永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

アメリカ政府が決定した金融安定化策の法案が

下院での議決で否決されてしまったため

アメリカ発の、世界株安が進行した。


この株安は始まりに過ぎない、

底は、深いはずで、これからますます悪くなる。


このまま、もし、上院でも否決されるようなことがあれば、

前代未聞の、世界大恐慌が起きること間違い無しと言う段階まで至っている。


景気が悪くなれば、ろくなことはない。


また、一方、今日のニュースによると

銚子市民病院が、閉鎖された。

市による赤字補填が、不可能なほどの金額となったからだ。


日本国内の公立病院の70パーセント以上が巨額の公的補助金を加えても

赤字となっている。


そもそも、病院が成り立たないような国の決めた医療費が安すぎるからだ。


たとえば点滴をして得られる病院の収入は、

その時使用する延長チューブの購入代金を差し引けば

赤字となるのだ。


手術後に傷の化膿を防ぐための点滴をやればやるほど赤字となるのだ。

こんなことで、日本の病院が成り立つはずがない。


アメリカでの医療費は、日本の10倍から20倍となっている。

あまりにも、ほかの業界と比較をすれば、格差がありすぎる。


日本の医療は、これまで、医療従事者の献身的な努力に頼ってきた。

しかし、病院が倒産してくれと言わんばかりに、医療費を下げられれば

地方公立病院などは、今後ともどんどんつぶれていくことになる。


ましてや、経済危機となり、地方税収が減少すれば

補助金なども期待できなくなり

もともと補助金なしで成り立っているような公立病院など

皆無に近いのだから、

国内の公立病院が全てつぶれてしまっても不思議ではない。


こんなことになれば、国民の平均寿命は大幅に短くなるに違いない。


国民皆医療制度が崩壊するからだ。


病院が成り立たなくなるほど、医療費を下げることを決定したのは


ほかならぬ小泉改革による自民党政権の時なのだ。

そして小泉氏自身は、今、政治家をやめると言うのだ。

逃げ足が速すぎる。


その時、自民党と組んで与党だった公明党にも責任がある。

いまさら責任逃れに走っても遅すぎる。


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Lobule type microtia.
耳垂残存型小耳症の術前。
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Dezign.
手術デザイン。
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Fabricated 3-dimennsional costal cartilage frame.
作成した3次元肋軟骨フレーム。
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Skin flaps foamed.Skin pockets created.
皮弁形成および皮下ポケット作成したところ。
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3-dimansional costal cartilage grafted under the skin pocket.
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
麻生総理大臣の所信表明演説が今日行われた。

特に特徴的だったのは、民主党に対する質問とも、けん制とも言える内容だった。

首相の所信表明演説というより

選挙運動演説となった。


この演説から、自民党の切羽詰った状況が、わかる。


小泉改革の結果、医療崩壊を起こし、医療制度崩壊を起こした結果、

病院倒産、救急車のたらいまわしがおきた。

後期高齢者制度の強行採決を行い大問題となった。

生活面では、格差問題がおきた。


年金崩壊を起こし、年金改ざん問題も露呈した。


自民党政権の暗い面が、今国民の反感を買っている。

もうすぐ行われるであろう衆議院解散選挙で、

自民党は、大敗北となる可能性が出てきた。


あせればあせるほど、自民党は泥沼にはまっていく。


そして、元小泉首相は、次期の選挙に立候補しないのだ。

なんという逃げ足のよさなのだろうか。




世界中に、いろいろな文化がある。

歴史的にいろいろな民族が、行きかい、それぞれの土地に

あらゆる文化を築いてきた。


時代と共にそれぞれの文化は洗練されてきた。

コンピューターと、インターネットで結ばれた現在においても

それぞれの文化はいまだに保たれている。


しかしながら、それぞれの文化は

コミニュケーションの発達と共にそれぞれが影響しあうようになってきている。


日本は特に海外の流行に敏感に反応して

驚くほどそれを取り込むことに、たけている。


だから多様な文化が、特に大都市東京圏にはそろっている。

世界各国のブランド品をはじめ

世界中の食事を楽しめるし

世界中の音楽や絵画、映画

世界中のダンス、舞踊に至るまで

超専門と言われることもそろっている。

こんなところも世界的に珍しい。


こんな東京圏は、今後もますます多様化して発展することだろう。

どんなことでも多様化の中から自分の好みの世界を選べると言うことは

本当にすばらしいことだ。


金曜日の事、突然○先生が私の顔を見て、
「髪を染めましたね!」と叫んだので、驚きました。
ちょうど師長さんもそばにいて、呆れ顔です。
だってヘアマニキュアを始めたのは、この春からで、もうそろそろ半年になります。

