ。

日本で出来ない手術を、日本人医師がアメリカで行っている。

なんとも言えないむなしさが沸いてくる。

最終的には死亡してしまった。


手術を受けなくても同じくらいは生きただろう。


何故日本人が、日本人医師ができる手術をアメリカに行って

日本人医師に受けなければならないのだろうか?


こんな馬鹿なことになったのは、どうしてだろうか?


日本国家の責任そのものなのだ。


私は小耳症治療法でアメリカの医師を指導しても

決してアメリカには行かない。


もちろんアメリカのタンザーがいたダートマス大学などから

教授としてのオファーが来たこともある。

もちろん勤務時間も少なくて済むし、給料もいい条件だ。

休みは4ヶ月も取れる。


しかし、もし、日本を捨ててアメリカへ私が行ってしまったら、

アメリカ人の目から見たら、母国を捨てて、アメリカへ、お金を稼ぎにきた人物だと写りかねない。

腕がいいからこの人物は、アメリカ人のためにはなるが、

金を得るために母国の患者を捨てて来たと言うことになってしまう。

私がアメリカで小耳症手術を行えば1800万円となる。


私は、日本人だから決して日本を捨てられない。

日本にいて、日本で、小耳症手術を独自に発想して開発をした。

アメリカの方法とは全く異なっている。

日本人としての自負がある。

私の手術法は世界の手術法となったのだから。


学会で頼まれれば、教育には、行く。


私は、長崎で生まれた。

長崎は、原爆をアメリカから落とされたところなのだ。


私は、この20年以上夏休みも冬休みも無く働いてきた。

永田形成外科クリニックを開業してから、この2年半クリニックに寝泊りしている。

都内の、どの大学病院よりも全日の手術回数が多いほど働き

病室も満床状態が一年中続いている。

しかも小耳症手術は、私自身が開発した手術法を行っている。

世界の手術法が現在、永田法に変わっている。

来月にはアメリカ形成外科学会で

小耳症治療法のインストラクショナルコースを行いにいけなければならない。

小耳症治療における世界の形成外科医を教育する立場にある。



アメリカでは、小耳症手術はなんと1500万円かかる。

聞こえの手術は500万円かかる。


日本では、全てを入れても10分の1以下にしかならない。

しかも誰がやっても同じだ。

いかなる結果でも同じだ。

作り直さなければならないほどひどい結果であってもだ。


しかも、クリニックでは、病院よりも安い入院費用となっている。


ひとつの耳を作るのに、6回もの手術回数を要するタンザー法では

不完全な耳しか出来ない。手術時間も短い。

が、当院では2回で完全な耳が出来る。


それぞれ1回の手術で支払われる金額は同じだから。

当院の費用は3分の1で済むことになる。


手術時間も3倍必要である手術法であっても同じ金額だ。

国際学会でいつも他国の形成外科医から

世界1の治療を世界1安い金額で治療している。と言われる。


これだけ働いても、当直医を雇うと

クリニックはつぶれてしまうので、私が常に当直しなければならない。



日本の医療制度は、崩壊寸前だ。
小児科医が自殺した。

週に平均2回の当直を、行っていた。

だから、月に8回の当直勤務だった。