以前○先生は「ぼくは誰かが髪を切ったらすぐ気が付きます。」と言っていたし、
「おくさん、髪を染めたらどうですか。」とか色々言っていたのに何にもいわなかったのですよ。

やっぱりね。

先日は妙にハイテンションで、
「おくさん!高濃度のビタミン注射は効きますよ。疲れも取れるし、元気になるし」と言うのです。
(○先生は何時だってハイテンションだから注射を打っても打たなくても一緒だわ)
挙句
「ご老体に効きますよ」というので、
「○センセ~~~!!!」と叫んだら舌を出して走って行きました。

無礼者!!!!

デモでも
面会に来ている小さい女の子たちが、○先生をみて、
「おじさん、おじさん。」と連呼したら
「おじさんじゃないでしょう!」
とむきになっていたが、どこからどうみてもおじさんなのだから仕方がないでしょう。

あと20年もしたら間違いなく○先生もご老体なわけですからね。
長生きして、その日を楽しみに待っておりますよ。





リーマンブラザーズ証券会社倒産に続き

今回はアメリカの銀行が倒産した。


前回、この証券会社倒産のときに、今後もし銀行が破綻し始めたら

大変なことになるということを述べていたが

言っていたとおり銀行の倒産がおき始めた。


今回倒産した銀行は

総資産33兆円と言う巨大銀行だ。

これまで起きた銀行倒産としては、金額にしてアメリカ史上最大の倒産と言うことだ。


サブプライムローン問題による世界の金融機関の総損失額は

なんと137兆円となる。


日本の年間総予算が80兆円であるから

その額の大きさが世界経済に及ぼす影響が、気になるところである。


もちろん、不動産の価値が下落しており

不動産不況が当面は続くことになる。

不動産会社が倒産するのは、もちろん

それに関連した家具、電気製品、車など新築したときに必要な関連投資もなくなるから

その経済的影響は、計り知れないことになる。


今のほほんとしている日本にとっては

今後どんどん深刻な影響が及ぼされてくるだろう。





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本年2月8日、耳垂残存型小耳症術前。
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手術のデザイン
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皮弁形成および皮下ポケット作成
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3次元肋軟骨フレームを作成
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3次元肋軟骨フレームを皮膚の下へ移植。

そして、
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9月26日術前。
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耳立て手術のデザイン。
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耳を後ろから支えて立てるために作成した肋軟骨ブロック。
頭から血管膜を起こして、この生きた血管膜で耳の後ろをカバーして肋軟骨ブロックを生かす。
その上に、頭から薄く採取した皮膚を移植する。
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手術直後の状態。耳が立っている。
今週の手術も終わり

ようやくほっと一息と言うところ。


この四半世紀にわたり、小耳症手術に明け暮れてきた。

タンザー法から出発し、手術法に改良を加え続けてきた結果

全く異なるハイレベルの精巧な耳が作れるようになった。

今では、全く異なる発想と、全く異次元の手術法が完成した。

日本中で毎年たった100名程度の発生率しかない小耳症。

今や、1700例、2000耳の作成手術をこなしてきた。


ここに至るまでは、苦しいことや、つらいことも、いろいろあったが

振り返ればそれも、楽しい思い出となっている。


さすがに8時間を越える手術を週3日こなしていると

週末となれば、体は疲れるものの、

「耳を作り上げる」と言う私に与えられた天性の仕事なので、

充実感がある。


体が、耳を作成するために、オートマチックに動くようになっている。

症例により、あらゆる困難な状況でも、

乗り越えることが出来るようになった。


自らが、手術を行うことで、

患者さんのあらゆる術前の形態から多くを学んできたことから

応用が利くようになっている。


困難な症例にぶつかればぶつかるほど

闘志がわいてくるから不思議だ。



今日も、小耳症の耳立て手術だった。

園長先生が、大阪出張のために、

手術写真掲載は明日になります。


朝9時入室し終了して手術室を出たのは夕方7時となった。
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本年1月22日の術前。耳が存在すべき場所を赤で示している。
耳鼻科で以前、穴を開ける手術をされているが、聞こえるようにはなっていない。
反対側は正常で聞こえるので、必ずしもあける手術が必要ではなかった。
しかも正常な耳の穴の場所からは、はるかに、異なった場所に穴が開いている。
耳を作るためには、この穴の裏打ちを作る必要がある。
耳を作るために、ただでさえ不足する皮膚の表面積を更に不足するようにされている。
このような症例に対する耳再建の報告はないので、世界初の手術となる。
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皮弁を作成したところ。
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患者さんは高齢のため、肋軟骨が骨化しており、細工が困難だったが
何とか3次元肋軟骨フレームを作成した。
子供の患者さんと比べると肋軟骨の色も黄色くなっている。
肝心なところには色の白い部分、すなわち軟骨皮質を使っている。
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外耳道を正常な場所まで延長形成するために、皮弁で作成しているところ。
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外耳道を延長作成して3次元肋軟骨フレームを、移植した所。
耳の上半分は皮膚が不足してカバーできなかった。
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上半分の皮膚弁ではカバーできなかった部分を生かすために、
頭から起こしてきた生きた血管膜でカバーして、肋軟骨を生かした。
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血管膜の上には、頭から薄く採皮した皮膚を移植した。
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9月25日の本日の状態を示す。
頭の傷はほとんど消えてわからない。
耳が再建されている。
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耳立て手術のデザインを示す。
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耳と頭の間に、耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
その肋軟骨ブロックをカバーして生かすために頭から血管膜を起こしたところ。
また薄い皮膚を、頭から採取した。
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耳が立っていることがわかる。
手術直後の状態。
先週、お台場では「Fiesta Mexicana 2008」というお台場がメキシコ一色になったお祭りが開かれた。
台場駅前の広場では、メキシコの歌手が唄い、民芸品やら衣装やら店頭に並んでおり、
駅前はかなりの人・・・人・・・で盛り上がっている

私の目的はメキシコ料理フェアが「ホテルグランパシフィック LE DAIBA」で行われるので、そこに食べに行くこと
そして、そこで、友人の三十路誕生日を祝うこと・・・

今回も目の前でアカペラで歌ってくれました
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さすが・・・ウマイ・・・
前回のスペインフェアでは「ベサメムーチョ」をリクエストして歌ってもらったのですが、今回はリクエストしてないのに歌ってました・・・ラッキー

そして、肝心の料理ですが・・・・
ん~~
私は初めてメキシコ料理を食べましたが・・・
・・・・・・・・・・
あまり・・・美味しく・・な・・・・・い・・・
私の口には合いませんでしたぁ~(残念)

しかし、ホテルに頼んで、友人の三十路パーティの為にケーキを発注しておいたのですが、
これは、美味しかったぁ~~
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ケーキだけでも、美味しく食べれてよかった



Mちゃん、おめでとう
30代は楽しいわよ~~
これからもどんどん楽しみましょうね~~
自民党総裁選挙で、麻生氏が圧勝で当選した。

5名もの立候補があり、たった12日間の選挙演説を

幼稚園のごとく同じバスに乗り同じ選挙カーで、あまりにも仲良く

演説した。

国民は選挙できないのにだ。

単なるポーズとしか思えなかった選挙だ。


アメリカの長期にわたる大統領選挙とはあまりにも違いすぎる。

本格的論戦をするアメリカのそれと比べ、

日本の総理の選挙は、たいした討論もなく茶番だ。


日本の戦後の総理大臣の80パーセント以上が

天皇とのなんらかの血縁関係にあるということが

以前のニューヨークタイムズ紙に書かれていたことがある。

この確立は何を意味しているのか?
当院では、小耳症の患者さんは約1ヶ月の入院となる。
その間、ずっと耳にはスポンジとガーゼが当ててある。
他の施設より、入院期間は長いらしい。
その代わり、家に帰ってからは、よく洗う以外の処置は、何も必要ない。
施設によっては、ずっと当て物を当てていたりするらしいが、それも必要ない。