医師の当直とは

朝から働いて次の朝を迎え、更にその夕方まで36時間連続勤務となる。

基本的に、月曜日から土曜日までは、朝から夕方まで通常勤務を行い、

その上に週に2日当直する。

土日に月1回か2回は当直勤務もある。


小児科は、救急医療であるため、夜の夜中も患者さんが訪れる科だ。



この自殺した小児科医の裁判で、

第2審ではあるが

働きすぎにより、うつ状態となり、疲労困憊して

自殺したと言うことを認める判決が出た。



私は、形成外科医だが、大学医局時代は

週2回の当直は当たり前に行っていた。

しかし、当直料はすずめの涙だった。


更に生活のために、別に市中病院へアルバイトで当直をしにいっていた。

だから週に3回の当直をこなしていた。

当直でないときでも、朝から始まり、深夜まで及ぶ手術がしばしばあり

深夜手術が終わっても、、受け持ち医のため

患者さんのベッドサイドで指示を出すことも多かった。

そのまま朝まで2時間か3時間病院へ泊り込み起きてからまた、夕方まで働いていた。


と、言うことは、自宅に帰れるのは週に2日か、3日と言う日々を過ごしていた。

週に2日の当直が働きすぎと言う判決が下りたということは

私などは、もっと働いていたので、

とっくの昔に自殺していなければならない事になる。



ましてや永田小耳症形成外科クリニックを開業してからは、

この2年半以上、一度として、自宅に帰ったことはない。

ずっとクリニックに、寝泊りしている。

週に8時間の小耳症手術を3日こなし、

外来を月曜日の午後、水曜日の午後、土曜日の全日とこなし。

そのほかに、入院中の小耳症患者さんの、包帯交換や。

カルテ記入、手術記載記入、診断書などの記入といった文書作成。

その他の雑用におわれる。

唯一、日曜日の、昼間だけは、外出できるが

、何事かあったときのために、必ず携帯電話を保持して買い物に出ている。

その日曜日ですら、

夕方は帰ってクリニックで当直を行っている。




基本的に小耳症患者さんの手術時間は8時間を要するものの

その他は、。体が元気な人がほとんどだから、

急変は、起こらない疾患だ。


また、小耳症患者さんだけで、年中、ほぼ、満床状態だから、

救急患者さんなどは、受け入れる余分なベッドはない。

だから、当院は救急指定も受けていない。


それでも、杓子定規に、入院患者さんがいる限り

当直医師がいなければならないので

私がずっと当直し続けている。


労働基準法など、医師には通用しない。

労働基準法を守るように、医師を雇えば

日本の病院などとっくの昔になくなってしまうほどの収入しかない。

これが、日本の、医療費を削減しすぎた結果だからだ。


日本の医療は、医師の犠牲の上に、ようやく成り立ってきた。


看護士さんは、朝から次の朝まで働いた後は

帰るのだ。

2交代の場合は、もし、夕方から朝まで働いた場合は、それで家に帰れる。


すなわち、看護士さんの、過労死と言う裁判はほとんど無い。が、

医師の過労死問題は、後を絶たないのだ。


しかし、問題なのは、この判決では医師の過労死を認めたものの

病院の責任は問わなかった。

自殺した医師の遺族が訴えたのは、病院の責任だった。



それでは責任はどこにあるのだろうか?