耳にはガーゼが当ててあり、頭にはすっぽりとネットをかぶる。
ある人は、それを「メロンちゃん」と呼ぶ。
結構年配のおじ様でも、失礼ながらとてもかわいく見える。

そのため自分では頭を洗うことができないため、洗髪はナースの大事な仕事のひとつだ。
男の子はみんなくりくり坊主にするので、
ときどきアルコール、温湯清拭をする。

頭拭くよ~!と叫んで、ひとりづつ拭いて行く。
ついでに首も拭く。
うわっ!真っ黒だ。
うれしくて、思わず笑っちゃう。
ふと「ねえ、顔ふいてる?」と聞くと、ほとんどの子がにやっと笑う。
やっぱり、拭いていないんだ。
「ねえ、シャワー、毎日浴びてるの?」と聞くと、お母さんが来ていない子は、1日おきにしか浴びていない。
女の子は、決してそんな事はないのだけれど、
男の子は、なぜかシャワーが嫌いらしい。

曰く
「シャワーを一日おきにすると、パジャマが節約できるでしょう。
お湯も節約できるでしょう。
エコだよ。」
というけれど、ただ遊ぶのが忙しいだけでしょう・・・。
だって、君たち、真っ黒だよ。










今日の午前中は、

入院中の小耳症患者さん達の包帯交換に時間がかかった。

抜糸の時期を迎えた患者さんが多かったからだ。

永田小耳症形成外科クリニックでは縫合糸の跡が出来ないように

髪の毛よりも非常に細い糸で、細かく縫合している。

だから、抜糸の数も多く、真剣勝負となる。

小さな縫合をしているので、縫合部の片方だけを小さなはさみで切ることが必要だ。

もし両方切ってしまったら、糸が皮膚の中に半分残ってしまう。

だから、一つ一つの抜糸を非常に慎重に行う必要がある。

100針以上もの細かな糸を、間違いなく抜くためには

慎重な作業が必要だ。


午後からは、術前検査の小耳症の患者さんが3名。

およびそのほかの小耳症患者さんの診察が何名か待っている。
歌手というスターが今まで数多くいる。

スターはどうしてスターとなったのだろうか?


熱狂的なファンが数多く支えているからだ。


それではファンはどのようにして増えていくのだろう?


最初はそのスターを見ても、何も感じなかったのに、

何回か見ているうちに

人はある瞬間から魔法にかかったように

ファンになる。


ある瞬間とは?

ここが肝心だ。

やはり、その人の、かもし出すカリスマの個性。


自分が追い求める人のしぐさの一瞬を見てから

その瞬間をもう一度見たくなることがある。

現代ではDVDで同じシーンを何回でも知ることが出来る。


何回も見ていくと

最初は気がつかなかったところまで

気に入るシーンがあることに気がついてくる。


するとますます急速に引かれ始めていく。

そこまで行ったらもう止められない。

止まらない。


スタートしたら、どこまでも

恐ろしいほどの深みへ落ちていく、

狂ったように。


熱狂のファンが、一人、また、一人と

急速な増殖を続けていくのだ。

今日は事務さんが、お休みで、また私が受付に座っていた。
何日か前から、テレビで「雨台風!関東上陸か!?」と叫んでいたので、今日は台風で、めっきり暇に違いないと踏んでいたのだが、大間違い。
午前も午後も新患の御家族がこられた。

新患の場合はご希望があれば病棟をご案内する。
院長曰く「誰も泣いてる人はいないから自分で見ておいで。痛かったら泣いてるでしょう」

2階に上がると、昨日手術をした患者さんは、ベッドの上でゲームをしている。
おととい手術をした患者さんはキッズルームで家族とくつろいでいる。
見学のご両親はびっくりされる。
そして「安心しました」と言って帰られた。

子供たちの話によると、
3日目は普通になるそうだ。(例外はありますよ)
しかしほとんどの子供たちは(大人ではありませんよ)
3日もたつと元気になり、1週間もたつとうるさいくらい元気になる。
お母さんたちもする事もなくなり、
手術直後はずっと付き添っておられたのが、だんだん来られなくなる。
すると子供たちはますます元気になる。
と言う図式だ。

先に登場した明太トリオも、始めはおとなしかった。
来週無事退院できそうなこのごろは元気を通り越しそうだ。
新しいメンバーを一人加えて日夜盛り上がっている。

どうか怪我などしないように、無事退院してくださいね。
お願いです。


今日は外来日だった。

午前と午後にそれぞれ小耳症の新患の患者さんがこられた。

それぞれ2時間もの説明を行うと4時間も使ってしまった。

外来時間の大半を使ってしまっている。


質問もないように説明していても、

聞いていないのか、聞き逃したのか

また同じ事を聞いてくる人もいるから

時間がかかることもある。


ほかに何人かの再診の患者さんもこられたが

これだけの説明をして同じ写真を見せても

はじめて見るかのような表情をする人もいる。


そんなときは私も非常に疲労度が増す。


ほとんどの患者さんたちは、

あらかじめ詳しくホームページやブログを見て

予備知識を学んでこられる方たちが多いので

一度の説明で、すんなりと良く理解できましたとおしゃっる。


が、何にも予備知識がない方には、相当な説明の苦労がいる。

特に初めて診察の方は、大変なのだ。

あらかじめこのブログでも読んでもらえるといいのだが。


形成外科医でも理解が困難なことを

永田形成外科クリニックでは、アメリカの小耳症専門医師を教育する内容をそのまま

患者さんに説明している。


説明の内容は、世界1高度な科学レベルだ。
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2007年4月副耳を伴う小耳症術前のデザイン
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手術終了時。
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9月19日の本日の状態。
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耳立て手術のデザインを示す。
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耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
頭から血管膜を起こしたところ。
薄い皮膚を頭から採取したところ。
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耳が立っている状態を示す。
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頭側から見た立った耳を示す。
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1月18日肋軟骨移植時の術前。傷だらけの状態。
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耳があるべき場所を赤で示している。
某病院で以前に手術を受けて、耳たぶがとんでもなく斜め後方へ移動されていた。
このように予想外のとんでもない手術をされると、
術前の形が世界初の形なので
、手術も当然世界初の手術法を考えて行うことになる。
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皮弁を形成したところ。
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このような皮膚弁が生きてくれるかどうかは、不明だった。
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3次元肋軟骨フレームを作成した。
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皮膚の下に3次元肋軟骨を移植し、何とかカバーできた。
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全ての皮膚は生きてくれた。
9月18日の耳立て手術の日を迎えた。
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手術のデザインが完成したところ。
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耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
頭から血管膜を起こしたところ。
頭から薄い皮膚を採取した。
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立った耳を頭側から見たところ。
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手術直後耳が立っている状態を示す。
半年かかって腫れは引く。
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立てた耳を真横から見たところ。
アメリカ最大規模の証券会社「リーマンブラザーズ」が破産した。

これで世界的な株安となった。

これに対して、アメリカ最大の保険会社である「AIU」には、救済のための公的資金が投入された。

この違いは何故なのだろうか?


ひとつの株式会社がつぶれても、株の取引は、ほかの株式会社を通して可能だ。

が、保険会社は、そういうわけには行かなくなる。

と言うことは、

今後、大手銀行が危機となり、民間銀行が合併できる体力がなければ

公的資金を投入することになるだろう。か?


まだアメリカの方針が定まらないような気もする。

今回のリーマンブラザーズの倒産が世界の株式市場に与える影響を

アメリカ政府が読みきれていなかったとすれば

今後も更に続くはずの金融機関に対するアメリカ政府の対応は

代わるかもしれない。


日本政府は、この件の影響は少ないと言っているが

果たしてこれが、本当かどうか?