どこの病院でも日本全国、医師の週2回の当直は当たり前となっている。

いや、まだいい方である。

労働基準法を越えている。


しかし、これほど働かないと病院では医師の給料が出ないほど安い医療費という問題がある。

これを決めたのは国である。

アメリカの10分の1の医療費なのだ。


医師の過労死を強いているのは、病院でもなく、市でもなく、県でもなく、

安い医療費を決めた国の責任なのだ。

遺族もこの点を踏まえて、3審では病院ではなく、国を訴えるべきである。


また、裁判所も、責任は国にあるということを判断すべきだ。


医師に対して、一日働く勤務時間を8時間と見積もって、

週1日半休みを与える。とする。

しかも、どのような救急患者さんをも、受け入れられる体制を作り上げるために

いついかなるときも職員を全てそろえているとなると、

医師の数は今の3倍以上必要となる。

本来は、それに見合った医療費が必要なのだ。


しつこく言うが、アメリカの医療費が日本の10倍となっている意味がわかるはずだ。













救急病院では、常に全科の医師がいて、初めて本当の救急が行える。


たとえば血栓症の患者さんは、いたるところに血栓を作ることもある。

だから、脳血栓の患者さんは、同時に心臓血管に血栓を作っていることもありうる。


救急車で運ばれてきた患者さんが、この両者の血栓を伴う場合、

脳外科医と、心臓外科医と両者共に緊急手術が出来る体制にしておかなければならない。

更に、麻酔科医も当直が必要だ。


しかし、夜の当直の時間帯には、どんな大病院でも、

この3者がそろっていることは、ほとんどない。


当直が眼科医のみと言うところも珍しいことではない。

これでも、救急指定病院となっているのが現状だ。

恐ろしいことで、あまりにお粗末と言わざるを得ない。


また、真の救急医療を行おうとすると、医師の数は今の何倍も必要となる。

本来は、昼と夜の医師の数が必要となるからだ。

土曜日も、日曜日も病人は出る。


今日も日曜日に、救急病院を

たらいまわしにされて、

都立墨東病院で死亡した都内の妊婦の患者さんのニュースが放送されていた。

医師の数が余っているはずの東京都ですら、この有様である。


労働基準法をはるかに越える労働時間を強いられているのが日本の医療の現実だ。

医師だけには、死ぬほど働けと言う国となっている。

まともな数の医師を雇うと、赤字になる医療費しか病院には支払われないから問題だ。


また、国立がんセンターでは、

10名いた麻酔医の5名がやめたあと、その補充が出来ず、

手術件数が落ちて、病室の空床ができて、医療崩壊を起こしている。

癌の患者さんたちは、癌の増殖が進行したまま入院を長くまたされ続ける事になっている。


たまりかねた厚生省が、都内の大学病院へ麻酔科医を国立がんセンターに出せと要求している。

が、なぜ、銀座と言う都会に最も近い有名病院に、

医師が行きたがらないのかと言うことすらわかっていない。


医師の側から見ると、都立病院や国立がんセンターなどは、

非常に安い給料でありながら、アルバイト禁止となっている。

都会では生活費や住居費も高くなるのに、

家族をまともに養えない給料だけでは、誰も働けないのだ。

そもそも、保険点数が安すぎるから、このような給料しか払えないのも事実だ。


また、アメリカの進んだ救急医療システムを作ればよいと、

テレビで放送しているが、とんでもない。

そもそもアメリカの医療費用は、

日本の10倍高いと言うことが全く触れられることがない。

10倍の収入があるアメリカならではの話なのだ。

これでは、世界的な仕事ができるようになった優秀な医師が

アメリカへ逃げたくなるのも仕方がない事実だ。

日本は、もぬけの殻となる。

マスコミは、もっとこのようなところをきちんと勉強してから分析するべきだ。


毎年毎年医療費を削っている日本では、

医療崩壊を起こすしかない。


銚子の市民病院がつぶれたニュースのことすら、

麻生総理大臣は、全く知らないと、国会で答えていた。

総理がこのような認識しかないのだから

全く話にもならない。


救急でたらいまわしの患者さんが、何人死んでも、

市民病院が何件つぶれても、自動的に

医療費を削減している国の政策が変わらない。


国は相当に狸としかいえない。


自民党支配が長く続きすぎたせいとしか言えない。


そもそも、日本は国民総生産で、世界第2位を誇る国なのに

医療費を削減しすぎて国民の健康を守れなくなった。

金の使い方が間違っているとしか言えない。


国民は、怒るべきだ。

医師会も、ぼやぼやせずに

全国一斉ストライキを視野に入れた運動を展開すべき時だ。





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両側耳垂残存型小耳症のため、補聴器をつけないと会話が出来なかった。
当院で小耳症手術の1回目が終わった後で
アメリカバージニア大学耳鼻科のジャスドーファ教授を紹介し聞こえの手術を受け
補聴器無しでも日常会話が出来るようになっている。
本日は耳立て手術。
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耳立て手術の術前デザイン。
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耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
頭から血管膜を起こしたところ。
また、頭から薄い皮膚を採取した。
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耳のすぐ近くまで血管膜を起こしたところ。
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デモンストレーションで示す。
耳と頭の間に肋軟骨ブロックをこのようにおいて耳を立てる。
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肋軟骨ブロックを生かすためには、その後ろを、このように生きた血管膜でカバーする。
その上の頭から採取した薄い皮膚を移植する。
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手術終了時。耳が立っている。
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耳が立っている状態。
明日も、耳立て手術が予定されている。