リーマンブラザーズの件に関与していた日本の金融機関の損失は

総額2000億円と言われており、

アメリカの何兆円と言う規模に比べれば少ないかもしれないが

そのほかの、アメリカの多くの銀行が倒産と言うことに次々となってくれば

大きな影響が出て来るかもしれない。


恐ろしいのは、市場がアメリカ政府の動きに、不信感を抱いていることだ。

次に倒産の危機がある金融機関へのうわさがうわさを呼ぶと

その金融機関へ投資家が資金の回収へ躍起となり、

このことで倒産へと追い込まれる金融機関が連鎖倒産をはじめる可能性があることだ。


日本は経済政策として、市場への資金投入を行っている。

5兆円ほどに達するらしいが、

これがどれくらいの効果を出しているのかは、不明だ。


いずれにしても、世界大恐慌時以上の今回のアメリカの株価下落は、

今後とも世界経済にとって、深刻な影響を及ぼす。

たとえば、

日本では現在、高級マンションの値段の下落となり、

昨年まで上昇した地価の下落が起きている。

それに伴い、不動産の価格の目減りが起きて

多くの不動産会社の大型倒産が起きている。



また、不気味な物価高騰が静かに潜行している。


この不況への道を解決するためには

アメリカが今抱えている不動産価格の下落と言う問題を解決しなければならない。


あまりにも回復に時間がかかれば、世界大恐慌を引き起こし

戦争突入と言う危険性もありうるから恐ろしい。


先週の金曜日の手術は、久しぶりに長時間であった。
手術室のバイトのナースさんの一人は、まだ小さい子供たちのママさんで、5時半には保育園へ迎えに走らなければならない。
入れ替わりに夜勤のナースが手術室に入る事になる。
そうすると、病棟が空っぽになるので、私が病棟の留守番をする事になる。
一応昼間はナースなのだが、5時以降は留守番のおばさんなので、白衣を脱いで、私服に着替える。
なんとなく、責任逃れをしたような気になり、気楽に病棟で、検温をしたりしてすごす。

子供たちもざわざわと賑やかだ。
食事の量を聞きながら、部屋を回って歩く。
ある部屋まで行くと、3人組が、オーバーテーブル3台をくっつけてちょうど夕食の真っ最中だ。
「今夜何食べた?」
「イカめんたい!」
「えっ?」
「食べてみる?」と一切れ手に乗せてくれる。
「う、うまい!ビールが欲しい!」
もう一人が、
「からし明太もあるよ!」と言ってまた一切れくれたので、また食べる。
「う、うまい!子供のくせにからし明太!白いご飯が欲しい!」

3人のうちの一人はやはり福岡出身である。
あとの二人は京都と三重出身である。
よく考えてみると、今は仕事中である。
つまみ食いなどしていていいのだろうか?
でも今は留守番だから、ま、いいか。

8時には面会時間も終わり、お母さんたちも帰って行かれ、これから子供たちは、まだまだ盛り上がる。
私は盛り上がり過ぎないように水を刺して歩く。
部屋では、ひと組の家族が、手術の終わりを今か今かと待っておられる。
ある夜の病棟の一こまである。
本日は耳立て手術だった。

園長先生が、今日は午後帰らねばならなかったので、

手術の写真は明日の掲載となります。


明日もまた耳立て手術です。


最近、三笠フーズから、カビがついたり、農薬が残留した「もち米」が

いろいろな食品加工業者にわたり、

病院給食に出されたり、お菓子や、せんべい、もち、焼酎などと加工されて

消費者に出回っていた流通経路が日を追って判明し、大問題となっている。


これまでにも、食の安全を脅かすニュースが数多く流されてきたが、

またかという事件だ。


国は、国際的条約のため一定量の米の輸入をしなければならない。

その輸入米で、「事故米」と言われるものがある。

事故米とは、カビが生えていたり、農薬が検出されるものである。

人が食べるものとしては害となるため、使いようがない。

本来ならば、工業用の「のり」の原料にするしか用途はない。


国としては、このような在庫を、ただ抱えていても処分するにも金がかかる、

だから、このような事故米を、買ってくれる業者があれば助かる話だ。


ただし、食用としては使えないので、ただに近く安く卸される。

一応、「工業用にしか使わない」と言う制約をさせて売ることになっている。


本当にその目的で使われているかどうかの、販売後の検査も

定期的に行われているが、

この検査が問題だった。


あらかじめ、検査日を指定した検査で、抜き打ち検査ではないために

いろいろと三笠フーズは偽装工作を簡単に行って、検査をすり抜けていた。


食用ではなかった二束三文の米を、食用にして販売すると

70倍もの値段に跳ね上がり、ぼろもうけとなる。

こんなことが、何年も前から行われてきたと言うから恐ろしい。


これまで90回を越える検査で、発覚しなかったのに、


今回この事実が発覚したきっかけは、

国の機関のクレーム係にかかってきた電話が発端となった。


いつもクレーム係に出ていた人が、その日はたまたまいなくて、

別の人が、電話を取ったことで、事件の発覚につながった。


これが事実ならば、国の役人が

クレームを聞いたときも今までは、隠蔽していた可能性がある。

と言うことは、三笠フーズから、特定の国の役員に、特に農水省の役人へ

お金が回っていた可能性がある。


何年も前から、こんなことが平然と行われていたとすれば

害のあるものを口に入れた国民は、大変な犠牲者だ。


何故このようなことがおきたのかを徹底的に調べ、

このようなことを再び起こさないような構造に改正しなければならない。



今日の午前中は、

小耳症の退院患者さんが男の子3名。

明日の女の子の耳立て手術患者さんが入院となった。


退院した空きベットに、患者さんが邯鄲には入れれば簡単な話だが、

男子部屋と女子部屋とに分けるために

病室の部屋割りをするときは大変だ。


常にぎりぎりのベット数で満床状態を保っているから

男の子の部屋と女の子の部屋とをどこに変えるかを

計画しておく必要がある。


だから、ベットの大移動が必要なことがある。







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Lobule type microtia.Treacher Collins syndrome.
耳垂残存型小耳症。トリーチャーコリンズ症候群。
トリーチャーコリンズ症候群を伴う小耳症の場合は、皮膚の表面積が少ない場合が多く
適材適所に皮膚を移行することが困難である場合が多い。
この症例では、耳の前方に、耳前ろう孔「細い穴」もある。
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Normal anatomical position of the auricle in red.
解剖学的に耳のあるべき場所を赤線で示す。
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Dezign.
手術デザインの完成。
DSC06169.jpg
Created 3-dimensional costal cartilage frame.
作成した3次元肋軟骨フレーム。
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Skin flaps foamed and created skin pocket.
作成した皮弁および皮下ポケット。
DSC06171.jpg
3-dimensional costal caltilage grafted under the skin pocket.
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットの下に移植したところ。
アメリカで、形成外科医師向けに発行される形成外科教科書の