外来が忙しかったので終ってほっと一息。


夕方眠くなり、ちょっと一眠りをしたら死んだように熟睡。


起きてみると、首が痛い。


寝たままテレビニュースを見ようと、枕を高くしていた。

いつの間にか、そのまま、寝入ってしまった。

気がついたら、なんともいやな首の痛み。

寝違えてしまったらしい。


一時、吐き気までして、がっくりしていたが


頚を急激に動かしてみたら、

劇的に頚の痛みが改善し、

さっきまでの症状が、すかっり消えて

うそのように治って壮快となった。


枕の高すぎは、要注意だ。

またまた月曜日、

本日は、小耳症の退院患者さんが1名。

入れ替わりに、小耳症の入院患者さんが1名。

明日手術予定だ。

午前中は、局所麻酔手術を1件こなした後、

入院中の満床となっている小耳症患者さん達の包帯交換を行う。


午後からは、外来診察。

小耳症の術前検査の患者さんを診察し

初診の患者さんと再診の患者さんを診察する予定だ。


開院して来月で4年目に突入する。

気がつけば早いものだ。
1945年、日本は太平洋戦争に敗戦し

都市は破壊されつくし灰色の状態となった。


1950年、ベビーブーム時の最後に、私は生まれた。

そして、日本は、次第に戦後復興を遂げて行った。

アメリカに追いつけ、追い越せと言われながら、

受験地獄へ突入した。

当時の医学部の競争倍率は、10倍以上、から30倍まで、天文学的なほどだった。


大学を卒業し

社会へ出た時は。年功序列という世の中だった。

会社への忠誠を誓って働けば年さえ取れば、

給料が上がって行くという事を信じ込まされて

若いときは給料が低くても我慢を強いられていた。


1980年代となり、私の年代は、生産人口の真っ只中を迎えた。

1987年までは、増大した生産人口年齢層が激しく働き

毎年毎年、国民総生産は増加の一途をたどり続けた。

そして、住宅の需要がピークを迎えた1987年。


突如として土地代が暴落。

戦後信じられてきた土地神話がもろくも崩壊。

金融機関は崩壊を 始めた。


日本はこの崩壊を取り戻すまで、これから10年間もの時間を要した。

失われた10年と呼ばれる。

1997年ごろからようやく金融機関が立ち直ったものの


国が抱えた借金はあまりにも膨大となり。

2008年の現在ですら、財政再建は成し遂げられていない。

にもかかわらず、

アメリカ発のバブル崩壊は、今、世界大恐慌時をはるかに超えるような

世界中の株価大暴落を引き起こしている。


これらの復興のためには、また下手をすると10年が必要となるかもしれない。


悪いことに、日本はこれから生産人口の急激な減少期を迎える。

そして教育レベルの低下した時代の子供達が成人となり、

世界との科学力に勝てるはずもなく

危機を迎え始める。


日本が今後伸びていくためには

海外からの優秀な人材を多く受け入れざるを得ない。

グローバル化した地球で、日本だけでは生き残れない。


これに伴い、既得権など守っていては

日本がつぶれてしまう。

このような発想をしていけば、

総理大臣は

国民投票にせざるを得ない。


国民皆が

自分達で、声を上げるべき時だ。

インターネット社会となって世の中が劇的に変わってきた。

世界中のあらゆる情報が、即座に手に入る。

これは人類の情報交換の歴史上、まさに革命だ。


いまや、どこか新たな場所へ行くにも、インターネットさえ検索すれば

そこへ着くのにかかる時間まで正確にわかるようになった。


あらゆるホームページが、存在し、

その中身を吟味して本当か、どうかさえ、判断できれば

かなりの情報が得られる世の中となった。


これらの情報をあらゆる角度から統合して考え結びつけることで

それまでは別々だった事柄までもが結びついてくる。


世界中のあらゆる知識を寄せ集めるだけでも、新たな産業を生み出すことすら可能だ。

今後ますます、このインターネット社会は広がっていき、便利になるだろう。

良心的な活用によって、人類全体にとって、大きく役に立つのだが、


ひとつ心配なのは、どんなことでもそれを使いこなす人の心の問題である。

インターネットを悪用すれば、核爆弾のスイッチまで、入りかねない。


あくまで良心が勝つようなコンピューターのシステムつくりが必要となる。