ゲラ刷りの、「小耳症」の部分が送られてきた。

原稿依頼を頼まれて提出してから1年以上もたっているので忘れかけていた。

以前に書いた教科書の改良版だ。

プリントミスがないかどうかのチェックを、こまごまとしなければならない。


今回の新教科書も、ハーバード大学のエリクソン教授からの執筆依頼を受けた。

形成外科領域の全てを網羅する世界最先端の教科書作りだから

膨大な量の教科書となっている。

前回の教科書では、写真やイラストは白黒だったが

今回の教科書ではカラーとなり、

最新のものになる。


世界中の形成外科医が使う教科書となるから

事細かい部分まで、チェックが必要だ。


しかもイラスト部分も、統一されたイラストとなっているので

前回よりもわかりやすくなっている。

執筆者は

その道の専門家で、世界の第1人者ばかりで書かれた構成となっている。


小耳症の部分をのぞく全ての領域は

欧米の執筆者となっている。

完成するまでに

さらに、半年から1年は、かかるだろう。


世界に向けての一大仕事だ。
3連休の最終日と言うことで、

今日はどこも、お休みだ。が、

永田小耳症形成外科クリニックには、

小耳症の入院患者さんで満床となっている。

今日も包帯交換を行い、退院患者さんを診察し

本日の入院患者さんの術前チェックを行ったら、

もう午前中が終わってしまおうとしている。

休みと言えども、休めない仕事だ。

外来はお休みだ。
もう9月14日が過ぎようとしている。

30年前、私は大学時代の、映画研究会と言う、クラブ活動も行っていた。

そのときに仲間だった先輩と同級生が

先輩と言っても1学年上だ。


「今、戸田公園の駅に着いた。」と電話の声。

「駅前のタクシーに乗ってうちのクリニックの名を告げればみんな知っているからすぐです。」

と言って、玄関を開けて待っていた。

程なく、2人到着。

永田小耳症形成外科クリニックを尋ねてきたのだ。


タクシーを降りてきた2人は、

さすがに年を取っていた。

体形まで変わっていたので一瞬誰だか、わからなかったくらいだ。

が、すぐに懐かしくて仕方がなくなった。


30年と言う年月の間に、それぞれ山あり谷ありという

波乱万丈の人生を送ってきていた。

聞けば、涙。語るも涙。とは、この事だ。


かならずしも、楽しいことばかりでは無かった事まで打ち明けあって、語り合った。

そんなことまで語れるのは、大学時代からの特別な知り合いだったからだ。

それと、男同士と言うこともあり、きたん無く噴出すように語り合った。

それらの話の中で、30年と言う気の遠くなる時の重みを感じた。


先輩は、かつての映画研究会の仲間達と、

機会あるごとに、会って来たので、みんなの近況を聞くことも出来た。


先輩が言うには、「みんな、年を取ったが、最も昔と代わらないのは永田だけだ。」

と言っていた。


2人とも白髪が目立ったので「白髪が増えたもんだ。」というと。

「永田は、白髪が無いね。染めてるの?」と聞かれる始末。


本当のところ、髪の毛は白髪がまだ少ない。が、

ひげは結構白髪が出てきた。

しかし剃っているので目立たないのだ。

ラッキー。


それと若さを保つために、実は

25年間も毎日欠かさず飲んできた秘密兵器


そ・れ・は・

アメリカから輸入した最先端の 「総合ビタミン剤」 だ。





今日の外来は、小耳症の新患の患者さんが多くて忙しかった。

中でもすでにほかの病院で手術を受けたものの、

不幸な結果となってしまった患者さんが2名こられたが、

その悲惨な結果には目を覆うばかりだった。


今週の手術でも、

作り直しを行ってブログに書いたばかりだが、

あいも変わらず、

今でも、このような不幸な症例が多い。


最先端の手術を行うところと

どのくらいの差があるのかを

いまだ認識することが出来ない形成外科医が多い。

これら認識不足の形成外科医は

耳を作ると言うことがどれほど厳しい精度で手術しなければならないのかを

全く理解していないと言わざるを得ない。


だから今日のように次々と

犠牲となった患者さんが

日本中から当院へ来なければならなくなっている。


このブログでの、9月9日の作り直しの手術などを見ると、

あまりにも低レベルの手術を行っている大学病院の教授の良識のなさに

うんざりとする私の気持ちがわかるはずだ。

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Complicated microtia.
小耳症術前。
P1000275.jpg
Normal anatomical position of the auricle in red.
Microtia is in abnormal position and complicated low hair line.
正常な耳のあるべき場所を赤マジックで示す。
今、存在している小耳症の部分を、平らにしなければならない事が、わかる。
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Dezign.
手術のデザインが完成したところ。
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Skin flaps foamed.
耳の皮弁形成を行った。
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Fabricated 3-dimensionsal costal cartilage frame. 
3次元肋軟骨フレームを作成した。
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Sprit thickness scalp skin harvested.
Hair follicle part of the auricle excision.
Temporo-parietal fascia flap elevated.
頭から薄い皮膚を採取し、耳のあるべき部分の毛根部を切除したところ。
頭から血管膜を起こしたところ。
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3-d frame grafted.
3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
P1000282.jpg
Lower harf of the auricle was coverd with skin flaps.
Upper harf of the auricle was coverd with temporo-parietal fascia flap.
耳の下半分は、皮弁でカバーできたが
上半分は、生きた血管膜でカバーし、肋軟骨フレームを生かす。
P1000286.jpg
Temporo-parietal fascia flap was coverd with split-thickness scalp skin.
血管膜の上には頭からあらかじめ採皮していた薄い皮膚を移植した。